ラリーモンゴリア
■ラリーモンゴリアに出場するマシン、荷物のシッピングが無事終了しました。って、胸を張って言えない!! というのも、今回はまたまた、いろんな人にお世話になり、自分は北海道から動かずに終わってしまったからです。20日間ほど早まったとはいえ、北京五輪のこともあって、ある程度は予測していた今年の搬入日程。マシンは同じモデルのKTMで、2006年のモンゴリア、2007年のファラオも走っているので、基本的なメンテナンスのほかは、ほとんどやることがなかったのですが、松山までの往復する日程が取れませんでした。そこで、友人、知人にどっぷりお世話になることに。苫小牧~大洗はフェリーで無人航路、そこでイケチューさんにピックアップしてもらい、東京のガレージで最後の整備。今年中止になったダカールに出場予定だった松本典久さん(今年もファラオに出るみたいです)からミシュランデザートとムースを譲っていただいて、これを組み付け、今度は若林恭一郎さんと佐藤直美さん(どちらも今年のモンゴリア出場の選手)に、マシンをピックアップしていただき、一緒に松山に運んでいただきました。ハカイオーさんというナゾのニックネームを持つお方にもお世話になったようで、大変恐縮でございます。しかもマシンは、KTMが2台。北海道4デイズのオフィシャルにして日高MCクラブのメンバーであるナバエ君と、今年は2名の道産子チームです。お世話になったみなさま、ありがとうございます。で、マシンは積み込んだことは積み込んだものの、ラリーの車検を通過しておりませんから、現地ではまたまた忙しいこと必至なのであります。
■今年のモンゴリア。楽しみがいっぱいです。って、いつもですが…。ルートのことは、参加するぼくたちには、ある程度どのあたりを通るのかということはわかったとしても、それはやっぱり行ってみなければどうなのかわからない。夢のような、すごい空間を、思いっきり飛び回る感覚は、何にも例えられないですね。モンゴルの仲間たちとの再会も楽しみだし、気の早いことですが、表彰式のパーティで酒を酌み交わすのも楽しみです。
2006年のビバークで。ミニのチームのなかにKTMを入れて記念撮影をしてもらいました。ぼくはミニのクルーたちの敢闘精神がいいと思っていました。無謀という人もいると思いますが、どこかにチャレンジがあるから、人生は面白いんだと思います。無茶だよなぁ、とも思いましたが…。でも、一生忘れることができない体験をしたのは彼らです。(撮影:治武靖明)
ビッグタンクマガジン
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