ファラオラリーこぼれ話 NO.3 世界の七不思議
■「想像よりも街の近くにあるのでびっくりする」と聞いていたピラミッドでしたが、街の近く、というよりは街の中にあって、やっぱりびっくりしました。ラリー御一行様の宿泊しているホテルからもピラミッドが見える。数キロも離れているのですが、ピラミッドがあんまり大きいものだから、遠くからでも見えるんですね。考古学的な素養がないぼくは、ピラミッドそのものにはあまり興味が持てなかったので、わざわざ見物しにはいきませんでしたが、ラリーのスタートとゴールがピラミッドの横にあるポディウムだったので、その雄大さを実感することはできました。7日間を走りきって、ピラミッドが見えてきたとき「おお、帰ってきたなぁ~」と感じるわけですが、ピラミッドを見て「帰ってきた」ことを実感するなんて、ラリーでもなければありえないことで、実に幸せな経験でした。モンゴルでなら、チンギスハーンホテルの偉容に接してラリーの終わりを実感するようなものです。
■「ギザの大ピラミッドというのは、バビロンの空中庭園やロードス島の巨像とならんで世界の七不思議に数えられるものなのだ」ということを、帰路の飛行機の中で、北海道から一緒に行った友人に聞きました。ええ!? そんなにすごいものなら、やっぱりちゃんと見学に行くべきだったなぁ~、と少し後悔。とはいっても、空中庭園もロードス島の巨像も、どんなものなのか知らないんだった…。
写真はピラミッド前でスタートを待つの図。小用を足すため、集まった人々に背を向けるとどうしてもピラミッドに向かって…ということになってしまう。そこの人! ファラオの罰が当たりますよ!!
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