バイク乗りの原点とは
■7月22~24日の日程で「GS4デイズin日高」というイベントが開催されました。北海道の日高町に、全国からGS乗りが集う…とはいっても25名ほどですが…。4デイズとうたってはいるものの、実質は土曜日と日曜日の2日間がメイン。それも大々的な催しがあるというわけではなく、キャンプをして、ちょっとしたツーリングをして、あとは語らってというだけのもの。もともとは、BMW-GSの愛好家グループであるバカミーズとGSクラブが主催で、ぼくなんかもお手伝いをして、ツーリングをアレンジしたりしていたのですが、現在は、完全に参加者による自主的な運営ということになっており、それは自主・自律の空気に満ちた、素晴らしい内容の催しになっています。
■そもそも、バイクのイベントというと、レースであれ、ツーリングであれ、参加する側はなんとなく、主催者におんぶにだっこ、という雰囲気がありますが、子供の遊びじゃないんだから、もうちょっとしっかりしたほうがいいんじゃない?
と思うことが多々あります。おそらくみなさんも、そう思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、バイクとバイク乗りっていうものの原点を考えれば、それぞれが自分の面倒は自分で見ることができるのが基本にあり、だから、それが5名集まっても、あるいは100名集まっても、みんなが本当の意味でバイク乗りであったなら、誰の世話にもならず、誰の手を借りることもなく行動できるはず。
■そうなんだよなー。と、今更ながら気がついた今回の4デイズでした。ちなみに、GSという名前がついていることから、どうしてもBMW乗りの集まりという雰囲気になってしまう。また日高というキーワードも、今となっては、なくてもいいかもしれないね、という意見も出ていた今回の集まりです。来年は、ちょっと違ったネーミングで、インフォメーションが流れるかもしれませんね。でも、この季節、集まって走るならやっぱり北海道がいいかもしれませんね。
■ぼくもBMW100GSを持ち込んで一緒に走ったのですが、ちょっとマシンが汚いかな?と反省。来年に向けて、レストア&カスタマイズしようと決意。来年は、コンクールデレガンスもやってみましょうか?
ヤマダさんの80G/S Paris-Dakarみたいに、ライトウェイトっぽい仕上がりにするのが、目標です!
ビッグタンクマガジン
http://www.bigtank.cc |