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No.009
2000/02/23

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<冬の遊び>

 言うまでもないことですが、北海道は雪の季節です。人口180万人の札幌の市街地ですら完全に雪に覆われています。夜毎に降り積もる雪。ぼくの朝も、隣近所の皆さんと同じように雪かきからスタートします。雪かきが終わると、朝ご飯を食べて、コーヒーを持ってパソコンの前に座り、夜のうちに届いているメールをチェック。脳も身体も、こうしてだんだんと仕事モードに入っていくわけです。仕事が休みで、天気の良い日には、スキーやスノーボード、そして簡単な山登りの道具を持って、近郊の雪山にでかけます。

 ぼくはスノーボード雑誌の仕事をしていることもあって、以前は毎日のように山に出かけていたのですが、最近は本当に気持ちの良い青空の時だけでかけています。スノーシューと呼ばれるカンジキ、雪崩に備えての電波発信機兼受信機、スコップなんかをバックパックに背負って、山を歩き、登り、新雪の斜面を滑り降りて遊びます。バイクもクロスカントリーですが、スキーもクロスカントリーっていう感じです。基本的には仲間とともに山へ行きます。あまり大きな声でいうとスノーボード誌の読者に怒られてしまいますが、ここにはたぶんいないでしょうから告白しましょう。本当に気持ちがいいのは、実は単独行です。他に誰もいない雪原を、多少不安な気持ちを抱え、ルートファインディングしながら歩くとき「ああ、砂丘群っていうのも、こんな感じなのかなぁ…」と思ったりします。凍った水の堆積と、砕けた岩盤の堆積が似ているというのも実は不思議なことではないですか?

 

ビッグタンクマガジン
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