エコ・チャレンジとラリー
■7月1日、行って来ました。横浜大黒埠頭は、まだ朝晩はストーブに火をつけている北の島の住人にはちょっと暑かったですが、それ以上にラリー参加者の熱気にあふれていて、とてもいい雰囲気でした。今年は5ヶ国から100名以上のエントラントが集まるということで、ラリーレイドモンゴルも含めた過去を通じて、もっとも盛り上がる大会かもしれないですね。そんなタイミングで参加できるのは、とても幸運なことだと思います。
■ベイジン〜ウランバートルを盛り上げているのは、ぼくたちにとっては2輪のラリーですが、全体的に見ると、エコ・チャレンジのほうではないかと思っています。「化石燃料の低消費を競う」。新しいパラダイムは、20世紀的モータースポーツのカタチを、ようやく飛び越えるためのジャンプ台になるのかもしれません。エタノール、バイオディーゼルのマシンが、次のラリーには走るのかもしれません。もしかすると、来年の北海道4デイズにも…。この流れは、2輪部門にも波及していかなければならないですね。
■ぼくはKTM400EXC-Rで走ります。モンゴルの大地ではちょっとパワー不足かもしれないのですが、軽くて、頑丈。砂丘や、枯れ川、コーナーの多い道では、とても楽しく走れると思います。ちょっとスピードの出ないぶん(それでも速いマシンだと思いますが)、雄大な景色を楽しむ余裕があるんじゃないかと思っています。だから、カメラを持って走ります。で、帰ってきたら、治武靖明さんの写真とともに、これまでにはないぐらいの素敵な特集を雑誌で展開したいと計画しています。期待していてください。
■でも、そのためには、まずはしっかりとラリーに置いていかれない様に走らないとね!! とにかく、楽しみです。8月5日に出発!
写真はぼくのKTMです。いい感じで仕上がってます
ビッグタンクマガジン
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