大瀬村
■ツールドブルーアイランドの最終日。フォトグラファーの治武さんと2台のバイクを連ねて、四万十〜宇和島〜久万高原と、青空の下で小旅行の気分を味わいました。途中、バイクをとめて一息ついていめると、ふと写真の看板が目に留まりました。
■愛媛県喜多郡内子町大瀬。大江健三郎氏の生家は、そうかこのあたりだったか…。なにかの本で、大江氏が幼少時の体験をもとに語った、海に住む人たちと、山に住む人たちの文化的な隔絶について思い出しました。四国に来るたびに思うことは、その空間的な立体感のものすごさ。多様な生活環境がモザイクのように折り重なっている姿にいつも感動するのですが、もしかすると、それはTBIを体験しているからこそ、そう思えるのかもしれません。
■ラリーレイドモンゴルも、そうだったのかな? ラリーでは、旅行、あるいはツーリングでも絶対に体験できないほど、ディープで、そして広く、遠くまで走っていくからね。バイクに乗るという、もしかするとちょっと特別なスキルを持っているからこそできる、特別な体験かもしれません。
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