出発までの日々
■ベイジン-ウランバートルのスタートのために、日本を発つのもまもなく。エントラントのみなさんは、日本を離れる準備に追われていたり、あるいは最終的なラリーの準備に余念のないところだと思います。ぼくも札幌〜東京の移動、北京に発つ前の東京での前泊、そしてウランバートルから帰ってくる時も東京で一泊と、そうしたものも含んで少々長く日本を離れるために仕事を整理しなくては!ということで、なかなか過密なスケジュールをこなしているところです。
しかし、実質たっぷり10日間のラリーに2週間の休暇で参加できるというのは、いいですね。煩瑣なシッピングの手続きや、現地での登録や、運転免許証の手配なども、すべてオーガナイザーがやってくれるこのラリーならではのことだと思います。ただ、このように手軽に参加できることから、ラリーというものが持っているリスクまでが少ないと錯覚してしまう人がいるようだ、ということを誰かが指摘していました。そのようなことがないように、十分、リスクに対しての備えをしておきたいものだ、反省した次第。
■仕事の合間、時間を見てはGPSの使用法に慣れたり、あるいはトリップメーター(ICO製)のマニュアルに目を通したりと、徐々にラリーの気分が高まってきます。すでに送ってしまったマシンの不具合のあった部分を思い出したり、新たにパーツを発注してみたりと、きっとみんなもこんなことをやって出発までの日々を過ごしているんだろうな、と思って可笑しくなったりしています。
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