四国の旅
■ゴールデンウイークには四国の旅。ここ数年の恒例となっていますが、やっぱり四国はいいです。今回は、フリーライドマガジンの三上勝久編集長との二人旅。時々、カメラマンの治武さんとも一緒で、TBIをのんびりとフォロー。三上編集長はBMW
G650X、治武さんは愛車のアフリカツイン、ぼくはヤマダさんのHP2、おかげで最高の旅になりました。
■四国は、自然があたたかですが、人もあったかいですよ!! みんなフレンドリーです。松山空港に近いBMWディーラーのプラッツ愛媛(センバさんお世話になりました~!!)から走り出して松山市街。信号待ちしていると、となりに止まった軽トラのおじさんが、ニコニコ顔で話しかけてきました。「それは1300ccか? 1300ccだろ。でかいものなー。ビューンと、すごいんやろなぁ。気いつけていきや~」。どうして1300ccぐらいだとわかったのかな~、と思いながら、高速松山道へ…。ヒタヒタ走ってやがて徳島道。そして土成のインターを下ようと料金所。すると料金所のオジサンが「調子良かったじゃろー。今日は天気もええけんねバイクは調子よかったじゃろー」と、ニコニコ話しかけてくれます。
■見知らぬ人にこうして話かけられたり、話しかけたり、あるいはおはよう、こんばんわの挨拶すらも、いつのまにか少なくなってしまいました。でも、四国に上陸して、わずか数時間に、こんなふうに話しかけてもらえるなんて。四国は違うなあ。
■高知のうどん屋さん。「ん? うどんといえば香川でしょう」。確かにそうですが、これがまた美味しい店だったんです。開店前から、高校生たちが並んで待っているほどの人気。「美味しかったねー」。店の外へ出ると、地元の人とおぼしきおじさんが、また話しかけてきた。「どうですか、ここのうどんは。うどんは香川っちゅうけど、ここのもなかなかじゃあないですか?」と、お国自慢!! 「いや、うまかったです、本当にうまかったですよ」。「あんたたち何食べたんよ」「はい、ぶっかけ食いました。高校生たちがぶっかけがおすすめだって言うから」「そうかそうか。わっはっはー」と、去って行きました。
■あっというまに数日が過ぎ、最終日はしまなみ海道の大三島。静かな海に沈んでいく夕陽は、きっと忘れられない風景のひとつになるでしょう。
写真は剣山の桜
ビッグタンクマガジン
http://www.bigtank.cc |