におい
■海外で過ごす時間も、ある程度長くなると、やはり日本の味が恋しくなってくるものですよね。そんな時に救いになるのは日本料理の店であったり、また馴れ親しんでいる中国料理の店、あるいはインド料理の味なんかもぼくたちには割合親しみやすいものかもしれません。ですが、それよりもずっとありがたいのが、ホテルの部屋で作って味わうインスタントラーメン!!
醤油や味噌、化学調味料のウマミ。たまりませんね。ホテルの部屋ですから、テーブルマナーに気をつかうこともありません。ビンボーくさいといわれるかもしれませんが、なによりの舌と精神の贅沢ですねえ。内輪のハナシになってしまいますが、
カオルさんに教わった九州名物(?)の棒ラーメンは、味ヨシ、携帯性ヨシということで、今や海外取材旅行の定番装備となっています。ところが、先日、「元祖インスタントラーメン」というべき品、チキンラーメンというのを初めて食べました。これはなんとドンブリにお湯を注いで1分でできるという簡便さ…。味は棒ラーメンに及ばないものの、醤油風味、調味料のクドいウマミはなかなか絶妙ではないですか。RMX=次期主力ラーメンの候補に決定です。
■ラリーレイドモンゴルの時には、長年の夢を実現すべく、北海道民の主力宴会料理「ジンギスカン」に欠かせない、専用のタレ(ベル・ジンギスカンのタレという商品名)を持参。素晴らしい味覚体験をさせていただきましたが、これのタレもまた醤油ベースのものだとか。とにかくやっぱり日本人は醤油に味噌。大豆を素材とした味わいに拠って生きているんですね。インドはスパイスの香り、韓国は漬物とトウガラシの香り、などといいますが、おそらく飛行機で日本に降り立った外国人が感じる「ニオイ」は、醤油や味噌のソレなんだろうと思います。さて、モンゴルでの匂いはというと、羊や山羊の脂の匂いが印象的でした。草原を突っ走っていて、そんな匂いがするわけではもちろんありませんが、草原の中で人にあったり、ゲルに入ったりすると「おっ!!」と思うぐらいにそれを感じることが多かった。で面白いのが、2週間ほどして日本に帰ってきて我が家のドアを開けると、なーんだ、我が家にも染み付いていたんですね、羊のニオイ!!
数日すると慣れてしまってわからなくなってしまったのですが、、多いときでは一月に二度や三度は羊の焼肉をやるし、カレーライスの具や、ステーキなどといっても、とにかく肉といえば、ブタよりウシより、まずはヒツジ、という食生活ですから、まあ当然なんですね~。
■北海道では、コンビニやスーパーマーケットで普通に、何種類かの羊肉を並べて売っているんですよ。
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