Vツイン登場!
■悩んでいます。とても悩んでいます。毎年のことですが、魅力的なニューモデルの数々。今年は、もしかしてニューモデルの当たり年??
なんて思ってしまうほど、興味シンシンのバイクがいっぱいです。まずはなんといってもBMWのHP2でしょうか。ウワサによると、見た目通りのとんでもなくスパルタンなマシンのよう。足が届かないなんてのは序の口で、サスペンションなんて普通のダート走行ぐらいじゃ動かないとか、普通の人間が扱えるような代物じゃない、とか…。なんか、昔々、スカイラインのGT-Rが初めて発売された時みたいな…。でもバイクっていうのは、こんなふうにちょっと手強いほうが魅力的ですね。BMWはさすがに、という感じがします。でも、こういうバイクもモデルチェンジするたびに牙を抜かれていくというパターンが多いので、欲しい人は、やっぱり買っちゃうのが正解かも。早めにね。
■普通のエンデューロバイクで言うと、ここにきてHusqvarnaのTE250が、ブレイクしそうな気がします。このクラスの定番、そして最強マシンといえばYAMAHAのWR250Fですが、デビューが2001年モデル。毎年モデルチェンジしていて、少なくとも2回のフルチェンジで、もちろん初期型と別物なんですが、やはり市場的には新鮮なインパクトが薄れつつある気配です。で、キャラクター的にも、また乗り味的にも近い存在ですが、ハスキーの250、来そうですね~。あと、KTMの250EXC-Rも、上昇の気配がしています。KTM250EXC-Rは、4ストローク250ccエンデューロとしてはかなりの実績があるのですが、やや低回転域でのピックアップが重くて、という定評。だったのですが、年々の改良されてきて、新型では、低回転域、そしてピークパワーもかなり向上してきて、相当良くなってきています。信頼性も高く、ユーザーが増えそうな予感。
■ぼくが悩んでいるのは、アプリリアの2気筒マシンです。先のISDEでもステェファノ・パッセリが走らせてまずまずの成績。まずまずの成績、というのをどうとらえるかはビミョーなとこです。というのは、パッセリなら普通に戦闘力のあるマシンに乗れば、上位入賞できるような大会だったからです。やっぱり2気筒、手強いんだな、やっぱりちょっと重たいんだろ…。とうなづくわけですが、それでもシックスデイズを走りきれる走破性はあるということだし、十分な速さもある。なにより信頼性を実証することが、アプリリアの目的だったでしょう。手強いの上等じゃないですか!!
なによりVツインエンジン、魅力的です。
■日本でも発売されることになったというこのVツイン。が、今のところスーパーモタードモデルのみという情報。ふう、やはりスーパーモタードかぁ。それもいいんだけれど、やっぱりエンデューロモデルでしょう。スーパーモタードでの走りはなんとなく想像できるんだけれど、トレイルや林道では、どうなんだろう。楽しみなんだけどなぁ…。
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