お問合せ/住所

 

 

No.132
2006/01/19

<< No131 (2006/01/12)

No133 (2006/01/26) >>

理想のバイク

■理想のバイクって、なかなか巡り合うことができませんよね。欲張りなぼくは、とても一台のバイクだけでは満足できない。軽量で、モトクロスコースでもそこそこ楽しめるしっかりとしたアシを持ったエンデューロバイク。スーパーモタード専用のバイクかロードレース用のバイクも持っていたい。ずいぶん前に譲り受けたエアヘッドのBMW-GSも、あまり乗らないけれど、手放すにはあまりに惜しい!だからやっぱり持っていたい。できればラリー用のバイクだって持っていたいですよね。ラリー用にはKTMのLC4系がベスト、かな?

■でもどうしても一台、というなら…。やっぱりそんなバイクは存在しない。HP2を少しサイズダウンしたようなバイクがあったらそれに近いかもしれない。HP2並みのレーシーなサスペンションがついていて、160km/h巡航ができて、低重心なフラットツインエンジンで、重量は160kg以下で、そんなのがあったら…。と夢想するわけですが、まったく子供と一緒ですね。

■もうちょっと現実的に、現代における理想のバイク像というのを考えみると、スポーツ用のバイクにもますます、ローインパクト、社会環境への適応ということが意識されなければならないように思います。おそらく、これから排気ガス規制、排気音量の規制などが強まることによって、ぼくたちが競技に使うバイクも、牙を抜かれたような、一見、魅力的ではないようなものになっていくだろうと思います。また、そうした環境対応の容易さから、流れとしては一時的に、いわゆる大排気量車に比重が偏っていく現象もあるかもしれません。

■ぼくたちは、その時どうしたらいいのでしょうか。これまでの価値観に固執し社会環境とは隔絶した道を歩くのか、あるいは新しい価値観に目を向け、新たな理想のバイク像を描くのか。その時は今です。

ビッグタンクマガジン
http://www.bigtank.cc

MENU
No211 No212 No213 No214 No215          
No201 No202 No203 No204 No205 No206 No207 No208 No209 No210
No191 No192 No193 No194 No195 No196 No197 No198 No199 No200
No181No182No183No184No185No186No187No188No189No190
No171No172No173No174No175No176No177No178No179No180
No161No162No163No164No165No166No167No168No169No170
No151No152No153No154No155No156No157No158No159No160
No141No142No143No144No145No146No147No148No149No150
No131No132No133No134No135No136No137No138No139No140
No121No122No123No124No125No126No127No128No129No130
No111No112No113No114No115No116No117No118No119No120
No101No102No103No104No105No106No107No108No109No110
No091No092No093No094No095No096No097No098No099No100
No081No082No083No084No085No086No087No088No089No090
No071No072No073No074No075No076No077No078No079No080
No061No062No063No064No065No066No067No068No069No070
No051No052No053No054No055No056No057No058No059No060
No041No042No043No044No045No046No047No048No049No050
No031No032No033No034No035No036No037No038No039No040
No021No022No023No024No025No026No027No028No029No030
No011No012No013No014No015No016No017No018No019No020
No001No002No003No004No005No006No007No008No009No010