お疲れ様です。仙波です。
すいません。何度か寄稿が出来ておりませんでした。バイクが売れすぎて大変な状況でした・・・・・はっ夢か。嘘です。が、イベントやら何やらでバタバタはしておりました。ごめんなさい。そんな期間の中で私的には厄介な事を経験いたしました。SSERの皆さんにとっては他愛もなく、そして当たり前のことなのですが、未経験の私にとっては経験もなく、私がなるはず無い的な考えでの事でしたので、準備も無く情けない限りです。
その出来事は剣山で起こったのであります。その時の出来事を少し!(以下別の所に書いたのを抜粋です。)
それは林道であってはならないこと・・・パンクです。バーストに近い。リムも浮いている。パンクと言うより、チューブが裂けて破裂しています。
実はお客様と徳島県の剣山に林道ツーリングに行っていた時の出来事である。
皆さんはたかがパンクと言われるかもしれないが、街中のパンクではない。山奥の林道でパンクするという恐怖が私を襲ったのであります。現実逃避したい気分である。
しかし、パンクした時間帯も良かった昼の3時ぐらいである。まだ明るい。が、明日の朝五時には出張が控えている。お客様は近くに宿を取っていた。私は強がり、お客様にも心配させてはいけないと思い。
「大丈夫です。申し訳ないですが、私はここで分かれて、何とか帰ってみます。走れないことはないですから。時速20km位は出ますから。(笑顔)ご迷惑をお掛けします。」
と言ったが、一人で山を下る時の不安と言えば泣きたいくらいでした。愛媛までは300kmはある。走れると言っても気を抜けば、即転倒・・・まっすぐも走れない。最高時速も20km程・・・不安で冷や汗と体温で汗がだらだら出てきます。そんな思いで、30km程下山。集落が見えてきた。駄菓子や風?よくある田舎のスーパー風の店に入り、徳島市内まで行く方法はないですか?と尋ねる。すると、町営バスがあるから、それに乗って村役場まで行けばあると思うよ。との事、町営バスは一日に数本しかなく、そして、バイクをこの場所においていくのはいささか遠い。なので、最後の力をふり縛り、村役場までバイクで走ることにした。村役場まで無事に着くと、バスの発着点を教えてくれた、そう遠くない10分ほどだ・・・バスが見えてきた。安堵する。
2台のバスが止まっていた。1台のバスには運転主が乗っていた雰囲気からして、今着いた感じだ。運転手さんに「このバスは徳島駅に行きますか?次の出発は何時ですか?」と尋ねる。私の汗だくの風貌を見てか、怪しく思ったのか?・・・「さ~何時出発やろ?」との事・・・怒り爆発!しかけたが、その気力もない。知らんわけないやろ!と思いつつもあきれてその場を離れる。
どうしようと不安になり、嫁さんに電話するも「どうするん?それ?」、私もさすがにこの山奥に迎えに来てとはいえない。すると、さっきのバスの運転手さんがやってきて「隣のバスがあと10分で出るよ!」とパンをかじりながらやってきた。すがる思いで乗ることにした。バイクは近くの車屋さんらしきところに預けることにした。説明すると「こんな大きなバイク盗られたらどうするん?」と言いながら嫌がるが、盗られても構いませんから置かして下さいとお願いすると何とか了承を得た。そして、バスに飛び乗ったのです。
そして、汗だくの風貌にホコリだらけのラリースーツにオフロードブーツで高速バスの乗りました。さぞかしみんな迷惑だったでしょう。ごめんなさい。そんな感じです。私にはまだパンクの処理能力がありませんでした。情けないです。バイク屋でもありますのでパンク修理を覚えます。そして、チューブを持参して林道には入りたいと思います。失敗から学んだ重要な事であります。えっ?情けなすぎる?ご勘弁を・・・現代っ子です。
ではでは
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