お疲れ様です。仙波です。

最近は、お店に遊びに来て頂いているお客様の中にも高速道路二人乗りを経験されたといわれる方が多くなってきています。でも、予想通りというか、予想以上に高速道路の二人乗りを経験される方は少ないです。ま~こんなもんだろうと思っていました。そんな中、先日友人の結婚式で東京の方へ行っていました。時間があったのでゆっくりとリムジンバスにでも乗って都心を目指そうと高速バスへと乗り込みました。40分程の高速走行だったのですが何人ものタンデム走行を見ることが出来ました。そして、たくさんのソロライダーも見ることが出来ました。

自分も大学の四年間を東京で過ごし、バイクという乗り物に出会い、一生の仕事にしようと思った場所です。大学時代は上野のバイク街?バイク屋が軒並ぶ場所へとよく行っていました。そして、自分の学生時代は2輪館という大きなバイク用品店があり、そこへも足を伸ばしていました。自分が何故?ここまでバイクを好きになったか!それはたった一度のツーリングでした。以前にも書いたかもしれませんが、重複していたらごめんなさい。

自分は大学時代、上記にも書いたように、休日となるとバイク用品店や、バイクのカスタムショップなどを友人とよく探しに行っていました。そんなある日に、バイク屋らしきものを発見し行ってみたのですが、そこはバイク屋ではなくレストランバーだったのです。そこのマスターも気さくな方で、夜遊びにおいでよと声をかけてくれました。自分達は夜そこに足を運んでみると、多くのバイク乗り、その中にバイクに乗ってないであろう人たちが入り乱れ夜を楽しんでいました。自分達も映画で見たような世界に酔いしれ、ずっぽしその世界にはまっていったのです。そんなある日にマスターが今度、ツーリングがあるんだけど一緒にどう?というお誘いを受け、喜んで参加したのです。それは、山梨の温泉へのツーリングでした。集合場所に着くと、ハーレー、SR、GPZ、GSXなど多種多様、男女問わずいろいろなジャンルの大人たちが集まっていたのです。そして、ツーリングは始まりました。高速に乗った瞬間、かっとんで行くものアメリカンでゆっくり走る人、いろいろな走り方がありました。途中で何名かとはぐれました。携帯もない時代です。(ポケベルはあった。)はぐれても、「ま~目的地がわかっているから良いでしょ」という感じで焦りもなく、大人なんだからという感じ、誰も責めないそんな、雰囲気がすごくかっこよかったのです。そして、帰るとレストランバーでお疲れさん会、一杯目のビールだけマスターのおごりそんな感じで一日が終わったのです。僕はそのたった一度のツーリングが心に残り、バイクって最高!俺は一生バイクに乗る!と強く思ったのです。

バイクの印象というのは何回も、いろいろな所に行けば良いというものではなく、たった一度の経験がものを言うのだと思います。愛媛県にもそんなバイク乗りが集まり、大人のバイクの楽しさを伝えれる場所があればいいのにな~自分はそういう夢もあるんです!

ではでは!