お疲れ様です。仙波です。
私最近、BMW Motorrad Dealers Conference 2008というナショナル会議に参加するチャンスを頂き、ポルトガル、スペインと1週間程行っておりました。海外旅行が初めてというわけではないのですが、ヨーロッパ方面は初めての経験となりました。そこには今まで見たこともない歴史的文化が存在し、感動の日々でありました。
ご存知の通り、ユーロは高騰し、物価の上昇はすさまじいものがあるようです。しかし、国民の平均所得は日本円にして15万円ほど(ポルトガル)であります。山田さんのOVにもあります。貧困、戦争、憎悪、環境が常に最前線というか、活発に行われている地域だと感じました。日本も二極化的な経済状況が叫ばれますがそれはどの国も同じのようです。
まだまだ勉強不足の私には、日本の経済状況、ましてや、海外の経済状況など、語れるものではありませんが、この会議への参加は自分の「コア:核」的な部分を爆発させてくれた日々となったことは間違いありません。最高のロケーションの中で会議は行なわれています。ニューモデルを使った一日の試乗もあります。ダートを100km以上走ります。それは走りやすいというか、広大というか、それまた素晴らしい経験でした。
そんな中、ある言葉が自分の心のコアを爆発させてくれました。それは、BMW Motorradの二輪のトップが発言した言葉です。もちろん通訳を通しているので通訳の言葉での受け取りですが、言われた言葉は・・・
「私たち、BMW Motorradという組織はBMW全体の組織からしたらほんの一部分でしかない。しかし、BMW Motorradで働いている人間は誰一人、BMWの4輪の組織へ移ろうとは言わない。何故なら、私たちは情熱をもって仕事をしている。BMW Motorradが大好きである。バイクは点と点を結ぶ移動手段ではなく、もっと感情的で情熱的なものである。私たちはそんな仕事が大好きなんだ。」
という言葉であった。自分はやはりバイクという世界が素晴らしいものであり、感情的なものだと再認識した。この会議はオフロード走行も多いし、バイク業界も年代の世代交代的なものが起こっており、社長クラスの参加ではなく、自分と同じ年齢の店長クラスや、社長の息子で二代目という同世代の人間の参加が多かった。
そんな仲間との会話の中にも「俺らって楽しいからこの仕事してるんだよね!自分が楽しめないとお客さんも楽しめないしこの仕事を数字や利益を最優先でやっているのでは意味がないよね。楽しもうよ!」と話し合っていた。
もちろん、利益があって成長があり、数字を追うのも正しいものである。でも、バイク業界の本質を忘れないでおこうという会話である。こんな会議に参加させてもらえることが普通に就職していて出来たのだろうか?こんな経験が出来たのだろうか?と感謝、感謝でありました。そして、やはり!筆者紹介の夢にも書いてあります。モーターサイクルのある生活の普及!もっともっとバイクという世界の扉を開いていない方に、この世界に来てもらえるよう仕事をしたいと感じました。
大げさかもしれませんが、それが自分の今回の人生の「使命」などと極端に考えています。
では、すでにみなさんが居るバイク乗りの世界!間違いなく最高です!これからもどんどん!楽しみましょう!!!
ではでは
あっ!旅のレポートはこちらからみられます。
http://ameblo.jp/platz-ehime/entry-10073247316.html |