お疲れ様です。仙波です。
山田さんのOVにも出ていたお祭「椿さん」このお祭前が一年で一番冷え込み、その後、だんだんと春に向かうという言い伝えのように、松山は最後の寒さを迎えている感じです。もうすぐ春ですな~
そんな今日のお疲れ様ですも、知ったかぶり、私的「道路」問題について書きたいと思います。ライダーにとっても道路問題は他人事ではありません。私たち四国のライダーからすれば、ツーリング先として高い順位にあるのは九州方面です。アクセスとしては大分へのアクセスが一番容易です。東国原知事が言うように、大分から宮崎、鹿児島へのアクセスはどうしても時間を考慮して外す場合が多いです。それは、高速道路がないからであります。
無論、国道はあります。自分が宮崎や鹿児島に走りに行ったときも、高速は使いませんでした。しかし、次の日が雨だったのです。帰路を急ごうとする私たちは高速を使用する事を決めましたが、一度佐賀方面まで上がらないといけない高速道路は時間のロスと、料金のロスにつながっていると強く感じた事を記憶しています。
毎日のように報道される「道路特定財源」この税金がなければ、ほとんどの道路は作れないであろうと報道されています。そして、よくある報道のように、ヨーロッパ諸国との比較をして日本の無駄?を指摘する番組が今朝流れていました。比較とされる国はイギリスであります。イギリスの道路政策には、早く作ればインセンティブ、遅く作ればペナルティなど現代的な合理的政策が確かにあり、日本の無駄が強調されているパネルでありました。
しかし、無頓着な私でも、その比較には疑問に感じた事がありました。それは最近読んでいる、新潮新書の「日本は世界で第何位?」という本の内容が影響するかもしれません。ちなみに国土の広さは日本は世界(193カ国)で62位です。そして、もし日本をヨーロッパに組み込むと7位の国土を持つのだそうです。ドイツよりも大きく、まして、イギリスやイタリアなどはベスト10にも入っていないのです。
しかし、日本は狭く感じる。何故か?
その理由は森林がしめる割合にあるようである。国土の64%が森林です。(世界7位)そして、人口は世界で10位の1億人強。このような数字を仮に並べられるのであれば、イギリスなどと比べて、隣の芝生的な報道ではなく、もっと国土を考えた道路計画は本当に必要か?と報道してもらいたいと感じます。山間部の交通便の悪いところに住んでいる人も多いでしょう。要望のあるすべてを作れ!というわけではありませんが、道路はまだまだ必要不可欠な部分が多いように感じられます。
私の浅はかな知識では、無駄をなくす事は絶対的に必要!でも、必要なものをすべてダメとストップするのではなく、必要なものを見極めていただきたい感じます。ライダーだって良い道を走りたい。限られた休日を出来ることなら行った事のない県まで足を伸ばしたい。
そんな気持ちがあると思います。皆様はいかがでしょうか?そして、ガソリン税というより、高速道路の料金の方がどうにかならないでしょうか?
ではでは |