お疲れ様です。仙波です。
愛媛県地方も寒くなりました。そして、我が家にも「風邪」の猛威が襲来しております。最初に長男、嫁さん、息子という順番に押し寄せてまいりました。今現在は何とかみんな元気を取り戻しております。・・・・・あれ?誰か一人だけ風邪を引いていない人間がいる・・・俺やんけ〜〜〜〜〜馬鹿は風邪引かないそうですが、私も30前に風邪を一年に一度は引くようになりました。今年も気をつけます!!!
さてさて、今回は熱い松山市の少年のテレビ放送を見たのでご報告を!!!それは「バイシクルトライアルの宮岡啓太君」であります。バイシクルトライアルとは、自転車で岩場等を駆け上がる競技です。バイクのトライアルの競技の自転車版という感じです。
なんと!その宮岡君は世界ランク5位なのです。世界的には有名で(この表現は日本でよくある。GPライダーの玉田選手もそうだ!)数多くの大会でも活躍され最近は松山市のイベントのデモンストレーションでも取り上げられています。そんな宮岡君の特集がローカルテレビで放映されていました。そんなテレビでお決まりの質問をしていました。それは「宮岡君の夢はなんですか?」の質問です。普通は世界ランク1位という感じの答えがお決まりですが、宮岡君はあることを言っていました。
「自分は自転車で生計を立てられるフィールドを築いてあげたい。自転車だけで飯が食えるような競技になるように世間に広めていきたい。」と言われておりました。ようは今現在、世界ランク5位でもそれだけでは飯は食えない。という事なのです。しかし、自分が今がんばって、この世界を広げなければ、未来はないと感じているのです。やはり、飯が食える職業に付かなければいけません。仮にメジャーリーグの給料がメジャー級でも年収最高が1000万円程であったら誰がその世界を目指すのであろうか?何億、何十億、松坂なんか何百億のお金を手に出来るかもしれない。という憧れがあります。それはいやらしい意味ではなく、ものすごくピュアな部分であると思います。
人は憧れる事で、その姿を目指します。それは一握りの人間とわかっていてもその場所を目指します。この目指す行為を促すのは世間の認知、収入、派手さが必要になると思います。宮岡君も誰もつけていない道を自分の考えで試行錯誤し、道を必死でつけようとがんばっているのではないでしょうか?僕はそんな気持ちが伝わってきました。
そして、僕が言いたいのはそれはどんなことでも同じことが言えます。仕事でもそうです。今の分野でいろいろ活躍されている人がたくさんいます。そして、今現在の日本を作った人もたくさんいます。しかし、その状況に満足している「大人」も多いのではないでしょうか?
自分が飯食えたらええし
面倒やし
こんな時代やから
少子化やから
もうからへんで〜
等はその場所、その道を築いてきた人達が今現在発している言葉です。今現在の幼稚園児や小学生は、今働いている大人の背中を見ています。自分ががんばっているジャンル、仕事を次の世代に引き継ぐ事、それが人間、大人としてやるべき事ではないでしょうか?
一番冷めているのは子供ではなく、大人です!!!
生意気な事を言いましたが、自分ががんばっているバイク業界も先が明るい業界ではありません。しかし、自分はこのバイクで感じられる全ては、人にとって必要不可欠な部分を多く感じれると思います。自分の息子の世代もバイクに乗り、風を感じられる世の中を望みます。
そのためにがんばるぞ〜〜〜〜〜 |