お疲れ様です。仙波です。
さて、新社会人さんも社会に旅立ち、一ヶ月が過ぎています。そろそろ失敗をする人や、その人(新入社員)の素の部分というか人間性が見えてきたりします。その部分に苛立ちを覚える先輩もこの頃ではないでしょうか?新社会人からすれば、自分の入社した会社の素の部分が見えてきたりもするのではないでしょうか?初任給をもらい、GWには友人と会い、給料形態や、自分達の会社の愚痴を言い合う姿もあったのではないでしょうか?
これまた自分の表現ですが、間違っているかもしれません。(前置き)しかし、自分は、結婚してない人と結婚の話になり、選んでいる姿を見ているとこうやって言います。
「どんなに悩んでも、この人が最高だと思っても、誰と結婚しても絶対に後悔する。」
と断言しています。 これは悪い意味で言っているのではなく、わかっていただける人も多いのではないでしょうか?そんなもんだと思うのです。そして仕事も一緒でどんな会社に入っても絶対に後悔する部分や、こんなハズではなかったと考えるのです。しかし、そんな愚痴を言っていてもいけないのです。
何故か?
それが人生だから・・・
はい。 また訳のわからないことを言い出したかもしれませんが、30代も少し過ぎてきて、先輩らしい事も言えるようになったかもしれません。(新社会人に対して)もちろんまだまだですがいろいろな言葉も心に入ってきます。そんな有名ですが最高の言葉で、徳川家康の家訓があります。昔はそんなに感じませんでした。しかし今はこの家訓が心にあります。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。 急ぐべからず。 不自由を常と思へば不足なし。 心に望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。 堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思へ。 勝つ事ばかり知りて、負くる事を知らざれば害その身に到る。 己を責めて人を責むるな。 及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
現代語訳にすると下記のようです。
「人の一生は重たい荷物を背負って遠い道のりを歩くようなものだ。決して急いではならない。何事も質素倹約を常識であると思えば、一切何かの不足を不満に思うことはない。心に無益な望みが生じたら、困窮していた時の苦労を思い出してみよ。耐え忍ぶことは、人生の平安、寿命の延命の元である。自分の怒りの感情こそが自分の敵と思え。媚びへつらう者達は、肝心なときに裏切る者だと思え。勝つことばかりを知っていて、負けることもあるのだということを知らなければ、その実害はいずれ我が身に返ってくる。ただただ自分を責めて、人を責めるな。何事もほどほどというのが やりすぎより良いのである。」
これが最近教訓です。自分に!社会人のみなさん。この言葉に響くには少々時間が必要でしょうか?(生意気ですいません。)でも、自分もこの家康さんの家訓を肝に銘じて、今後の人生を歩みたいと思います。
当社に入ってきた新入社員に最近質問をされました。
新入社員:「仙波さん、チューブタイヤとチューブレスタイヤの差を教え下さい。」
私:「・・・へっ?ここバイク屋さんですけど」
私:「お前、もしかして4サイクルと2サイクルの差もわからないんじゃ・・・?」
新入社員:「えっ・・・わかりません。」
バイク業界の新入社員も変わりました。家康さんの家訓が響くのもまだまだ先でしょう・・・
ではでは |