お疲れ様です。仙波です。

最近の天気予報はおかしい!と思います。自分達の会社のツーリングの雨天中止の決まりが、ツーリング当日の朝6:00の電話での天気予報が降水確立50%以上で中止という決まりがあります。先週の日曜日も前日までは降水確率70%で誰しもが明日のツーリングは中止と思っていました。しかし!念のために朝6時に起きて天気予報を聞いてみると・・・降水確率は20%というではありませんか!4〜5時間の間に50%も確率が落ちる!こんな予報あるのでしょうか?その日は運動会も数多く予定されていましてみんな明日の運動会はないな!と予想していたはずです。今の世の中、宇宙から衛星で人の顔が判断できる時代に、そんなに雲の流れが予測できないのでしょうか???疑問です。

話は大きく変わりますが、またまたMoto GPにて愛媛県松山市出身の玉田誠が茂木にて優勝を果たしました!おめでとうございます!玉田誠は愛媛県松山市出身というだけではなくて私仙波も(山田さんも身近な)生まれ育った小野地区の出身なのです!!そして、玉田は自分の1つ下で小・中学校が後輩になり、町も隣なのでたまに遊んでいたことも覚えています。(玉田は覚えていないと思うが・・・)そんな人間が今では世界一の舞台に立っている。それはすばらしいことであり本当に一握りの人間が立てる場所なのであると思います。

そんな玉田についてあるお客様と話していました。松山市の玉田の扱いは寂しすぎないか?という話題です。Moto GPで優勝しても新聞に取り上げられるだけ、これがヨーロッパであったら英雄なのに日本では新聞の記事のみの扱い、我ら小野地区に垂れ幕が掛かったか?オリンピックには地元地区に出身選手がいるだけで垂れ幕がいたるところにか掛かる。なのに何故?あのMoto GPで優勝した選手の扱いがさびしすぎるのではないでしょうか?
玉田は今でも一年に何度か松山に帰ってきます。みんな口を揃えて玉田のことを、いい奴や、大物ぶっていないと言います。玉田がむかし(小学生の頃)走っていた小野サーキットというサーキット場があります。サーキット場と言っても、すこし大きな駐車場にコースを区切っただけのサーキットです。原付やポケバイのレースが精一杯です。玉田もそこのポケバイから世界の頂点に立ちました。頂点に立った今も、地元のバイク屋さんの呼びかけでMoto GPライダーがその小野サーキットで走っているのです。そんないい奴なのです。そして玉田は決して坊ちゃんじゃありません。昔、小野にいる頃はヤンチャもしていました九州のバイク屋さんに住み込みでバイク屋さんの仕事を手伝いながら世界の頂点を目指した男です。こんなサクセスストーリーをなぜもっと愛媛県は取り上げないのか?教育問題等いろいろ言われていますがこんな話をもっと多くの少年や若者に伝えなければいけないのだと思います。将来Moto GPですばらしい成績を残した玉田が地域の青少年に影響を与えることの出来る基盤を作っておかなければ玉田も地元に戻ってきません。それは、我がバイク屋にも言えることです。

玉田が最初のMoto GP(ブラジルだったと思う)で勝利したときの4日後に母が他界したそうです。玉田は優勝したときすぐに母に電話をして優勝したと母に伝えたそうです。母はおめでとといって数日後息を引取ったそうです。そんな中でも玉田は走り続けました。親が亡くなっても走ることはやめられないのです。走り続けているのです。そんな環境の中優勝した玉田に本当に心から敬意を表しおめでとうと言いたいです。次はワールドチャンピオンだ!!