お疲れ様です。仙波です。
最近、念願のiPodを手に入れました。はまっています。私はミーハーなのでどうしてもこの手を選ぶときも機能性というより、話題に上がっておるものを選ぶ傾向にあります。いろいろなメーカーから出ているものを比較対照すればもっと自分の用途にあう商品も存在するのかもしれませんが、ミーハー的に選んでしまいます。しかし、ミーハー的に選び失敗した事もありません。今回も大成功です。
今回は経済の話ではないのですが、iPodにも関係するアップルコンピューターの前日本法人の社長であり、現在はマクドナルド社の社長を努める原田 泳幸さんの本を読んでいたときにある疑問(疑問と言うほどでもないですが・・・)がとれて、そうだなと感じたので少し。
たまに耳にする?一流企業的な社員の中でも優秀な社員の中に「MBA(経営管理学修士)ホルダー」というブランド的なものが存在するのは皆さんもご存知の事だと思います。私には100%無縁であると思っています。(した。)そもそも耳にするが、それが何なのかを理解する事はなくしようとも思わなかったのですが、原田さんも若手の社員にMBA留学の相談を受けるそうです。反対はしないそうですが、アドバイスをするそうです。「もう少し、実務経験を積んで、30代前半に行くべきではないか?」原田さんの本にMBAの主たる部分が書かれていたので、ほんの少し理解です。ビジネススクールでは5つのPが存在するそうです。
Product, People, Price, Place, Promotion
であるそうです。実務経験がない社員が、MBAを取得すると、この5Pの事業計画すら立てられない人間が出来てくるというのです。商売をしている人間は無意識にこの5Pを考えていると言うのです。せっかくの素晴らしいカリキュラムも机上の空論となるのだそうです。だからこそ理論を学ぶ前に実務経験を積みなさい。というのです。
この考えは今の若者にも言えるのではないか?今の世の中は情報社会にあふれ、就職の事前準備にしても、その会社を徹底的に調べたり、就職してないにもかかわらず、自分のキャリアの流れまで決めてしまう。その道を外れれば、就職もしていないのに、脱線感覚。就職しても、うわべだけの情報というか、データーや紙面に書いている事を吸収しようとしているのではないかと感じます。MBAやキャリアは必要な人には必要でしょう。でも「経験に勝るものはない!」と原田さんも言っています。
そしてこの本の冒頭には 「20代は学ぶとき、30代は人生の方向を決めるとき、40代は決めた事を全うするとき、50代は後継者を作り、自分の第二の人生・キャリアを考えるとき」と言っています。
私も30代。人生の方向を決めるにはまだまだ経験が足りませんな~
山田さんが昨年の西安-パリの放送内で言っていた「このような経験は若い人がするべき」その言葉が離れませんな~
ではでは |