Organisation Voice 2006/06

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2006/06/30 (金曜日)

ついに?横浜に向けて出発しました。ほとんどの貨物は大型トラックをチャーターして先発しました。んでSSERのカミオンは出動せず・・・なんとその方が安い!のであります。しかし現実は如何!?きっとそのトラックは下道中心で行くのでありましょうか?それにしても日本の高速道路料金というのはねえ。そこに持ってきて世界的なガソリンの高騰ぶりが拍車をかける!のであります。こうした国内の貨物輸送に関しては根本的に(環境負荷も考えて)政治的にも考えなければならないのじゃありませんか。でも、高速道路無料化という提案も短絡的なようなきもするし・・そんなこんなな時代に、実は密かに我が世の春を謳歌している海運業界。長い不況にあえいでいたくせに中国関連の輸出入の急増で未曾有の好景気!おかげで通関などの作業も高くなって・・・で、造船業界も好況。風が吹けば桶屋が儲かる・・・のではありませんが、世の中の関連性は面白いものがあります。ところで風が吹けば桶屋が儲かる・・というのは良く聞く話ですが内容はどうか?というと風が吹けば埃が立つ。埃が目に入って目の病気が増える。と○○○が増える。○○○は三味線ひきになる。三味線が売れると猫の皮が要るので猫が減る。猫が減ると鼠が増える。鼠が増えると箱の角をかじる。そこで箱はダメだと言うことで桶が必要になって桶が売れる。(ちょっと後半部分は推測で書きました。なんかこうしたむちゃくちゃな理論でものごとを考えるのは楽しい!ので、ボクはそんな風に理論武装?

さあて、後発隊はレンジローバーとコースターのたったの2台ぽっちで横浜の中華街ぢゃ無かった大黒ふ頭を目指すのであります。

きょうの一枚
積み込み中の医療機材・・・フクロモノ好きのボクの面目躍如たるメディカル機材の収納ケース・・・以前は大量のペリカンケースを使っていましたが、ことごとく破損!ペリカンケース神話はもろくも崩れ去りました。黒いABS樹脂のケースは本来PA屋さん御用達のもの。今これはレントゲンのケースになっています。


2006/06/28 (水曜日)

昨日のOVの件はサスの共振による物だと思います。キャタピラは絶対に違いますよ。昔、北海道の5号線はほとんどソロバン道路でした。キャタピラ車両は走っておりません。重量物を積んだトラックが同じ速度で走るのでショックも付いてないのでバネの共振だと思ってます。・・・・・東京・S原さん

ウオッシュボードですが、私なりの説、重力、かん性、接地面トルク変動、によるものと考えます。道路上に一つの小さい凸がたまたまあります。それを乗り越える、タイヤが凸の頂点を過ぎたあたりには地球に対し離れようとする力が生じます。サスは一度縮んで力一杯伸びようとしています。だけどいつまでも重力に逆らえません。着地します。このときの加重は予想を遥かに超えたものです。これが駆動輪であるなら、もっと掘れます。力一杯たたき着けられたものは、反発します、これの繰り返しです。菅原さん説も、そのとおりだとおもいます。
着地の時トラクションがかからなければ掘れもすくないでしょうし、アップダウンが無くてもエンジンの気筒数が少ないより多い方が滑らかでトラクションの変動もすくないので掘れも少ないとおもいます。逆にすごくたいらな所を走っても菅原さんのカミオンが単気筒エンジンだったらウオッシュボードはできるでしょう。あくまでも仮説です。・・・・・大分・S藤さん

なんだか酒の肴を提供したような気分だわい。7月1日・・・皆さんにお目にかかることを楽しみにしております。とお二人からも添えられておりました。

ウオッシュボード・・・・・人生の中にもありますねえ。

きょうの一枚
エタップ2・・・砂漠化は進む。ラリールートでこの光景を見つけ夢中でシャッターを切った。70年代製?のロシアの自動車を砂が飲み込もうとしている。不思議で悲しく、時間という概念を改めて感じる。


2006/06/26 (月曜日)

「佳境に入る」

BTOU2006の準備が第1回目の山場を迎えています。それは7月1日に横浜にて検査が行われるからでありますが、何故にそんなに忙しいか?と言うとひとつには装備品の手配準備と点検、とにかく大量の運営機材というか装備が必要になっています。それはもうスゴイ!のです。もちろん食糧の手配から始まって・・・そしてさらに拍車をかけるのが、参加者の車両や装備品を含めた輸出入の書類の作成。さまざまな文書作成!!東京からの応援スタッフも混じってまさに「忙殺!」しかし活気があって賑やかで良いといえば良いのであります。

まあそれにしてもまた何故に、間際になるほどに忙しいのか?という禅問答のようになります。この問題をうるさく言うとTBIは開催前日は「ナニもすることが無い」状態に。今回も同じように出発前日は、お茶でも飲んでのんびりと!を目指してほしいものです!スタッフの皆さん。

で、次に来るピークは7月末から8月の5日にかけて!なのは目に見えています。分かっていることは、すばやく事前に成す。

最近はボクもこんなことばかり言っていますが、実はボクこそが「明日できることは明日、来月で良いことは来月!」というヤツでして、最近年とともに、なんでも約束より早く!という真人間に生まれ変わったのでした。えっ?企画書?また今度やっときますけん。

きょうの一枚
何年ぶりかでラリーの通る「恐竜の谷」から2カット・・・・・今にも動き出しそうな恐竜がたくさんうずくまっています。恐竜の谷ってボクの命名。またもうひとつのゾーモットも発見!ここもビバークで使います。緑濃い時代のゴビを彷彿として、でも砂漠化は激しく少しばかり心配しています。とまれゾーモットの翌日、恐竜の谷、必見ですぞ。そのためにもマシンをいたわって。


2006/06/23 (金曜日)

今日は愛媛銀行のエコチャレンジの2台(カブとジムニー)が夕方のNHK(もちろんローカル)で紹介されると言う番宣がかかっていて、おかげで民放各局からの取材申し入れの電話が鳴り続けている。銀行の広報セクションが対応できなくなって、こちらに振ってきたものだ。というのも、この土日はこのチームの公開練習が山の中で開催される予定。ところが既に大雨警報のこのエリア!!アメニモマケズ・・・の練習と取材は成立するのでありましょうか?暴挙にも等しい彼らの2年越しの挑戦!!安全を最善とするはずの彼らの冒険には、心からエールを送りたい。また主催者という立場さえなければ、どっぷりとチームに浸ってみたいものなのだが・・・・・。

さて、BTOUのフナヅミが近づいた。カナダからは3台のマシンがNRT着でやってきて横浜で合流する。1人はハッキングさんである。昨年は大人のライディングを見せてくれたジェントルマンである。彼のカナダでのジャーナルを読んだ読者が多く問い合わせてきたが、諸問題を解決してマシンを積み込むことが出来たのはあと2人。1人は救急救命士、マネージャーで同行する奥様も医師のようだ。ジェントリーなカナダ人ライダー達のパフォーマンスにも期待したい。

またロシアからは昨年エントリーしていたピョードロフが、WR450と250で2人体制でやってくる。昨年はマシンが間に合わなくてやむなくウランバートルのストックのXR250で「キビチイー!」と言ったか言わなかったか、けっこう厳しいマシンで完走したものです。それ以外にもUAZ(言わずと知れたロシアンジープ、けっこうロシアではスポーツキットなんかがあって・・・)にロシア人のペア。参加者の国旗を並べてみたら5カ国に。

きょうの一枚
なんか脱力感のある牛が居たのでパチリ。ルート前半は山が高くゆえに牛はヤクでして、これがなかなか面白くて、カラダ真っ黒で顔が真っ白!というヤツを狙って撮ろうと試みたのですが・・・果たして近日中に。


2006/06/22 (木曜日)

暑いー!蒸暑いーっ!日本の暑さはーー!テレビでは日銀総裁が、なんと蒸暑いことを。ボクは思うのであります。やっぱ男たるもの金に欲目を出さず「食わねど高楊枝!」と武士だか江戸の庶民だかの心意気でありたいものだと。こともあろうか今日は某銀行のエライサンに、口が滑って「金などという不浄なものに血道を上げてるようでは、実に品位がない」なんて発言をしてしまいました。「しし、しまった。」は後の祭り「ほーーお!」なんて言われてしまいました。総裁!やっぱり人の上に立つ者であろうが無かろうが、男たるもの「李下に冠を整さず」と生きたいものです。法規に違反していないから良い・・というのでは真にレベルが低いと言わざるを得ません。また更迭したいのに替わる人材がいないというのも、実に情けない話ではあります。でも満員電車の中ではつねに冠を正すことが大切です。難しいかな?

きょうの一枚
試走からの1枚シリーズ・・・エタップ3、雪線は標高2500m、なんとか稜線をコルにまで下りてくると4つのタイヤに接地感が戻ってきた。若い頃、冬山で稜線から樹林帯に降りてきた時の感覚に似てた。とりあえず大きな安堵のため息をついた。


2006/06/21 (水曜日)

電光石火の早業とはこういうのでしょう、ボクは今夕松山空港で20年近く前にSSERの社員旅行で訪れたデンパサール空港の悪夢を思い出していました。または30年前に米軍輸送機で出かけた真冬のスービック基地に降り立った時の、あの感じ・・・「暑い・・・」暑いのは良いのですが湿度が、たまりません。試走のクルマにはエアコンがついてはいたのですが、やはり湿度が低いと良く冷えません。が、そんなことは比べ物にならないくらい松山は南国でした。

さて、このあと次々とご案内を出す予定です。ひとつ目は横浜への変更・・・これは正直僕も困っていますが、税関に関することなのでご了解いただくほかはありません。ふたつ目はコース概況と各ビバークの案内です。コースレイアウトとサービスの可否、またふたつの隊に分かれる貨物輸送のため参加者はスペアタイアをどのビバークで受け取るかの選択をしていただきます。もちろん偶数個を用意してふたつに分けることも可能です。「作戦を立てる」と言う作業を進めてください。参加者の皆様には、ご案内のメールが届くと思います。とりあえず無事帰国の報告と、留守の間に替わって執筆いただいた執筆陣の皆様に感謝!!

きょうの一枚
試走のワンカット・・・普通のモンゴル?明日からは激しい?カットが連日登場予定なのでオタノシミニネ。


2006/06/20 (火曜日)

OVお出かけ版

試走隊便り

BTOU2006試走は無事にウランバートルに到着しました。6月1日早朝、ウランバートルをスタートし走り続けること3週間、思えば長く苦闘の日々でした。
おそらく皆さんにはこの試走の旅は、素晴らしい日々だとお思いでしょう。事実はそうでもあり、またそうでもないのです。
試行と錯誤、前進と後退、挫折と歓びに彩られた、自身と向かい合う厳しい旅なのです。まさに一篇の大作への挑戦でもあり、自らへの大きな試練でもあります。

スタートの日、ウランバートル周辺は、まったく緑がありません。一面の枯野が広がります。「今年は、旱魃・・・」地球環境の悪化による大掛かりな気候変動などが、この地に深刻な被害をもたらせているのではないのかと深いため息をつかずにいられません。

そして昨日、ウランバートルが近づくにつれ、大地は豊かな緑あふれる草原に。この3週間で驚くほどに濃く美しい生命の賛歌に沸き立っていました。丘の上から見下ろすたおやかな緑の丘陵の連なりとその色彩はまさにベートーベン交響曲6番「田園」
頭の中で鳴り響き始めました。
古い映画だからご存知のない方も多いと思いますが「ソイレントグリーン」人類の未来、人口問題に端を発する食糧危機を描いたこの映画、ホーム(だったか)で今はなくなった美しい大画面に広がる美しい田園風景、そこに交響曲「田園」魂を揺さぶりました・・・子供心に、なのですが。
いや、それにしてもこれまで見たことのない美しさと、ウランバートルの緑の鮮やかさ。
ゴールの地から凱旋する時にはもちろん9番4楽章合唱つき・・・
今年の対策はこうやって書き終えられました。ひとつのルートはこうして一篇の名作であり、交響曲のようなものでありたいと願っているのであります。

その夜NHKワールドプレミアムで「岩城宏之さんを偲んで」という番組を目にしました。晩年は次々と襲い掛かる多くの病と闘いながらベートーベンに取り組み、ベートーベンになら命を捧げても本望だと、昨年の12月31日から1月1日までベートーベン交響曲全9編を連続して演奏するという壮挙。その模様とインタビューで綴られた番組は、なかなかのものでした。

岩城宏之さんの生き様と闘病振り、そして音楽に傾けた心情を見ていて、自分の今回のルート制作にこれほどの情念や執着があったか?と思わず振り返らずにはいられない衝動に駆られました。
人は、なかなか天職というものには恵まれませんが、自分にはひょっとしたらこれがそうなのだろうかと。それならば「仰ぎて天に愧じない心意気」でありたいものだ、と。
しっかりと描かれたルートを今一度振り返って「うん、よっしゃ」と深い自信を確認しました。
そんなこんなで少し良い気分になって、晴れ晴れとした心に遅い夕陽がウランバートルの町並みを美しく朱に染めています。


BTOU2006日本人参加者への緊急のお知らせ
「7月1日は神戸から横浜に変更」

神戸でご案内しておりました事前検査・船積み検査は、税関手続きに関する諸問題で横浜に変更することとなりました。すでに準備が終わってる方も多いと思いますがご了承くださいませ。詳細は3日内にそれぞれ にご連絡申し上げることといたしま

 

2006/06/20 (火曜日)

OVお出かけ版

= 一期一会 =

んぐぐぐぅぅぅぅ〜!!!!
また勝てなかったか、ジーコ・ジャパン。
こうなりゃ、次のブラジル戦で、絶対に勝ってくれよな!

えっ!?
次のブラジル戦って、日本時間では23日のAM4時だって!?
そりゃ、ずいぶん夜遅い時間というか、朝早い時間というか・・・。

いや、なーに! 考え方によっては、ラリーで5時から朝食、5時半ブリーフィングー。6時スタートっていうのと同じ時間に起きりゃいいんじゃナイか!! そう考えりゃ、チョロイチョロイ! 生中継観て、応援するゾー!!

ところで話しはガラリと変わりますが、週末の土曜日は、海で行われたプライベート・パーティーに行ってきました!場所は湘南。

サザンオールスターズの曲「チャコの海岸物語」の一節♪えぼしぃ〜、岩が遠くに見えるぅ〜 にも登場する“烏帽子岩”が間近に見える、通称“サザンビーチ”。

現在、砂漠を試走中の“山田さん御一行様”には、“海”という響きが懐かしいでしょうねェ〜。

“青い海に輝く、白い雲。海から吹くさわやかな風”を期待していたんですが、週末の関東地方は、今にも雨が降りそうな、曇り空。梅雨どきだしね。なのに駐車場はドコも満杯なのは、湘南だからか? 海岸にはボクらの60人程のグループ以外にも、サーファー達。他にも地引網に、バーベキュー。夕方には海でヨガをする奇妙な団体まで現れてました・・・!

同じグループの“ナオミちゃん”が、少し離れた所で、怪しげな、ヘンなオジさんに声を掛けられているのに気が付きました。暫らくすると「スパちゃ〜ん!」と大きな声!

何だ!? 何だ!? 緊急事態か!? 
駆け寄ると「このオジさん、スパちゃんにプレゼントしたいんだって!」「へェ!?」

なんでもオジさん、役所勤めを引退して、ボケ防止に帽子を自分で手作りしてるんだとか。趣味で・・・。ナオミちゃんが被っている白い帽子も、オジさんの手作りの物だそうで、今買ったんだとか。でも「この赤と白の帽子、コレは彼にプレゼントしたい!」「きっと似合う!」と、オジさんがボクをご指名してくれたのだそうだ。 おまけに、数少ないボク出演の番組(ん?)も観たコトがあるそうで、「アンタ、テレビ出てるでしょ!? 芸能人と遇えるとは思わなかったヨ!」と、大喜び。

突然のご指名と、お言葉に甘えて、初対面のオジさんから帽子を頂いちゃいました。でもこの帽子、ナオミちゃんのも、ボクのもなかなかいいんですよ。頂戴したコトもあって、オジさんの作品の出来栄えを褒めちぎっていると「ちょっと待ってて!」と、なにやらBagの中を探し出したんです。

「また何かくれるのかな?」欲を出して期待したのが大間違い!!!

「帽子あげたんだから、この帽子は仲間に売ってきてくれ!」と、恩着せがましく、色違いの帽子2個を渡されちゃいました!

おいおい!なんだよ!!

帽子は好意で仲間が買ってくれ、オジさん大喜び。その後はナゼかビールを飲んで、ゲームにも参加して、勝手にパーティーに紛れ込んで、一通り楽しんだら、先に帰っちゃいました・・・。

オジさん帰り際に一言。
「今度はBagを作って、アンタにプレゼントするよ!」

キャラの強いヘンなオジさんでしたが、まっ、これも“一期一会”って云うのかな? 

▲写真キャプション
向って右がナオミちゃんで、真ん中が怪しげな“帽子オジさん”。 裸の子は誰の子かよくわからないんだけど、SSERのイベントではカメラマンとしても活躍する、モンゴル試走お留守番組の“竹内さん”に、ドコか似てません!? 

by スパ太郎のあぁ東京砂漠 近藤スパ太郎さん

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デキニチよりお知らせ
ただ今BTOU試走中につき、いつものOVはしばらくお休みさせていただきます。その代わり期間中は毎日のOVをコラム執筆陣が日替わりでお届け中。どうぞお楽しみに!


2006/06/19 (月曜日)

OVお出かけ版

TBI日記その5

ども。まるです。

この週末は久しぶりに仕事をしていました。
天気予報を見て雨なのを確認して出勤します!
といったのに実際は晴れと曇り。空を眺めてはハ〜。とため息をついていました。
それではTBI日記その5です。

今日の朝は9時出発なのです。ゆっくり準備すればよいはずなのですがTBIだと思うとどうしても7時までは寝れませんでした。普段は7時は夢の中なのに。
今日は9時出発で350km以上ということはゴールは夜中ということも分かっております。

スタートして朝のSSまではいつもの3人で。TBIでコースのSSというといつもビッグバイクの方々がもがいていて…という光景が浮かびます。今日に勝負をかけると言っていた旦那さまはクリーンなコースを走りたいらしくSS1までは急いで行くことにしました。そいうことで給油もなし。

朝のSSの会場に到着。到着順にスタートらしく列に並びます。SSには一桁で入ることができました。コースは細い道でこれならアドベンチャーでもと思いましたが、わだちにはまってコケ1。途中の砂地はいくらアクセルを開けてもバイクは埋って行くばかり。
アクセルを全開にして足でこぎこぎ進みました。後半はウッズ。小回りの効くCRMはとても楽しかったです。SSを出たところで空気を入れていたら妹も到着です。大丈夫だよ。とだけ言って先を急ぎました。

リエゾンは朝からハイスピードな林道です。タイヤに空気をたくさん入れたら、砂利道でグリップしなくて全然ペースが上がりません。特に下りの砂利道とガレはダメです。あ〜どこ行くの。みたいな感じで。CRMって滑ったときの挙動が早くて私にはついて行けません。滑っても何も出来ずにバイクが勝手に立ち直ります。今日までこけていないのが奇跡です。林道の後半でもうダメ。と思って空気を抜きました。これで快適ダートのはずです。ちょっと抜きすぎが気になりましたがパンパンよりは良いのです

今日は風景の良いところがたくさんあります。川沿いの道って最高ですね。上機嫌で歌を歌いながら飛ばしているつもりだったんですが越していく皆さんを観察していると結構余裕のようです。5日目にしてがんばっているつもりでも普通のバイクにしたら遅いんだ。ということにようやく気づきました。

快調と思われたのですが、しばらくするとリアタイヤが曲がるたびにズリズリ滑っています。ん?空気抜きすぎだよね?と思いましたが、それにしてもズリズリ行きすぎです。だんな様もご立腹だったしここでパンクなんかした末には殺されそうです。集落を過ぎて確認するとやっぱしパンクです。空気を抜くときにパンクするから辞めておけ。といわれたのを無視して抜いたので怒られるのは分かっているけど、言わないわけにはいかないのです。案の定あんたが空気を抜くからだと。こっぴどく怒られました。時間が無いから俺が修理する。といってちゃきちゃき修理。このパンク修理中に後続の方にパンを分けてもらいました。これがめちゃめちゃ美味しかったです。オンコース上にあったんだとか??行かなかったことを後悔しました。修理が終わって、パンパンに空気を入れて再スタートです。
ここからはいつもの超高速リエゾン。午前中に止まりすぎて時間がありません。ちょっと油断したら置いていかれそうなペースでした。で、置いていかれました。仕方がないので一人で走ります。途中1箇所地図がわからなくて止まっていましたが鹿児島の馬場ちゃんにこっちだよと教えてもらって無事に通過しました。10キロ位走ると止まっていた旦那様と合流。CP2の時間は全く余裕がないのでモタモタするなというオーラが感じ取れます。そうでした。今日も時間がないのです。

 

by GOGOまるちゃん 丸山さん

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2006/06/15 (木曜日)

OVお出かけ版

試走隊レポート

ウランバートルを出発して14日目の夜。デューンに西日が沈み、その残照の中で疲れた体に鞭打って?お便りを書いています。14日間という時間のボリウムは凄いです。こんにちのパリダカならゴールしてしまいます。初めて参加した88年は22日間でしたから、今回はほぼその長さになりますね。時間という概念は試走のたびに強く感じることができて、相対性理論がどーしたこうしたとなるわけで、でも今回は時間と距離という相対性理論というかラリーの基本概念よりも、燃料の量と距離という新しい特殊相対性理論の構築に全力を傾注!シテイマス。ホントカ?ラリ−ルートのことを考えてるとき以外は、ハンドルを握っては、悩んでいます。

さて、それにしてもラリールートは厳しいものになっています。レーシンググローブを忘れた僕の手は、少しまめが出来て、自分で運転するのは5年ぶり!なので、どうも力が入りすぎてるのかな?という感じです。そうそうテル君、白いビッグホーンはバンプラバーとトーションバーとステイは交換して快調になってるだよ。

モンゴルは全般に砂漠化が進んでいます。一年おきの定点観測をしてる僕たちには、特に良く気がつきます。ウランバートルでも砂漠化は話題になってるようですが、問題にはなっていないとか。

いよいよ後半戦の山場のルート開拓が始まります。18日のクロアチア戦を見るために、ウランバートルへ帰り着くことは不可能なようですが、ぜひがんばってほしい!ものです
BEIJING―ULANBAATAR 2006・・・・ぜひご期待ください。

2006/06/15 (木曜日)

OVお出かけ版

お疲れ様です。仙波です。先の恥ずかしい文書からはや一週間ですか・・・時間がたつのは早いな〜気が付けば日本は負けているし・・・悲しい。

それはさておきまして、あまり期待されていないであろう後編であります。

正直、このツーリングがきっかけで、ツーリング=温泉などという固定観念が僕に付いたのかもしれません。温泉がない一泊ツーリングを行うと何か物足りなく感じます。

みんなも目が覚めそろそろ帰りますか?と帰路についたのですが、帰りは帰りでまたまたエキサイティングでした。帰りは奥多摩付近を走って帰ったのですが、前編でもお伝えしたように多種多様なバイクが揃っています。無論峠になれば速度の変化もあります。走り系の人はここぞとばかりに加速を始め、走り去っていきます。そんな光景がとてもかっこよく大人の中で遊ぶ、ちょっと背伸びした子供のように感じました。

しかし、みんなが休憩しているところに行くと一台のバイクが途中で転倒していたらしく、みんな集まっていました。レバーが折れ、ステップも折れていました。(クラッチ側)落ち葉ですくわれたよう
です。そんな状況に僕は緊張しました。どうやって帰るんだろう?などと心配していましたが、応急処置をし、何も問題がなかったかのように笑いながら話、今回のツーリングの思い出さ!てきな雰囲気です。

僕は今回の文書の中に何度も書いていますが、本当にカッコイイ〜この人たち!と思いました。何がカッコイイと思ったのかみんな焦らない、騒がない、最善の方法を考える。そんな態度だった事を思い出します。その雰囲気が独特だったのであります。

そんなツーリングもスタート地点のバーに戻ってきて、終焉を迎えるのだろうと思っていました。そうするとマスターがこれから打ち上げがあるんだけどどう?とのお誘い。自分たちは「よろこんで!」と参加しました。

打ち上げは、そこのマスターが各テーブルにビールの入ったピッチャーを一杯だけおごってくれます。それでお疲れさん!を行うのである。それも粋な計らいであるし、ピッチャーにすることにより、お互いが注ぎあい、懇親を深めるのであります。その懇親会には自分の友人や家族、恋人たちも招き、盛大に行われました。自分たちもチョイ悪親父に注がれるビールが美味しくて、飲んで騒いだ事を思い出します。

そんな感じでツーリングは幕を閉じたのであります。

僕にとってはこのツーリングがこの世界にのめりこませる第一歩であったのです。色々なジャンルのバイク、人間が、一台のバイクを通じてこんなに楽しく過ごせるのか?この人たちは人生が楽しいのだろう?僕もこんな人生を楽しみたい!と強く感じたのであります。

そして、大学4年生の就職活動、ラグビーでほぼ確実に大企業に入社する予定でありましたが、あっけなく不採用・・・俺、何しよ・・・目の前にはバイク・・・バイク業界に入ってみよう!あのツーリングの世界が毎日待っているんだ!おれも好きな事をやって生きるんだ!と思い。本当は挫折からこの業界に入ってきたのであります。

そして、単純にアメリカンならハーレーでしょう!と今のバイクハウス阿部の門を叩いたのであります。

では、次回は就職はじめでいきます!

あれ?次回はあったっけ?

by お疲れ様です仙波です センバさん

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2006/06/14 (水曜日)

OVお出かけ版

ゴミの惑星

■昨年、新車でエンデューロバイクを購入。400ccで車検が必要なモデル。思うところあって、いわゆる「山」を走らないようにしていたので、登録はしなくてもいいかな? と思っていたのですが、考えてみると、イベントに参加したり、レースに出たりするにもやっぱりストリートリーガルじゃないと…。「あまりに傷まないうちじゃないと予備検査が通りにくくなるよ」と言われて、すぐに登録しました。案の定、ナンバープレートや保安部品をつける機会はほとんどなかったのですが、最近、朝練などと称して、自走でモトクロスコースに行ったり、また休日には何年かぶりに近所の林道に行ったりするようになり、ナンバープレートが活躍。

■久々の「山」。驚いたのなんのって、林道や河川敷、海岸に不法投棄が多いことです。テレビ、パソコン、冷蔵庫、洗濯機、あらゆる種類の家具、かつては大型ゴミとして回収の対象になっていたこともある、それらのものが、すべて、野山にぶちまけられているんですね。あきれたり、ふんがいしたりしても、どうにもならない。その場の一人の力では、冷蔵庫ひとつどうすることもできません。
それは、ある一部の地域だけではなく、都市に近いあらゆる場所がそういう状況だというのですから、すでに粗大ゴミのある風景というのは、ごく普通なんですね。もう、きっとどうにもならないのでしょう。

■本当は久しぶりの山に行って「モーターサイクルと自然環境」なんていって、なにか新しいことを感じてくればいいんでしょうけど、それどころじゃない、かつて美しかった自然、でした。がっくり。

by 北の島ハルキさん

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2006/06/13 (火曜日)

OVお出かけ版

試走隊レポート

6月12日、やっとエタップ5が終わりました。予定の計画より2から3日の遅れですが、まあ想定範囲内(ホリエモンさんは元気すか?)ということではあります。特にハンガイの美しさとハードさには、実のところわれわれも苦しめられ、足回りのパーツをウランバートルから輸送するなど対応に追われつつ、まあそれでも確実に前進を続けています。

てなことで、アンダークリアランスの少ない参加車両の皆さん!アンダーガードの見直し!と本格的な脱出版をご用意ください。GPSのマスターはマルヒツです。ナビゲーションはデリケートで困難なものとなるでしょう。ただモンゴルの素晴らしい景観は、これまで以上です。ぜひ広角レンズのデジカメをご用意くださいな。

特に昨年に比べると、その日々の変化は魅力的な・・・。さて、まだまだ試走は続きます。今日でもう12日間も風呂にも入ってないし、着替えもしてない!どうです?羨ましいでしょ。毎日のビバークは周囲数十キロ、いやもっとかもですが人の気配もありません。無垢のままの地球と対峙している感じがして、精神が研ぎ澄まされていくような気がします。

日本ではやっぱり拝金主義的なニュースや、殺伐とした出来事が続いてるのでしょうか?そんな人たちには、人間としてのありようなんか、遊牧民に教えられかねませんね。彼らは経済原理では動いてないのですが・・・。短い一生の間に何をどう生きるのか、シンプルに美しく、地球の細胞のひとつのように生きています。

なんとかファンドなんか、やってる輩をみんな連れてきて、遊牧民に弟子入れさせよう。美しい満天の星空を見ないと、不遜になるだけだす。さて、そうは言いながらも目下の悩みは18日?のワールドカップ?をどうやって見るか、ということと、フロント周りの足回りがウランバートルまで持つかな?というくらいかな。


2006/06/13 (火曜日)

OVお出かけ版

= VS オーストラリア =

おーい! ジーコ・ジャパン。
まさか、オーストラリア戦で負けちゃうとは、思ってなかったヨ〜〜〜!!!

前半で1点を先取しても、なんかしっくりこないジーコ・ジャパンにハラハラさせられながら応援してましたが、3点もの失点はデカイよね・・・。

でも次の試合、18日のクロアチア戦までに、もっともっとチームが纏まらなきゃね。18日もTVから目が離せませんネ!※18日のクロアチア戦は、日本時間、夜10時キックオフですヨ※

いやね、ボクはサッカー大好きとか、そんなんじゃ無いんですけど、ワールド・カップだけは別モノですよね。それにしても、ハラハラしっぱなしだった後半戦、ボクの携帯のメール着信音が鳴るは鳴るは。ウルサイよ。こんな時に!!!(怒!!)

そのメール、一人はフィリピンに住む友人(日本人)から・・・。
ボクがハーフタイムに「1−0で勝ってるよ!」なんてメールを送ってしまったモンだから、「どうなった?」「まだ勝ってる?」って。目が離せない場面なのに、次から次へとピンチが続いているってのに、メールの着信音が、迷惑千万! なんでもフィリピンじゃ、中継が観れないらしくって、携帯メールでライブ中継してあげちゃいまいました。ったく、落ち着いて応援できやしないヨ・・・。

そしてもう一人は、またしても東南アジア圏からのメール。
タイ在住Kiyoさん。ホラ、ボクの盗難バイクをチェンマイで発見してくれたKiyoさん。何でも急ぎの用事をボクにお願いしたいらしく、携帯メールの着信音が鳴る鳴る!「なんだよ!またしてもこんな時に!(怒)  ちっとも落ち着いて観れないじゃなか!!!」

やっぱりタイも中継観れないのかな? なんて思っていると、試合終了。その直後「後半の6分ぐらいで、3点もの失点は、ありえないだろ!」なんて、試合内容についての詳しいメールが着信・・・。

あれ!? 試合チェンマイで観てたのかな!? チェンマイはドイツ人の居住者が多いしなぁ。「中継観てました!?」って聞いてみると、ナント、インターネットのニュースや、掲示板での“文字情報”で、ライブ応援していたんだそう。。。

成せばなるというか、サバイバーのような応援の仕方。恐るべし、Kiyoさん。環境が整っていなくても、工夫次第で、楽しめちゃうんですね。

そういえば、只今モンゴル試走中の山田さんと、サッカー中継を観たコトがあります。ガストン・ライエ氏が他界されて、まだまもない頃で、ジーコ監督がテレビに映るたびに「この人観るとね、なんだかガストンを思い出すんよね〜。ホント、似てる!」なんて呟いていました。

確かに似てるかも? 輪郭も、髪の毛のポワポワ感も似ているかも!?ガストンの方が、やさしい感じはあるけどね。でもジーコ監督が喜んだ顔は、似てると思うな〜。オーストラリア戦を応援しながらも、山田さんの言葉を思い出していました。

暫らくは、ジーコ・ジャパンを応援する度に、ガストンの姿とオーバーラップし
てしまいそうですね・・・。

ガンバレ!! ジーコ・ジャパン!!!
決勝トーナメント進出だ!!!


▲写真キャプション
TDN04の、最終日の朝のガストン。
このスナップが、ボクがガストンを撮影した最後の写真となってしまいました。んー、この写真じゃジーコ監督に似てるかどうかは微妙だな・・・。顔が良く見えないモンね〜。この怪我は、北海道・芦別のラリークロスでクラッシュしたモノ。結果的に、ガストンがバイクを降りた最後の地となってしまいました。ビデオカメラを持っていたボクに、「ハイ!スパちゃん!! ボクにインタビューしてヨ!」と、ガストン。何かと思いきや、バイクの素晴らしさ、楽しさを日本の多くの人達に伝えたいんだよ・・・とのコト。「あっ! 最後に顔の怪我のコト聞いてよね!『バイクで大怪我しました!』って答えるからサ!」 ガストンのユーモアに、みんなで大笑いし

by スパ太郎のあぁ東京砂漠 近藤スパ太郎さん

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2006/06/12 (月曜日)

OVお出かけ版

TBI日記その4

ども。まるです。
今週はガッツリ林道だけを走っていました。家の近くだけなんですが。
相変らずKTMに翻弄され続け、常にいっぱいいっぱいで走っていました。昨日帰宅したらお風呂だけ入って後は何もせずに就寝。朝、起きてあまりの筋肉痛に今日は会社を休んでやろうかと思いました。会社に行ってからも今日はグッタリしてますね。といわれる始末。昨日はただの林道ツーリングだったのに…。こんな調子で1ヶ月。果たして上手くなるのか疑問になってきました。

それではTBI日記4日目です。

今日は朝が早いのです。6時にはスタート。少しバタバタしましたけどまだ、自分でどうにかできる範囲。いつもの○○くん!荷物おねがい!はまだ出ていません。今日からスタートはアドベンチャークラスが先ということで一桁スタートです。2キロほど走って空き地に止めて空気を入れます。昨日抜きすぎたままにしていました。止まっていたらアドベンチャークラスのみんなが止まるわ止まるわ。みんなめいめいに整備をしていますが中にはそんな重作業をここでやるか…と思うような作業をしている方も…スタート前にCRM50の3人でスタート順のじゃんけん。SSは見覚えがある場所でしたがコースはまったく覚えておりません。とりあえず長いし覚えるのは無理そうなので地図を見ながらボチボチ走ることにしました。
スタート順は私→小川さん→旦那様の順です。このSSは浮き砂利というかガレというか。のぼりはまだ良かったのですが、くだりは怖くて怖くて。右へ左へオーバーラン。大変なことになっていました。ゴールの手前、1キロくらいで旦那様に追いつかれました。そしてそのすぐ後ろから小川さんが。たった10キロくらいで1分も縮まるなんてショックです。譲ってついていこうと思ったんですが、スピードがまったく違って(私、全開にしてません。だって怖いんだもん。)どんどん離されました。それからすぐにゴール。

ゴールでは数人の方が休憩していたのですがジュースが飲みたかったのでちょっと行ってから休憩することに。自動販売機に一直線です。
自動販売機に行く途中でフロントからモクモクと煙が。明らかにトラブルです。パンクの神様の次は電気の神様が降臨されました。調べてもらうとウインカーの配線が切れかかっていてそこから煙が出ていました。このまま放っておくとあちこちの配線が溶けてえらいことになるとか。そこまで大変なトラブルだとは思いませんでした。配線をつなぐのも面倒なのでもう一本バイパスの線を引いて応急処置完了。このときは帰ったらちゃんと配線を作ろうと思っていたのですが面倒になって結局そのまま最終日まで走ってしまいました。

今日こそは温泉を目指すのです。今日は着替えもちゃんと持ってきました。
途中、2日目に通ったコマ図を逆走している時に温泉を発見。もちろん立ち寄ります。
昨日であまりの気持ち悪さに限界を感じていたので今日お風呂に入らないなんて考えられません。ちょうど雨が降ってきて温泉に入った後に雨か…なんてブルーになりますがとりあえず温泉なのです。私が天才的だと感じるのは、TBI中のお風呂を毎回15分で済ませてしまうところです。フル装備のままからお風呂に入って髪の毛を乾かしてブーツを履くまで15分。いったいどうやったら出来るんだか自分でも分かりません。が、温泉を堪能していないのは確実です。温泉に入ってここでご飯まで済ませて出発です。

一山超えてお昼のSSがあるはずだったんですが、キャンセル。今日は朝のみということは後はツーリングでOKです。なのでのんびりでOKかというとそうでもなくて、朝のトラブルと温泉で止まったのが響いてやはりバタバタしなければならない羽目になりました。

後半のCPの手前の林道に入る頃には既に余裕がなくてめちゃめちゃ本気で走っていました。ですが、本気で走ったら落とし穴があるものです。ギャップとか段差は減速して慎重に走っているのですがあせってコンクリートの溝に思いっきりフロントをヒットさせました。あ〜まずいかも…と思った次の瞬間にはパンク。今日はパンクなしか?と思っていましたがやはりパンクの神様は降りてくるものなのです。時間もないし旦那様に修理依頼。次々にエントラントの皆さんに越されてあせります。妹も後ろから来ましたがCPまでは先に行っているいう事。修理が終わって空気をパンパンに入れて出発です。これがポンポンはねて特に砂利ではえらく怖かったです。CP2も残り数十分で無事に通過。後はマキシマムタイムをオーバーしないようにゴールへ向かえば良いだけです。

ここからはいつものアドベンチャー3人にスピードメーターの動いていないKTMの小野さんとゴールへ向かうことに。途中、林道から出てから民家の間の細い道で車をよけようとした小野さんが転倒。すごい勢いで道路の端の溝に頭をぶつけてしまいしばらく立ち上がることが出来ませんでした。おまけに腰も強打してしまったようで、立つことも大変そう。とりあえずゴールまでは行くということで再スタートしました。すぐに国道へ出て何にもなければペースが上がりそうなのですが腰が痛いようで50km位がやっとのようでした。ますます心配。残り15キロほどだったんでゴールはすぐそこ。ガンバレ。と励まして走り始めました。

無事ゴールにたどり着いたのは日のあるうち。TBIに出始めて初めてかもしれません。ゴールにたどり着くと、1日目にリタイヤした#93の堀江さんがテントを立ててくれていて超楽チン。今日のキャンプサイトはゴツゴツした岩もなく快適に過ごせそうです。
御飯はかつおのたたきサラダとおでん。土佐でかつおのたたきとはなんとも贅沢な晩御飯です。お昼にお風呂に入ったのにシャワーも付いていてTBI中とは思えない贅沢なキャンプでした。

今日は期間の真ん中だったのでタイヤ交換をします。整備を始めたのはずいぶん遅くなってから。明日はスタート時間が遅いしと思ってゆっくりしていたのがまずかったんですね。交換が終わって空気を入れにいくとプシューと音が…。チューブ噛んでました。パンクしたわけじゃないのに貴重な新品チューブを消費してしまいました。これには"なにやってんだ。"とだんな様もご立腹。みんなのスペアパーツも少なくなるということですから、慎重にやらないといけないなあと思ったしだいです。結局もともと付いていた普通のチューブに戻して整備完了。本当はここから妹のタイヤも交換せねばと思っていたのですがサポートで来ていただいていたうなぎさんが交換してくれて私はとても楽でした。で、すべてが終わって就寝したのは1時ごろ。次の日ぐっすり寝れるはずというのは甘い読みだったというのは次の日に気づきました。
本日パンク1回、配線トラブル1回。
 

by GOGOまるちゃん 丸山さん

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2006/06/09 (金曜日)

OVお出かけ版

お疲れ様です。スガワラです。

ホントにご無沙汰です。でもボク個人的には「もう、しばらくは書かないですよ」とヤマダさんに宣言してあるのでコーナー自体も削除してもらうはずだったのですが、きっちり残してくださっているところがヤマダ式活用法だと思ってます。

実は今回の試走もヤマダさんに「行こうよ」とお誘いを受けていたのですが、今現在、日本にいる身でして。行きたい!と熱望されている方々にとっては大変失礼な話。でも、とっても行けない事情があるわけで、こればっかりは仕方がないのです。
とは言っても、自分で言うのもなんなんですが、人知れずヤマダさんに感謝をしている度合いはとっても高いボクでして、本番では身を削る思いでお手伝いさせていただく予定です。参加される皆さんはあまり会いたくない場所におりますけどね・・・

さて、折角なのでラリーっぽい話でもしましょうか。
今回の北京−ウランバートルに向けても微力ながら海外ライダーとの橋渡しをさせていただいておりまして、何名かの希望者と直接話をしてきました。まあ結論から申しますと何の役にもたたなかったのですが、結構興味深い話がたくさんありまして。ここではその内容について省かせてもらいますけど、やっぱり直接話しをし会うというのは大事なことだとつくづく感じさせられたのでした。

そもそもラリーを主催するというのは大変な労力が必要で、その立ち上げとなると、色々な意味で選ばれた人にしか成し得ない偉業とも言えます。でも内面はほんのちょっとしたバランスで印象がガラッと変わってしまう魔物のようなもので、そのアンバランスな感じはなんだか企業経営の姿がダブってなりません。(現在の誰でも起業というニュアンスとは違いますよ。)

相変わらず、含みのある曖昧な表現に終始してるので、理解不能と思いますが、要は参加される方、された方々が投資家でありユーザー的な存在で、理想的な形としては、そういったサポーター的な皆さんの熱意で良い方向のムーブメントを導き出せれば、ベストなわけです。まあここまでは「そうだよなぁ」度90パーセントの話。で、さらに付け加えるならば、情報が一瞬で飛び回り増殖し続ける現代社会においては、不平、不満、要望、グチなどの小言はこの際直接的な意見交換の場だけにしましょうよ。こう言った意見は発展のためにはとてもためになるもので、不可欠なものでなくてはならないものですが、その意見だけが一人歩きすると、新たなサポーターにとってはあまりためにならないと思うんですよ。ボク的には。

すがわらてるひと

by パリ・ダカールのディープな世界 スガワラテルヒトさん

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2006/06/08 (木曜日)

OVお出かけ版

お疲れ様です。仙波です。で。お世話になっております。仙波です。私のような人間がこのような場所に登場いたしまして恐縮であります。何を書こうか?と悩んで、時間シリーズなども考えていおりましたが、自分がこの世界に入ってきた出来事を何回かに分けて書きたいと思います。見苦しい点や若気の至りもありますが、ご勘弁を・・・

僕が、この世界にはまったのは「元祖!チョイ悪オヤジ」に囲まれて・・・であります。自分がバイクの免許を取得したのは大学3年生のとき、東京:八王子であります。自分の大学の部はコテコテの体育会系で、低学年(1年生・2年生)は公共物以外使用禁止!自転車もである!そんな中、暗黙の了解で、上級生(3年生・4年生)は自由に乗り物に乗れるようになる。もちろん完全たる自己責任、監督バレれば、全体責任で大変なことにある。そんな僕も3年生・・・ある日

「あっ!バイクの免許取ろう!」

と神のお告げがあり、何名かを誘って教習所へ!晴れて、中型免許取得!当時は「TW200」などトラッカーブームなどで、バイクが若いモンのオシャレな乗り物!ある種のファッションへと変わる第一歩だったように感じます。(9年前)そんな中、友人はTWやSR400、その時販売されたYAMAHA:ドラックスターなどを買い、僕も男はアメリカン!とホンダのSTEEDを購入しました。

それからはバイク屋めぐり、上野のバイク街や、郊外のバイク部品大型店へ、暇があれば連日、足を運んでいました。そんなある日、ある「バイク屋」さんを見つけました。僕達はその店を尋ねました。すると、そこはバイク屋さんではなくBARだったのです。その前にバイクがたくさん並んでいたのです。東京の福生で米軍基地の近くです。大学の寮から40分ほどの場所でした。

自分達はそこに集まるアメリカンな強面の人たちの笑顔が印象的だったのです。恐かったけど・・・そこの雰囲気が好きになり、自分達は何度か足を運んでいると、マスターが「今度ツーリングあるけどどう?」と声を掛けてもらったのです。それが、自分をこの世界へ引き込む「山梨!富士五湖&温泉ツーリング」だったのであります。

ツーリングの当日、そこに集まった人は20名以上いたでしょう。アメリカンなツーリングかと思えば、年配の人、若い女性強面の人、普通の人、アメリカンバイクの人、レーサーレプリカ、ヨーロピアン、GPZ900など車種、人種、様々な人が集まっていました。

その光景に自分達は衝撃を受けたのです。「なんだよこれ〜!!!」そうです。マスツーリング自体この日が初めてでした。そして、今回のおおよそのコースを発表し、目的地だけを明確に伝えられました。そして、ツーリングの出発であります。

僕は、アメリカンに乗っているので必死でハーレーグループについていこうとしました。その人たちと一緒に走っている「自分が最高」と最高の気分で叫びながら走っていました。目の前ではさらさらのロングへアーのお姉さんが半キャップにサングラス、バイクはロードキングのチョッパー風で走っています。「カッコエ〜〜〜」とワクワクしていたことを書きながら思い出します。

そんな車種も、人種もバラバラの集団、結局集団もバラバラになりました。当時は携帯電話も誰も持ていません。(案外携帯の歴史は浅い。)しかし、その大人たちは動じることもなく、気にすることもなく、「別に良いじゃん。行く所は決まってるし。」と焦ることも、探すことも、待つこともありませんでした。そのグループについて富士五湖を周り走っていると、気が付けばはぐれた人たちも混ざっていて、また集団になっている。そんな不思議な軍団でした。

なんなんだよこの感覚、スゲ〜おもしれ〜この人たち「カッコイイ」と思ったのです。信号のない、交差点に入るときは必ずケツもちのような人が、交差点に入り、全員が左折・右折するまで車を止めている。そして、キチット礼をして、隊列に戻る。そんなカッコイイチョイ悪オヤジを見ていて、バイクって最高ジャン!と心から思っていました。そして、温泉に到着!温泉に入り、飯を食い、ビールを1本、「おいおい飲酒か?」と思っていると全員その温泉で三時間ほど仮眠、そして出発をしていったのであります。

第一章 完

次回はツーリング帰り編です。
写真はその頃のいきがっていた頃です。

by お疲れ様です仙波です センバさん

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2006/06/07 (水曜日)

試走隊より

試走隊からの便り
まあ「便りがないのが良い便り」とも言いますが、今回の試走は苦戦を続けています。エタップ3では3000mの峠を越えます。峠の名前はスガワラ峠と名づけられました。山の稜線伝いは積雪があり、急なダウンヒルは谷に向かってアドベンチャースキーの様相で、これまでの人生の中でも3本の指に数えられるほどスリリングな経験でした。写真を撮ってみればまるでネパール!とまあこのルートは、エコチャレンジには最難間になるでしょうが、そのスケール感、美しさ、完璧なエクスペリエンスがお約束です!

これらの映像を含めたルートインフォメーションのプレゼンテーションは、7月1日午後3時よりポートアイランドホテルで開催いたします。こんな話を、ハンガイの3000mの頂から送ってるというのもねえ。

2006/06/07 (水曜日)

OVお出かけ版

スーパーモタード

■「今年のエンデューロバイク、モトクロスバイクの売上げの60%以上がスーパーモタードユースだ」。「スーパーモタードで儲けて、エンデューロで使う。これが今のヨーロッパの情況だ」なんて半分冗談のようで、おそらくほとんどその通りだと思わせるような会話が飛び交っていたのは、2002年のISDEチェコ大会の会場でした。折りしも、2002年はそれまでヨーロッパ選手権だったスーパーモトチャンピオンシップが、世界選手権に格上げされた年でもありました。

■アメリカ西海岸でスーパーバイカーズとして生まれて、ヨーロッパに渡ってフランス語の名前を持って再燃した「スーパーモタード」日本でも人気沸騰ですね。ぼくも、時々、愛車のホイールを17インチに取替え、スリックタイヤを履いてレースや走行会に出て楽しんでいます。要するに、舗装路もある「誰でもできるモトクロス」って感じです。なにも特別なことはありません。ただし、どんなライダーでもすぐに、それなりのスリルを楽しむことができ、レースにも参加できる。モトクロスやトライアルに比較しても簡単に始められるるそんな手軽さも人気の秘密かもしれません。

■しかし、今なぜ、ヨーロッパで? そこには、やはり昨今の環境保護機運の高まりとダートバイクとの関連に思い当たるところもなきにしもあらずです。ダートバイクを思いっきり走らせる環境が減ってきている、なんというのは今更なのですが、それによるストレスが生んだ、あだ花のような、そんな様式を持っているスーパーモタード。舗装路とダートが組み合わされた、箱庭のようにもみえるスーパーモタードのサーキットは、極端に記号化された、ライダーにとっての究極の世界観のように、ぼくには写ります。しかも、そこを走るスリルには、なにか現代のライダーが抱えるストレスを発散させる、刺激的な魅力がある。

■一度試してみます?

by 北の島ハルキさん

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2006/06/06 (火曜日)

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=「Japan GS Challenge 2006」に行ってきたゾ!=

先日の土日静岡県森町で行われた第1回「Japan GS Challenge 2006」に行ってきました!えっ!?おまえ、GSなんて持ってないだろ!?って???

そ、そ、そ、そうなんですけどね。ボクは司会として呼ばれたワケで・・・。でも事前に打ち合わせをしていると、このイベント、コマ地図を使って走ったり、自分のテクニックを更に磨くスキルチャレンジってのがあって、とっても楽しそう♪ しかもBMW車じゃなくても、参加可能な“アザースクラス”でさえ、優勝するとBMWのラリー2プロスーツジャケット(ネーム入りで)が貰えちゃうんです♪♪♪

「こりゃバイクで行くっきゃナイでしょ!」ってコトで、BMWのイベントなのに、ホンダのBAJAで行ってきたのです。

朝の受付では、170台の参加者の中に、SSERのコマ地図系のイベントでもお馴染みの顔が沢山! 「やあ!スパちゃん!!」とTDNで会った懐かしい顔。GRMで出会った懐かしい顔。他にもSUPER-Nや2DAYS、GROUP-Nの参加者も多く来ていて「やっぱりSSERのイベントってスゴイな!」って改めて思わされました。(それとも、単にオフロード人口が少ないのか!?)

懐かしいバイク達にも沢山再会しました!
上田さんのアルミタンクのR80GS。木下さんの赤と青のチェッカーフラッグカラーのHPN。そうそう、GSバカミーズのメンバーが、コマ地図を作成したオフィシャル・スタッフだったんですよ! それに、今までトランザルフのイメージが強かった坂田さんが、ぴかぴかのダカールに変わっていてビックリ! 坂田さんも「買っちゃったヨ!」とニコニコ。

それにBMWのピットシャツを着たJAPANの大隅さんや、フラットの市川さん。こんなイベントじゃないと会わない、いつものメンバーの笑顔。(でも、ボクと同じ都内に住む上田さん。都内で仕事する坂田さん。特にフラットの市川さんなんかは、ボクの家からバイクで5分くらいの距離に店があるのに、何でわざわざ静岡で再会するんだ??? みんなオレのコト、嫌ってない???)

もともとこのイベントは「初心者の方にも楽しんで貰う!」ってコンセプトだけに、初めてオフロードを走る! 初めてコマ地図で走る! 初めてテントでキャンプする!って方も沢山。いいじゃない、いいじゃない。仲間が増えるってコトは!

テクニックを競う“スキルチャレンジ”では、重〜いGSで低速でテクニックを競う、逆バンクの8の字があったり、下りの途中でキャンバー走行があったり。わざわざひざ上まで水を張ったくぼ地を走らせられたりして、とってもいやらしいコース。なんたってコースレイアウトは、BMWのライダー・トレーニング・インストラクターを務める山田純さん作成ですから・・・。モトクロスコースに設定されたスピードを競うコースもあって、こちらでは重〜いGSがジャンプする珍しいシーンや、とんでもない方向にGSが飛んでいくシーンに、観客は大盛り上がりでした。でもコレ、本国ドイツでも行われている「GS Challenge」のコースを、一部再現したモノなんだとか。

BMWのバイクじゃない、アザースクラスにボクも参加。優勝までしてしまいました! バイクのイベントで優勝するなんて、初体験だけにウキウキ♪ でも実は、アザースクラスで、全ての競技に参加したのがボクだけだったからなのですが・・・。微妙な“優勝”ですね。

沢山の参加者が「いや〜楽しかったですよ!」「また来年も参加しすヨ!」なんてボクにも声を掛けてくれました。ボクもこんなに楽しいイベントの司会が出来て光栄でした。この「Japan GS Challenge 2006」の参加者が、他のイベントで再会したり、SSERのイベントでも再会できたりしたら、もっといいですよね〜。

▲写真上 
170台のバイクを、ボクのMCで送り出しました! 地元の子供達やおばあちゃん、警察官ま
でも、見学に来ていましたよ!

▲写真下
HP2エンデューロでジャンプをするのは、ドライバーに転向した三橋淳。3年以上バイクに乗っていないと云うが、その走りは健在。迫力のある走りをたっぷり披露してくれました!

by スパ太郎のあぁ東京砂漠 近藤スパ太郎さん

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2006/06/05 (月曜日)

OVお出かけ版

TBI日記その3

ども。まるです。
TBI日記、書き始めたのはいいのですが毎日いろいろありすぎて長文になってしまいます。私が長い文章を読むのはキライなので毎週短くするのに悩んでいるんですが、国語の成績が悪かった私。
半分にはなってもそこからはどうやっても減りません。長々と続きますがどうか付き合ってやってくださいませ。

それではTBI Day3です。

6時起床の予定でしたが5時半に目が覚めて寝られませんでした。荷物をまとめて朝ごはん。やることもないので昨日のリザルトを見に行きます。やっぱし旦那様には負けていました。昨日は登りだったのにちょっとショックです。
それから応援メッセージを見たり、こんなにまったりしていて大丈夫なんだろうかと思いました。ブリーフィングが終わった後、テントをたたんで、後はおしゃべりです。
おしゃべりするヒマがあるなんて私も大人になったものです。

スタートしてSSまで、結構みんな迷っているようですが、今日のICOは絶好調。SSまで無事に到着しました。給油から100キロ以上走ったはずなのですが4Lのサブタンクはまだ使い切っていません。SS途中で切り替えるのは難しいのでメインタンクにスイッチ。サブタンクはSSの後に使うことにします。

SSは、ターマックなのにコンクリートが出ていたのは最初の数百メートルだけで後はコケが生えていたり葉っぱが落ちていたり、マディーだったり。こけないようにが最大のテーマとなりました。コケが生えているところではブレーキもかけないし曲がらない。途中、左折が分からずに地図を見てしばし考えます。地図の表記は舗装路になっているのですがその上に泥が堆積していてどう見たってダートです。結構悩みました。右折は前を走っていたセローに付いて行って迷わず曲がることが出来ました。後はSSのゴールまでまっしぐらです。

その後ルートはスーパー林道の方へ向かいました。ここで大分の和枝さんと妹に遭遇。一緒に走ろうと思いましたがすぐにいなくなっちゃいました。後ろには小川さんと旦那様のCRMがいたはずなのですがいつの間にか一人。後から来た方に止まっていたよ。と教えてもらって戻りました。既に小川さんのパンク修理が始まっていましたが、一番遅い私は先に行くように命じられました。今日もパンクの神様が降臨されたようです。この時のパンク修理でチューブを1本噛んじゃったとか??スーパー林道は昨日と別の出口から舗装路に出ました。86キロのGSで給油。ここに来るまでに眠いこと。お友達がいたし休憩してからスタート。今日は100km過ぎの道の駅に温泉マークがあったのでそれを目指していくことにします。3日も風呂に入れないと気持ち悪くて仕方ありません。睡魔とお友達になりながら道の駅に到着。その頃にはお風呂というより昼寝という気分になっていて駐車場でそのまま寝ました。結局、時間がなくなってお風呂はお預けで、ご飯を食べて出発しました。それにしても今日のルートは温泉の多いこと!明日、温泉がなかったらものすごくショックです。ここからはCRM3台で走りました。

200キロ過ぎで小川さんのタイヤがパンク。今日のパンクの神様は小川さんに憑いているようです。さっきのパンク修理で新品のチューブを全て使い切ってしまいました。キャンプに戻っても健康なチューブはありません。で、チューブを修理します。チューブ修理も一筋縄じゃいかずに1時間くらいは止まっていたかも。後追いのオフシャルの方に待っていただいていました。その間に、他の穴の開いているチューブも修理です。これで次、パンクしても大丈夫なはず??再スタートしたものの5キロも走らないうちに小川さんがパンク。今日の小川さんは本当についていません。ここでCPまで休まず行ってもギリギリの時間であることに気づき小川さんだけ置いて先に行かせてもらいました。

これってCPの場所によっては間に合わないかも…と思いましたがこういう時に限ってのぼりなのです。こりゃあ無理か。と思っていたら意外に手前にCPがありました。まだ40分ほどあるし小川さんも間に合いそうです。ワインディングから下りてさっきの国道へ出ました。道の駅にて休憩。ここにはたくさんのエントラントがいて暗くなるのを待っているようでした。小川さんも無事に合流。CPには間に合ったそうです。暗くなってきたのでSSへ向けてスタート。旦那さんは途中でビールを買いに酒屋さんに、私はウエットティッシュを買いにコンビニに行ってそれぞれSSへ向うことにしました。

国道から外れてしばらく走るとダートに入りました。途中から霧が深くなってどこからどこまでが道なんだか分からなくなってきました。マップを数コマ覚えて走ったつもりだったんですがSS前の最後の分岐で地図を見ずに右へ行きました。で、見えない中をゆっくり走っていたんですが道の真ん中に動くものが見えました。ん??誰だろ。なんて近づくと、小熊です。これってまずくないか??向ってきたらどうしよう。と思いましたがとりあえずそのまま見守りました。小熊はあわてて壁を登っていきました。SSはこの先だし行かなきゃ。と思ってゆっくり通過するとゴソっと音が。足元を見たらさっきの熊が落ちてきていました。そこからは全開です。よりにもよって原チャリなのに何でこんなことになるんだよ。と思いました。5キロくらい走って今度は前に鹿が。冷静になってみるとSSのスタートはとうに過ぎているはずなのにSSはありません。これってひょっとして…と地図を確認するとさっき右に曲がった分岐は左です。ショックです。さっき熊のいたところをもう一度通らなければSSへいけないなんて。ミスコース中に熊に襲われたらしゃれになりません。とりあえず戻るまで熊よけにとホーンを鳴らしながら(といっても可愛い音しかしませんが)走って元の分岐に到着です。地図を確認して今度は左に行きました。たった一つのミスコースのためにこんなにエネルギーを使うとは。地図は良く見なさいということなんですね。

SSの入り口に到着。SSをスタートしたんですが、相変わらずの濃霧で何も見えません。分岐もつき当たりもどこにあるんだか分からず走行していました。オンコースを走っていると確認できたのは3キロほど行ってから。後半は標高が低くなったようで霧も晴れてゆるい下りなので絶好調でした。ライトが暗くてペースの上がらない小川さんをパスして出口付近で橋から落ちているBMWの横をを通り過ぎてゴール。

この日パンクしすぎてゴールに着いたのは結構遅かったかも知れません。オイルを入れて、エアクリーナーを替えて空気を入れて今日は終わり。
ちなみにCRM50(3台で)本日パンク3回です。

by GOGOまるちゃん 丸山さん

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2006/06/01 (木曜日)

OVお出かけ版

お疲れ様です。仙波です。

今、ビールを飲みながら書いていますが、本当にビールがおいしい季節になりました!自分はビール党であります。しかし、最近は焼酎にはまってきています。よくビールはお腹がパンパンになると言われますが自分はあまりならないので、ビールばかり飲んでいたが、ちょっと前の焼酎ブームの頃からはやっているものには首を突っ込む性格で、ちょこちょこ飲んでいるとはまってしまいました。

もっぱら芋焼酎であります。

以前別のところで書いたことがあるのですが、ここでも僕の焼酎の思い出を・・・バイクには全く関係ありません。

自分が高校生の頃、屋台で愚痴を言い合うサラリーマンに憧れていました。というか、「屋台」「熱かん」「おでん」というような固有名詞的なものに憧れておりました。最近は見なくなった屋台ですが、昔、部活の帰りに屋台があるところを見つけていました。ある日、勇気を振り絞って、大人ぶって友人とその屋台に入りました。おやっさんに何にすると言われ「熱かん」と言いたかったのですが、緊張して屋台に貼ってあるお品書きを見て・・・

ひろし:焼酒(やきざけ)下さい。

屋台のおやっさん:焼酒?それ焼酎って読むんだけど

ひろし:・・・助けて状態

ということがあったのであります。笑い話のようで本当の話で、あの頃の恥ずかしさといったら・・・・・でも、高校生とわかっていて、お酒を出してくれたおいちゃんに今でも感謝感謝であります。

僕が言うのもなんだけど、僕らの高校生の頃、13年前の頃は、なんかそんな大人に憧れ、お酒に憧れ雰囲気に憧れていたと思う。

今の若い子はどうなんであろうか?
お酒を飲めといっているわけではない。

早く大人になりたいと思っているのであろうか・・・・・?

バイクにも乗れるのに・・・また強引な終わり方でした。

ではでは

by お疲れ様です仙波です 仙波さん

きょうの一枚
試走1日目 300km走破!!山に雪が残っていて昨年より寒いが、順調にすすんでいます。試走隊より

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