「TBI試走開始!」
いよいよ雪を掻き分け試走が始りました。頭の中では全く新しいプランが動いているのですが、案の定、年度末の工事やらの通行止めに阻まれています。まあとにかく良く舗装されていますわ。道路特定ナンチャラのお陰でしょうか?熊しか通らない道路・・・なんて菅さん?実は鳥も通わないような道路まで舗装しているのですよ。
とまれ、この20年間にわたる試走とコマ地図を書くという行為は、まさにボクのライフワークにも等しく、モンゴルのコマ地図書きと併せると、ギネスに申請出来るのではあるまいかと思う今日この頃です。
さて、コマ地図に魂を込める!言葉にすれば簡単ですが、それは情念のようなもの。無機的な記号の連続の行間にいかなるメッセージをこめるか?何を伝えたいのか!?時に「不親切な」コマ地図ですが、今のように情報過多の時代に、手繰り寄せても届かない程度の情報のほうが、イキイキとして輝いていることが多いはずです。書きたいのに書かない部分・・・微妙なニュアンスですね。
古くTDNでは国道や県道、道道等の路線番号を記しました。それだけで情報の量が飛躍的に増えすぎて、内部でも議論を呼ぶことに。決してミスコースをさせてやろうなどという意図は微塵もありませんが、ルートファインディングの楽しさ、例えば不安や確信、たどり着く感激。とぎらすことを許さない緊張感の連続!さまざまなものが、時に無機的なコマ地図には表現されています。だから、GPSカメラで撮影して、コマ地図に挿入する!なんてアイデアもいつも間際で立ち消え。ちょっと心細げなニュアンスとニュアンスの戦いこそ?もうひとつのクロスカントリーラリーの側面なのではないでしょうかねえ。
四国といえども、大陸のそれのように感じるのは、まさにコマ地図のなせる業。ゆめゆめGPSを頼って走るなどという、ちょっとイージーな考えをお持ちくださいますな。
きょうの一枚 SSER NEW OFFICE まだ正式な呼び名が決まっておりませんが・・・こんな感じで、入り口のない建物にしてやろうという目論見。ある材料(半端モノばかり)で作っているので、どこかの林道で見かける山賊屋敷のような佇まいに。まるでアーティストのインスタレーションのような、オブジェのような・・・そんな勢いですが完成はいつのことでしょうか?
「最新情報!!2008」 「西安-ローマ2008」は、中国サイドの協力もあって、「北京-西安-ローマ」となることが本日決定的になりました。このため当初の予定より数日早く中国入りすることになる予定です。通関は天津を予定し、かつ運転免許の取得(半日行程)も同じく天津にて実施いたします。また1日は北京観光の予定。参加ご予定の方は早めにお問い合わせください。これでついに完璧に洋の東西が結ばれます。かつてマルコ・ポーロのように、好奇心に溢れた旅を。詳しくはこちら |