Organisation Voice 2010/03

 

 
2010/03/30 (火曜日)

 

「期末試験を思い出しながら」

期末!です。子供のころは、この「期末」という言葉の意味が分からなくて「・・・」なものでした。デパートの期末セールとかって・・・そんなん言われても!?なのでした。大人になって、決算期とか年度とかってのを知るにつけ日本の制度は、なにやら無駄が多いなあ!?と思うことに。さらに子供のころは期末試験があって、これは学期末・・なのか?って、なんでもっと良いネーミングないものでしょうか。まあともかく年度末、期末の3月末。

忙しい?のはFUTUREやTBIのルート制作や、モンゴルの最終レギュレーションの発行!あっ、これは明日発送予定ですから・・・

とまれ期末というのは「もうジタバタできない」という意味だと思ってたボクですが、だれかさんなんてバケーション中だしさ。

きょうの一枚

ヒント・・・これで、誰がどこに行ってるか?!分かった人はかなりなSSER通でしゅね。
 (おまけ)


2010/03/29 (月曜日)

「花の中、試走」

TBIの試走が始まりました。桜と雪、という組み合わせで、思いがけない風景に出会います。考えてみれば、この四国をどのくらい走ったことでしょう。おそらく22年間、試走と本番で4000kmとしてですね、88000km!ナンダそのくらいか、と自分でも意外と少ないのにびっくり。なのですが、今回は1日目から「えーっ、こんなところあったんだ!?」と、すぐ近くの風景に驚いたりなんかしてます。そして、いつも2月から3月の試走だったのですが、今年はTDRなどのせい?で遅いものですから。とにかく桜が盛大でとてもよろしいのであります。

さてさてさきのTDRのFUTUREの番組編集中ですが、どこを見てもニコニコしてしまうくらい楽しいのであります。お楽しみに。

で、また参加者のブログも楽しいものばかり、ちょっと身内ネタっぽいのですが

ジジババ・ネット中島祥和さん
http://www18.ocn.ne.jp/~jijibaba/

アピログ、アピオ河野社長
http://plaza.rakuten.co.jp/apioblog/

山村レイコさん
http://www.fairytale.jp/hitorigoto/index.html

ほかにもたくさんブログあるのでしょう。もしも「ボクも書いてるよ」という方はぜひ教えてくださいね。

きょうの一枚

インディシリーズを走る佐藤琢磨。ロータスカラーが、そそりまくり。サイドポンツーンのふくよかな感じもいいね。そして、ブリティッシュグリーンの黄色のライン、正面から見たときのウイングのLOTUSのロゴが。

(おまけ)


2010/03/26 (金曜日)

「メディアは、どうなる」

スマートフォンの話題が盛り沢山。新しい覇権争いは、次々とステージを換えて延々と続きます。われわれも、いったいどこまで付いていけるのでしょうね?今朝の朝日新聞を見てると、市民活動家のグループの発言では「もうテレビや新聞などのメディアはドーデも良い!!それよりも活動をYOU TUBEにアップしたほうが効果がある!」のだそうです。確かにその通りだとは思いますけど・・・日経の電子版も気になる存在だし、電子書籍も本格的にやってくるみたい。まるで黒船来襲の幕末の日本のよう。電子書籍って雑誌もあるのですね。しかも動画ミックス。もうこれまでの価値観はまったく通じません。つまり電子書籍の雑誌広告は動画になるのですね!

TVの3D化も、どうも真っ向勝負を避けて違うフィールドに向かってるみたいだし、TVは情報プラットフォームの位置を諦めたんだろうか?たぶんデジタルハイビジョンカメラの付いた携帯端末で、携帯電話中継で報道が事足りるようになるね。って思ってたら富士通はセパレート型の携帯を発表!

ちょっとそんなおもちゃで遊ぶことを止めて、SSER子供バイク教室とか、母と子のバイクスクールとかって、やろうかな?全国で!なんて考えてます。

今回のTDRでは、ミニMXに大興奮した子供たち!考えてみればお父さんが、バイク好きじゃないと子供たちにその体験をする機会がないんだ!と思うわけです。でもパソコンやゲーム好きの親は、とっても多いはずだものね。

きょうの一枚

デニス・ホッパーさん、余命わずか!!あのワグナーのワルキューレの金管響く「地獄の黙示録」や、まあそれはともかく「イージーライダー」今日は彼のハリウッドの殿堂入りの式典だそう。体重45kg・・・だそう。時は人を待たない。

(おまけ)

2010/03/25 (木曜日)

「FREE DVD MAGAZINE FUTURE をインタラクティヴ化出来ないかなあ?というお話」

いまSSERはFREE DVD MAGAZINE FUTURE の創刊に向けて、準備中!!イベントごとの映像や、その周辺にまつわるお話などを、年間5号それぞれ90分でFREEつまり無料で!配ろうというもの。なんとまあこのご時世に景気の良い!!1万本も、いっちゃうんです。でボクはいまのところ、この画面上からダイレクトでリンクが張れないかなあ?なんて考えています。番組の中で紹介されたさまざまなことは、まあWebがあるはずですからね。

TDRの前日、ボクは大阪産業大学のソーラーカープロジェクトを見学に行ってきました。学内にショウルームがあり歴代のマシンが展示されています。[HPはこちら]

というふうに。まあパソコンで再生してなければ無理だろうけど、誰かそんな技術ないか教えてくれないかなあ?

きょうの一枚

そんな大阪大学のソーラーカープロジェクトもFUTUREでは、創刊号から続けて掲載をしていきます。篠塚さんも「市販されるまで、やりたい」とソーラーカーに夢を語っていました。まさにFUTUREなテーマかもです。 

(おまけ)


2010/03/24 (水曜日)

「さあTBI2010」

TDR、なにかこう新鮮で、楽しかったですね。宍道湖とか中海とかって、なかなか行くことにならないところ。さらにそこから日本海に抜けるや演歌の世界!?まあ天気も良かったので演歌?というよりも、北朝鮮を感じる?のはボクだけ?北朝鮮といえば橋下知事はカッコ良かったですね。

アサヒコムから

『大阪府の橋下徹知事は24日、朝鮮学校の高校無償化からの除外問題で、朝鮮中央通信から「政治詐欺師、卑劣漢」などと非難されたことについて、「光栄ですね。一介の自治体の長が北朝鮮という国から批判の対象になるのは。いずれにせよ、不法国家と一切お付き合いしない」と反論した。 橋下知事は「日本の歴史的な行動に対する評価や振り返りも必要」と述べたうえで、北朝鮮に対し、「拉致被害者を返してから話に応じる。民族の子どもたちを泣かせないために、しっかり北朝鮮も考えてほしい」と注文をつけた。

ですと。で、弁護士といえば最近のテレビCM「えー、弁護士事務所がTVCM?」とお考えの方は少なくないはず。松山では、高い弁護料を吹っかけられたなどの相談が多くこうした弁護士事務所の被害者の相談会が設けられるのだそう。まさか「あなたのその高額な弁護料は、取り戻せる場合があります。」なんてCMをする弁護士事務所が出てくると面白いなあ。まあ弁護士というのが、困ってる人たちの味方かどうか?

さて味方といえば、正義の味方、TBIが間もなくです。スイマセン意味フメイで!これから必死のルート制作に出かけるきー。

それと九州4デイズ!ついに福山のボクの大好きな料理屋さんで、カオルさんが実行委員長就任宣言!!待ってました!!

きょうの一枚

ボクが今お気に入りの福山松永にある麻生さんのお店のすぐ近く裏の座敷はちょっと遊郭もかくや・・・で1階のお店は、今にも崩れそうな土壁とコタツ(もち冬場だけ)あまり食べ物屋を評価しないボクですが、まあミシュランの担当者に電話しておくわ。

(おまけ - 参加者大募集中)


2010/03/17 (水曜日)

「サクラサクマツヤマ、オマケニエビマツリ」

もう松山は、サクラサイテいます。繚乱の春はもうすぐ。今週末はさぞや。

さて、懸案のFREE DVD MAGAZINE FUTURE の編集作業が進んでいます。創刊号は4月20日リリース!で、まもなくWebサイトも立ち上がるところです。いずれ動画はネット配信になるというのは知っています。それまでの過渡的なことだとも思います。創刊号はTDR2010特集!篠塚さんがフィーチャーされて、モータースポーツの頂点と裾野を語りつくします。裾野が広いほどに頂点もまた高かかろう、と思います。

またRally Mongolia 2009は3号連載ですがその前編、さらにQomolangmaの前編など、いまAPIO尾上さんによる、How to ready to Rally・・・ジムニーのセットアップ術を紹介!そして6月20日第2号は、もちろんTBI大特集や、モンゴル直前情報。お求めは(って、無料だけど)SSERパートナーショップまたは、SSERのHPからも申し込めるようにしておきます。荷送料のみ有料で本体は無料・・・でも年間購読申し込みでね。だって振り込み手数料も大変だし。

そんなこんなでボクはただでさえ忙しい身を、さらに鞭打って・・・・

きょうの一枚

「えびまつり」

行きつけのうどん屋に行くと、「えび祭り」なんと海老の数を指定できるという システム!!20尾まで!でも料金は同じ!という良心的な!4人で行って、戦略眼に長けたボクは「汁物はまずい」ととっさに判断「ざるで海老15匹!」なのに、みんなときたら・・・でもEAさんは「20尾!」と満額オーダー!!なんかこう、幸せなお昼ご飯でした。TBIのときはまだやってるかな?

(おまけ - 参加者大募集中)


2010/03/16 (火曜日)

「夢の対決発生」

春が来ました。週末はTDR3DAYS!篠塚さんも「レーシングスーツ持ってこうか?」と、やる気モード。「ぜひ!」ということで、なにやらジムニーの夢のワンメイクレース(デモだけど・・)が実現するかもです。

スターティンググリッドには3台のジムニー。一番端は菅原さんジムニー、真ん中が篠塚さん、そして右端には尾上さん。スターとフラッグが降ろされるや、鬼神がかった猛ダッシュは尾上さん!第一コーナーにインをリフトさせてトップで侵入。観衆は「うおおおおお・・」篠塚さんがピッタリとこれをマーク。菅原さんは笑いながら埃をよけて走行。しかしどうも目の奥には例の異様な輝き。これはなにかたくらんでいる時の顔だ。ついに最終コーナーを先頭2台が横並びで進入。インを突いた篠塚さんがわずかに尾上さんをリードか。埃の中でどちらが勝ったか分からない状況。「これは写真判定か!?」すると「うおおおお!」なんと菅原さんは、すでにゴールしてタバコをすってる(本人は禁煙中ですが・・)という、夢を見ました。相変わらず、妖術使いの菅原さん。こんな模擬レースが20日のプラザ阪下で、発生するかも!!となると今からでも20日だけでも見に来ない手はありません。BBQ付で、試乗も同乗もなんでもあり?で、菅原さんや篠塚さん!山村レイコサンも!!

APIOジムニーフェアも同時開催!!なんか、悩んじゃいますねえ。

きょうの一枚

もちろんこいつの進化版2010モンゴル仕様や、菅原さんの2010モデル、Ahead号なども登場予定!!APIOのコンプリートジムニーも見逃せませんぞ。ってバイクはどうなったん?

(おまけ - 参加者大募集中)

 
2010/03/15 (月曜日)

「地方の復権」

TDRのことを考えながら、ぼんやりと地方のありようを考えてみましたがな。ボクら四国は地方の中の地方。もう岩崎弥太郎みたいな地方感です。橋が頼みもしないのに3本も架かって「四国には必要もなく3本も橋がある」といわれる度に、「要らないって言ったのに・・」とボクはただただ少年のように拗ねるばかりです。でもまあ「今日は、どの橋で行こうかなあ?」なんて言ってるあたりは、どんな人なんすかねえ、ボクって。

日本は文化的にガラパゴスだそうでありますな。ガラパゴス。大いに結構ではありませんか。世界的なコモディティは作りにくい環境にあるのは仕方がありません。だって、ガラパゴスだもの。「こうなりゃ、攘夷やきー」たしかに本物のガラパゴスなら、他国の侵入を止めておいたほうが良かったかもしれませんが、今の時代は世界は繋がりきっちょるけん、むしろ孤立したほうが危険じゃなかろかね。

さてそんな地方の中の痴呆じゃなかった地方。
高知では「土佐“龍馬”であい博」が大盛況開催中!のようです。来年の1月までのロングランイベント。香川では「瀬戸内芸術祭2010」こちらは7月19日から10月31日までのイベント。直島など7つの島をアートで結んだもの。こちらも見逃せませんねえ。ボクにも軽くお話があったのですが、こちらは北海道にモンゴルそしてSSER2DAYSなどとかぶりまくり。それにしてもこうした地方からの新しい動きの源泉は、どこニアlるのかということを考えてみなければなりません。

ちょっと大きな声では言えませんが「独立」という選択は、やっぱ無いのでしょうか?!自民政権も民主政権も、この四国という痴呆のじゃなかった地方のフォーマットには整合性が悪いようじゃき。四国独立!!なんてことは、まあ夢の夢として・・・そしてやって来るのが(来ないような気もしますが)道州制。そこで問題なのは四国州なのか中四国州なのかということ。特に四国電力とかは、悩んでるのであります。

そんなこんなで四国の大学ではe-ラーニングで「四国学」というのが始まっています。四国はなかなかひとつで括れないほど、とにかくそれぞれが独自の文化を築いてきました。

まあ、そんな四国TBIもまもなく。あー、ルート制作が・・・・

きょうの一枚

瀬戸内の文化、芸術。瀬戸内文化祭[URL]。いいかも。

(おまけ - 参加者大募集中)


2010/03/12 (金曜日)

「TDR,大盛況のもよう。」

おそらくですが、霞み立つ春の美しい日に、あまりにも陽気なお天気の下、初めての試みTDRは開催されます。きっとルート上の堤には早咲きの桜が満開で、行き交う人々もどこか春の宵の、不思議な甘い空気の中を楽しんでることでしょう。このイベント、100名の参加者が集います。なかには「おおっ!?」な方も。まず、今年モンゴルへ行くジムニー軍団もやってきます。菅原さん、尾上さん、さらにAheadの若林さんに、山村レイコさん!さらに日野レーシングカミオンで2010ダカールクラス優勝の菅原照仁さん、本人にまだお願いはしていないのですが「コマ地図講習会」なるものの先生役をお願いしようと思っています。

ゲストには、桐嶋ローランドさんもジムニーで駆けつける予定!!さらに篠塚建次郎さん!今年のモンゴルはカミオンバレイではなくて、ひょっとしたら競技者となるかもです!!さらにさらに「なんだい!」でおなじみの元報知新聞の中島祥和さん。書きながら「誰か忘れてないかなあ?」とドキドキ!していますが・・・とにかく驚くほど大盛況の模様!!各CPでは、子供向け?のお土産がゲットできます。バイクの方は?どうしますかね?それとこれはまだ交渉中ですが、福山にある美味しい!!お好み焼き屋さんに、ゴール会場のタカタサーキットに来ていただけるよう粘り強い?交渉中!であります。こうして、スギチャンは、このイベントを通じて、どんどん楽しさを追求していってます。

楽しいを、もっと楽しく!SSERさんが少し忘れかけてたようなところを、教えられていますがな。

今日の一枚

そうは言っていても2010のF1もいよいよ開幕しますね!?ミハエル・シューマッハーのカムバックで、多少とも離れかけていたファンも、少しは気にし始めるかもしれません。いや、かく言うボクもそうなのです。ところでここのところの勢力図はどのようなものでありましょうや?マクラーレンは秘密のベントを公開。ホイットマーシュは、これをドライバーの冷却用と(図々しくも)語りましたが、その実は??まもなく開幕するF1では、解説陣が楽しく説明してくれることでしょう。右京さん、元気かな?

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2010/03/11 (木曜日)

 

「ネックブレイス義務付化について」

負傷の軽減は。われわれのこうしたスポーツに欠かされざる課題のひとつです。

ヘルメットリムーバーの導入時に、次年度以降にはネックブレイスも義務付けようという動きがありました。そして充分な準備期間を持ったと考えておりました。また比較的低廉な金額の商品も登場するにいたりました。

またモンゴルでは先導的に、ネックブレイス装着割引なるものを実施し、多くのライダーが装着をしていただき実質的にも負傷の低減に効果があったと考えております。

いっぽうでネックブレイスは、動きも制限しかつコストも高いという見地から、強制化については賛否が少なくありませんでした。今回のこの導入につきましては、充分な周知が無いという多くのお問い合わせや苦情を頂くにあたり、大変遺憾ながら、義務付けではなく「強く推奨する」にとどめる事といたします。大変お騒がせいたしました関係の皆様には深くお詫びいたします。

自身の身を守るための対応は、レギュレーションが定めるものではなく、各自の責任と自覚で行っていただくよう心から望んでやみません。

2010年3月11日 山田 徹

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2010/03/10 (水曜日)

「窓の外は雪」

なんてタイトルで、書くことが無いときの季節ねた・・・は止めたいので、なんかこうぐっと来ることを書こうと思う。思うのだが、この忙しさのさなか・・・心に余裕が無い証拠だ。

そういえば昨日夕刻に恵比寿にあるMBL-Cafeで桐島ローランドさんとお茶を飲んだ。このカフェの2Fがレストランになっていて360°のスクリーンと映像表現を見ておくべしと言われて行ったのだ。なるほど素晴らしい、のであるがなにかこうググッと来るものが無い。

しばらくはその「なにか」をボクは探さなくちゃいけないんだと思う。商業施設なので遠慮して写真は撮らなかったので今日の一枚は残念ながら、ないのだ。そして桐島さんとは、映像の仕事の打ち合わせ。まもなく世に出るSSERのFREEMAGAZINE!「FUTURE」少し未来を見据えたメディア。デモまあ2年もすればネット配信になるんだろうから・・FUTUREなんてタイトルのコワイこと!!さまざまなものの賞味期限というかライフサイクルがどんどん短くなってきちゃったね。

きょうの一枚

SSERの事務所は季節はずれ?の雪。TDRは晴れますように。(おまけ - 参加者大募集中)

 

2010/03/08 (月曜日)

「年を重ねるということ。」

SSERは25年を迎えたのは昨年。今年はつまり26年目。30歳からスタートしたものだから、ボクは30+25で55歳になっていた。

1992年パリ北京のとき、ボクは37歳だった。菅原さんに歳を聞くと確か「51だよ。」と答えてくれたのが印象深い。

何ほどのことでもないのに自分の歳と、今後のSSERのことをぼんやりと考えることが多くなった。ラリーの準備とその開催運営のリスクと喜びの、いずれが軽重たるかを、理解できなければ続かない。「続けるということは、実に困難が伴う。」その困難のひとつが、歳を重ねることかなあ・・・などと考えていて、先週の日曜日に浜松のホテルで朝日新聞の天声人語を読んでいた。

このような内容だ。
「本紙俳壇の選者金子兜太さん(90)が毎日芸術賞の特別賞を受けた。贈呈式の挨拶で「講評にある句〈男根は落鮎(おちあゆ)のごと垂れにけり〉は自分のことを書いたのであります」。「私のにはまだ落ち鮎程度の実体感がある、と。そのことを申し添えたい」に会場は大笑いとなった。九十翁の悠々たる貫禄である。その金子さんが先ごろの本紙俳壇で選んだ一席に、足立威宏さんの〈里芋といふ極上の土食らふ〉。生かされてある実感は尊い。芋ばかりでなく人も味わいを増す。 」

さりげなく読めば、何のことは無いのだが、金子兜太さんの生き様が、生き生きと伝わってきて、彼の句集を買って読まなければならんと突き動かされる。なんとまあボクなんて若造だわいな。

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きょうのの二枚

金子兜太さんと自身の歌
夏の山国母いてわれを与太と言う
この句を読むと、ボクはなぜだろうかカオルさんを思い出すのだが・・・


2010/03/05 (金曜日)

「TDR!急接近中!」

これからのSSERを占う?新しいイベント「TDR2010」いったいこれはナニか?かくいうボクも実のところは、どのようにしたら良いのか?分からないのであります。というのも例によってコマ地図を書くのはボクなのですが、ついつい英語表記や漢字表記!「えっと、これ小学生にはわかんないかも・・」そうなんです。

4輪部門には小学校低学年はもちろん3歳の子供だって参加するのです。ボクが頭を抱えるのはそんなところばかりではありません。なんと参加者数は100名になろうとしています。こんなにラリーへの憧憬が、在ったのかというところにも、たじろぎにも似た、ちょっと涙が滲みそうなほどの・・とまあ本日参加の皆様にご案内、公式通知なるものを発送するよう頑張っています。

それにしてもTDR、春の花々の咲き乱れる中、美しい日本の歴史と神話を巡る旅。これを心から楽しみ尽くさない手はありません。菅原義正さんはBMWのバイクで!篠塚建次郎さんも走りますし、菅原照仁さん、尾上茂さん、河野仁さん。もう、バトルロワイヤルな状況でございます。

どうぞお楽しみに。

きょうの一枚

本会場プラザ阪下は1日借り切り!!20日は一日だけの参加も可能ですし、APIOのジムニーフェアへもお越しください。それにしても、篠塚さんジムニードライビングとか、見てみたいと思いませんか?プラザ阪下のグーグルアース画像。いや、広いねえ。

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2010/03/03 (水曜日)

「NAVI、休刊。」

1984年に創刊されたNAVIは、2010年4月号で休刊となったのだという。ボクはなんとなく買わなくなって久しい同誌を駅で見つけて買った。懐かしい。

1984年の創刊当時は、ボクにとっては衝撃的な一冊で、バイク雑誌を買うに紛れて良く買ったものだ。よく読んだか?というと「???」なぜか本屋で立ち読みして「よし、これ読もう。」と買って帰るのだが、結局精読した試がなかったような気がする。あのころボクは、SSERのスタートに向けて、全精力を傾けていた。

PCの無い時代。いや、無くは無かったが、あんなものどうやって使うのか分からない時代だった。レギュレーションひとつ作るのも、今とは比べ物にならないほど大変だった、もとい面白かった。つまるところ雑誌の編集とかも実に大変な作業を強いられていた。ゆえに価値も大きかった。

そしてNAVIは、上手く表現して群れから抜け出した1冊だった。つまり大好きな1冊となった。

しかしある時、モンゴルのラリーを取材したいとウランバートルまでやって来た自動車評論家、巨匠とか言うのだが、ラリーのヘリまでウランバートルに呼んでおきながら、「ラリーのキャンプにホテルが無い!?」と知るとドタキャン!おまけに翌月号のNAVIにコラムにはイラスト入りで「よっ、社長!」とか書いて「日本人も偉くなったものだ、金にあかせてこんなところでラリーをやるようになった。と続けた。まあ本当に取材して、ボクらが金にあかせて、ラリーをやってると知って書くなら許せたのだが・・・ボクはおかげで二玄社の本が買えなくなった、評論家なんてそのレベルで、自動車雑誌もたかが知れてると思った。

クレームをつけると張り切る周囲に、ボクは「バカの相手をすることは無い」とたしなめるといういつもと反対の図式だった。

それでも、創刊号から読んだ?ボクは、休刊と聞くと一抹の寂しさに襲われた。ボクも何度も休刊じゃなくてラリー休止の瀬戸際に立たされた。

止めるのは実は勇気がいるようだが、決めてしまえば簡単なことだ。しかしそれでは断たれてしまうものがある。それは営々と続いたという連続性であり、時代の流れに対応できなかったという、まあ何にでもあることだが悔しさである。

本文の中に「絶望ノススメ」として「モータースポーツ終末論」が展開している。自分たちが休刊するからって、いまさらそんなこと書き捨てないでよ。とぼくはその巨匠の書き捨てたときの苦い味が蘇った。

続けないということはそんなようなことだ。しかも最終刊は1冊1000円もする。「よっ、社長!」一番大切なのは執筆陣ではなく、読者たちなのだぞ。

(おまけ - 参加者大募集中)