「高度順応?」
週末は「teamAPIO」の報告会兼専門医の診断のため東京におりました。とはいえ宿泊は流行の「P-can」そう高速のPAで車中泊であります。しかもその数の多いこと。ちょっと前まではトラックばかりだったのですが土曜日の夜はなんと乗用車ばかり。一度でも高速道を降りるとまた1000円!?かかるので、目的地まで降りないのでしょうか??こうしてボクまでもが節約家になっていく姿が?今の日本の象徴!!
しかしそれにしても土日の高速道、あれはいけません。若い頃から東京出張はクルマで!と決めていて、夜通しで高速道を走りクルマ選びも「それに最適なもの」としていました。ところが久しぶりに、いや実は「土日1000円でしょ?ならば飛行機で行くよりも・・・」という理由ですが。
このところは!追い越し車線は100キロ!走行車線は80キロ!軽などをはじめミニバン&ワンボックスの長い長い列が延々と続きます。
「トラックがいない?!」 「遅い」
追い越し車線で遅いクルマは普通追いつかれたら走行車線に戻るのが普通でしょ!と思っていたボクは、何度も急ブレーキを踏む羽目に。これでは田舎の高速を笑えません。きっと無料化になったら、軽トラのおじさんが40km/hで走りまわりますよ、きっと。しかも逆走も多発。第一最近の通勤路でも軽4に2車線ブロックされて怒り心頭!な毎朝なのに・・・
さてそんな日曜日の朝、ふと車の中で目を覚ますと、なんだか朝もやの中。これはきっと良い天気の前兆ではありませんか、だんだん明けていく夜が朝に変わる瞬間。さあ帰ろう!と勢い良くSAを飛び出すと、時折右手の富士山が朝もやの中から姿を現します。
もっと早く決めればよかったのに、あわてて富士ICで飛び降りて「高度順応!」とかって叫んで、表富士スカイラインを新5合目に向けてひた走ります。それでも目的地まではICから38キロ程度。
「これならこれからもちょくちょく来られるなあ?」
なんて気分です。ぐんぐん高度を上げていく感じがたまりません。35年ぶりくらいの富士山です。ついに到着!2400m。ところがクルマを置くスペースがありません。そういえば数キロ下から下り車線にぽつぽつと駐車車両があって「危ないなあ!」と走ってきたものです。新5合目は落石死亡事故の箇所は土嚢が積まれていて駐車スペースを大きくスポイルしていましたが、それにしてもこの人気振りにはビックリ!!
でもまあ考えてみれば、モンゴルでも3000mの峠で過ごしたし、だいいち与圧のないヘリで平均標高2100mくらいのラリーコースの上を飛んでるんだし。
まあこのチョモランマの高山病のお話は、現地から毎日レポートできるはずです?
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