Organisation Voice 2006/02

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2006/02/28 (火曜日)

全く春の日のような一日、ですが月末。2月も終わります。明日からは3月!!いよいよTBIの試走が始まります。山の雪は例年より多いことでしょうが、春の訪れは四国では確実に。

「深謀遠慮」
ボクは民主党の戦略は、「まだまだ敵を引きつけておいて」くらいの戦略ならすごいなあ!と思っていた。そこまで深謀遠慮が出来ていれば、現代の諸葛孔明といわれるほどの男が居るんだろうなあ?とも思っていた。やっぱりホンモノのメールが手に入っていて、わざと敵に偽物を見せておいて、相手に攻めるだけ攻めさせておいて、そう赤壁の闘いみたく、一晩で数万本の矢を手に入れて、最後は風上から火を放つ。風向きが変われば、その劫火に焼かれるのはみずからなのだが・・・そんな戦略ならすごいなあ。預金通帳も実は持っていたらすごいなあ。「よし、そろそろいいか、発表するか?」「いや、まだだ。今日の記者発表会でマスコミをさらに調子づかせておく。民主はもう終わりだという袋小路にまで追い込ませておいて、向こう側から火を放つ・・・自民はその劫火に焼き尽くされる。もうあと3日待て」「ヤツはどうする?」「彼は国民の非難を一身に浴びさせておく、そして数日後にはスーパーヒーローとして復権する。」「そんなにうまくいくかね?」「このくらいやらないと保革逆転劇は描けない」「でも、そんなことするとあなたの敵がヤツになる可能性もありますがな」「大丈夫!あるものを握っている」来年には民主党政権が誕生。そんなわけないか!!!

スンマセンわけの分からないこと書きました。いよいよ2006年のシーズンが始まります。先のプレゼンテーションでの発表資料は、お越しになれなかった方にはPDFでこちらのサイトからダウンロード出来るようにしておきました。とても楽しい?毎日でした。来年はもっと範囲を広げて、本当に日本全国で一杯やりましょう!じゃなかった発表会やりましょう!!ウコンの力!でお酒いくら飲んでも眠くならない、新しい自分を発見。これはこれで危険かもですが。

「ヒストリックを走ろう」
いまJRMのガレージには、モンテッサ、ブルタコに加えXT500なんてのまでが出番待ち!スーパーNに併催の「ヒストリック・エンデューロ」で身内対決が予定されています。そーだHP-2の試乗会も併催しよ。ほかにもいろいろ予定していますよ!!

きょうの一枚
昨年のヒストリックエンデューロのスタート風景。製造年の古い順にルマン式スタートという体力もいるぞ!なシステム。ゼッケン2番のダッシュに注目。


2006/02/27 (月曜日)

日曜日の遅くに松山に帰り着きました。先週雪の札幌をスタートし、いや正しくは大雪の芦別市を皮切りに、東京・名古屋・大阪と4会場で開催したSSER PRESENTATION 2006!!

ほんとうにたくさんの皆さんにお越し頂きました。東京の2次会ではジンギスカン!旨かったですね。お店のお肉は絶滅!名古屋の夜では、焼鳥屋さんのネタを絶滅させ、3次会4次会はなんか大炸裂!をしてて、力尽きかけながらも夜明けの冷たい雨の中をホテルに帰ったと思ったら気がつけば大阪ATCに到着していました。大阪ではほぼ意識不明の状態の説明会、温かい皆さんに励まされて元気になりました。本当に皆さん有難うございました。心より厚く御礼申し上げます。また今後は2次会の場所の入念な準備をしておきます。というかホテルのバンケットで発表会をするのがいいかもだね。またゲストスピーカーをお引き受けいただいた皆様にも御礼を重ねて申し上げます。シーナ先生も有難うございました。歯!調子良いです。噂にたがわぬ名医でした。

さてそんな週末を過ごしていて見逃しただろうと思うトリノオリンピック・・・実はLIVE!で見ました。フィギュア女子シングルフリー・・・酔っ払って寝たもののトイレに行きたくなって起きてテレビつけたら・・おおっ!ひとりで夜明け前に・・・・・開会式ではパヴァロッティのアリア。 プッチーニのオペラ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」を歌い上げてイタリア文化と情熱を強烈に世界に印象付けましたね。開会式の中身は当日まで完全に伏せられていたので、こんな演出が予定されているとは想像もつかなかった荒川静香、大会前にフリーの曲を「トゥーランドット」に急遽変更した偶然に「運命を感じる」という開会式直後の彼女のコメントを聞いて「うーむ」とボク。・・・アジアンビューティな顔立ちの彼女に、あのオペラ「トゥーランドット」舞台は古都北京の紫禁城、そう故宮です。なんとも完成された組み合わせの妙。ボクも運命のようなもの?を感じてひとりで「ウンウン」とうなずくばかり。安藤美姫は同じくプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を選びましたが、ややミスマッチ感ありです。

そのオペラ「トゥーランドット」を説明しようと思ったのですが、WEBで検索をすればまあ完璧なわけで省略。このプッチーニ最後、未完の「トゥーランドット」おそらく今年日本で流行ります。ボクが予言したコヤジという言葉もついに登場しています。「もうなんでも予言しちゃいますね!」「そうだなあ、占い師になろうかなあ?」「変な呪文をかけると・・・・・ねえシーナセンセェ!」「夜生まれて、朝には死んでしまうものはなに?」

きょうの一枚
各地の発表会の会場に飾られたパネル。たくさんの方にお越しいただいて盛り上がった1週間でした。


2006/02/23 (木曜日)

東京に着いています。六本木ヒルズは不夜城。今度東京地検特捜部が、電気無駄遣い法違反容疑で強制捜査に入ると言ううわさがあります。ありませんけど。いやいや凄いねえ、東京の今は!同潤会アパートの後のなんとかヒルズも見に行かないとね。この間までヒルズといえばコーヒーブランドだったのにねえ。しばらく東京に行ってないと、東京が日本だということを忘れそうですね。

明日は東京プレゼンテーション・・・相当多くの方がお運びいただけるようですが、まだお申し込みが出来ていない方もOKですから、どうぞおこし下さい。いやビックリするほどのそうそうたる方がお越しいただけるようです。ゲストスピーカーは菅原義正さんと横田紀一郎さんほかです。桐島さん長谷見さん、打田さん、川合さんほかほかお話を伺えれば楽しい方が沢山・・・・

きょうの一枚
今日も車検会場から。今日はそんなことで東京プレゼンテーション!!もうエントリー用紙送った?明日(2/25)はTBI2006締め切りです!えっ、しつこい?


2006/02/22 (水曜日)

偽装メール?騒ぎで朝からTVがうるさいこと。どうして政治家は人の話を聞いてから自分の意見を言わんのだ?それにしてもいつも自分たちでコトの本質を見えなくしてしまっている。民主党も昔の小泉発言をまねて「大量破壊兵器が見つからないといって大量破壊兵器がなかったということにはならない。だいたいフセインが見つからないからといってフセインがいなかったということにはならないだろ!」みたいな面白い発言でやり返したらいいのにな。たとえば「メールが仮に偽物だったとしても、金の受け渡しがなかったということにはならない。だいたい大量破壊兵器が・・・」という風にだ。

まあ、お金くらい動いているでしょ。というのが国民の共通認識かもです。だからやっぱ身の潔白を証明すべき・・・なのですが、仮に誰かさんの息子が選挙コンサルティングをして費用を貰って、どこが悪いのかいな。適法に会計処理されてたらってまだ年度末じゃないだろうしね。

さて東京行きの資料もまとまりつつあって、いや札幌と同じなのですが、ボクの言い出した環境コンシャス調達社内規定(国のグリーン調達法とは違う)で、印刷用紙やインキやコピー用紙までもが、厳しい社内基準が設けられまして、そのくせ夜中まで空調全開にしていたりして(いやもうそんなことはありません、温度基準も厳しいでおます)そんなこんなで資料制作が時間がかかるようです。やっと無くなった名刺もケナフで数年ぶりに作り直して・・・封筒も何もかもケナフ。ケナフはご存知の方も多いと思うのですが1年草で成長の早いオクラみたいな草です。1995年ラリーレイドモンゴル創設時からこうした紙を使用してきましたが、当時は高くて!!厳しい財政難にあって一時は断念。じゃあ今は財政的に余裕があるのか?というとそうではなくて初期に比べると紙の価格が普通紙並にこなれてきた、という事も理由です。これからSSERを陰で支えるデザイン部門も、非木材紙以外での印刷受注は致しません!ということにしようかと思うんですけど・・・またまた利益を圧迫することでしょう。

きょうの一枚
TBI2005の集合場所となった、とある大きな橋の下の県の用地。借りるのに苦労しました。車検もここならスタートもここ、もち1週間のトランポ置き場にも・・・結構記憶に残る良い場所でした。今年はここは使用せず?!奥道後ホテルなのです。そのTBIも間もなく締め切り!2月25日ですよー!


2006/02/21 (火曜日)

トリノ五輪も終盤の今週末、といっても週の半ばにはすでに車の旅で東京に向かいます。3会場分の資料やらなにやらで満載のトラベリングバス状態・・・!札幌での好感触は「やはり動かなければ見えてこないものの多さ」を強く感じました。翻って言えばネットの危うさとでも言いましょうか・・・これからはもっと(えーーっ、もっとお?)動いて、もっと発信して行くんだい!との思いに至る昨今でございました。・・・にしても主催者=競技運営者としてのボクたちにとって、競技とはなんだろうか?と考えたりします。いやトリノを見たりしてね。4年に一度のオリンピックや隔年開催などの国際大会。毎年世界各地で開催されるさまざまな競技会。はたまたシリーズ戦とかサーカスとか言って1年間にたくさん開催される競技。いったい世の中に大小併せるとどのくらいの競技会があるのでしょうか?モータースポーツはともかくもサッカーや野球、ラグビーや水泳や柔道やバレーボールや・・・さまざまなスポーツ競技、それはものすごい数が存在するはずです。

スポーツとは何か?なぜ人は闘い、挑み、ゆえに苦しみ悩むのでしょうか?いったいそこに何があるのでしょうか?自分のライフワークからその部分の視座が欠落してはいまいか?会社の名前には○○○コンペティション・・・なんて名前を付けてもうおよそ20年。コンペティション=競技、そこには実に他を寄せ付けることの無い勝敗の世界。よほどの場合を除いて勝利者とそうでなかった者たちに分けられるはずです。ひとりの勝利者が讃えられ、そうでなかった者たちには賞賛が贈られないのでしょうか?もちろん答えは否なはずなのですが・・・・・・・マスコミも実は気がつきながらジレンマと葛藤しているようにも見えはします。

最近までボクは「オーガナイズの時代」なんて事を言っていました。オーガナイズ・・・英語のストレートな意味ではないですが、やはりさまざまなイベントは素晴らしい効果をもたらせます。人と人が出会い、時に闘い、時に喜びを分かつ。ボクは「イベントのチカラ!」と言うものを最近また意識しはじめました。企業がメセナを語った時のように・・・。

イベント、つまりお祭りは「ハレとケ」人々の日々の暮らしの中にある日常と非日常。この繰り返しの波が大きいほど日々の充実感は高いのだろうと思います。きっとリオのカーニバルのように。きっとオリンピックのように。きっとパリダカもそうだ。でオーガナイズの時代は「参加者となる、競技者となる時代」という風に流れが変わったように思うのであります。

「コンペティターの時代」勝負師ならずともコンペティションの中に身をおく充実感こそが人生だー。

きょうの一枚
TBI・・・美馬のビバークの夜。2006年、美馬は多分使わないでしょう???


2006/02/20 (月曜日)

札幌のプレゼンテーションにご参加いただきました皆様!本当にありがとうございました。北見から留萌から!はANAホテルの方も驚いていました。すすき野の夜もなかなかのものでしたね・・・八角、旨かったです。

でも僕は、どうしても言いたい。それはどこに行っても「暑い!」ということ。これだけエネルギー危機や地球温暖化が全地球的な関心事になっているというのに、どこに行っても室内ではTシャツ1枚がちょうどいいのです。ボクは行く先々でセーターを脱ぎ、パタゴニアのインナー1枚で「いやこれでもまだ暑い!」という状態。エアコンのリモコンを見ると25度!なんて標準、28度のところもありました。でこの状態で24時間!ホテルでは窓開けて寝ましたよ、まったくぅ。小池百合子さんに言いつけるぞ!とにかくウオームビズ!マイナス6%クラブ。ボクなんて四国のオフィスではダウンジャケット着て仕事しているのに、北海道の人はTシャツ!でもまあ北には北の(いや北っても、あの北ではありませんよ)習慣があって、あまり南国人がドーノコーノ言うことじゃないかもですけど。

さて、今週は東京・名古屋・大阪!と東海道を一気に!!東京はプレス発表も兼ねてはいますが、こぢんまりと和気あいあいと・・と行きたいものですが。どなたか懇親会のセットをよろしく。

きょうの一枚
外は寒い!中は暑い!という札幌。ホテルからパチリともう一枚は熱気ムンムン発表会!!の模様。


2006/02/17 (金曜日)

札幌は雪の中、今日の道路はつるつるでなかなかスリリングでよろしい。池町君は北日本の学生を変わりバンコに横に乗せてテストコースをVIVIOで盛大に雪煙をあげて周回を重ねていました。ガストンライエミュージアムの場所というか建物の第一候補が決まりました。新たに建てるのではありませんが、芦別温泉のスターライトホテル横にある石造りの二階建て。いい感じです。これから発表会がはじまるので春木さんもやってきて打ち合わせ!のはずがトリノオリンピックを見てます。「やっぱり雪の町で見る冬のオリンピックは良いなあ、って書けば」だって。

いつも思いつつ失敗するのは、冬に北国に行くときの厚着。室内では半そでシャツで良いのについついインナーはパタゴニアのすごいいいやつ(ムチャ高い!)で、暑くて暑くて。同じように夏に暑いところに行くときは防寒?が必要なわけです。

でもこうしてウエアリングを考えて旅に出ても、いつも完璧!と思えるときがないんです。ラリーのスペアパーツ選びにも似て。そこで高機能ウエア!のことが気になりますね。最近のウエアはすばらしいみたい。ゼッケンっていうかビブ!あのトリノオリンピックのみたいに発色性のいいストレッチのようなのがほしい!選手もオフィシャルもあれが良いのではないかと僕は考えています。誰かディストリビューターをご存知の方!教えて!デサントかな?

きょうの一枚
その雪の中にたたずむガストンライエミュージアム(候補地)いいでしょ。ここが次のガストンライエミーティングのスタートゴールになる!予定です。で、レンタルできるGSもあると思います。げっHP2も?


2006/02/16 (木曜日)

北海道に来ました。プレゼンテーションは明日の夜なのですが1日早く入って芦別に来ました。ここで菅原さんや池町さんらと合流しました。そして夜の会のちょっと前に温泉!今にも雪にうずもれそうな芦別温泉の露天風呂で、そういえば秋に春木さんと入ったっけ・・・でこの数週間の嵐のような多忙の日々の汗を流すと、もう眠くて。で北海道4デイズをどうするか?ミュージアムの計画をどうするかという長い夜がこれから始まるのです。

きょうの一枚
モンゴルの美しい緑のじゅうたん。今年も素晴らしい景色があなたを待っていますよ。


2006/02/15 (水曜日)

言ってみるもんだねえ。というのもブルタコの写真。届きました。あの頃の憧れのマシン。あんた憧れ!憧れ!って、もう次から次からでてきて、そのたびに買うの手に入れるのって、とんでもないことです。でもついでに憧れで言ってしまうとボクが一番欲しいのは・・・やっぱ言うのやめよォ。
「でも言っちゃうと楽になるかも・・・」

なんと1台だけいるんです、松山に。乗っているのは、昔パリダカのマシンをシェイクダウンで使っていた広大な敷地を持つ産廃処理場のオーナー!当時息子さんは中学生で、シェイクダウンを見に来ていた。で、その親父が買ったのをいまは譲り受けて、わかってかわからずか乗ってるんです、これが。その息子さんも30過ぎて、ひょんなことで事務所にやってきた。

「どう、あれ調子良い?」
「えっ、あれって?」
「あれだよ959」
「えっ、知ってたんですか?」
「バカ言うなよ」
「調子良いですよ」

そのあと走っているのを見たのは、夜の繁華街。
全身の力が抜けていくのを感じた。
「もったいない」

そう、あのルネメッジが、ジャッキーイクスが、ガストンとともに80年代半ばのパリダカを駆け抜けた栄光のポルシェ959・・・ロスマンスカラーが見事で・・・生産僅か200台。日本にはバブルだったせいもあって7台も入って来て・・・いやもっとあるという説もありますがな。

んで数年前はその現物のロスマンスポルシェ959イクス車がヨーロッパで売りに出ていて、アンマリ安いので思わず買おうと思ったら、ひとケタ見まちがえていて。そんな衝撃的な出来事があるんです。で、何でこんなこと書くかと言うと2日前に見たんです。夢で、買ったところを。でもエンジンがかからない。おかしいなと思ってリアのケブラー製のエンジンフード開けたら、カツオのたたきが置いてあるんです。ゴメンナサイわけ分からなさすぎ。

きょうの一枚
で959にしようと思ったけどブルタコ・・ブルーの色も当時のまま。ブルーのターコイズでブルタコ!じゃないのよ。親指立てたグーのロゴマークだけでも欲しいくらいの、憧れのブルタコ。あのライトカウルの形がレゴラリータしているねえ。センセー次はマイコよ!マイコって舞妓じゃないのよセンセー!


2006/02/14 (火曜日)

既に始まったぞ、ヒストリックの熱い戦い。「役員も参加しても良い・・・ということはヤマダさんも参加しようって魂胆だろーか?」と憶測を呼んでボクのためにボクの探していたブルーのブルタコフロンティラをゲットしていただいたシーナ先生!アリガトウゴザイマス。ここだけの話なんですけど、写真だけでもすぐに送ってくれんですか?!

で、ボク虫歯になったことないんですが、左の奥の上の歯に穴が開いてるんです。これって虫歯ですか?ならデスクの上に山のように届いているチョコレートは食べんほうがいいんでしょうか?と思わず倉庫に古いヘルメットを探すボク・・「あれベルのモト3・・・もっと古いヤツ無かったっけ?」「えーっ、うっていましたよ、むかしガレージセールで・・・」「・・・」という事で回りくどい言い方になりましたが中原さん!ヒストリッククラスのヘルメットはヒストリックなものでOK!どーですかヒストリック部門参加者のツーリング大会でもしますか?2007年にはツールドブルーアイランドヒストリック部門・・・って、それはアンマリ?

とまあ古いものに傾斜していくボクは、輸入車ショウの帰路に持ち込まれた最新のアルピナ(オーバー500PS)をテストドライブして「フフフファンタステック!!」上品にしてこのトルク!「やっぱ最新の○○が最高の○○だわい」「すいません!エココンシャスのロゴこんな感じにしますか」ああ自己矛盾に苦しむ今日この頃でした。いつものことッスけど。

きょうの一枚
うひょひょ。そのシーナ先生のモンテッサH7・・・なんと新車の状態で発見?されたものをゲット。惜しくて・・・でこのまま行くと先生はレゴラリータ博物館が出来ちゃう。いや、素晴らしい!!でもブルタコはボクの!!「カフェレゴラリ−タ」のパーマネントコレクションにずるぅ。


2006/02/13 (月曜日)

驚くばかりの良い天気!!黄砂も花粉も無く、空はまるでモンゴルかと見紛うほどに青く澄み渡っています。事務所からは石鎚連山が白く光って手に届きそう。となれば、TBIの準備を始めなければならない!季節がやって来たと心が浮き立つようです。昨日までの寒さは?こうして三寒四温が春の到来を告げています。でも朝晩の寒さは真冬のそれですから、皆さんお気をつけくださいな。

さて、そのTBIですが最終レギュレーションの発送予定日を少し遅れています。もう少しお待ち下さい。というのも急にボクが言い出した「カンキョウコンシャスマテリアル」「???」なんか急造の言葉ですが1995年RRMのスタート時点で掲げたコンセプトの再構築?です。要はもっと環境を意識した内容、素材、システムにしましょう!というようなこと。たとえば印刷物は原則として非木材紙に、そしてインキは植物起源のものに、使い捨てのペーパープレートから「やっぱり食器」に。でも食器洗う洗剤はどうするの・・・みたいなラリーの本質とは違う・・いやゆえにそれこそがラリーの真髄のような、そんなことで悩んでいる今日このごろ。名刺もさまざまなツールも無くなったものから変更・・・。

きょうの一枚
ガストン・ライエ、RRM2000恐竜の谷で「すごいな、なんていうとこだここは?」「恐竜の谷だ」「・・・・・」そうです恐竜の谷。ジュラ紀の地層が洗い出された乾いた大地。かつて湖の底だった平原には木の化石が突き出ていたりする。


2006/02/08 (水曜日)

多忙な毎日を過ごしています。その理由のひとつは今週末のショウイベントを担当させていただいているのです。おかげでほかの事をする時間が全く取れないほどで、疲れます。イヤホントニ。四国初展示とかってやっているHP-2・・・そこらの自転車置き場かなんかに泥んこのHP-2を置いていてやろー。ウソ。

さてトップページには「ガストンへ送る最後の手紙」と題した、実はこれはBTM2月号の原稿の英訳版ですが、掲載させていただきました。日本語版はBTMで。そうです、はや1年。もう1年。まさにこの1年は、ポッカリと心に穴が開いたような1年でした。でも不思議なことにBTOUへの海外からの問い合わせが急増中。もちろんカナダがダントツなのですが、フランスやポーランド、ドゥバイなどからも。ガストンにお礼の気持ちで一杯です。ですが主催者として、いかにこうした海外の参加者に便宜を図るか?という大きな課題が残ります。

ユーラシア大陸の東の端には、急激な変化のある国が、ささやかな我が家の日当たりを悪くしている、まさに巨大マンション群のような中国という国が聳え立っています。さらに無数のビルを計画しているらしくて不愉快なことです。いやマンションの話ですって。それが設計の悪いものや、止めればいいのにオーバーデコなもの、九龍城を彷彿とさせるような景観を損ねるような暮らしぶりの住人。悪弊を撒き散らすモラルの低い住人。今にも倒れそうなものまであるのです。とまあ、そんな感じといえば・・・まあ中国と親しく交渉をしなければならない立場の人がこれ以上言うのはよしましょうね。しかしまあ魅力はそうした部分にもあるのですからね。

さてプレゼンテーションの準備やツール作りにも取り掛かっています。BTOUや北海道4デイズ・・・いったいどんな内容で?シリーズ戦や新たに始まるヒストリックの2戦はシリーズだというお話。日本のスタンダードTBIはいかに。いやもうすること多すぎ。

今年のテーマはクオリティの向上!環境品質、運営品質、で三河商人の言葉を借りれば「参加者よし、主催者よし、環境よし」と行きたいところです。ちなみに三河商人は「買い手よし、売り手よし、世間よし」・・・トヨタの真髄かもです。で、その2006のコンセプトワードは「THE MOST IMPRESSION」それぞれの大会それぞれの現場で記憶に残る素晴らしいシーンを。

きょうの一枚
はじめてのRRMのガストン、1999年夏。長時間のハードライディング、シールドタイプのヘルメットなのだが、メガネの痕の傷がラリーの激しさを物語っていた。こうしたシリアスな表情も時々見せた。

 

故ガストン・ライエの没後1年を、氏と心の交流のあった友人たちの言葉で偲ぶ


ボクの免許証の入ったケースにはガストンの写真が入っている。それはスガワラサンがBTOU2005のプライズギヴィングセレモニーの時にボクのテーブルに置いたものだった。それまではほかの写真を持っていたのだが、何故だかその日からそのスガワラサンから託された写真に持ち替えた。

以前も書いたと思うけど、その写真はラミネートされていて、優勝者のガントルガが空けたモエ・エ・シャンドンが、シャンパンファイトではないのに結構激しく噴き上げ、その黄金色の雫がガストンの写真の頬にかかった。まるで泣いているように見えたのがおかしかった。

11月ガストンライエミーティングでのこと。こんなことを書いたら笑われるから黙っていたのだけど、富士山の見える美しい朝の朝霧高原。数枚のデジタル写真、ブリーフィングに集うみんなの頭上に、なにか天使の白い羽のようなものが写っている。まあそんなことを言うつもりは無いのだけど「ガストンも来てるよな」とそう思ったら、白馬のホテルのパーティでも・・・そんな不思議な力をも信じたいほどボクは、このことについていまだに受け入れられていないような気がする。

春木さんの好意で2月号のBTMに「ガストンに送る最後の手紙」を書いた。家族のもとへも送った。こんなに大きい喪失感を感じたのは、実は初めてだったということにも気付いた。

山田 徹

 


昨年のクリスマスイブに我々チームの壮行会が地元ミュルサンヌで行われる事になり、案内状をJP JAUSSAUD(ジャンピェールジョッソー)氏に送ったところ、彼からは病気療養中で来られない旨の手紙が託され、その文末にはSincerelyyours, I will look the result every days !!!と結んであった。

一昨年末ににガストン氏が全く同じ言葉を私に贈ってくれたのが、最後の言葉になってしまった。2005パリダカではカミオンクラスで総合2位を取ることが出来たので、病床にあってガストン氏も自分の事のように喜んでくれたと思っている。

そんなガストン氏を偲んで、昨年の北京-ウランバートルには、彼の写真を持って参加して一緒になってミスコースだらけだった。今回のパリダカでは室内に氏の写真を貼って参加していたら国際映像を撮るカメラマンが車内でインタビューしたいとの要望があり、質問が(通訳が来ているので日本語ですよ)終わったのでインタビューアにガストン氏の貼ってある写真を見せて(彼を知っていますか?)と聞いたら彼はキョトンとして知らない様子。カメラマンがそれを見て驚いてガストン氏のパリダカでの活躍などを長々と説明して。カメラマンがこの部分を映しても良いかと言って撮っていたのでフランスのTVには映ったかもしれません。

パリダカの英雄が後ろで見ているので今年も真剣に走り、彼のお陰もあって完走できました。彼の写真を持ってまだまだ走りますよ。山田さんよろしく。

追伸
JP JAUSSAUD氏はルノーに乗って1978年のルマン24で総合しました。それまでの6年間はドイツのポルシェをベルギーのイクスが乗って優勝したので、フランス国民が泣いた日と言われています。その後パリダカでは三菱のPX-33や日野レンジャーにも乗っています。

菅原義正

 


ガストンママの「ガストンの具合はかなり悪く、家族しか面会できないようです」とボクあてに記された小さなメモ用紙を、ふと目にしたのが2月6日のこと。少し黄ばんだメモ用紙が1年の月日を物語ります。

その小さな一枚がいつか誰かの手で捨て去られてしまっても、時に師の如く、時に友の如く、時に父の如く接してくれた、ガストンとの思い出が忘れ去られることはありません。

ルマンより愛をこめて

すがわらてるひと


2006/02/07 (火曜日)

日記を書き続けている人には分かりやすいと思うのですが、ボクの場合このOVが1年前または2年前のこの日、何をしたか?何を考えていたかが瞬時に分かり、さまざまな思いをめぐらせることができます。単に日記とは違い、どこか主張すべきことを中心に書くものです〜、本当に自身のためにも有効なツールです。

昨年2月8日、OVを書いている時点ではフランスはまだ夜明け前だったのでしょうか。ガストンの訃報は、そういえば2月9日の朝に確認したのでした。その日から14日まで6日間OVが書かれていません。今日と明日はいつもよりもう少し、ガストン・ライエのことを思う日にしたいと思います。

さて2005年2月24日のOVをコピペ
「結局、続ける!ということは大変に難しいものです。で、難しいものは、続かないのです。残念ながら世の中で続くのは、簡単でお金の残る仕組みのものだけかもしれません。いや、それすらも続かないでしょう。と逆説的に書きましたが、それでもこのHPは続きます。続かないものだから続けるということにささやかな喜びとか価値を見出すわけです。って今日はどうしたの?屁理屈ばっかで。人間は飽きるという動物です。でもスガワラサンは続いています。あなたは続いていますか?」

ガストンは良くto be continueと言いました。「続けよう」今日の日のために皆さんにこの言葉を捧げます。続けよう

きょうの一枚
Rally Raid Mongol 1999からガストンライエのライディングするXR400Rと、あるビバーク地で砂の深いところがありました。そこで誰もがスタートでもがいてるのですが、ただひとりガストンだけが何事も無くスタートしていくのに皆ビックリ・・・しましたね。


2006/02/06 (月曜日)

四国路はもう春である。陽も長くなり夕日の色も赤みを強くし熱量も多くなった。クルマの中にいると外気温は冷たいのだろうが日差しの強さにあいまってポカポカだ。でもまあ今日は雨だけど。いまから心配なのは夏の暑さと渇水。いやあホント、真冬から春の兆しを感じはじめたと思ったら、もう猛暑の心配。でも皆さんも笑い事ではないはず。予言します。今年の夏は全国で40度を超えるところが現れます。バナナも松山でも出来るようになることでしょう。マラリアもついに発生。巨大台風は東京を直撃!!ゴメンナサイ・・縁起でも無いことばっかり書いて。

でもアメリカは記録的な暖冬でしょ。雪がなくて小麦の生産がヤバいらしい。あっ、ヤバイという言葉は「凄く良い」らしいので間違わないように。とても凶作の心配があるらしい。アメリカの小麦が凶作だとすると世界経済に及ぼす影響はどうなんだろう?きっと日本ではパンが食べられなくなるかも。いやまじで。

日本は厳しい冬になって、おかげで経済的には内閣府は、「12月は従来の景気拡大の要因に、気温低下によるプラス要因も重なった」とみている。んだって。でも今年はコートとか暖房器具が不足したってんで、また山のように作ってこんどは余るんだろーね。

ほんとに地球規模の異変は気象問題だけではなく、いや気象問題に端を発する問題がその大半を占めているのですが、またもや某超大国がイランや北朝鮮に対して仕掛け始めていますね。いや、是否論ではありませんが。その前に根本的な地球温暖化効果ガス排出抑制の決定的な取り組みをしてくださいな。いつまでも豊かで美しい地球と、ついでにモンゴルの大草原も・・・守ろうではありませんか。

きょうの一枚
伊予路に春を告げるといえば椿さん。そういえばあなたの街にも必ずあるのでしょうね「○○に春を告げるといえば○○」でこの縁起物がたくさん売られていて椿さんといえば熊手(お金をかき集めるという意)と宝船?俵船かも。まあ縁起がいいというのは確かにありますね。ボクも黒っぽい服ばかり着るのを止めて、ちょっとパステル系にイメチェン(これも古いね)しよーかねえ、春だし。


2006/02/03 (金曜日)

今日は節分。「豆まきをしよう!」と誰かさんが言っている。そんな古い歳時記の習慣を考えながら「先進に対して回顧主義は」を考えながら会社に向かっていた。古き良きものの再発見と、その台頭は30年前の未来学者やSF作家の想像を超えていただろうと思う。またこうしたムーブメントは「オジサマ」の時代の到来を物語っている。

SSERはオジサマ・オーガニゼーションと化しているし。ヒストリックエンデューロは年2戦のシリーズ化で、オフィシャルのはずの皆さんからは今年も熱いラブコール=醜い争いの的となっている。

最近たとえば大手カメラメーカーが相次いでフィルムカメラを止めると発表した(と思う)と今度はそれ呼応するようにフィルムメーカーも写真フィルム事業をやめると発表。

ひょっとしたらフィルムカメラは、死に絶えるかもしれない、そうLPレコードのようにだ。いや、まてよ最近ボクの周辺ではオーディオブームが起きている。みんな最近まではレコード針探していたのに、いまは高いけど良いものがたくさんある「やっぱレコードでしょ」「うーんi-podが最近のマイブームなのに・・・」でも振り返ってみればそのオーディオ界も珠玉の名品!なモノの大半はヨーロッパ製だ。

クルマやバイクは、どうだろー?いつも最先端のものを欲しがっていたボクは、ついにというかここ数年は古いものへの憧憬が急速に強まって行く。R1200GSの先進性よりやっぱ80よ!と思いだしたって。3.0CSなんてクルマはボクが20代の前半、家より高かった。天文学的な数字だったが恋慕の念は、最近再燃してきた。

で、コイツは最先端の極みではないと思っていたHP-2で走ると、「やっぱシンプルだねえ、燃料計なんて無いのが良い!と思っていたらインジケーターの中にコーションマークが点灯。「ホーッ、親切に」とすぐに燃料入れたから分からなかったんだけど、それからしばらくしてまた点灯。ほっておくと後続可能距離がディスプレイされる!!「スゴイ!やっぱこうでなくちゃ!」「???」先進の機能はもちろんユーザーフレンドリーだ。止まってタンクキャップ開けて薄くなった目でガソリンの残量見ていたって見えなかったりするしな。

オジサマの時代。その行先を予言しよう。オジサマはやはり絶滅する。今の若い者はオジサマにはなれない。それは若い時から諦観を持たないからだ。良くなっても「コジサマ」止まり。これは「コギャル」「コマダム」に続く新語になるよ、きっと。見ててごらん、どっかの例によって、あざといライフスタイル雑誌が使うから!使わないかもだけど。

きょうの一枚
なんか仕事に行き詰って!?気分転換に会社の裏のダートをひとっ走り・・・なんだかんだ言って、好き勝手にやってるのかもだ。


2006/02/01 (水曜日)

名言というには程遠いのですが「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」これはマンション会社の社長が国会の参考人招致での、国土交通省に対しての発言。いや、そんな話ではなくて、全くいい加減にして欲しいのはスパムメール。

気分よく出勤して「さあ、今日も一日頑張るぞー」とパソコンを立ち上げ、淹れたてのコーヒーの湯気越しにモニターに映し出される壁紙はモンゴルだったりHP-2だったり。でメールを確認すると「ギョヘー」と、半分か多い時には70%くらいがわけの分からないメール。特にサブジェクトが巧妙になってきていて、うっかり開くと、どれも同じような内容で実にばかげているのですが、もう朝のやる気は消失。これはきっと日本の働く男たちの仕事のモチベーションを下げさせる為の某国の陰謀ではないのか!?と疑いたくなります。「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」というのは、こういうときに使うのですよO嶋さん。

てなわけで、これの対策はどうなっているのか、誰か教えてください。ボクの推定では経済的損失は直接間接で年間約2500億円くらいに相当します。って全く根拠はありませんが。こんな違法なことが、いつまでも野放しにされるのでしょうか?

違法なことと言うと、世の中には実に氾濫していて「これくらいではいいのではないか?」というグレーゾーン。某ビジネスホテルチェーンの社長は「それは制限時速50kmのところを56〜57kmで走っていた程度のことなので」状態は、どうも良いらしいというのもねえ。で、それで気になるのはやはり騒音測定。正確にできないのなら「やる意味はないのか」という議論。回転計を付けて最高出力回転の50%で云々」どうみても最高回転の50%くらいで加速して行っているマシンはないしなあ。違法と合法。その境界線のなんと曖昧なことかと思う。さらに合法ならばなんでも問題なし・・・というのもいかがか。オフィシャルミーティングでのヒトコマ。

騒音問題におけるボクの発言(いやこれは決定項目ではないので悪しからず)「嫁さんの実家の義理のお父さんが寝ている家の前で、夜の12時に30分間レーシングしてOKを貰ってきたらクリアということにしよう」「独身の人はどうするんでしょう?」
そーだ。30代男性の40%が独身なんだってね。なるほど、「だから騒音問題が決着しないんだ」「???」ごめんなさい月初めそうそうに。
「もー、いい加減にして欲しいですね、まったく」って言われないようにお互い気をつけましょうな。

きょうの一枚
1984年パリダカール、ガストンとティエリー・サビーネ。もうすぐダカールか?ガストンは輝かしい初優勝の直前の姿。多分ニジェール川のハシケの上じゃないかなあと思われます。ガストンの横はオリオール、腕だけ見えてるのはR.ロワゾー、この年はJC.オリビエの一つ前、総合5位でフィニッシュ。