Organisation Voice 20008/12
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2008/12/27 (土曜日)

「激動の2008年?」

いや、年末に風邪を引いてしまいまして金曜日のOVは思わずお休みしました。そこで今日は土曜日なのにOVを更新すべくキーボードに向かっています。でも頭痛くて、のども痛い、まあ最悪です。最悪といえば2008年、とんでもない年になりましたね。

サブプライムローン、リーマンショックに端を発した年末の、世界恐慌!とマスコミが煽る大不況!!この先世界はどうなるのか?という漠たる不安。でもそうご心配なく、大丈夫です。2009年の2月くらいから好転しますよ。膨れ上がったハゲタカファンドとか、数学的発想の市場原理主義が生んだゲームが終焉を迎えただけのことです。「日本PASSING」と呼ばれた昨今の米中関係なども見直されて、「これで少しは日本の将来は明るい!」と考えて年末年始くらいは楽しく過ごせばよいと思います。

まあ日本の企業の多くはどこも、長年にわたり経営テクノロジーが進みムリ・ムダの無い体質になっていましたから。そうすると、いきなりこのような不況がやってくれば、人件費に手をつけるしか方法が残されていません。先日飲んだ某トヨタ系の部品メーカーの方のお話「みんな朝から夕方まで工場内の掃除ばかり・・・」なのだそうです。まあそれならば人員削減も当然の話でしょう。特に派遣なんていうのは固定費ではなく流動費=つまり売上高に応じて変わるコスト、という位置づけは経営テクノロジーのひとつ。それで切られる派遣には同情を禁じえ無くもありませんが、同じように下請けや製造子会社には、3割減5割減のマイナス受注!つまりこれと同じことなのです。また超高級車市場では1年前の受注の納品時期に差し掛かり、居なくなったお客さん?まあファンド系の方でしょうか・・・こちらも大変なことが起きそうな話。

一方2008年のボクを苦しめたのは、北京五輪と四川大地震。これで東アジアの物流は根底からひっくり返されてしまったのです。これにはラリーモンゴリアや北京-ローマのイベントは、大翻弄!されて、最も大変だったのが物流の確保!という笑うに笑えない1年間でした。まあ特殊なイベントのみに国中を麻痺させても開催させるという概念では、成長なんて長続きしませんよねえ。

さて来る2009年。世界での生産調整はまだ少し進むでしょうが、明るさを取り戻してきます。そう妄信しているのではなく、実際のところ日本企業は円高を背景に、世界で再び力を発揮できるタイミングに差し掛かってきています。今企業買収のパワーは中国企業から日本企業に移るはず。あたらしい日本発のグローバリゼーションを展開しようではありませんか。

来年は幻のシルクロードとチョモランマへ挑戦。いやチョモランマはBCまでですが、みんなでバイクで出かけます。デジタルハイビジョンカメラや特殊なカメラを携えモーターハングライダーを積み込んで?シルクロードの果てカシュガルから西チベットへ。そしてラサまでへ行くのであります。ただいま参加受付中ですが、とにかく道のりは過酷で、宿泊施設も整っては居ません。冒険旅行の可能なラリー経験者に限定!!SSER主催イベントへの参加経験のある方に限られます!!

さて29日は大忘年会、そして30日はSSERもちつき大会で今年を締めくくります。来年は早々から「世界のヒストリックエンデューロマシン展」シーナ先生の言われるように「世界のレゴラリータ展」にしたかったんですけど・・・・・。

もうひとつここのところの最大の話題は、新しいダカール。まもなくスタートですね。巨大カミオンに混じって頑張るHINOは中型のマシン!アンデスやパンパの困難な道できっとこれまで以上の輝かしい成果を挙げてくれることでしょう!!無事と好成績を心から祈るばかりです!!昨日は出発直前のteruとお話をしました。「ただただ、頑張れ!」と。

今日の一枚

チタンボルト屋から電話がかかってきたので「新春にヒストリックエンデューロバイク展をするから協力せいや!」というと朝霞研究所にNXRが5台くらいある!というので「それ借りて!」「ムリかも?」という返事。「それなら言うなよ」ということでどなたかこれをお読みの方で・・・・


2008/12/25 (木曜日)

「マナサロワール湖」

今回のレイドトレックのビバーク予定地のひとつ、マナサロワール湖。

日本人探検家河口慧海は1900年8月28日にここを通過していて、「その日の夕方に、ランチェン・カンバブの上流のほうに着いた。このランチェン・カンバブと言うのは、英語でサトレジ川と言い、先にも述べたように、ずっと西に流れてインドへ行き、シータ川と合してインダス川となり、アラビア海に注いでいる川の源であるが、土人の説明によると、この川はマナサロワール湖から出ていると言う。そこで私は押し返して、しかしマナサロワール湖は、すべて山で取り囲まれていて、どこからも川の出るところがないと反論すると、いやそれはそうだが、この川の源流は、カイラス山の北西方にある山間のチョコル・ゴンパと言う寺の東側にある岩間の泉から流れ出すので、その泉はとりも直さずこのマナサロワール湖からきている水ある。つまりマナサロワール湖から伏流水になって、ここに流れ出ているわけだという」河口慧海、チベット旅行記

スヴェン・ヘディンも1907年9月6日にマナサロワール湖の辺に立った。「四年前までは、 ツォ・マバン湖 (マナサロワール湖) からランガク・ツォ湖(ラ カス・タル湖) へ若干の水が流れたということは、ライダーの報道と一致した。12年まえには、この排水ははなはだ多く、橋がなければここを渡れなかった。この排水路はヌカンガあるいはカンガと呼ばれた。ところで、ランガク・ツォ湖の水は、地下において、西へ流れているはずだ。そして、その水は、旧河床の、ランチェン・カムバと呼ばれる箇所で、ひとつの穴から再び外に流れ出る。この水こそサトレジの本来の水源でなければならない。」ヘディン探検紀行「トランスヒマラヤ」

要はこの神の山カイラスの南に位置する、この湖からはインドの川が流れているというのが古代の通説だった。つまり彷徨える湖の謎に似て、当時の探検家の血を滾らせた謎のひとつがこの湖なのかもしれない。

きょうの一枚

今日もグーグルアースで見る!レイドトレックのビバーク予定のマナサロワール湖。世界の探検家たちによって見出されるよりはるか古くから、巡礼の人々によって崇められた湖。2枚目はヘディンの地図、そして3枚目はヘディンの水彩のスケッチ。当時の探検家は絵心も必要だった。


2008/12/24 (水曜日)

「チョモランマ続報」

エントリーする方が、ポツポツと。まだ最終的なスケジュールも金額も決まっていないのにです。もちろんSSER関連のラリー経験のある方ばかりですが北海道のY口さんは「450くらいが良いよ!」というと「それは簡単に行けて面白くないっしょ、1200GS-Adventureで行くよ!」「・・・」やっぱり只者ではありません。でも、定員が少ない!ので、皆さんお早めに!って情報が無さすぎ!!今度の29日に色々とお話します。で問題発生!!「29日に餅をついてはいけない!!」のだそうですね。相変わらず知らなかった古くからある日本の風習。29日に餅をつくのは「苦を憑く」とかって言って、良くないらしいのです。どーしょ!?新しい年を迎える儀式だからこそそうした縁起を担いだのですねえ。

月曜日はチョモランマのルート上にある休息日ツアンダについて少しふれました。グゲ王国という仏教国があったというのをご存知の方も多かろうと思います。そこで今日はその近くにあるカイラス山についてです。これは信仰の山としていまだ入山許可の取れない山です。標高6656m、完璧な独立峰で周囲には52kmに及ぶ巡回の路があり、敬虔なチベット教徒たちが五体投地で巡回している。南麓の村をルートとして通る。近年は特に許可が難しくて、行く事も困難になっている。自分のバイクでここを訪れるのは、まだ調べてはいないが世界で初のことになるかもしれない。

きょうの一枚

今週はチョモランマ特集!なので1枚目はカイラス山。でもちょっと2枚目はモンゴルからハルヌール。この美しく周囲を砂に覆われた湖を一周するルートを作るぞ。まあなんとボクの1年はこうした秘境の地の探検に彩られていること・・・みなさんに最高の世界にお連れしたいと思う一念です。


2008/12/22 (月曜日)

暮れも押し詰まってきている?のでしょう。でも事務所の中では蚊が飛んでいます。今日は冷たい雨ですが1日おきにやって来る小春日和の日には、ウッドデッキに出て日向ぼっこをすると、その日差しの強さに思わず日陰に逃げ込みます。この数日間でモンゴルからの帰国貨物の引き取りも完了。何か一区切りがついたような、そんな気がします。

「発表!SSER大忘年会2009!」

12/29-30にかけて「大忘年会」を開催します。会場は言わずと知れたSSERオフィスのウッドデッキ+サロン?会費原則として無料(食材や酒肴を持ち込む方は無料ですが、手ぶらでこられる方は2000円申し受けます。)ただし要予約。宿泊の希望も早めにお申し込みください。29は朝から餅つき大会!(餅つきは予定です。機材と人員の都合で中止になることもあります。)鯛やハマチを持ち込む人は事前に3枚におろしてきて下さい。XR系の話とヒストリック部門のお話は15分以内としてください。

12/29 午後4時からは四国・九州地区向けのSSER2009 PRESENTATION を行いますので、あわせてお越しください。

「重要なお知らせとお詫び:北京-ローマテレビ放送中止のご案内」

BS11にて新春スペシャル&開局1周年記念特別番組として放送予定の「悠久の彼方へ、北京-ローマ15.000キロの旅」の放送が、諸般の事情により中止されることとなりましたので、謹んでお知らせいたします。楽しみにされていた方も多いと存じますが、誠に申し訳ありません心よりお詫び申し上げます。私どもも35日間の取材撮影と2ヶ月にも及ぶ編集作業、素晴らしい映像に息をのむばかりでしたが、大変遺憾ながら新春特番として放送することは中止いたします。

きょうの一枚

年末スペシャル「レイド・トレック・チョモランマ情報」
その1、幻のシルクロード、幻のグゲ王朝
「レイド・トレック・チョモランマ2009」では数日間のレストディが予定されている。そのうちの1日はETAP5のあと、今の予定では9/30、標高3800m、札達ツアンダというところ。ホテルはもちろん無い。グーグルアースで見てほしい。N31°29′00 E79°47′56 ここは幻のシルクロードと呼ばれるルート上にある。842-1630年に西チベットに栄えた幻の王朝は、このツアンダにあって歴史のなかに消え去っていった。そんなグゲ王朝の休日。石窟壁画などインドの影響の強い仏教遺跡のある要塞都市で、探検と休息の一日を過ごそう。 


2008/12/19 (金曜日)

「昨日の続き」

「なぜ、世界中の自動車が売れなくなったの?」そんな質問を受けました。あなたならどう答えますか?そして実際には「どうしてなのでしょう?」なぞは深まるばかり・・・もちろん世界中のあまたある自動車メーカーの戦略立案者たちにも「全く予期できない出来事」だったのでしょうか?

これもボクの自説なので信憑性に欠けますが・・・この少し前まで、自動車はナニが起こったの?というくらい売れに売れていました。ばかりか昨日のR8にも見られるような高級車&スーパーカーブームが続いていました。

ボクは、失われていくものへの憧憬と、外資系orファンド系の皆様の御用達だったということだったろうと思います。クルマが好きなわけでもないのに「一番高いやつもってこい!誰も乗ってないやつな!」とかってマクラーレンSLR持ってた誰かさん。

そして北米でもプリウスの販売も急減速。やはり世界は新しい自動車の登場を待っているのではないかと疑われます。たとえば電気自動車や燃料電池車の本格的な市場投入など!多少イニシャルコストが高くてもランニングコストが安く、かつ環境負荷の低い車のことです。自動車メーカーは石油の呪縛から早く逃れたくて、未来のクルマを作りたい!問題は化石燃料である!みたいなネガティヴキャンペーンをやりすぎました。近未来の車を見せすぎたのではないでしょうか?そこにこの不景気。「そうそう、どうせならミツビシのプラグインの電気自動車が出るのを待とう」とか「もっと決定的なものが出るのかも?」という状況を作ったのかもしれないですね。

移動するという行為は人類からはなくなりません。この100年間進化し続けた移動する道具は完成域に達しました。安全で快適、早くて便利なものに。でも少し忘れているのは、さまざまなSFで語られるように、機械=ロボットが感情を持つ日が来るように、愛すべきマイカーを道具と決め付けたところがありませんか?

http://tw.youtube.com/watch?v=yEDjet8_oTY&feature=related

きょうの一枚

クルマの進化は、次は携帯やインターネットの機能等最新情報端末化?なのでしょうか?クルマ本来の魅力と道具としての高付加価値と、いずれを求めて進化するのでしょうねえ。

チョモランマ・・・金額が決まる前からすでに二人の申し込みがありました。テレビの制作のお話も・・・


2008/12/17 (水曜日)

「小春日和を楽しむ」

今日は本当に良く晴れた気持ちの良い1日。新しい事務所になって初めての冬なのですが、今日はデッキが気持ち良いので仕事を放棄して日がなそこに座っていました。ちょっと場違いなフィリップ・スタルクデザインの白い椅子に座ります。ハスの花とか植物をイメージさせるエルゴデザインな1脚は、場違いとはいえボクは良く合っていると思っているのであります。

すぐ目の前が鎮守の森であるとは過去にも何度か書きました。常緑樹が多く雑木林の冬の風情には少し欠けますが、とても気に入っている空間。読書などには最適であります。こうした外とも内ともつかない、こうした場所が良いのだ!と友人の建築家が力説していました。

ところでその森は鬱蒼としているようで、良く見るとある一定のルールのようなものが垣間見えます。カオス理論のように・・・木々は競うように枝を広げ根を張ります。多くの若木は、これらに光をさえぎられて一定以上大きく育ちません。これを見ていると企業の姿に重ねてみることが出来ます。森という業界はすでに大きく育った木々=にスペースを奪われていて、大きな木が倒れなければ育つスペースを得られないのです。しかし森は、その森自体が成長しようとしています。放っておけば、すべてを森が飲み込みつつ成長していくのでしょう。

森が必要とするエネルギーは、せいぜい太陽光と水、いわば天の恵みです。この自然のエネルギーだけで成長し代謝して行くのです。何かこうしたものから僕たちは学ぶものがあるのではないかなあ?!と思いませんか。

いま、21世紀初頭。地球上には新しいイデオロギーが生まれるような空気が充満し始めているように思います。案外脆弱だった資本主義というか市場原理主義が方向転換を余儀なくされています。常に成長していなければ描けないシナリオは終わりそうです。「100年に一度の・・・」と言いますが大恐慌からはまだ100年経っていません。大恐慌のときに被害を受けなかったのはソ連・・・1922年にできたばかりの新しい国家体・・・日本でも共産主義への傾斜が始まったのもこのころから。さらに独論をはけば・・・世界大恐慌こそはケインズの言によらなくとも第二次世界大戦の芽をつくったには間違いないように感じるのです。

「市場に任せる」と言いつつ常に介入しなければすぐにバランスを崩す世界経済。何かこう新しい時代の希望に満ちた国家と経済運営の姿を模索しなければならないと思いませんか。

きょうの一枚

「AUDI R8」

自動車産業は世界規模で苦戦が続いています。と言うか自動車産業に限ったことではないのですが、世界で同じことが同じように起きます。ボクは晴海通りをよく通ります。日比谷に出る手前の右手にあのザ・ペニンシュラ東京があるのですが・・高くて泊まれません。でそこにR8が置いてありました。ディスプレイなのか送迎用なのか?は分かりません。「おーR8!」と思いながらローマの帰りの飛行機で見た「アイアンマン」を思い出しました。っていうか、それだけのお話。


2008/12/15 (月曜日)

「スガワラサン出発!」

ついに12月も半ばを過ぎ、いつもならルマンにある自らのガレージで陣頭指揮を取っているはずの菅原義正さん67歳。今年はこの15日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに向けて出発しました。「行ってきます。」と一言メールが届いていました。その返事をかねて今日はOVを書きます。

ダカールは、賛否あろうともアフリカから離れ、今年南米にて開催されます。アルゼンチンとチリ、そのふたつの国を隔てるアンデス山脈を、何度か越えるわけです。標高も高く、体力的にも厳しかろうと思います。またがけも険しく極度の集中が求められるのは容易に想像が付きます。

さて一方のアフリカですが、こちらは21世紀になってからというもの、イスラム原理主義の台頭が著しく、1988年に行ったマリ共和国トンブクトゥの北は、いまや無政府状態、テロリストの基地になっているそうです。そこは古くは砂漠の中の悪名高き政治犯収容所があった辺り。はじめて1988年にパリダカールが通りますが、キダールとかテッサリとかいう地名。漠たる恐怖に包まれながら深夜に砂丘越えをしていたのが忘れられません。なんたって砂漠の中はキャタピラのあとばかり・・・・・

そしてモーリタニアは今年8月に軍事クーデターが起きて大統領が軟禁される状態のまま。H・オリオールの主催する「アフリカレース」も開催はどうなったのでしょうか?何も更新されなくなったのですが、ウエブサイトにもある一定の責任を持ってほしいものです。心配していますもの。

さてその1988年、僕たちが始めてダカールに参加した年のこと。それも華やかな10回記念大会。元旦の未明に美しくライトアップされて大群衆に見送られてベルサイユ宮殿をあとにします。もうこれだけでも「参加する喜び」の大半が消化されます。ラリーはアリ・バタネンやユハ・カンクネンのプジョー対ミツビシの構図が明確に。いや実は案外レンジローバープロトの活躍に目を奪われた年でもありました。マルコム・スミスの速いこと速いこと!!終わってみれば総合4位。実はこの年はルネ・メッジがラリーディレクターに。

実は菅原さんはこの年で最後のリタイア?をします。テネレ砂漠のど真ん中で、僕は会いました。ボンネットを開けて・・・それ以降はなんと今まですべて完走をし続けているのです。今回完走すれば20回連続完走という自らの偉業を塗り替える記録!を打ち立てるわけです。一口に20回といいますが、それがどれほど大変なものであるかは、中々に理解されません。

あの88年は出場619台そして完走121台完走率はわずか19.5%。ホントに辛かった事が思い出されます。まだ30半ばのボクも、このラリーは半端じゃないなあと思ったものでした。

さあ、いよいよ20回連続完走に向けてスタートした菅原さん!!エンジンも少し後方にずらしてバランスも向上。どうぞ頑張って偉大な記録と、それに続くものたちへの道しるべたる金字塔を打ち立てて来てください。心より祈っています。


2008/12/12 (金曜日)

「チョモランマからの便り」

西安にあるボクの友人の旅行会社から、結構詳細な企画が届きました。来秋に企画するレイドトレック・チョモランマの行程の原案。この企画はパッケージツアーではなく、ほぼラリーと同様な行程で行われる中日合同のイベントですので、それを踏まえてご検討ください。期間中にはいくつかのタスクが用意されていて採点方式で進んでいきます。最高到達点はチョモランマBCの5320m。ここには1泊します。前半の難所はカルギリクから出発大紅柳灘に向かう行程。この日は5000m超の峠を含む3箇所の峠を越えます。走行距離も長く487km。後半のサガからチョモランマBCの430kmも厳しい1日となるでしょう。その2日間以外はほとんど200km台の行程で、厳しいけれど楽しい毎日となるはずです。宿泊施設もかなり厳しい日も少なくありませんので、安易な気持ちで参加を検討しないでください。また原則としてTBI、MONGOLなどSSERORGANISATIONのイベントの出場経験者に限りたいと思います。参加をご検討の皆様は1度早めのご一報を。高度順応のためのプログラムについて相談したいと思います。

「モンゴルからの便り」

モンゴルは厳しい冬を迎えています。モンゴルのSSERスタッフのチームは、先の「北京−ローマ2008」でカザフスタンのアクトベに残してきた2台のADV.の引取りのために空路向かいます。といっても沢山の乗り継ぎをしなければならない模様。ご苦労様です。

一方、世界的に燃料が安くなってきていますが、今のところウランバートルなどでは価格が高騰したまま、ヘリで使う燃料が安くなれば大助かりなのですが。またハルヌールのビバークは何とか実現しそうです。あの美しい湖をもう一度この目に焼き付けておきたいと思うばかりです。プレエントリーケース1の締め切りは12/20です。

「SSERのすべてのイベントでネックブレースを」

いよいよネックブレースが本格的に普及し始めました。SSERでは2009では推奨、2010からはすべてのイベントで使用を義務付ける予定です。ネックガードと呼ばれるウレタンの首に巻きつけうだけのものは認められないことになりますのでご注意ください。また肩と鎖骨部の保護をするプロテクターの着用も義務付けていく方針ですのでお気をつけください。すべてはライダーの安全のためのことなのです。

「TBIからの便り」

いよいよ四国の試走も始まります。12月中にはルートの基本計画がまとまります。前回のように雪に阻まれないように祈りつつ。太平洋と瀬戸内海のコントラスト、海岸と半島の美しさを堪能する旅になることでしょう。こちらも見逃せませんね。プレエントリーの締め切りは12/20!どうぞお早めに。

「The 1/4th century SSER 2DAYS CLASSICS 2009」

すでに始動。ゼッケンは昨年つまり今年の総合順位(30位まで)が振り当てられます。欠番は詰めていきますのでゼッケン1は森田昌和サンに決定。なんとOVER48になるのだそうですな。

きょうの一枚

チベットに派遣した試走チームが撮影した峠越えの写真。厳しいけど面白そうでしょ。広角を買わなきゃ。


2008/12/11 (木曜日)

「La vie en rose」

そう「ばら色の人生」です。なぜだかボクはこの曲を良く口笛で吹いています。さっきも事務所への帰り道で・・・

それにしてもこの「ラヴィー」って言葉は良くガストンが使ってたなあ、と思ったり。「バイクこそボクの人生だよ。」と英語交じりのフランス語で。

ところでいったい、この「ばら色の人生」とはどんなことなのだろうか?としばし沈思黙考。歌ったのはご存知の方も多いでしょう、エディット・ピアフ。昨年映画化されてご覧になられた方も多いはず。彼女の人生を誰が見ても「ばら色」だったとは思えないでしょう。ピアフの壮絶な生涯からどうしても「ばら色」が透けてこないのです。この歌は若くハンサムだったイブ・モンタンと同棲していて彼に作った歌なのだとされていますが、やがてピアフはモンタンの成功を見て彼のもとを去ります。その代わり世界中のアーティストにカバーされて・・・

そこでまあお歳暮代わりに、「ばら色の人生」まずは英語版のピアフ本人の歌声

フランス語版はこちら

つづいて「麗しのヘップバーン」じゃなかった映画「麗しのサブリナ」で歌うヘップバーン。
可愛いなんてものではありませんね。

最後にサッチモがカバーした「ばら色の人生」あなたはどの声がお好きで

 

ちょっと大きく脱線してしまいましたが12月になると「パリの空」が恋しくなるのはダカール帰還兵のPTSD。でもあのころが「ばら色の人生」だったのかもしれません。

さて、皆さんも古いこだわりや、いやな心から開放されて?どうぞ「ばら色の人生」を。

きょうの一枚

[01]:   2008年モンゴルから。SSのスタート待ちをする首位快走中のボルドバートル、2位のハマーの背後にはすでにカミオンが。

[02]:   快適なピストを飛ばす春木ビッグタンク編集長。

[03]:   KTM990ベースのクワドを駆るドイツ人ライダー、ゲルハルト。自らもこの開発チームの一員。

[04]:   ヘンナ!オランダ人ヘンノさん。最近のダカールにXT500で完走した実力者。砂漠のど真ん中のCPで。

[05]:   オリアスタイ近くの美しい草原地帯。走る喜びも大きい。

[06]:   塙郁夫選手は、総合優勝も狙えるポジションを気持ちよく走り続けていた。

[07]:   デューンで大ジャンプを見せた菅原照仁。2009ダカールへの準備は万全だ。

[08]:   バギー。ハルヌール付近でマシントラブルでリタイア。

[09]:   チンギスハーンホテル前の仮表彰式。大きな充足感が漂う。

[10]:   サトウカオルさん。現地の衣装で寒さをしのぐ。フェルト製の軍用のコートだが。


2008/12/10 (水曜日)

「今日も東京」

実は今日も東京にいました。暖かい一日で、いわゆる小春日和ってやつです。

どこに行っても景気後退による人員削減、事業縮小、広告縮小、いわゆるリストラの嵐の話ばかりですね。止めるのは勇気がいるようで実は決めてしまえば簡単なことです。しかしひとたび止めると次に動き始めるのが大変なんだ・・・とは塙さんのコメントですが、そうです。

そんな思いで東京行きの飛行機に飛び乗ったのですが、無表情のおじさんたちですべての座席は埋め尽くされていて、不景気なのにみんなこうして動き回っているのだと少し安心。しかしそれにしても多くのサラリーマン諸氏は、顔に生気がありませんな。名古屋の夜の男たちは漲っていたっちゅうのにね。


2008/12/09 (火曜日)

「COP14は閉幕したの?」

京都議定書の2013年以降の温暖化対策を決める?国連気候変動枠組み条約締約国会議その名もCOP14!!が、そーいやポーランドで開催されていました。ポスト京都の枠組みは6月以降に発表になる!のらしいのですが・・なんか00年比で20%だとか40%だとかという数字もチラホラ。世界景気の後退を受けて肝心なこうした問題も減速しないことを願うばかりですが・・・。おお、そういやドイツは90年比22.4%削減に成功して京都議定書の削減目標21%をクリア・・・したというニュースも最近聞きました。

こうした目標をクリアするには極めて大胆な手法の導入が不可欠。と、そこから新たな仕組みが見えてきて、新しい大きなウエーブとなっていきますね。でもドイツは極めて環境先進国となったもうひとつの理由は、政治の指導力でしょうか。今のメルケル首相も過去には「緑の党」に入るのでは?といわれたほどの環境保護主義者です、まあそうでもなければ・・・。まあ理論物理学者ですしね。でもこの削減結果を聞くと、やはり日本は政治力の低下がこのような大きな差となって現れてるのだろうとも思いますね。

政界再編?ってよく聴いた言葉がまだこの不況時にもささやかれるほどに、政治は時代が読めない状況に陥ってしまっています。

今世界の関心事のひとつは「グリーン・ニューディール」かつて世界大恐慌でルーズベルト大統領が行った大胆な土木事業政策で大きな雇用を創出した、しかしまあ太平洋戦争突入で空前の軍需景気!で、この政策が功を奏したか否かは、議論が分かれる。まあそれはいいとして、今回のグリーンニューディール政策・・・地球温暖化防止など環境問題への巨額な投資!は大きな雇用を創出しようとはしていますが?日本は?


2008/12/08 (月曜日)

「東京・名古屋・・・ありがとうございました。」

発表会の2会場・・・盛り上がりました。本当にありがとうございました。1年の感謝をこめて心より御礼を申し上げます。東京の夜は食べすぎ!名古屋の夜はいつも前後不覚に!特に名古屋の夜は要注意です。しかし居酒屋を抜け出して行ってきたイタリアンレストラン、深夜なのにポルチーニのパスタ(メニューにはなかった)とバローロおいしゅうございました。バローロが残りそうだったのでお店の皆さんと乾杯!!したりしていました。この時点で午前2時!まだ二次会だか3次会だかは続いていて、ボクはというとフラフラと徒歩1分のホテルまで、KTMを押していった(らしい)のであります。ああ今週末は大阪と福山。楽しみ半分、恐怖半分な発表会の日々でございます。

さて、来年新春の予定ですが1月16日(金)より2月11日(水)まで「世界のヒストリックエンデューロ・モーターサイクル展」というのを開催いたします。「まぼろしの椎名コレクションとその仲間たち」というサブタイトルで。

どうすか椎名先生・・こんな感じですが。皆さんもお持ちのブツがありましたらお貸しください。寒く暇な日々を温かくすごす。という企画。入場料500円(コーヒー付き)ぜひこの機会に四国までお運びください。どこかの週末で、動態保存のための展示車両によるツーリングなるものも予定中。

さらに追加企画。同展開催中の週末の予定ですが、ダカールから帰国直後の菅原義正さんを招いて「ダカール南米で、の報告会&マイヒストリック・・・」というトークショウ、第2部は懇親会を開催いたします。詳細はこちらのHP上で。

お待たせいたしました。モンゴルの帰国貨物はついに通関が終わりました、皆様にお引渡しの準備が出来ました。12月10日には本部機材が倉庫から搬出されますので、それ以降にお引取り頂くことができます。ご参加の皆様には追ってご案内を申し上げます。

NHKの大河ドラマ「篤姫」が来週で最終回。末期フェチなボクは、珍しく良く見たのでした。でも海外やらイベントやらで週末はいないことが多いので、こうした連続モノは苦手なのですが。で、このドラマが人気のわけは、やはり生き生きとした青春群像!なのではありますまいか。まさに飽き飽きしてきた今の、政局ばかりで国家感の欠如している与党、攻撃するばかりで実の感じられない野党。天下国家を語る、なんてのはもう流行らないのでしょうか?そのロマンチシズムが迸り、今の時代が求めている多くのことを代弁しているのではないでしょうかねえ。学生運動!なんてことも起きそうにないですしねえ。清朝末期には日本の無血革命を真似ようという動きもありました。戊戊の政変(1898年)と言いました。光緒帝が首謀者だったのですが幽閉されるあたりは慶喜と似てはいますが。

とまれ時代は動こうとしている状況は、100年前も今も非常に良く似ています。でも今の日本は、変える力になるエネルギーが供給できない状態ではありませんか。別にクーデターは政変を望んでいるというわけではありませんが、変化を遠ざけ、膠着しきっている今の状態のままで?!少しでも良くしよう・・・という抜本的ならざる考え方です。そんなことで企業は再生されるはずは無かったのですが、国はどうですか?年収の何倍の負債があるのですか?国は?それでも、まだこの調子なのですか?

きょうの一枚

ダカールの南米開催に向けて地理的な興味で、グーグルアースやら何やらと探検中のスガワラサンからの一枚。チリにあるバリナコータ火山だそうです。標高は6000m。


2008/12/05 (金曜日)

「今日は東京発表会」

天気予報では雨のはずが、今朝の東京は良く晴れています。時折突風が吹きますが。もう今日一日は晴れていて欲しいと思う身勝手。さてお昼からは1月3日放送のテレビ「悠久の彼方へ」の制作発表で、毎日新聞社の取材を受けることに・・・内容が厳しくて制作は結構シビアになっているのですが。

そして夕方早くにはビッグサイトに向かいます。ビッグサイトor ヤマダモンゴルでお目にかかりましょう。ちなみに明日は名古屋です。

さて、何かと不穏な年の瀬。今朝の朝日新聞によりますと欧州では景気対策の重点施策として、自動車産業に向けた財政出動が伝えられています。なんとも素早いことです。フランスでは11月の新車販売台数は昨年同月比の▲14%。日本の28%やアメリカの30から40%に比べると落ち込みは少ないように思うのですが。新車購入の際には手持ちの車両の廃棄(たぶん下取りの上積みにも)1000ユーロ12万円の奨励金を出して買い替え需要を掘り起こそうというもの。自動車メーカーにとっては砂漠でオアシスにたどり着いたような気分でしょう。その総額2兆4000億円相当。日本とフランスに人口の差などを考えると、まあ5兆円の規模。

一方のアメリカではビッグ3の公聴会が上院の委員会で開かれ、今日も続く模様だが、「21世紀型の経営に必要な改革」に向けて一気に舵を切りそうだ。こちらも求められたのは総額3兆円の公的資金の導入。

翻って日本はどうだろうか。「住宅ローン減税」と「派遣切るな!」みたいなこと。雇用をいかに守るか?まずは緊急経済対策のバラまきを自動車産業に集中してみたらどうだろうか。

と、必ず2009年からは世界景気は急速に好転するはず。と行きますように。


2008/12/03 (水曜日)

寒波もひと段落して、新しい事務所で初めて迎える「冬」についてあれこれ考えています。薪ストーブをつけようと考えて設計して!かつ表にはまきを積んであるにもかかわらず、いまだにストーブはさまざまな理由でわれらが事務所には鎮座していません。どこかに余ってるブツor格安で譲ろう!という物があればご連絡をお待ちしております。

さて今日から出発して、いくつかのミッションをこなしつつ東京の発表会場に向かうこととします。先の北京−ローマのテレビの編集作業なども詰めなければならないところ・・・上手くいけば発表会場でこの映像もご紹介できることでしょう。果たしてどのような内容になりますことやら・・・・・

モンゴル帰国貨物は現物の確認が終わりました。まだ税関検査などの手続きが完全に終わっていませんが、貨物は無事に帰国して倉庫に収まっております。まもなくお引渡しが出来ることと思います。もうしばらくお待ちを・・・・・

昨日は夕方から尾道まで行って来ました。良く晴れたしまなみ海道の黄昏時はなかなか美しく感動的。まあ帰りは真っ暗でしたが・・・ところで最近、高速道やこうした橋の料金が良く分からないのです。ETCで通るものですから「割引!」とかって表示されたりするので「へーっ、どうして割引?」となるのです。こんなことに詳しい人は「○○だと半額、だけど○○km以内」とか「平日は何時から何時が○○%引き」とか・・・確かに色々と知る努力をしないといけないとは思うのですが、急に高速の料金所でUターンするクルマや時間待ちをするクルマ・・・お得にはご苦労が伴います。んで、「知らなくて損をする、知ってて得をする!」ということはこの世の中少なくありません。税の仕組みもそうだし補助だとか助成金などもそう。そうはそうなのですが、平等なサービスをもっと・・・特に知る機会の少ないお年寄りなどはどうなのかしら?と思ったり。

きょうの一枚 (上から)

写真集できました。YEAR BOOK 2009・・・今回は黄色い表紙です。お早めにゲットしてください。

TBI 20年の邂逅・・・写真集「YEAR BOOK 2009」より。TBI2008のレポートページのトップの写真。黒潮洗う土佐湾沿いの小路を走行中のライダー。

フロンティアの大地を走る。・・・写真集「YEAR BOOK 2009」より。北海道4デイズ。大雪山麓カ三河町。この伸びやかな空気感が4デイズの魅力。

真っ白なピストへ・・・写真集「YEAR BOOK 2009」より。砂丘の中に生まれたばかりの川、上空から撮ると愛おしい生命の営みのようにも見える美しさ。

21世紀のシルクロード「水の記憶」・・・写真集「YEAR BOOK 2009」より。さまよえる湖ロプノール・・・もうこの湖に水が戻ることは無い。荒れた塩のうねる大地を進む。まさに冒険行。


2008/12/01 (月曜日)

「▲27.3%の衝撃!」

アサヒコムより

日本自動車販売協会連合会が1日発表した11月の新車販売台数(軽自動車を除く)は前年同月比27.3%減の21万5738台で、1969年(19万3315台)以来39年ぶりの低水準だった。台数は11月として過去3番目に低く、下落率は過去最大。特にサイズが大きい3ナンバーの普通乗用車は同32.4%減と大きく落ちこみ、03年(6万7963台)以来の水準となった。小型乗用車は同24.1%減。米金融危機に端を発した消費者の購買意欲の減退に直撃された。

全国軽自動車協会連合会が発表した軽自動車の販売台数も同0.7%減の15万3101台。普通乗用車からの乗り換えなどで落ち込み幅は小さかったが、各社の新型車攻勢にもかかわらず2カ月ぶりのマイナスに転じた。

なんとなく分かってたことではありますがこの新車販売台数▲27.3%の衝撃が、日本中を駆け巡ったの12月1日でありました。こんな時代ですから、このような結果も当然考えられますが企業業績はさらに過酷の一途を辿るのか?というと応えは否です。

今から17年前の12月1日。銀座にあるホテルの一室で、ボクは暗い気持ちでこの先をどうしようかと悩んでいました。パリに2台のラリーカーを送ってまもなく日本出発!というころに、それまで勧めていたスポンサーのお話がキャンセル!!もうその頃は、予定の便をキャンセルしてパリ行きを諦めていました。それよりどうやって車両を日本に送り戻すか?そんなことをぼんやり考えていたところ、なんと思いがけないスポンサーが「やりますよ!」との決定の報。それもお願いしていた金額にたくさんの上乗せをいただいて。

その時の気分とは、あとにも先にもこれ以上のものはありませんでした。ボクはこうしてそれ以来12月1日を、自分のもっともラッキーな日として大切にしてきました。

何かと不穏な時代、先行きは不透明でボクタチも気になる自動車業界も上記のような困難なありさま。

しかし、やはり逃げてはいかんのです。こうした困難な状況もすべては自分たちの招いた事、他者の所為(せい)ではありません。ついついなにか人の所為にしたいのですが。

追伸

土曜日には別府へ西村さんのお見舞いに伺いました。最先端ウエポンを手に入れて駐車場までお迎えに来ていただいていました。最先端・・・・というのは電動の車椅子、カーボンパーツが多用されていかにもレーシーな感じ。少し自由を手に入れて表情も素敵になってきています。12月1日からは広島の自宅に戻るということでした。ご自身が代表を務める会社も順調だそうで、このことにも頭の下がる思いです。西村さんの素晴らしい仕事仲間にも深く敬意を表します。しかし何よりも素晴らしいのは彼の人間的な魅力。会うたびにボクの健康具合をご夫婦で気遣ってくれます。ボクタチコソガンバラネバ!

きょうの一枚

わが師ティエリー・サビーネ、なぜか今日、スガワラサンが急に送ってくれた一枚。菅原さんは何を言いたかったのでしょうか?12月1日という僕には特別の日に届いた一枚の写真が、何か凝り固まりかけてたボクにメッセージのように思えてとても嬉しい贈り物でした。