「窮鳥も懐に入らば、猟師もこれを撃たず?」
北海道4デイズの参加締切が今日です!!「今回の不況ばかりは、だめかなあ」と諦めていたのはほんの数日前。ところがTBI2009の参加の皆さんが「イヤー、楽しかったので・・・」と北海道にも続々!!今日のお昼前にはTBIのエントリー数を見事にクリア!まだ電話やFAXが続いているではありませんか。みなさん本当にありがとうございます。こうしたクロスカントリーラリーの守り手は、実はみなさまがたなのです!!北海道からも、FREE RIDE MAG.TEAMも。ではTBIの打ち上げをすしひろで、予約しとかなきゃね。
さてタイトル、僕たちが特に窮鳥というわけではないのですが、和歌山田辺市のクジラの迷い込んだニュースを見て、ふと。この故事成語から見ると、たとえば雉を打ちに入っていると、怪我をしている一羽が猟師の目の前に。「おおかわいそうだ」と抱き上げて連れて帰るというイメージでしょうか。モンゴル人の羊もこのような感覚。つかまえて今晩のおかずにしようと頑張ってる時に、倒れている羊がいたら、介抱をするのであります。いや、しないでしょう。「おおラッキー」なんて言っているムッホの顔が思い浮かびます。
宇和島市では数年前に湾に迷い込んだクジラを沖に帰そうとして、漁船が転覆する事故が起きています。ボクは反捕鯨を主張していないのですが、南氷洋へ出かけていって調査捕鯨!なんてきれいごとで殺すのは「???」調査ならば生きたままGPSのタグをつけたりするのじゃないでしょうか?そして、その鯨肉は市場に出回るそうですね。
そんなクジラ、ボクも美味しく頂く事はしばしば。90年代は高知県にって「密漁クジラ」なんてのを美味しくいただいたりしていましたが。「最近はまたクジラ、食べられるようになったんだねえ」なんて。それならば、田辺市のクジラは食べられないのでしょうか?
中島さんのコラムじゃないけど、放流直後の稚魚を根こそぎ獲って「てんぷらにすると旨い」とか言っているよりもはるかに普通の行為だと思うボクはヤッパリおかしいヤツ?
日本人は、ナニを助けナニを助けないのでしょう?欧米発のファンドは、窮鳥たる日本の企業を次々と懐に入れ、ハゲタカと呼ばれるように、無残にこれを食い漁って累々の屍を築いたのはこの最近のこと。これを「狩猟民族だからねえ」という安易な喩えで終わらせていた日本人。日米の政府も「助けるものと助けないもの」について「???」な感じがぬぐえません。
またロシアでは急速な悪化から「プーチンのリスト」と呼ばれる国営化して救済する企業のリストが。
窮鳥といえども、懐に入ろうと入るまいと、猟師はしたたかにこれを撃つ。そんな欧米を見てきたばかりです。
きょうの一枚
そんなこんなで今日は、国後島。窮鳥はご馳走だった国に占領されて。「はるか国後に白夜は明けるぅ」北海道4デイズでお待ちしております。
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