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 梅雨、明けましたかね?と天気図を見ると台風はまさに北朝鮮にいて梅雨の大雨を降らせていた停滞前線は台風に巻き込まれるように北上していて、このまま日本海に停滞してしまえば梅雨明けです。梅雨とはまさに梅の雨。梅の実のなるこの頃の長雨を「梅雨」と詠んだ日本人の感性にボクは感謝したい。梅は春先に早い花を楽しませたかと思うと、伸び放題の枝を伸ばす。やがて青い実がつく。我が家には梅酒の古酒が年代ごとに貯蔵されている。ちょっとしたワイナリーならぬプラムナリー?なのである。季節をいとおい愉しんだ日本人の心は、少しばかり色あせたが、でも脈々と続いている、と思う。 
 鶯宿梅のオハナシ 
 ある時、宮中の庭の梅が枯れてしまった。 
 ときの天皇はこれを悲しみ、代りとなる梅の木を探させた。 
 とある屋敷でなかなかに良い梅の木を見つけて 
 それを勅命で宮廷に献上させることとなった。  
 天皇はその素晴らしい梅の木をことのほか喜んだ。しかしふと見ると枝に紙が結わえてある。そこには屋敷の女が詠んだ歌がしたためてあった。 
 「勅なれば いともかしこし うぐいすの 宿はととはば いかがこたえむ」 
 それを見た天皇はすぐにこの梅の木を元の屋敷に返したという。 
 世間にこの手の話は少なくない。儒教思想の強い半島や、また大陸にも枚挙に暇はあるまい。このくらいの情緒は北の指導者にも持ってもらいたいものである。 
 ところで、北京に行くと紹興酒が旨い。料理に使っても旨い。土地には土地の酒があるのだ。古く武威(シルクロードの入り口)で詠まれた涼州詩には「葡萄の美酒夜光の杯・・・」と詠われて子供心にまだ見ぬシルクロードとワインに憧れた。モンゴルに行くとアルヒと呼ばれるウオッカが楽しめる。乾燥した土地ではことのほか旨い。ただしすぐにKOされてしまう。九州はなんといっても焼酎だろうか?焼酎と言えば九州から、昨日のOVの便りが届いた。以下に本人の許可は取らずに掲載する。 
 
 「おはようございます。7日の車はやっぱりシトロエンでしたか。リヤーフェンダーまわりから観てそう思ったんですが、それじゃあ単純すぎるのでロシアのコピー車かなあとか。。。ダジャレ。オヤジギャグ。ユーモア。考えていたら何がなにやら解らなくなりました。ダジャレ(駄 
 洒落)について自分の意見。これ、語源はお洒落(この字だと冗談ぽい)からと思う。おしゃれとは、場を盛り上げ華やかに楽しくするための物であり、なにも、ファッションや観た目だけのものではない。駄洒落とはファッション界から遠のいた、ユーモアのある世の親父たちがその場を盛り上げるために行う最大のおしゃれである。駄洒落、親父ギャグのこつ、なにがあっても2度は言うな。10人中4、5人が解るぐらいのネタがいい。ユーモアセンスのない者はだまっちょれ。このユーモアという言葉、日本語にすれば(とんち)ですかねえ。」  
 
 とまあこの人の作る「米」は旨いです。TBIは毎年彼の作るお米を使っているのでした。 
 とまれ、空気を和らげたり心を開くユーモアは大切です・・・ではチョッとブラックなやつを(ホントの話)・・・「先日急遽北京入りしたアメリカのヒル国務次官補、どうも北京空港でロストバゲージ!!(この緊急時にも要人が、民間機で行っているのが良いですね)中国の誰だったか「それは、日本海に落としたんでしょう」するとこれも誰か忘れたけど「その荷物は北朝鮮に行ったんではないか?」「・・・・・」これは笑えたのか笑えなかったか。でもコイズミさんの「ラブミーテンダー」よりは数段上で、まあすべては一歩間違えるとヤバヤバ。相手の理解力を知って言わなければ・・・。 
 きょうの一枚 
 何でもかんでもチンギスハーンに・・・最近はウランバートルでもコメディアンが、現代にタイムスリップしたチンギス・ハーンが何にでも自分の名前が付けられてるのに驚く!というコントをやってて、大うけ。空港もこのたび「チンギス・ハーン空港」と改名。日本じゃさすがにここまでは遡らないやね。織田信長空港とか考えられんでしょ。でもセントレアよか場所は分かりやすいきゃも。  |