「ダルマストーブを買った。」
寒くなったので、明るい暖房計画を立てなければならない。そこで、事務所移転の時から懸案の「薪ストーブ」を買うことにした。ベルギー製のドブレあたりがなかなか宜しい。よろしいのではありますが、どーもオシャレ過ぎる。クラシックなモデルも、もちろんモダンなヤツなんかはもってのほか。
「うーん」とオークションを眺めていると 「ああ、これだ、ボクの探していたやつは・・・」 と、ダルマストーブをすかさず手に入れることにしました。
届いてから組み立てるまで、エントツ工事やら、床壁の耐熱工事など進捗具合はまた折を見てここに書くことにします。
暖かな火が燃える、なんとも滑稽なダルマストーブ。きっとオシャレな薪ストーブよりも、みんなに可愛がられることでしょうね。
ところで、チョモランマからの帰国の貨物が松山に到着。税関検査待ちの状態になりました。天津から日本、なんてのは実に目と鼻の先なのですから「えっ。もう着いたの?」ではありません「遅いくらい!」なのです。こうした国際物流は、もっと「早く安く」なるべきなのですが、いかんせん日本の港湾関係の諸掛りはなにがなにやら分からなく不透明で高く、何年やっていても理解が出来ません。はるか外洋を渡ってくる船賃と、クレーンでコンテナを上げ下ろしする費用が同じだったり、どこに払うのか港湾チャージとかってのも、航空機の着陸料より高いのは何故でしょうか?
自動車メーカーなどは、海外に自動車を輸出するのに極限までコストダウンをしていて、ボクタチが1台運ぶのに比べ、おそらく30分の1以下の金額で輸送しているはずです。
モンゴルのラリーも、ご他聞にもれず最大のネックは輸送費。昨年は北京五輪で、金額どころではない!として頑張って輸送したのですが、当時のアジアの好況もあってコンテナが無い!ということで購入!!そのコストも馬鹿にならないものでした。帰れば自動的に売却?!ってレンタルと同じジャン。3ヶ月間で金額は1/4になるのであります。なんてこと。
さて最近、声高に聞こえる空港や港湾のハブ化!そんなものを進める前に、もっと大きく改革しなければならない点が山のようにあります。でも将来リージョナル・ターミナル(・・・ボクが作った)なんてコンセプトが台頭して、混乱するハブよりも空いていて快適な地方への分散化って方向にでも変われば、たくさんある日本の空港や港湾は、「ああ!これでよかったんだ。」なんてことにならなくも無いと思うのです。マーケティング的にも集中の後は分散がはじまり、分散のあとには集中がはじまるということですから。
まあ実は、なににおいても集中には、常に大きな弊害があります。ハブ化なんて悪いことの方が多いはず?!空港利用者数が多いのが良い=黒字化、ってボクは幻想だと思うけどな。人の多い空港には行きたくないもん。
さてその集中か?分散か?と考えているところにニュース。今日トヨタは都内で2010以降のF1から撤退するという発表をするそうです。というかこのOVがUPされるころには発表済みのことでしよう。9月末から微妙な発言が続いていましたし、周辺の関係筋からは「当然のこと」として早くから「F1も止めることだし、その予算をどーのこーの・・・」なんて発言もあって、ボクはそのつど「???」と首を傾げていたものです。
ブラジルとアブダビで大活躍して、来年のシートが確定!と言われていた小林可夢偉(23)・・・彼の将来にはちょっと期待していたのですが、このあとどこかのチームへの就職活動は厳しそうですね。・・・これは余談でした。
でもこれは経営資源をどこかに有効に使おう=集中化、なのかF1にばかり集中しすぎた資源を、分散してあまねく広く使おう!というものなのか?すでにホンダは9月期に黒字化を達成しているから、早々のF1離脱も経営にはプラスだったと見るべきかもしれませんが、それはそれで「どうなのか?」という問題も。とまれ日本の自動車メーカーは世界に冠たるものだったのですが、世界のモータースポーツシーンからは見事に撤退していきました。
さあて2010年、ボクタチは元気良く!!頑張っていこうと思います。
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