Organisation Voice 2009/06

 

2009/06/29 (月曜日)

「なんだかなあ」

水不足の松山に、激しい雨が降っています。ここのところ、降るといえば亜熱帯の雨か?台風の雨のようであります。まあ水不足は解消するでしょう。行政もまた、喉もとすぎれば・・・で、忘れてしまうのでしょうか。この繰り返しを何十年も見てきましたから、まあ大丈夫?ということでしょう。

今日はモンゴル行き貨物のバルク便?つまりコンテナに入らないものを送り出ししました。搬入先は神戸。まあ毎週のようにあちこち忙しい限り。それはカミオンバレイとレーシングレンジャー。そう篠塚さんのと菅原照仁のマシン。まあこの2台がバトルする!というのではありませんが・・・さてそれにしても思うことがいくつか。

とにかく日本は輸送コストが高すぎる!のであります。国際競争力は低下するばかり。空港のハブ化も港湾のハブ化も、出来ませんでした。インチョンや釜山港にばかり人も貨物も取られていきます。なぜかって?それは安くて便利だからです。日本じゃあ、われもわれもと作った空港や港湾。そりゃコスト高にもなるでしょう。荷役のコストも!倉庫代も、とにかくここらを何とかしなければなりません。

関西空港なんて淡路島とかに作ったらよかったですって。土の上に作るべきですねえ。世界一の空港島になって、かつフリーポート。ディズニーランドやリゾートホテルが立ち並びF1なんかも誘致したりなんかして・・・すると本四架橋もそんなに言わなくても!ってことに。さらに関西圏からどの港からもアクセスが出来る高速艇で結ばれるは。新幹線のホームは空港の中にあるわ!着陸料はタダ!!だわぁ!で。港湾も整備して神戸港と連動した巨大ハブ港湾。これで日本の台所大阪は復活したはずです。選択と集中。まあ言えば簡単なことが出来ないのが今の日本!!です。

ちなみにAirline of the year 2008
1位 シンガポール航空
2位 キャセイパシフィック航空
3位 カンタス航空
4位 タイ国際航空
5位 アシアナ航空
6位 マレーシア航空
7位 カタール航空
8位 ニュージーランド航空
9位 エミレーツ航空
10位 エティハド航空

続いて空港版
1位 インチョン空港(ソウル)
2位 チェクラップコック空港(香港)
3位 チャンギ空港(シンガポール)
4位 クローテン空港(チューリッヒ)
5位 フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港(ミュンヘン)
6位 関西国際空港
7位 セパン空港(クアラルンプール)
8位 スキポール空港(アムステルダム
9位 中部国際空港 セントレア
10位 オークランド国際空港

2009/06/26 (金曜日)

「税関検査完了!いよいよ船積み」

本日コンテナは税関検査を終え天津に向けての船積みに向かいました。最近は日本もそうですが国際的に梱包材に関しての規制が厳しくなって、木材を使用する場合は薫蒸済みのもので無ければならなくなりました。

で、昨年はその件で天津でひと悶着。集成材は薫蒸してなくても良いのですが、どーも中国の検疫では「だめ!」なそうで、国際規定は関係ないのだそう。要は薫蒸済みのハンコが有ればいいのだ!ということ。さらに「薫蒸しているかしてないかは関係ない、スタンプがあるかどうかだ!」ということのようです。そーかじゃあ薫蒸済みのスタンプをシャチハタかなんかで作って持ってればいいんだね?って言うと「その通り」みたいなお話。じゃあPCのスタンプでもOKかもね。

要は害虫が海外から入ってくるのを防ごうという試みなのですが、もっとほかの事で取り組むほうが効果が大きいと思うのですが??そんなこんなで日本の木質のパレットは、無くなるのでしょうか。

きょうの一枚

TBIの試走の時に撮った宇和海の秘密の小道からの湾ショット・・・誤変換がおもしろい!!ワンショットが正解。

2009/06/25 (木曜日)

「TOYOTA新社長」

少しばかり前、友人の建築家から「いま面白い人とお酒を飲んでいる。ちょっと替わるね」と、いきなり。その電話の相手は水島愛一朗さん。「経済界」の元編集長で、キヤノンやトヨタ関係の著書は多い事は存じておりました。「村上ファンドの研究」なども買いかけてやめた!とういう後ろめたい思いがよぎりました。「あっ、どーもはじめまして、えっと、あの」「いまモンゴルでのラリー、お話を伺いました。なんか協力したいのですが」「あっ、あっりがとーございます。シドロモドロ」さてその建築家の先生は、なんと話したか・・・・ところでその水島さんの近著はたしか「豊田章男トヨタ再生」だったですか。かなり章男社長とはご縁があるのだそう。

いずれにしても、みんな50歳を少しすぎたところ。いまの嵐の中でトヨタを引き受ける章男社長も本当に大変ですが、まあ困難は良き道しるべ。そんで今日は確か就任の記者会見があるはず。夜のニュースで聞けることでしょう。

これまでの経営とは、一線を画す?ことは困難だとは思いますが、クルマに造詣の深い新社長。国際C級ライセンスをお持ちで、レーシングドライバーとしてもドライビングを愉しんでおられます。自動車とはなにか?これから世界に必要とされるものはなにか?おそらくいくつかの明確なビジョンはお持ちだろうとは思います。水島さんの著書〜言葉を借りてくるまでもなく、あの巨大な企業トヨタは当然あるはずの派閥というものが無いのだそうであります。ここまで築き上げてきた無私の熱誠さというものはただ事ではありません。

しかしひとつだけ、いやたくさんあるんですが、ひとつだけ。あのIQってクルマ、どうなりました?発売前からカーオブザイヤーを受賞したり、グッドデザイン賞を受賞したり。でも走っているところは全く見ないのです。ちょっと登録台数を見てやれ!で、見たのですが「愕然」いったいマーケットをどのように読んだのでしょう?そして日本のモータージャーナリストとメーカーの関係が、如実に表れた1台だったかと思います。で、大きくパラダイムの変わったこの半年。クルマに対する思いは、いや増すばかりではありますが、懐が言うことを聞きません。

きょうの一枚

水島愛一朗著「豊田章男トヨタ再生」まずは読んでみましょうか?

2009/06/24 (水曜日)

「カミオンバレイのドライバーに、篠塚建次郎さん決定!!」

ひさびさに梅雨を吹き飛ばす!グッドニュース!!

篠塚建次郎さんがRally Mongolia 2009最後尾を飾る?いや締める?Z-1カミオンのハンドルを握っていただけることになりました。もちHINOレンジャー4X4!!菅原さんが丹精を込めて作りこんだ渾身の一台。既に何度も画像で紹介したやつです。

今回は参加者数も少なく!海外組みも景気後退にあえいでいますが、まあ長く続けてみるものです。私どものラリーにとってこのような光栄な日々がおとずれるとは・・・はるか80年代にテレビで見るパリ・ダカールのスター!!その映像を見て、どれほど多くの者が「いつかはパリダカ!」の夢を見たことでしょう。

今後も引き続きこの大役をお願いしたいと考えていますので!今年参加を見送らざるを得なかった皆様も、ぜひ2010にはご計画くださいね。

「北海道カウントダウンの巻き」

いよいよ北海道が恋しい季節です。あの夕張夫妻のCMキャラもカンヌ広告賞のグランプリを取る!などの、まあ広告業界だけでのニュースですが、夫妻が負債に掛けてあったとは実は知らなくて、なんだか意味深なキモキャラかなあ?と見過ごしてしまっていました、スイマセン。いや実は北海道4デイズについて書こうと思ったのですがいきなり夕張メロンを思い出して・・・さてラリーは北海道芦別が拠点です。芦別はサクランボとメロンの季節。ヨーロッパのような丘陵織り成すかつての炭鉱の町で、ちょっと頑張ってDVDの制作をすることにします。前回のTBIも若い2人のカメラマンが頑張りました!時系列に???はありましたが、まあこれから成長して行ってくれて必ずラリーの映像資料をストックしてくれるものと思います。

それでは北海道でね。そうそう鮨広でね。

きょうの一枚

再びカミオンバレイ。篠塚さんが走らせることになるとは!みんな追い越されないように頑張って走ろう!!

2009/06/23 (火曜日)

 

「CSRを考えてみた。」

3文字の頭文字で構成されるコトバって、ここのところ悩みの種ではありませんか?

この前はとある仕事先で「これからのCRMについて・・・」というお話。「おお懐かしや、CRM!!」でも正しくはクライアント・リレーションシップ・マネジメント。

一方で今日のタイトルCSRとは、もう知らない社会人はいないというくらいに使われている言葉です・・コーポレイト・ソサエティ・レスポンシビリティ。まあ企業の社会的責任のこと。でも実はコンシューマー・ソサエティ・レスポンシビリティの事でもあえいますから、両者相互に責任があるのではあります。まあ売る側の責任、使う側の責任。それぞれを考えなきゃあです。

ここのところのコンビニの弁当類。出るゴミの量。売る側の責任と買う側の責任。いずれに軽重があるのでしょうか。

CSR・・・特にモンゴルでラリーを開催するようになって15年。何かと考えさせられたこの言葉。

何かを行おうとすればどこかに(たとえば社会に)迷惑を掛けます。「それではいかん!!」というのがまあCSRであります。しかしながら自分たちにも良くて、他者にも良い!ということはなかなか見つけにくいものです。それがCSRの相互性、先に言いかけた内容です。

ところでコンビニの弁当といえば、昨日のニュースを埋め尽くすセブンイレブンの話題。まあ賞味期限の切れかけたおにぎりなどの見切り販売が是か非かというお話が、なんと公共の電波を埋め尽くしています。これはまあマイナスでも広告効果は大きいものです。それはともかく一方では捨てられる食糧品の多さもまた問題になってきています。自給率の低い日本で、さらに捨てられる食糧。税収の少ない日本の無駄遣いの構図にも似てはいます。

さてこのニュースからは、コンビニの社会的責任とは一体なにか?ということを考えさせられるのではあります。そもそもかつては7:00から23:00(11:00)まで営業するのでセブン-イレブンといっていたのですが、当時は「すごいね、夜の11時まで営業しているよ」だったのですが、いまや不夜城のごとく煌々と明かりをつけて24時間営業をしている店の数たるや・・・オーバーストアです。電気の無駄遣いであります。

そして環境問題を指摘されると「社会的な責任としての24時間営業」の論点に。

今回のニュースの側面の面白いところは、だいたい1店舗辺りのおむすびなどの廃棄損が30から40万円。夫婦で営業してやっと得られる所得が30から40万円。ということのようです。廃棄損は多めに、所得は少なめに言っているでしょうけど。

店舗数12.000、売上高2兆7000億円(これはおそらく小売りベースではないかと)つまり1か店あたりの平均売上高は2億2500万円/年。「・・・」いろいろ考えさせられたニュース。「これで儲からないはずは無いのですが・・・」でも実際にはこの平均値をたたける店舗はどのくらい?平均して1店舗がこんなに売上が上げられるとは思いません。だって1日の売上が62万円客単価が1000円として620客??コンビニの経営のシステムも、かなり厳しいところに来ていて体制維持は困難かもですね、もっと新しい仕組みの業態開発が待たれるかもしれません。

コンビニ、軽4、ハイブリッド、ユニクロ。どうみてもも比率的に多すぎるものは崩壊します。昔、証券会社の社員の報酬も、最近のファンド系、外資系も「多いなあ、多すぎる」と思ったものはやがて、標準的なものに戻ります。

きょうの一枚

四国には無いセブン-イレブン。それにしても12000店舗ということは1億2千万人口として、1万人に1店舗。まだまだ出店の余地はあると見るか?もう限界!と見るか・・・だってローソンだって10000店舗くらいあるんでしょうね、きっと

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6/20、21のRM2009の車検は終了しました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
当日の模様の写真など後日掲載予定ですのでお楽しみに。
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2009/06/22 (月曜日)

 

「船積み検査終了」

今年もモンゴルへのカウントダウンが始まりました。愛知会場と松山ではSSERの事務所とで、検査を終えて税関検査準備が大方整いました。多少参加台数には寂しいものがありましたが、竹岡圭さんと若林葉子さんのペアTeamAheadのマシンが登場すると、参加者のおじさんたちは「おおっ!」と色めきたちます。もちオフィシャルのおじさんたちの声のほうが大きかったですけど。

一方、塙さんの今年のウエポンはオートエアコン装備のランクル100のラグジュアリー仕様。昨年のスパルタンなマシンとは180度違うコンセプト・・・なのですがこれできっと速いのでしょうね。塙さんは先にも、パイクスピークス向けにEVバギーを船積みしたばかり!こちらもちょっと興味津々ではありますね。また今回は、これらとは別に、TeamSUGAWARAのレーシングカミオンが、同じくカミオンバレイと共に、今月末には神戸から別便で旅立ちます。松山会場では試走の写真などを軽く編集したものをご紹介しましたので、このあとYOUTUBEにて見れるようにしておきます。といっても本当にスナップ程度のものなので、乞うご期待というほどのことでもありません。

さて、いずれにしても世界経済の非常に厳しい環境。特に自動車とその関連産業は、未曾有の不況。僅かばかりの光明のように見える環境対策車の数々にも、明るい未来ばかりとは見て取れません。そんな世界的な不況下で開催になった今大会。昨年急増した海外参加者たちもいまのところ、軒並みキャンセルの嵐で全く厳しい開催が予想される事となりました。こうなれば最大限に知恵を絞って、そうした中でもこれまでに無く最高のラリーを運営して行くんだ!と決意を新たにしております。引き続き声援をお願いいたします。

昨日一昨日と急に蒸し暑く、モンゴルのゴキゲンな気候に慣れた身体には何かと厳しい毎日です。体調も厳しいなあ。

きょうの一枚

そんな新型フォレスターの部分カット。

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6/20、21のRM2009の車検は終了しました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
当日の模様の写真など後日掲載予定ですのでお楽しみに。
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2009/06/19 (金曜日)

 

「自動車産業のトホホホ」

すいません昨日のOVのタイトル。でも1通のクレームも無いということは、誰もボクが書くようなことなんか気にしてない!ということなのかしら、と少々がっかりもしています。まあ少なくとも社会にある1企業のありもし無いようなネタを、ネット上に書くのは良からぬことと反省しています。しかしまた逆にそれは、期待の込められたメッセージと読んでいただく事ができれば幸いです。

ご承知のようにいま売れているクルマは、特別減税だか免税だかのクルマばかりです。もちろん一時的な景気刺激策としては、私もそうあるべしだなんて、思っていたのも事実です。オートバイの位置なんて、まさに「余分なもの」なのでしょう。

しかし、クルマ。果たしてそれで良かったのでありましょうか?

発売中の週刊「ダイヤモンド」は「自動車100年目の大転換」と大特集!その中にやはり気になる記事が・・・ゆとり教育では自動車は悪者扱いだそう。社会科の教科書には92年を境に、交通事故の悲惨さが書かれてきたとレポートしています。子供を交通事故で亡くした母親の手記や高速道で大破したフェラーリの写真が大きく掲載されているのだそうです。また温暖化の原因は自動車も大きいと学ぶそうであります。もちろん何一つ間違ってはいないわけですから、声を大にすることはありません。

しかし20世紀の産業として自動車を見た場合、その担った役割は少なくありませんでした。もちろん功罪併せ持つのですが、ここまで豊かな社会作りを実現させたのもまた自動車産業であった事実を座視してはなりません。

そして若者の自動車離れを嘆いていても仕方がないこと。不要にクルマを持たない、というのも環境問題から見ても結構なこと。このまま社会とクルマのかかわりあい方を突き詰めれば、やはり最後は「持たないという選択」にまで到達することでしょう。

リニアの開発が進んでいるそうですね。東京大阪を40分ですか?長野に寄るの寄らないのと、実にもめているようであります。そう、40分ねえ。しみじみ。

きょうの一枚

F1の混迷が深まってきています。FOTAは別シリーズを立ち上げると!FIAに勧告。今年のモナコGP、ボクのアパルトマンからの風景・・・ウソ。

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6/20、21のRM2009の車検は終了しました。
ご来場の皆様ありがとうございました。
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2009/06/18 (木曜日)

 

「ホンダバイク生産から撤退」

留守中のボクの心情を慮ってか?バロン西の愛馬のように。ボクのパソコンは壊れてしまっていました。やっと今朝のこと部分的に新しくなって復旧!!初めて自分チのホームページなどを見ることに。「・・・」留守中にOVをピンチヒッターしていただいた皆様、本当にありがとうございました。なんかボクが書くよりいいんじゃないの?と少し拗ねてみたりしています。

さて試走中の世間話の多くは「日本のバイクメーカーは、バイクを作るのを止めるのではないかしら?」というお話。それは、HONDAに愛情を持っていた小松の親分さんの心情吐露にも似た、または心の叫びにも似たオハナシ。

「最近のホンダのバイクの品質は中国製と変わらん」とか「高品質のバイクを作ると、コストが合わないらしい」とかで、「KTMなどの品質感つまりユーザーの満足度のいわゆるCSを満たせなくなっている!」ということのようです。

まあこれは愛情の込められたオハナシであるからして、ホンダやバイクメーカーの方は気を悪くしないで聞いてほしいのですが・・・ボクはこのオハナシには一点の曇りが無いと思います。つまりはボクらのようにですね、マーケティングだとかブランディングだとかには全く意味を持たない彼の愛情からによる発言のみですから。

さらには話は続きます。

「過去には高品質低価格で、僕たちが子供の頃夢に見たノートンやそのほかヨーロッパメーカーを駆逐した日本の各メーカーは、今や高コスト体質に陥ってしまった」「逆に今や欧米のメーカーから駆逐されて行き場をなくした。」のだそう。

ウランバートルでmotoGPを見終わるや「こんな体たらくならば、ホンダは撤退したほうがましだ」などと、愛憎はこのようなオハナシにまで発展します。

そして常套句「宗一郎さんが悲しんでいる」と。

ものづくりは日本を支えるビジネスです。ビジネスとは、儲ける事だそうです。(ボクはそうは思っていませんが)世界のホンダは、Power of Dream を失いました。「もうバイクを作るのも止めて、インサイトやFit見たいな車ばかり作ってりゃいいんだよ。」「いや作るのを止める日も近いかもね。」「もう実際止めてるのと等しいのじゃないか?!」早々帰った頃には「ホンダバイク生産から撤退」なんてニュースも飛び込んできているかも。なんて心配をしているホンダファンが日本中に、いや世界にどのくらいいるでしょう!考えてくださいね。

きょうの一枚

菅原さんちの「空飛ぶXL125S Paris-Dakar」菅原さんのパリダカ初出場のXL400がフィーチャーされたモデルで思い入れも相当なものです。ホンダさん、単に金儲けだけでバイクを考えてしまっていては遺憾です。

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ご来場の皆様ありがとうございました。
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2009/06/17 (水曜日)

「愛知会場変更」

いよいよモンゴルへのカウントダウンです。今年も松山税関で検査を受ける!ために原則松山搬入!なのですが、多くのリクエストにお応えして・・・大阪以東のMOTO部門参加者に限り愛知で受け取ることといたしました。多分数台だろうとタカを括ってたのはボクです。「イワサキモータースさんのとこ?駐車場?広いジャン!」などといっていたのですが、どうもコリャ様子が違う。岩崎サンにも駐車場手配などご苦労をかけていたのですが・・・電話のお問い合わせも「見に行っても良いですか?」「あっいや会場が狭くクルマ置くところないのでだめです!」なんてやってるのを見て「これはイカン!」と考えたボク。縁あってご近所のダートフリークさんの駐車場を開放していただくことに・・・ならばそのままそこを車検会場に急遽変更!ということになりましたということの顛末でございました。

ということでお暇な方はぜひ、お運びください!!

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愛知会場のご案内

日時:2009年6月20日(土曜日) 10:00〜17:00
場所: ダートフリークストア
URL: http://www.dirtfreak.co.jp/
住所: 愛知県瀬戸市中水野2-30

※簡単なルートの説明会をします。(愛知会場にて 時間は 15:00〜 ) 正式なブリーフィングは8月2日のウランバートルにて行います。

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きょうの一枚

なにか面白い話はなーい?と聞かれると、よくこんな話をしました。
「むかし、ボクンチにはテネレという名前の真っ黒な犬がいました。それはヤマハがテネレなんていうバイクを出すよりも前のお話。足先だけ白いソックスをはいてそれは可愛いのでした。でも良く見ると尻尾の先も少し白いではありませんか。ほー、尾もしろい。そう、おもしろいというお話でした。お粗末。」

ムッホんちにも新しい番犬が・・・なにかテネレそっくりの真っ黒で面白いやつ?

2009/06/16 (火曜日)

「帰還」

試走から帰還いたしました。今回は鳥インフルエンザ(新型ではない!)のために侵入できないエリアがあって、大きくルート変更を余儀なくされました。試走が終わってウランバートルに帰ってから解除になったという連絡を受けたのですが、時既に・・・あ、いやでもおかげでかなり面白いルート設定ができました。お楽しみに。

表題は、今回の旅の1冊に「靖国への帰還」内田康夫著を選んでみました。作家とタイトルのミスマッチ感が気になって衝動買いしてみました。靖国論?なのかと思いきや、いきなりタイムスリップするのでびっくり!「出たー、戦争もののタイムスリップものかあ!」と戦国自衛隊やジパング?途中で読む気が失せることおびただしいのでありますが、まあ内田康夫の作品ですから、もう少し女性が手を伸ばしやすいタイトルにすれば、靖国論としても小説としても面白かったでしょうに、「靖国への・・・」と来ただけで右翼志向の諸氏からは辛口の集中砲火は免れないだろう・・と心配しながらそれでも時折涙を流しそうになりながら完読!!読後感は「・・・・」

それにしてもなぜにこの試走のときばかりは「特攻モノ」系なのだろうか?といつも不思議。「祖国」というテーマを併せ持ちながら、走るのがご機嫌ということか。それでも何かと戦争を思い出させるのは季節のせい?土地のせい?

今朝成田で買った新聞には「辻政信」のノートが公開されたというコラムが。ノモンハンは負けてはいなかった。というお話がつづられていた。どーしちゃうのでしょうねえ戦後。ノモンハンにうち捨てられた旧日本軍の戦車の残骸は、この数年の中国の鉄くず需要ですべて無くなっちゃいました。

右に寄るも左に寄るもよし。でも本の中では、そうではない靖国の問題が、興味になかった方にはわかりやすく解き明かされていて、まあなかなかの1冊ではありました。どうぞほどほどに。

きょうの一枚

ハラホリンにできたホテル?

2009/06/15 (月曜日)

モンゴルより

コース制作も無事に終了し、本日(15日)帰国する予定でした。しかし、ウランバートルの天候が悪く、飛行機が飛びません。チンギスハーン空港に朝の4時から6時間居ました。結局、翌日の午前3時に出発!!と発表があって、また市内のホテルへ戻ってます・・・まあ、とにかくモンゴルはいろいろあります。慣れているものの・・・明日は帰りたいなっ!!

OV本編はモンゴルよりお届け中

しばらくの間はモンゴルよりお届け致します。回線状況の許す限りお届けしますのでおたのしみに。

2009/06/15 (月曜日)

「ゲル」

7年程前にモンゴルから購入してフランスのガレージの庭に建てました。モンゴルからベルリンまで空輸して、ルマンからベルリンまで車で引き取りに行き、ルマンで下に敷く厚い木材を買いましたが、ゲルの購入費と輸送費と引き取り代金と木材代金が何と同じ値段でした。購入費×4でしたよ。

山田さんにご紹介頂いた、モンゴルのバイラーさんのお部屋です。彼はそれまで母屋にチーム員と同室で生活していたのですが、冬なのに暑いと言って夜中に窓を開けるそうです。ルームメイトは日本人なので寒くなり、窓を閉めるといつの間にか窓が開いているのだそうです。

バイラーさんが建てました。入口は真南に向けるそうで、入った正面にはご主人のベットを設置します。ストーブの口は東に向けていました。東側には奥さんのベットを設置するのだそうです。火の管理は奥さんがするのですね。そんな訳で私は奥さんのベットでたまに寝ます。とても快適ですよ。

今は4つのベットが入っています。フエルトで出来たゲルは今のゴアテックスと同じで中の空気は出ていきますが、雨は入って来ません。昔の人の知恵ですね。屋根の角度が微妙で強風でも倒れた事がありません。

ある時、ルマンのテレビ局と新聞社が訪ねて来て、当時サッカーで活躍していた松井選手との対談も企画されました。

ガストンさんご夫婦も訪ねてこられ、カモ鍋パーティもやりました。安物のベットにガストンさんが座っていたのですが、途中でベットが壊れてご夫婦でひっくりかえり、お腹がよじれる位い、みんなで笑った思い出があります。

ラリーが南アメリカに変わったので、もう2年も使ってないので、8月にはモンゴルでゲルに泊まるのがとても楽しみにしております。

モンゴルでゲルを見たら必ず入口は南ですよ。ご参考までに。

ただ今臨時OV中

06/01からしばらくの間はメルマガ執筆者の皆様が交代で臨時OVをお届けします。今日は「菅原さんからの手紙」でおなじみ菅原 義正さん。

2009/06/12 (金曜日)

モンゴルより

疲れましたー!!やっとETAP-8も終了してウランバートルに帰ってきました。しかし・・・ETAP-2の距離の計測がおかしいことに気づき、測り直すことになりました。チンギスハーンホテルでシャワーを浴びると、必ず何かに理由をつけて行かないこと間違いなし!だから、今から給油してウランバートルから引き返します・・・あー気力と忍耐ナリ!

OV本編はモンゴルよりお届け中

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2009/06/12 (金曜日)

 

『お疲れ様です、VV木木です』

こん○○は、VV木木です。

せっかくのOVピンチヒッターなので、今回は少しシリアス(?)な話でもしてみたいと思います。

先日、職場でミーティングに出席していたら急にエグゼクティヴ・マネージャーが入ってきて、こうのたまいました。

「君たちは全員、2011年の3月末を持って正社員としての雇用を解かれるかもしれない」

このとき人生で初めて”青天の霹靂”という言葉の持つイメージをリアルに喚起することが出来ました。職場の特殊性もあってあまり詳しい話は出来ないのですが、最悪のシナリオが上記のケースだそうです。

この話は瞬く間に職場中を駆け巡り、もうアチコチで士気が下がりまくりです。やがて混乱は様々な噂を生み、まことしやかに囁かれているのが否応にも耳に届いてきます。

「再雇用は全員アルバイト扱いでボーナスも有給休暇も福利厚生も何もなし」
「管理職からブルーカラーまで一律自給800円」
「今度の総選挙で政権が変わると話が立ち消えになる確率が高い」
「神を信じよ、されば救われる」

等々・・・。

実はウチの職場、自分が当時アルバイトとして働き始めた時は総勢250人ほどの従業員中10名くらいしか正社員が存在せず、他はすべてアルバイトや配膳会のスタッフで賄われていたという歴史があるので、”最悪のシナリオ”が現実のものになる可能性は十分に存在するような気がしてなりません。それにしても当時でさえ時給740円もらっていたのに、20年で60円しか上がらないってのはショックでかいです(笑)。

もし仮に時給800円で一日8時間、月20日勤務したとすると月給が税引き後で大体12万円ほど、家のローンにすら足りないので転職するしかなさそうです(泣)。この世知辛い世の中、どこかいい就職先があったら職場の同僚に内緒でコッソリ教えてください。

それでは。 

ただ今臨時OV中

06/01からしばらくの間はメルマガ執筆者の皆様が交代で臨時OVをお届けします。今日はSay hello to Gaston!! でおなじみVV林さん。

2009/06/11 (木曜日)

モンゴルより

ETAP-6のビバークはハラホリン!!ラリーが宿泊するツーリストキャンプは今年新しくできたところになりました。エルデニズー寺院の真ん前です。イー感じです。そして今日はETAP-7のコース制作中!今年のコースはコンパクトでこちらもイー感じのルートができていますよ。ホントにね!!

OV本編はモンゴルよりお届け中

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2009/06/11 (木曜日)

お疲れ様です。仙波です。

またまたピンチヒッターの場面が回ってまいりました。よろしくおねがいいたします。今日は、最近はやっている?キャンプについて書いてみたいと思います。そして、やはり、アウトドアは教育にも繋がるのである!!!的に行きたいと思います。

私は先日もGSチャレンジに参加してきました。参加者の殆どがキャンプです。カンパーニャ嬬恋のキャンプサイトがGSに染まりました。そしていろいろなテントやタープやキャンプサイトを快適に過ごせる道具が並びます。雰囲気もすごくお洒落です。先日発売のボクサージャーナルにもキャンプ旅にはまるビーエム乗りが増えていますと表紙にありました。現にその本の発売の前にも定年退職された方が、「仙波君、あんたキャンプとかするやろ!道具はどんなんがいるんぞな!?」失礼ですが、年配の方でも、今までキャンプを一度もしたことなくてもキャンプというジャンルに興味がわいている人が多いのは確かです。

そして、スキー場の女性や男性を見るように、キャンプ場での男女も普段よりカッコよく見えるのは間違いないでしょう。ランタンに火をつけたり、ダッチオーブンなどで料理を始めれば効果はてきめんでしょう。やはり、今このアウトドアが見直されている大きな部分はやはり、これも世論だと思います。このなんと言うか、この発展した社会にどうしても自然を人間は求めるようになっていると思います。キャンプでなくとも登山も老若男女人気の趣味となっています。特に登山は女性の若い人も多いようですね!

しかし、世の家庭がこのアウトドア志向を取り入れているかというとそうでもないような気がします。いや、世の中もそういう気がしない。私の息子が先日ボーイスカウトに入ろうと見学に行ったが、8人くらいしか隊員がいなかったようである。私が小さい頃は何十人も隊員がいてあの制服にあこがれたもんであります。アウトドアも少し変わってきていて、旨くても汚いラーメン屋が繁盛しない時代のように、施設も充実していないと家族では行かない。もちろん、そんな場所でも自然は体験できるが、もっと自然に近い場所を目指すのも良い様に思う。四万十沿いを走りながらふと、テントやタープをおろすなど良い感じではないだろうか?

それが正しいとは言わないが、お客様の息子さんが東大に入学された、そして東大の大学院に進んだ話を聞いた。私は年頃の息子もいるので「どうやったらそんなに頭が良くなるのでしょうか?」と、これまた一般人のお手本のような質問をした。すると「小さい頃に勉強しなさいとは言っていない。その代わりキャンプやアウトドアにはたくさん連れて行った。」と言われていた。そして嫁さんの親族であるが、かなり優秀な兄弟で研究員や外務省に勤務の人がいらっしゃる。その方の実家は農家で私より年齢は少し上だけど、立派な人だ。一度会って食事をした事があるが見た目も和やかで偉そうには見えない。そんな家庭も塾など一度も行かせたことなく、愛媛の大自然の中、寝る前に必ず本を読んでいてあげたそうです。ただそれだけです。

うん。やっぱり。

最高の教育は

【バイクでタンデムで走り、大自然の良さそうな所にテントを広げ、ランタンの下、本でも読んであげる。】

これが、最高なのかもしれませんね!!!

最後はまたまた強引にくっつけまして申し訳ございません。

今回もまとまりませんでした。ごめんなさい。

ホント、アウトドアはいいもんです。ラリーの方は毎日ですが・・・

ではでは

ただ今臨時OV中

06/01からしばらくの間はメルマガ執筆者の皆様が交代で臨時OVをお届けします。今日はお疲れ様です。仙波です。 でおなじみ仙波博さん。

2009/06/10 (水曜日)

モンゴルより

はーハラホリンに到着してツーリストキャンプに宿泊したかった。ETAP-6の途中で時間切れ!今日もキャンプ!今からテントを張って、食事を作って食べて、明日の準備をして寝ます。朝は5時起き・・・キビシイ!!

OV本編はモンゴルよりお届け中

しばらくの間はモンゴルよりお届け致します。回線状況の許す限りお届けしますのでおたのしみに。

2009/06/10 (水曜日)

「バイクで夏フェスへ…」

えー、臨時OV内で個人的な報告をするのは大変恐縮なのですが、タイムリーな事でもあるので、お知らせさせて下さい。

この度、スパ太郎のゆる〜いバイクライフをテーマにしたブログ『Riding High〜♪』【URL】が、

お陰様を持ちまして、ココセレブ(いわゆるniftyの有名人ブログ)の仲間入りを致しました。

ココセレブご参考【URL

SSER関係の皆々様には、今後とも応援の程、宜しくお願い致しますm(_ _)m

さて、ボクは行けなかったのですが、週末に開催された「トライアル世界選手権シリーズウイダー日本グランプリ」。フジガスこと、藤波貴久選手は、2日間共に2位表彰台と大健闘し、盛り上がったそうですね。ウイダー日本グランプリが終わると、次はいよいよ鈴鹿の8耐か…。

どうしてこうも毎年、鈴鹿8耐とバッティングするスケジュールで、日本最大級の音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」があるんだろうねぇ。新潟と鈴鹿じゃ、とうてい掛け持ちは難しい…。

なんて思っていたら、「スパちゃーん、今年の夏は、今や伝説となったあのMt.FUJI JAZZ FESTIVAL が、『Mt.Fuji Music Festival』として復活するヨ!」と連絡が入った。しかもコチラもしっかり“鈴鹿8耐”“FUJI ROCK FESTIVAL”とバッティングスケジュール。どうしてこうも重なるかねぇ〜〜〜。

この御殿場に行った帰りにね、三国峠から山中湖が見えたんですね。その景色のキレイさに、思わずバイクをとめての休憩。山中湖湖畔では何か野外コンサートをやっているのか、2〜3キロ離れたこの峠まで、音楽が聞こえて来るんだよね。地元の方っぽいトラックに乗って長靴を履いた人達がやって来て「ほらほら、あそこ!あそこの湖の横が“きらら”って場所だ」と指をさす。「へぇ〜あんな場所で、夏フェスやるのかぁ」なんて、話していたんだよね。地元の人達も楽しみにしている夏フェス。それがどうやら、7/25(土)7/26(日)の『Mt.Fuji Music Festival』だった様なのです。

野外フェスって良いよね。木陰でゴロンと寝転がっていても、音楽や歓声が聞こえて来る。お気に入りのアーティストの時間になると、起き上がり、ライヴを見に行く。大自然の環境の中でまったりと流れていく時間と、アーティストを前にリズムにカラダを預ける2つの贅沢な時間がある。今回の伝説が復活する野外ステージ会場“きらら”は、全面緑の芝生の客席で、ステージの向こうには富士山が望めるらしい。。。

うわぁ。何て贅沢。それで、NYで活躍するトップジャズニスト達を聞けちゃうワケ???スゴイね!

ちなみにイベント協賛には、バイクの“KUSHITANI”が入っており、丁度明日から、全国24あるクシタニプロショップでもチケット販売をするそうです。(クシタニで販売するチケットには、バイクの無料パーキング券が付いているとの事)

何で夏フェスにバイク用品メーカーなの?って思ったボクですが、富士山が望める山中湖周辺はツーリングスポットだしね。クシタニのロゴは“富士山”だしね!

JAZZを楽しみに、バイクで駆けつける…なんて、ちょっと良いんじゃない?きっと大人のバイク乗り達が集まりそうですね。

そっか、真剣に考えちゃうねぇ。『Mt.Fuji Music Festival』かぁ。。。。

7/25(土)7/26(日)『Mt.Fuji Music Festival』

公式HP【URL

=きょうの一枚=

2007年「FUJI ROCK FESTIVAL」での1コマ。この日は天気が悪かったんだけど、大自然の中で音楽三昧でした。(苗場スキー場なので、富士山は見えないけど…)

ただ今臨時OV中

06/01からしばらくの間はメルマガ執筆者の皆様が交代で臨時OVをお届けします。今日はスパ太郎の新・東京砂漠 でおなじみ近藤スパ太郎さん。

2009/06/09 (火曜日)

モンゴルより

試走はETAP-5を終了しました。これからハラホリンへ向かいます。少し天気も回復!!ここ数日寒かったので、少し風邪引いた感じだったけど・・・なんか元気なんです。松山は梅雨入りしたとのこと、モンゴルは快晴ですよ。

お知らせ

大変お待たせいたしました。TOUR DE BLUEISLAND 2009の公式DVDを本日発送しました。新緑美しいゴールデンウイークの四国を巡った旅を、ふたたびお楽しみいただけることと存じます。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。公式DVDご注文はこちら

OV本編はモンゴルよりお届け中

しばらくの間はモンゴルよりお届け致します。回線状況の許す限りお届けしますのでおたのしみに。

 
2009/06/09 (火曜日)

ブーツ話

■10年来愛用しているのは、ジャペックスという日本の代理店がプロデュースしているガエルネのブーツです。単に商品を輸入して、それを卸売りまたは小売しているというのではなく、多くのユーザーの身体に合うよう、日本人の平均的な体型にあわせて設計されたブーツ、また日本向け専用モデルなども開発しています。そうした意味でプロデュースという言葉を使ったのですが、このことはブーツというものが、バイクやバイクの部品とは違って、直接身に着けるハードウェアであるという見方から、とても大切なことだと思っています。

■特に、長距離・長時間を走るライダーは、身につけるもののちょっとした不具合にも注意を払うべきです。30分走っては休憩する、そうしうライディングでは気にならないことが、2時間、3時間、あるいは1日、2日と続くライディングでは大きな問題となることもあります。特にブーツは、ライディングの要。操作はもちろん、プロテクションの機能も重要ですから、いろんなものを試し、自分に合ったものを探したいものです。

■写真のブーツは、ガエルネのED-PROというブーツで、ツーリングユース、国内ラリーでも人気のあるモデルです。柔らかく、履き心地が良く、動きが良くて歩きやすい反面、プロテクション性能はやや物足りないところがあります。そのため、「ED-PRO CORSA(レース)という名で、このブーツをベースとしたプロテクション強化モデルが限定発売されたこともあります。ぜひ一度、このブーツに足を入れてみてください。履き心地がいいブーツというのはこういうことか、ということが一発でわかると思います。

■ブーツはガエルネだけではありません。エンデューロライダーには、ガエルネに並んで、アルパインスターも人気があり、評価は高いものです。他にも、ぼくが知らない(使ったことがない)ブランドのものにも良いはものは多いでしょう。肝心なのは、自分に合っているかどうか。もし、あまり意識せずに使っているのであれば、自分のブーツが本当に良いものかどうか、再検討してみてはどうでしょう。

ただ今臨時OV中

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2009/06/08 (月曜日)

モンゴルより

ETAP-5のコース制作中です。今年は残雪が多く、行く手を阻んでいます。これからスガワラ峠を目指す予定です。今年も素晴らしいコースになっていますよ。タノシミ!タノシミ!

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2009/06/08 (月曜日)

「出来ました」

TEAM APIOのRally Mongolia 2009 仕様の完成です。3年前から酒パワー&ジムニーの神様との戦いをしているのですが、何せドライバーの尾上さんはジムニーを操ったら右に出る人はいません。

そこで我々が勝っているのは、技術では無く、はめる事に集中します。昨年もタイム的には挽回出来ないほどの差が付いていましたが、勝負どころで我々は新品のタイヤに交換します。それに負けずと、尾上さんはとっておきのショックに交換したのが、裏目に出て大転倒をしてしまいました。彼はAPIOの新しい商品の開発もかねて出場しているので、ショックのガス圧を調整するバルブが付いており、それが悪さをして急激にガスが抜けてしまいました。

次回の我々のジムニーは徹底的に軽量化をしました。敵(尾上さんもやってきました)そうなると、私は汚い手を使います。私のウラルのサイドカーをお貸しするのです。彼は、うれしくて東北に旅行に行きます。その間を利用して改造を進めます。そんなこんなで仲良く喧嘩をしながらラリーを戦うのが楽しいのです。

雑誌の取材もあり、色を塗り替えた車両をAPIOの本社にお披露目に行きました。取材の人には、敷居が高くないので、TEAM APIOで若い人が一緒に出るようにしたいと提案しました。日本人(SSERの山田さん)が主催している国際ラリーは入門編にはとても安心して出場できます。ジムニーの戦闘力はすごく、ぜひTEAM APIOの仲間をお待ちしております。

APIOのブログ「アピログ」にも紹介されていますよ。[URL]

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2009/06/05 (金曜日)

モンゴルより

現地時間 13:30 ETAP-2のビバーク地、もうひとつのゾーモット!ソクトオボーに到着しました。休む暇もなく先へ進みます。

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2009/06/05 (金曜日)

 

■ ダカール・ラリー最新情報

ダカール・ラリーの主催者・ASOから、来年度の当該イベントからMOTO部門での排気量制限が設けられるとの発表がありました。

世界で一番大規模なオフロードレースと目されるこのイベントのプロモーターいわく、排気量を450ccまでとすることによりMOTO部門におけるエントラント同士のパフォーマンス・レベルの均一化を目指すとのことです。

ヤマハは450ccの車両でダヴィド・フレティーニュがこれまで総合でもTOP10にランクする活躍を見せていますが、他に好成績を挙げる車両はすべてBMWやKTMなどの大排気量車でした。今年のイベントでは450ccの車両が全体の40%を占めるまでとなりましたが、この排気量制限を推し進めることによって全体的なスピードが抑制され、今までよりも安全なイベントになるであろうことが予想されます。

なお、アマチュアライダーにはその多くがすでに排気量の制限を越える車両を現時点で所有していることを鑑みて、出場の際に何らかの規制が課せられることを条件に1年の猶予期間が与えられるもようです。なお、ワークスに所属する有力ライダーなどには猶予期間が適応されず、次回のイベントから450ccの車両での出場になるとのことです。

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2009/06/04 (木曜日)

お疲れ様です。仙波です。

この度は若輩者でございますが、OVに臨時採用されました。よろしくお願いいたします。せっかくですので、持論ではありますが将来のバイク屋業を私なりに書きたいと思います。

将来、バイク屋はバイク屋さんではなくなります。これは極論に聞こえるかもしれませんが、私が感じる部分です。それじゃ〜この世から無くなるのか?というわけではなく、バイクというものはレジャー産業になると思うのです。私はバイクというものを「人生を楽しくする道具」と位置づけてきました。その道具を手にすることにより、今までの生き方とは違うライフスタイルを手に出来ると思っています。しかし、それは世の道具と同じで、使い方次第なのです。初心者が性能のいいものを手に入れたからといって、性能が発揮できるわけでもなく、間違った使い方は危険であったり、そのもの自体への興味をなくします。

私たちバイク屋は今後、これを解消していかなければいけません。バイクという道具を手にした人を楽しませる事がバイク屋の生き残りになるのです。身近な業種でいえばアウトドアショップかもしれません。その道具を使った楽しみを提供していかなければいけないのです。そして、もしかしたら的な考えですが大手の旅行会社だっても乗り出すかもしれません。大手旅行会社が旅を提供するようにツーリングのパックなども商売になるかもしれません。今よりニーズが強くなると思います。そういう部分で私はレジャー産業として考えなければ、先は無いと思います。

大きく考えなくても、販売店で開催するツーリングを目的地に行って飯を食って帰るだけでなく、何か趣向を凝らしたり、販売店独自の定期的なライダートレーニングを開催したり消防署などを尋ねての応急救護の講習、定期的な懇親会などからはじめればいいと思います。無論、はじめられている販売店が多くですが、お客様のニーズはもちろん変化していきます。それに対応するために自分自身もバイクに乗らなければいけない。自分自身もそうですが、案外バイク屋のスタッフはバイクに乗っていなかったりします。それでは口から出る言葉も信用性が無いですからね!自戒を込めて書いております。

私たちも生き残りをかけて挑戦してまいります。今後もよろしくお願いいたします。

皆様素晴らしいバイクライフをお楽しみ下さい。

ではでは

きょうの一枚

写真はBMW Motorrad中四国ディーラーによるGS CAMPの会場写真です。沢山のオフロード初心者の方に参加頂き楽しい一日を過ごせましたこれも私はバイクライフを楽しむレジャーの一環だと思います。楽しいイベントです。

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06/01からしばらくの間はメルマガ執筆者の皆様が交代で臨時OVをお届けします。今日はお疲れ様です。仙波です。 でおなじみ仙波博さん。

2009/06/03 (水曜日)

モンゴルより

今日もウランバートルで作業しました。ウランバートル市内の渋滞がすごくて疲れました。ちょっと移動するのに時間がかかって大変です。明日の早朝から試走に再び出ます。ムッホより

きょうの一枚

写真
一枚目:モンゴル自然博物館
二枚目/三枚目:チンギスハーンホテルの7階から撮影

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2009/06/03 (水曜日)

「往復≒550km」

本エントリーの締切りが、今月末06月30日の『HOKKAIDO 4DAYS』。大会スケジュールと重なる7月の連休は、1年も前から先約が入っているのですが、ここへ来て「何とか参加出来ないものか…」と、ジタバタしております。

北海道往復を含むスケジュール確保が出来るかどうか。往復の移動をどうするか。エントリー費や移動費を含む総予算は?出場マシンはどうする?そして一番のネック、1年前からの先約は、どうやってお断りするのか…とか、トータルでね。(←もし先約の方が、コレ見たらビックリするね)まっ、30日までもう少し有りますからね...。もうちょっとジタバタしてみます。

そんな中、先週末に新潟県柏崎市みなとまち公園で開催された「ラブ.ジ.アース ミーティング」に参加して参りました。(ラブ.ジ.アースは『バイク乗りから始める“地球愛護活動”』開催12回目)

『HOKKAIDO 4DAYS』のスケジュールを見ると、1日あたり250km〜550kmを走る予定が発表されてますよね。東京〜柏崎の往復も≒550km。暫らくこんな距離をバイクで走っていないボクにとって、コレはまたとないチャンス!「日帰りで長距離を走るゾ!!」と、この前バイクETCを付けたばかりのXR-BAJA(250cc)で行く事に決めたのです。

でも実際走ってみると、、、、高速移動はつまんない。しかも250ccで…。しかもオフ車で…。時速100キロちょいとは言え“風圧”との闘い…。オマケに雨…。(そう、この日は新潟だけ晴れ。関越トンネルから南側の関東圏は、行きも帰りも雨でした…)。単調な高速道路は、早朝3時起きという要素もプラスして眠いのなんの。

睡魔との闘いの末ようやく到着したGS給油ポイント、“塩沢石打S.A.”。「あれ?ガソリンスタンドが撤去されている…!」もう直ぐリザーブだってのに???他のドライバーにも「S.A.なのに、ガソリンススタンド無いんですかね?」と聞くと、「途中に『この先100キロメートル、ガソリンスタンド無し』ってカンバン出たでしょ!」との事。しまった!眠さの余り視野に入ってなかった!!「もう直ぐリザーブなのに???」と、スッカリ目が覚めてしまったのです。。。

(この日唯一楽しかったのはね、あまりもの眠さにルートを変更した、小千谷IC〜柏崎間の下道ルート。段々になっている田んぼがあったり、集落を走ったりね。)

そうなんだよ。北海道の景色は、単調な高速道路と違って数百倍も楽しいハズ…。だとすると今回、単に高速移動の“550km”をオフ車で走る意味は無かったかなぁ〜。

いやいや、唯一有りました。走って自信が付いた!だって今回走った“550km”は、終日走っていたワケじゃない。ゴミ拾いをしたり、ステージイベントに参加してのこの距離。

『HOKKAIDO 4DAYS』への参加で、ボクの中で一番ネックになっているのは、北海道への往復手段なんですよね(所要時間や経費も含む)。フェリーだと楽だけど時間がかかる。バイクを輸送して飛行機で行くってのも有りだけど、経費が…。

都内〜青森≒730Km 。

「北海道へはETC割引を利用して、高速で行くのも有りだな!」なんて、ちょっと考えたりしちゃってマス……。『HOKKAIDO 4DAYS』で走る距離よりも、往復の移動距離の方が長くなりそうですがね。

きょうの一枚

ラブジアースに参加したみんなで、役1時間半海岸清掃したゴミの山。でもこれは回収したホンの一部なのです。バッテリーも数個回収しました。

詳細はブログ『Riding High〜♪』 【http://ridinghigh.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/in-0ad0.html

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2009/06/02 (火曜日)

「アルコールストーブ」

■2006年10月、エジプトのファラオラリーでのこと。熱射病、脱水症状にやられてすっかり生気を失った夕方、持参の「赤いきつね」で塩分と水分、その他ジャンクな−−現代日本人に不可欠な栄養素を補給して、たちまち元気を取り戻すという経験をしたぼくは、2008年のラリーモンゴリアにもインスタントラーメンを持ち込むことにした。しかし限られた輸送バッグには、ガソリンやガスのストーブを入れるような余地はない。スペース的にも、もちろん重量的にも。札幌のアウトドア用品店を物色。以前にはエスビットの固形燃料用の超小型ストーブを購入したこともある、役に立った記憶無し。「すごく小さくて軽くて、それなりに火力が強いものってないですかね」、「それならアルコールバーナーがありますよ」。ふーん、アルコールか。アルコールランプのようなものかな? 「ちょっと違いますね。これを見て下さい…」と、店員が示したのは、なんだか空き缶のような物体。どこにどうやって火がつくのかピンとこないようなシロモノだったが、とりあえず時間もないことだし、これを買ってバッグに入れることにした。燃料となるアルコールは、飛行機に持ち込めるようなものではない。だが、アルコールぐらいはウランバートルでどうにでもなるだろう。96度ぐらいのウォッカでもきっと火は着くだろう。それなら韓国の空港の免税店で買えるだろうしね。

■乗り換えの韓国の空港では、96度のウォッカを入手できず、地元のライダーに教わって、薬局でアルコールを入手(おかげでモンゴル語の「薬局」と「アルコール」という単語を習得)。数個のインスタントラーメン、小鍋とともにアルコールストーブをバッグに潜ませることができた。さて、アルコールストーブが活躍する日は以外に早くやってきた。オリアスタイのビバークで丸1日以上の停滞。雨のテントでさっそくインスタントラーメンのランチタイムだ。コーラの空き缶を1/3に切ったような、簡素なストーブにアルコールをたっぷりと満たし、その油面にマッチの火を近づけると「ポヨポヨ」と頼りない炎が立ち上る。こんなもので湯が沸くのか? と不安になったが、ストーブ自体がたちまち高温になると、アルコールの気化が促進したのか、かなりの勢いで湯を沸点へと上昇させていく。「おお、これはすごい!」 あっというまにお湯が沸き、小鍋に入れたラーメンは熱々の出来となった。すごいぞアルコールストーブ。こんなに軽量でシンプルな構造、しかも火力も充分じゃないか。

■アルコールストーブ、こんなにいいもの、なぜに普及しないのだろう? やがてすぐにその答えが出た。燃費が悪いのだ。ストーブそれ自体は本当に軽量で、取り扱いも簡単。冬場でなければ、おそらく火力としても、野営用には充分だろう。ただし、燃料がずいぶん必要なのだ。この時は、ラーメン2杯のために150mlのアルコールが消えてしまった。毎日の料理にこれを使うとするなら何リットルもの燃料が必要になるのではないか? 今回のラーメンにはちょうどよかったけどね。山の上でコーヒーを一杯やりたい、とか、ツーリングに出かけて景色のいいところで一服、なんていうのにもおすすめ。扱いが簡単で、写真の「トランギア」のものであれば、燃料を入れたまま持ち運びも可能。メインテナンスもほとんどいらないんじゃないかな?

 

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2009/06/01 (月曜日)

モンゴルより

今日は永山竜叶君の命日です。何かしら一緒に走ってる感じです。

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2009/06/01 (月曜日)

「好評発売中」

ダカールラリー公認 ワンダプルバックカーコレクション

ただ今、全国のコンビニでアサヒ飲料の缶コーヒーを2本買うとおまけで「ダカール出場車両が付いてきます。全部で6種類のミニカーですが、カミオンは我々チームの車両だけで、自慢ですが6種類の中では一番良く出来ています。

私は単なるミニカーだと思っていたら、孫達が来て走らせており、チョロキューでした。「椎名コレクション」でお世話になった、先生の病院の受付にはジオラマの上に本当の砂をのせて雰囲気を出して飾ってくれているようです。

モデルになった車両は我々が1号車と呼んでいる私が運転している車両で、ゼッケンが511番でまさに今年の出場車両です。

缶コーヒーを2本買うと240円、これで1ケおまけで付いてくるのですが、弊社ではコンビニを回ってレンジャーだけ付いた缶コーヒーを300本も買って来たようですよ。

本物の1号車は現在、弊社でお預かりして、ラリーレイドモンゴルに向けて大改造中でが、この企画の効果か、通る人が立ち止まって見てくれています。

交差点の手前なので、追突事故が無いことを願っています。

以前、ルマンの交差点近くで写真撮影していたら、レンジャーをわき見しながら運転していたのか、目の前で追突事故が起こり、申し訳ない記憶が残っています。

良かったら買って見て下さい。

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