Organisation Voice 2005/04

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2005/04/27 (水曜日)

昨日のこと。
「なんかTBIの準備って、早くない?」
「ええーっ。明後日からですよ!」
「うそ!」
「なに言ってるんですか!」
ということで、僕はTBIはまだ1週間後くらいだと思ってた。ホントに!で、昨日なんか地元大学で開かれた複合材料学会なんてのに出かけて、お勉強で1日中!!変わりますね自動車!5年後や10年後は異次元になりますよ。現にアメリカでは原油高の影響で?ハイブリッドの売り上げ伸張率がすごいことに・・・・・・原油高の影響はBRICSの自動車所有台数の拡大による原油需要によるものであることは間違いないよね。(BRICS・・・ブラジル・ロシア・インド・チャイナ)石油代替エネルギーの開発も資本集中!いよいよ加速します。世界を走る自動車は8億台!3年前の僕のレポートでは5億台!!年間1億台もの生産はされていませんが、まあ、それに近づいてきているのでしょう。

そうすると2008年頃までには、ひょっとして10億台?21世紀初頭の2倍になるわけで・・・・少なくとも燃費を倍にはしてないとたまらんと言うことですね。僕の持論は2015年には地上を普通に走って許される車は、軽4とハイブリッド、まあFCEVが量産販売されてれば、もちろんそれも、とバイク!!のみになる!というものです。バイクもハイブリッド化はされるんでしょうけどね・・・・・・。

さて、ハイブイリッドカーでも買って、先進的なとこ見せるか?旧いレンジローバーでも買って、消えていくものを惜しむか・・・・僕は後者のようですが。確かに20世紀、自動車は地上に富と繁栄をもたらせ、さらに自由な喜びや、まあ、さまざまな恩恵を人間社会にもたらせました。しかし何事にもまるでエネルギー保存の法則のように、平家物語のように、方丈記のように・・・・・・驕るものは久しからず・・・・というような滅びの美学をまといます。

自動車がたちまち滅びると言ってるわけではありませんが、昨年度々日本を襲った大型台風やアメリカを恐怖に巻き込んだ大型ハリケーン!全ては「温暖化による影響で、こんなになるよ」と予言した学者や、映画まで存在してたわけです。世界の歴史教科書には、こうした近未来の予測を書き、いま我々がやらなければならないことを教えるほうが先決だと思うんですが、いかがか。さて、ランチに4.6Lのレンジローバーに乗って出かけますか・・・・って実は最近バイクに乗るように心がけてるですホントハ。

きょうの一枚
「海へ」・・・昔ありましたね、パリダカの映画。倉本 聡 監督、主演 高倉 健 ・・・・・全く人気もなく話題にも上らなかったような・・・・・って、TBI2005はテーマは「海」


2005/04/26 (火曜日)

「逆オークション!?」
昨日は、例の「銀行マン」とBTOUの計画について詳細を検討しました。なかなかの好青年で、スポーツマン!でも主催者的にはマシンに手を貸すわけにはいきません。そのうえオフロードの経験はないわけですから、装備についてなどは、ちょっと相談に乗ることに・・・・・・しかし予算はタイト!なのです。そこで「僕のお古など」を提供しようかと思ったのですが、身長が同じくらいであとはやっぱりボクのほうがデカッ!!・・・そこで逆オークションをしてみようかと思ったわけなのです。

募集品名
1.インナープロテクター エルボーまであるやつね。SIZE XL・・・4000円くらい
2.オフロードブーツ(僕の希望は黒)11または28で足デカッ・・・10000円くらい
3.オフロードパンツ・ゴアテックスでオーバーブーツスタイルで黒無地33または34インチ・・・10000円くらい
4.ヘルメット・・・平成12年4月以降生産フルフェイス・XL白がいいな
5.ゴーグル・グローブ・ウエストベルト
6.ジャケットや給水システム
7.テント・シュラフ

などなど何でもOK!気がついたものがあれば「これはいらないの?」と一言。希望金額を書いて写真付きメールでね!!なんかタノシミタノシミ!!

きょうの一枚
シェイクダウンテストの菅原さん。ヤマハ・リーノ!!相変わらずのチャレンジャーぶりです。こうした心をいつまでも持ち続けることに脱帽としか言いようがありません。


2005/04/25 (月曜日)

日曜日に、BTOU試走隊の装備と車両4台を、神戸港に搬入してきました。こうして遠征に向かう資材を積み込むのは、もう何十年もやってますが・・・とても心弾む仕事です。まだ見ぬ大地を想像して、少年の頃の思いに帰ります。しかも、1日中とても良い天気で、帰り道はHINOのカミオンを運転すれば、大鳴門橋の眼下には巨大な渦が・・・そういえば明石海峡大橋も、周りの空気が澄んでいて、なんとも美しい景観でした。黄砂の季節も花粉の時期もひと段落したのですね。あとは週末から始まるTBIが天候に恵まれることを祈るばかりです。事務所の中は(広いのが自慢なんですが)続々届くタイヤとダッフルバッグで、足の踏み場がなくなってきています。自走の人が増えてるんですね・・・・・。

そんな今日はBEIJING-ULANBAATAR 2005のプレエントリーの締切日です。「エントリーしなければ後悔すると思って・・・」などというお手紙などいただいて、嬉しかったり「怪我をしてしまって残念ですが・・・」というお手紙をいただいたりと、悲喜こもごもの今日!でした。そんなこんなで、全てが順調!と言うほどではないにしても確実に日々を送っております。

きょうの一枚
これが仕上がった試走隊の4台のマシン。やっぱSSERってプロシードがお好き?向こうの2台はビッグホーン、これはドクターカー、大会中はお医者さんがのって走るんですね。プロシードはカミオンバレイのお仕事をします。


2005/04/22 (金曜日)

BTOU試走隊のマシン作りが急ピッチ!TBIまでには船積みされる予定。4台のマシンにはGPSやマップツイン、無線機などが設置され、ゼッケンが貼られました。タイヤもびしっと新品でスペアもどっさり。コンプレッサーや発電機もマウント。本番ではZ-2を担当するピックアップは、試走隊では「タンカー」の役目。すごいことになってます。来週あたりの「きょうの一枚」をお楽しみに。またZ-1はクイックアシスタンス。ツール類が積み込まれコンプレッサーや発電機もマウント。どのマシンもベアリング類やデフ周りもオーバーホールされ、足回りもびしっと!なりました。
さあ、これでしばらくはTBIに・・・・・!!

で、きょうの一枚はTBIのスタート地点はここです。って海の上じゃないです。スタート地点から見える風景です。ほんとに目の前が海で、来島海峡大橋の真下なのですね。


2005/04/21 (木曜日)

「HP-2!」って言ってる分にゃ、周りには何のことだか分からんのに!!余計なことを北の島の住人が書くもんだから!!プンプン!!新しいパソコンのことだと思ってたヤツが社内の50%だったってのに!!「そうなんだ?BMWのね、ふーん」「それも結構なモデルね!?」と周囲の冷たい視線。トホホホ損害賠償請求したいくらいさね。しかも、日本国内に発売になるかどーかわからないのに予約したやつがいる!だって。バカジャンそれ!!でもボクはそんなに高くならないと思ってる。予想は車重+10万円くらいなもんでどうすか?で日本国内は80台限定!!って全部勝手なボクの予想だかんね。

BMW JAPANの担当とは箕面のホテルでついつい話し込んだもんです。
「ボクはね、マーケティングが北米に偏ってると思うんすね!」
「そうですね」
「だいたい北米のヤツラは身体でっかいし、まっすぐ走る道しかないし」
「そうですね」
「カタログだって全部本国で作ってるでしょ。コピーが日本人の心をつかんでな
い、だいいち・・・・・でもって・・・・・じゃないですか」
「そうですね」
「・・・・・」
多分に一部のマニアックな意見だったろうと思う。
でもありがとうございます。やっぱ信じてて良かった・・・・・ヘンナヤツ!

さて、そんなことより今はTBI&BTOUに集中!!していきたいものです。昨日のメルマガには早くもルートインフォメーションが!「フンフン、ナルホド」と文章の端々からビバークやルートを予測する!?ヤツラが本領を発揮!!するんですね。かなり古い話ですが、あるところの役場の方が、「ゴールデンウイークにバイクが100台くらいの予約が入ってませんか?」という問い合わせが、毎年来ますね。と・・・・!!分からないのがいいのか?分かるのがいいのか?相変わらずTBIはミステリアスがいいと思うんだけど。

ところで・・・ダッフルバッグやタイヤなどを、前泊の宿に送るのは止めて下さいね。長崎のHOTELじゃないので、みんなが送ると大変ご迷惑をおかけすることになります。集団になるほどに、こうした点に注意するべきですね。

きょうの一枚
またまたゾーモットの青い空。もうすぐですね。


2005/04/20 (水曜日)

日々の雑感を書くこのコラムに、やはり「中国のいま」について考え方を示さないのは、BTOUをこの夏に控えている主催団体の代表者としては、いかんのではないか!?と、考えております。しかし、この憂慮すべき今の事態に、我々は楽観視もしていなければ悲観視もしていないのも事実です。そして、この新しいラリーの実現のために、安全の確保にかかるリスク回避には、最大限の情報収集と分析は惜しんではおりません。
こうした広大な荒野や砂漠を持つ国々は、不安定な要素を持っているのが常です。パリダカールの例を見るまでもなく、かつて湾岸戦争に揺れ、また昨今ではイスラム過激派への対策などに神経を使っています。また1991年のパリ北京の第1回大会は、直前にモスクワで起きたクーデターに開催が1年間延期されるという事態も経験しています。ことほどさように、複数の国を越えて開催されるこうしたラリーは、非常に不安定な要素を持っているといえます。それにしても、国境を越えるラリーが、パリダカールとBTOUだけになってしまいました。

話を戻します。今の中国で起きている事態は、さまざまな論評や観測がなされていますので、私どもとしては事態を注視して行くとしか申し上げられません。試走チームは、まもなく機材を船積みいたします。ただひとついえることは、モンゴルもそうですが、ひとたび一歩を踏み出すと悠久の空間がただ広がっているばかりです。また随時この件に関しての情報は公開していきたいと思います。

ということで、きょうの一枚はゴビの深い青空。


2005/04/19 (火曜日)

朝事務所の机の上に、誰が置いたかKTM990superDUKEのカタログが・・・・おもむろに広げると「これは絶対に手に入れなければならない。そんな強い衝撃を、感じたことがあるか。」・・・・・・「おお!」これは名コピーだ、と膝を打って感心したものの「ちょっと待てよ、そんなのしょっちゅう思ってるし、毎日思ってるなあ?」と、逆にそう思わずに買うものなんてあるのかなあ?と思う始末。そのカタログは片観音(って業界用語?)になっていて、何もないガレージ。蛍光灯のグリーンの光。その片観音をめくるまでもなく、(めくるとそこにデュークが止まってるのは明白)言いたいことは伝わってくる。スレた広告マンである我々は、このページめくったらもっとインパクトがあったほうが「いいんじゃない?」と思うほど常識的で常道で、むしろ製品の持つインパクトを表現しようとして失敗してる感がある。もっと尖がった人に買ってほしいんじゃないのか?ということ。しかもその手法は、次のページへも続き、「・・・・・」でもでも最後のページのコピーは「アドレナリン、それこそが、私たちの、夢への燃料。」と結んである。この最後の結びは嫌いじゃないな。デューク990!もいいね。

って、今日は発電機とコンプレッサーを買いました。試走チームのクイックアシスタンスのピックアップにガッツリ積載して、4台のマシンへのエアーの供給と、大砂漠の中でポツリンとキャンプする我々の、手元を照らす明かりを供給します。ってほんとは「めんどくさいから電気炊飯器もって行こうぜ!」みたいな感じ!電子レンジはさすがにあきらめましたけど、ロッジの鉄鍋は重いしな!?じゃあゴビでミーチュ。

きょうの一枚
ゴビ、デューンです。ちょっと湿っていて走りやすそうですが、今年はどんな夏になるでしょうか?素晴らしいエクスペリエンスを、ゴビで。


2005/04/18 (月曜日)

心では、「いけない!いけない」と思いつつも、身体が、勝手にHP-2の予約に走らせました。「あーあ、どうせまた乗らないのに・・・」という周囲の声なんか・・・・・!!

さて、ところで本格的なTBI週間に突入!誰もがいっせいにTBIモードに!でも我が川内工場では、BTOUの試走に出かける4台のマシンが、セットアップ作業が夜を徹して、というのは大げさで日曜返上で続けられています。これがガソリン車2台とディーゼル車2台。エタップ4から6のゴール付近までの間は、ガソリンが手に入らない地帯なので(本番は大丈夫ですけど)大量のガソリンを積んで出かけなければなりません。重くなると機動力は落ちるし、マシンへの負担は大きいしね、困ったものです。・・・さてTBIは、大量のオフィシャルスタッフが夏のBTOUの準備のため?休みが取れにくくて困っていたら・・・北海道・芦別のあの校長先生が、学生たちを率いて素晴らしい助っ人にやってきてくれます。

「北日本自動車工学専門学校」様!感謝!熱烈歓迎!!謝謝!!しかも校長先生はBTOUのマシン製作中とのこと・・・マシン製作中といえば、BTOUにはプリウスハイブリッドとハリアーハイブリッドも参戦が決まりました!のでご報告。いっぽうハンドメイドのバギーも2台!ヤマハのリーノってバギー?も2台!!これがJRMの陣容!!すんごいね。あとはミニとベスパと、スーパーカブ、Jeep、もうめちゃくちゃ愉しそうでしょ!でカミオンバレイを小型化して複数化してるのは・・・・・!!??

とにかく熱い2005年のシーズンが始まったということは確かです。あちらかこちらで、ミーチュ。

きょうの一枚
四国の奥深くには、こうした風景がたくさん。これは、かずら橋です。谷はそんなに深く見えませんが、深いです。でも、いまの時代にこうしたものを見るのは、それは楽しいことですね。


2005/04/15 (金曜日)

事務所の近くの「スクラップ屋に自衛隊のヘリが不時着した!!」ってんで「すわっ!」とばかりにカメラを持って出かけてみました。「うーん、こりゃ不時着というより、粗大ゴミとして処分してもらおう!ということで民間の処理業者に委託したんだろうか?かなりオンボロになってるけど、やっぱりゴミの上におかれたヘリの姿は、悲しくも切ないモノを感じます。どうしてこんな処理の仕方をするんだろう?町の中に現れた哀れなヘリは、すぐ横に遊園地のスクラップのドラえもんやドラミちゃんみたいに、道行く人に不思議な意識を呼び起こさせます。

きょうの一枚
きょうの一枚は、そんなこんなで町の中の解体屋に、まさに不時着?した自衛隊のヘリ・・・・ということで。


2005/04/13 (水曜日)

うって変わって今日は良い天気。そして暖かい。昨日のお出かけを、今日にしておけば良かったのに・・・ところでR1200GSにリコールの封書が届きました。先に買った同じメーカーの自動車も、2年くらいでリコールが出て、しかもエンジンの内部で、メタル換えて「慣らし、やり直して下さい・・・」「???」ってそれから全然乗っていませんから、4年経って慣らしも終わっていない状態という有様です。やっぱりこうして何にしてもモデル初期には、リコールが出るのはやむをえないことなのでしょうか?「だから後期モデルを買いなさいってば」と。

一方で我々の主催しているラリーにも面白い話があって、必ず第1回大会と言うと参加してくる人がいます。「1回目というのは、主催者も初めてなので問題や失敗が多くてハプニングだらけで面白い・・・」と言うのです。「むむむ・・・」とその話を聞いてから、第1回大会もバッチリするぞと心に決めたのでした。ですからわが愛する某メーカーさん。初期モデルからバシッと決めてくださいね。僕はボクで復活のTBIもBTOUも第1回の気持ちでやりますけん、よろしく。

きょうの一枚
そろそろこちらの地方では、桜の便りも終わりそうなので、試走中の力作!剣山地方の枝垂桜。ここらあたりは枝垂桜の宝庫。東京から応援に来ているS井君は「感激です。初めて見ました!」って「???」


2005/04/12 (火曜日) 

いよいよ復活のTBIがカウントダウン状態です。印刷入稿の締め切りとコマ地図を書き上げるのとの戦いが始まっています。そんな中を縫って、スタート地点やゴール会場の打ち合わせを兼ねて出かけました。ですが今日は一日中、雨模様。しかも寒い。125ccのバイクで出かけたんですが「寒い!」事務所に帰ってきて数時間経ちますが、いまだに膝が冷たい。で、バイクに乗ると無性に腹が減ります。クルマでの移動の10倍くらい腹が減ると思いませんか?腹が減るといえばTBI。ボクの場合「土佐のかつおのたたき」試走といわず本番の際も、こっそりとあの分厚いやつを食べずにはいられません。それ以外にも高知には、妙な旨いものがいっぱい。食に関してばかりではないですが、あの地には異文化を感じます。異文化といえばムッホ!我が家の近くのアパートスタイルのホテル住まい。高知県人との違いほど、このモンゴル人に異文化を感じないのは、どうしてでしょう。骨のついた肉の食べ方だけには「フフーン」と異文化を感じますが・・・・・。

毎朝ボクに前日のTVニュースの解説を求めます。今朝は「中国のあの騒動は、いつごろまで続くと思いますか?」「5月下旬くらいまでは続くねえ」「そうでしょうね。わたしもそう思ってました。」とさ。この間までは毎朝「ライブドアって・・・」とか「株式市場について教えてください」ばっかだったのに。

で、今回のTBIも全行程をムッホ君は同行しています。考えてみれば、TDNの奄美の林道を2人で軽トラで走り回ったし。まだ春浅い北海道のトムラウシ温泉には、道に迷った振りして泊めてもらったし・・・・そんなこんなで、彼ほど日本の秘境を旅してるモンゴル人、いや外国人もいないだろうと思います。

そんな彼も驚く、今年のTBI!!ずいぶん回りくどくなったけど「どうぞご期待下さい」

きょうの一枚
試走中のひとコマ。迫力のある高知県の山間部の雨上がりの朝。ちょっとゾクリ!として、思わずクルマを停めて・・・・・


2005/04/11 (月曜日) 

ごぶさた!で、久しぶりのOrganisation Voiceとなりました。留守をしてました。モバイル環境がないわけではないのですが・・・・・TBIの最後のルート確認の旅は、参加される方に負けないくらいハードなものとなりました。その原因の大きなものは、いまだ復旧の目途のつかない昨年の台風と大雨の被害。一部の山では、もう「山が死んでる・・・」みたいな感じ。生態系のダメージも少なくありません。国道すら「山腹崩壊」で復旧の目途の立っていないところもあります。でもって剣山とその周辺の四国東部の道と林道は・・・・・ガックシ!でもその分、新しく愉快な西部の林道群がたっぷり。「一喜一憂」これがTBI2005のテーマかもです。
一喜一憂といえば、いま中国で進行している事態も、これにあたります。まさに胃痛の治まる暇なし、ってところですが、実は胃痛は無いんです、ボク。TBIでもモンゴルでも、はたまたパリダカや普段のビジネスでも、「道のりは険しい」のは好むところでもあります。よく観て、よく聞いて、正しく判断して断固として行う!ことに冥利あり・・・・です。どうか春のTBIそして夏のBTOU、お楽しみにしていただいて全く問題はありません。
さらに話は続きます。なんと言っても桜の話題「いったい日本には何本の桜があるんだろう?数えた人は居ないかね?」「そんな、居るわけないでしょ」「そーかなあ?居るような気がするけど」「まさかあ」てなわけで、この1週間ばかり、生まれてこのかた見たすべての満開の桜より多くの桜を見てきました。「もう桜はいいよ」という感じ。ホント凄まじいばかりです。この時期にTBIの試走をしたことが無かったのかなあ?まあいつもは3月中ごろには終わっていたのでした。今日の一枚は、そんな桜を、まだ満開になっていない北の島の人々など?にお届けいたします。やっぱ桜は枝垂桜か山桜ね。


2005/04/06 (水曜日) 

毎日のように山に行っています。春の山々は生命力に満ち溢れていて、小動物たちにとてもよく会います。特に鹿は個体数が多いのでしょうか、大きいのから小さいのまで良く現れます。
木々も野草も、まさに百花繚乱。都市生活では望めないほどのすごさ。また集落に降りてくると山の斜面に張り付いたような家々は、その主の自然に対する深い造詣を物語るような、まさに桃源郷の様相。その色といい、空気間といい、もう日本人の心に、ただただ拍手を送りたくなります。桃源郷、ユートピア、シャングリラ、アルカディア・・・まあいずれもクラクラ来るような響きですが、おそらくこんな風景がそうした言葉を生み出したのでしょうか?中国の酒池肉林はいただけませんが・・・こうしたストイシズムの極みにあるような生活が見せる、春のひと時のエピキュリズム・・・・・・・さあ、走り出しましょうかね。

きょうの一枚
四万十川ももちろん春爛漫。沈下橋を渡れば水面も光り輝いています。明日からしばらく留守をしますが・・・四国です。


2005/04/05 (火曜日) 

おお!爛漫の春です。事務所の山桜の古木も今にも咲き始めそうな予感。しかし例年ここからレポートしている通り、この山桜ほど美しくかつ儚いものもありません。さて、いずれにしてもうららかな春・・・といえばTBI。4年ぶりの復活ですが、TDNの印象と、かつてのTBIのMIXな感じでルートを作ってみました。1日目ラクチンでタノシイ!2日目ウギャー!と厳しく3日目「観光?でも後半は?」という感じでメリハリハッキリ!!な感じでいきます。お楽しみに!!マルちゃんも家族3人で出場!詳細は間もなくの「GO!GO!まるちゃん」をご覧下さい。

話は変わりますが・・・現在、ピックアップトラックの程度の良い中古車を探しています。使用目的はBTOUのオフィシャルカーですから、車検も要りませんが、ある程度のタフネスさが残っていることが条件です。お近くに「これはどうかいな」というのがあれば、ご連絡くださいな。

きょうの一枚
林道に群生するとある木々の花。ちょっと人の入らない林道だけに、いったいこの花は何だろう?と。でミツマタかなあ?なんて考えましたがどうも違うみたい。わかる方は教えてね?ヒントは高知県南部の山の中でし。


2005/04/04 (月曜日) 

高知は、春爛漫。二期作の水田は田植えのシーズンを迎えています。峠から見下ろす集落の棚田には、水が張られ、愉しげな曲線の積み重なりが素晴らしく印象的です。それらに映る周囲の山々の緑も、そして空の青も清々しく、一足先にTBIを満喫してきました。桜も、ぼけも、山桜も、はたまた名の知らぬ木々の花々も、生命に溢れ五月晴れのような4月初旬のオフロードランの毎日です。というのも風が強く春霞も吹き飛ばされて「抜けの良い」風景が広がっていたというわけです。
海岸から900mの山頂まで10数キロに及ぶ、素晴らしいダートを見つけました。左右は太平洋。ダート前半は亜熱帯の植生。途中からは野生の晩柑類の間を抜けて、最後は荒涼とした高山の荒々しい風景に一変。ゴールは頑丈な柵が!!!航空自衛隊のレーダーサイトでした。反対側からは快適なアスファルト?が伸びてるんですが、嫌んなって別のところに行きました。約2時間のタイムロス・・・・こんな素晴らしい林道を見つけては、断念!の繰り返しの日々です。新しいルート!新鮮な感動!!四国は島だ!海だ!というのが今年のテーマ。

きょうの一枚
スーパーカブにベスパ出場決定の報のあとには、こいつ。これから改造が始まるUS-YAMAHA製の2シーターバギー、挑戦するのはもち菅原さん。実はこのマシンのデザインは氏のご長男、義治さん。これら以外にもどんな挑戦が・・・・・。