新連載「バイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その2」
昨日から連載?を始めた「ボクがバイクを買うまで編」を 毎日(ほぼ)連載すべしという命が下った。 実は、本当に目が悪くなった。それも選択を逡巡させている理由の一つだ。。。 まあ、見えない。老眼もひどいけど、目の病気だ。
ボクが最後に買ったバイクは2007年夏。 だからおおかた10年もの長きにわたりバイクを買わなかったことになる。 おそらく、はじめての間隔。。 その最後に買ったのは BMW R1200GS Adventureだ。 まとめて3台買ったのはちょっと異常なお話し。いま1台だけ手許にある。 それで日本からヨーロッパまでを2度、チョモランマやタクラマカンも行った。 まあこの上もないバイクだ。 しかし、この重さは果たしてアドベンチャーマシンたり えるのだろうか?常にそう考えていた。 アドベンチャーは、ジャングルの泥道を一人で走ったりすることをイメージしたら 喉が渇き絶望的になるではないか?
これを真似てアドベンチャー!というカテゴリーが、 本来の意味を少し違えてだけど確立してきたことは否めない。
あとは、もちろん1985 BMW R80GSもある。 一時的に留守をしてたことがあるけSSERのご神体だといううわさもあるが、 あながち間違いではなかろう。
hpのパソコンを買うと言って誤魔化してたHP2は、ローリーに嫁いだ。 もうあとはモンテッサ250とDUCATI 125Regolarita・・・しかない。。。。。 「しかない!だあ。。」と叱られるかもしれないけど。。。
だから普段使いの通勤や、さぼりに行ったりするバイクが欲しいんだ。 ETCもつけてけて、いまの市内の事務所から高速で川内のSSERの本部まで行くと見せかけて、 高速を果て無く走って山に少し向って蕎麦なんかを食べに行きたい。
ということで昨年は、たぶん市場で売れずに困ってる(だろう?) BMW C600かVespa 300GTSにマジで絞り込んでた。
いやマジで。。でも「どちらも似合わないからやめたほうが良い」と、 ボクがそうかなと思ってることを突っ込まれた。それはまあ懇願にも近かったから・・・
確かにBMWのスクーターは見たらRTかと思うくらいでかいし。。 スペック見ると「ぎょへー」な重さ。 なら車重は200kg以下にしようか・・・ そう決めるとフラットツインはかなり厳しくなるなあ。。
Vespaは、オレンジのGTSがいいなあ・・・なんて思ってるうちに、 12インチじゃ、やっぱりいかんのじゃないか?と乗らずに逡巡の日々。
そんな時にカブが届いた。 「オー、なんと素晴らしい」 早速リアサスを変えて、毎日の通勤快足に。。 しばらくはこれで 「なにかあたらしいやつ・・・」 という、とりあえずの物欲は収まったかに見えた。
そんな時にBMW R nineTが出たので見に行った。 まだ乗ってないけど。良いらしい。 でも「どこが良いんだろか?」 解らなかった。 雑誌を読むにつけ、そのマーケティング戦略が鼻につく。
あの純正を尊ぶBMWが放ったカスタムの素材としてのお話を聞くと 「BMWは、現代のムーブメントに迎合してる。」 これ以上まだ売りたいんだ。 日本のメイカーがかつて落ちた陥穽に気がつかなければならない。
だいいち高速道のSAは、GSだらけだし。。 「それ乗って、どこ行くんですか?」 とマジで聞きたくなる。
ボクのぼろぼろのAdv.は恥ずかしくて近くに停められない。 バイクは、バイクとしての喜びの前に、 見せ合って喜ぶという露出志向?が強くなったんだろうか? いやそれは前からあるにはあったけど。 せっかく顔を隠して走れるというのに。。
希少を尊ぶ、というのも今の時代にはガリガリカスタマイズ以外には 存在しないんだろうな。。とBMWの心配なんかしてる。。 おまえがしてどうなる?
つづく。
|