Organisation Voice 2004/12

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2004/12/28 (火曜日) 

2004年もあとわずか・・・・・歳月の過ぎ行く早さに唖然としてしまいます。ひょっとして地球の自転速度と公転速度は、かつての1.5倍くらいになっているのではないかと疑いたくなります。スマトラの大地震による津波は、報道を見るほどに犠牲者の数が増えて、死亡者7万人の可能性も!!という最新ニュース!!本当に痛ましい限りです。被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。

こうした災害の規模が、巨大化の一途です。人類の生存環境としての地球は、大丈夫でしょうか。最近のNHKなどでよく見る、地球の誕生から今日に至る歴史、天体衝突による全海水蒸発とか・・・・今の温暖化などの環境問題は地球にとって、たいした問題ではないとは、東大の松井教授のお話。地球外から汚染された物質を持ち込まない限り、数千万年から数億年かけて、地球の循環のシステムで浄化され、またもとの青い地球に戻るのだそうです。6500万年前、恐竜が絶滅したときの地球環境は、かなり悪くて、それと同じ環境になれば今の人類も絶滅を免れないのでは・・・でもまたすぐ?数千万年かけて浄化作用が働き、その間にわずかに生き残った生物が進化していくという繰り返しなのです。子供の頃読んだ手塚治虫「火の鳥」のようなものでしょう。なんと地球の時間に比べて、人類の歴史というか時間の少ないことでしょう。

さて、そんな自然災害にも人災の影を感じながら、新しい年は京都議定書が発効されます。地球環境と人類の、新しい第一歩のような感じさえします。次世代エネルギーの本格的な実用化も、2005年にはアチラコチラで見られることでしょう。水素ステーションが、次々?と出来てきて、そのうちガソリン車は、そうそう、昔昔、有鉛ガソリンを探して困ったような・・・そんな時代の訪れを感じるのも2005年のはずです。いやそこまでは早くないか?

一方で世界の自動車産業は、未曾有の高度成長!!しかもスーパーカーブーム!!まさに消えいくものへの惜別の賦、ろうそくのひときわ明るい最後のともし火、とならないように切に祈る気分です。

自動車が悪いのではありません。人類の自動車の使い方や選び方が悪い、ということでしょう。自動車もしくは自動車の役目をするトランスポーターが、無くなる事はないでしょう。それはその存在が、人間の自律や自由といったものに資しているからなのです。

2005年、世界は新しい自動車生活の第一歩を踏み出すことでしょう。モーターサイクルの地位も向上するかもしれません。もっと高燃費でパワーのあるクルマが続々と誕生することでしょう。モーターサイクルにもハイブリッドが現れるかもしれません。自転車にエンジンが着いた人力とエンジンという、ハイブリッドの元祖みたいなのが、再び現れるかもしれません。

さらにFCEVは、まず家庭用の実用化が進みます。と同時にあなたの会社にも1台はやってくることでしょう。企業活動も、こうした環境問題を経営の中心に据えなければならなくなっています。
新しい年2005年は、人類にとっての新しい第一歩の年になることでしょう。大げさに言えば、この1年間に起きること、決断したこと、取り組んだことが、社会の、そして地球の将来を決めることになるでしょう。

どうか良い年をお迎えください。2005年もSSERと、そんな話デモしながら、ガンガン走りませんか?!

パリダカの中継解説!します。

きょうの一枚
ラリーレイドモンゴルから美しいワンカット、砂の壁に挑む後姿が美しい。


2004/12/27 (月曜日) 

スマトラ島沖の地震は、M 9.0・・・美しいビーチリゾートなどに甚大な被害をもたらしました。すでに犠牲者の数は1万2千人と報道されており、アフリカ東岸にまで被害は及んでいるようで、被災された地域の方々にお見舞いを申し上げるばかりです。

日本では2004年の世相を象徴する漢字が、先週でしたかね?清水寺の森貫主によって書かれました。その漢字は「災」・・・・日本で起きた様々な災害が、それは日本だけのことじゃないよ、とクリスマス明けの南の島々を襲ったような感があります。地震は、地球温暖化とは無関係だと感じていましたが、今回の地震の被害は主に津波によるものと聞き、温暖化による海面の上昇なども被害を拡大した要因ではないのか、と考えてしまいます。
来たる2005年は、もう一歩踏み込んで、地球環境のことを考え、行動して行こう!なんてふうに考えています。

さてここで、2004年!SSERを締めくくる十大ニュースの発表!!

第10位・・・「ラリークロス」イベントの開催・・・新しいカテゴリーの開発に挑戦中!!2005年もお見逃しなくね。

第9位・・・ニュージェネレーションの台頭!!・・・SSER 2DAYSやGRCに、2人の新人?が台頭!!GRMでは10代のライダーが上位に!!速くてビックリ!!

第8位・・・山田オート商会大繁盛・・・えひめ町並博2004に昭和30年代のバイク屋を模した「山田オート商会」をSSERが出展!!連日大盛況!!特にウラルサイドカーの町並みツアーが人気、このイベントはラリージャパンや浜名湖博を抑えて、2004年のイベント大賞に!!

第7位・・・ツールドニッポンにヨーロッパから2人のライダーが参戦!!・・・ひとりはSSERおなじみのガストン・ライエさん、そして若きエンデューロライダー、ミカエル・アパラシオ君!!ガストンは芦別ラリークロスで張り切りすぎの負傷リタイア!!ミカエルは大接戦の末に総合2位!!ということで・・・。

第6位・・・ツールドニッポン手に汗握る優勝争い・・・優勝は愛知の岩崎有男!!最後は4秒差にまで追い上げられるもからくも優勝!!稀に見る僅差の劇的な闘いでした。

第5位・・・TBI 2DAYSあわや遭難・・・折からの台風の中スタートしたTBI2DAYS!!参加の顔ぶれは長谷見昌弘さんや菅原義正さん、記録的な強風の中1本のSSを消化したものの、翌日は完全にキャンセル。台風の後の記録的な集中豪雨のため、大会会場は陸の孤島!!あわや遭難!!でした。

第4位・・・前田啓介、悲願の初優勝!!・・・ラリークロス形式での開催となったガストンライエクラシック、もちろんシリーズ戦!!優勝は池田秀仁間違いなし!!とささやかれた中、驚くべき快走を見せた前田啓介「悲願の初優勝」完璧な出来でした。

第3位・・・SSER 2DAYS CLASSICSこれまた近年にない名勝負!!軍配は池田に!・・・近年デッドヒートを見せる森田昌和VS池田秀仁!!今年はまったく同じマシン!!スピードで圧倒的な差を見せた森田!傍目には優勝と見えたが、老獪な池田は最後の最後まで逃げ切りこれまた僅差の優勝!!

第2位・・・TDN2004スタート地を長崎に、そしてゴールを東京プリンスホテルに、・・・洗練された開催コンセプトは「日本のエネルギー事情」長崎ハウステンボスをスタート、雪の北海道を経て、東京へと意外なコースレイアウトに、ため息の連続!!コースレイアウトの妙!!

第1位・・・TBI復活!!四国のGWの風物詩ツールドブルーアイランドが復活します。・・・これはBEIJING-ULANBAATARの開催の手続きや準備のため、TDNの準備が困難になったことなどが理由ですが、純粋に多くの方からは「待ってたよう!」との声。TDNも良いんですが「あの四国が、たまらんのですわ」との声!!

特別賞!!・・・復活のRRMは、なんと「BEIJING-ULANBAATAR」・・・3年ぶりの開催を目指すRRMは、スタート地点を北京に!!待ちに待ったエントラントもビックリ!!「そう来ましたか!」と、早くもエントリーが続々と届いています。

こうやって1年を振り返るといろいろなことがありました。またいろいろな場所で、皆さんにもお目にかかりました。トップ10には出てこなかったのですが、京都のガストンライエミーティングも楽しかったし、でもGWには元気な姿を見せたライエさんのその後の病気治療も、とっても気になるところ!!いよいよ2005年。スタートを飾るダカールでは、菅原さん親子チームや、バイクで参加の川合さん、三ヶ尻さん、東さん!!みんなSSERの仲間です!!みんなで応援しましょう!!良いお年を!!と書きたいところですが、OVはまだまだ続きます。

 

きょうの一枚
「ゾーモットの井戸で会おう」というコピーのイメージはまさにこれ。ここゾーモットは、誰もが憧れるゴビの中のオアシス。不思議で素敵な場所です。人生の中を彩るラリーの旅「BEIJING ULANBAATAR 2005」は多くの方に門戸を広げて、自らの力でゴビを渡り、「この地」で会うことを目指すのです。出場までの道のりは厳しいでしょうが、勇気を出して・・・行きましょう!

 

(19:49更新) BEIJING-ULANBAATARにミニクーパーが出場するらしいといううわさが到着。もちろんエコチャレンジ部門ですが・・・・出来ればモンテ仕様かなんかで、ガーッと行ってもらいたいものです。さらにこの話には続きがあって「じゃあベスパで行こうか!」という○崎クン・・・・「そうそう、そう来なくっちゃ!」長谷見さんもバイクでのエントリーが届きました。九州からも60代の4輪参加!もち北海道のA-TECからも校長先生と、サポートの学生サン達も参加表明!!初期のパリダカを髣髴とさせる冒険行になりそうな予感です!!タノシミ!タノシミ!!

さて20周年クリスマスプレゼントの抽選発表です。
抽選はA,B,C各賞の希望者をそれぞれ抽選。1名ずつ3名を決定!!
さらに抽選漏れの全員の中から、1から3等賞の3名と、4等賞の5名を抽選しました。抽選は厳正に行いました。当選者は以下の通りです。おめでとうございます。

A賞 「100萬倍賞」野口シート・・・伊藤 隆文さん
B賞 「80G/S-Club賞」BMW純正カラハリブーツ・・・南光 和幸さん
C賞 「復活TBI2005賞」ストレート製手巻き・・・齊藤 勝彦さん

1等賞 KTCソケットレンチセット・・・ハヤシさん
2等賞 EAGLE-CLEAKパッカブルダッフルバッグ・・・長坂 吉紀さん
3等賞 MILLETパッカブルデイバッグ・・・若林 恭一郎さん
4等賞 SSER20周年記念ワッペンとSSERグッズ
吉村 研吾さん
藤井 健司さん
堅城 尚能さん
市川 修さん
鈴木 敏信さん


2004/12/24 (金曜日) 

フランスより便りがありました。ガストンさんは一度退院しましたが今週再入院のようです。皆様からの激励のお品や、先のGRMの際に寄せ書きをいただいたパネルなどたくさんのお見舞いの品などがパリに届いて、ガストンさんも大喜びをしています。また京都で扇子を買ってGRMのゴールでお預かりした方(すいませんお名前を失念してしまいました)間違いなくフランス、ガストンさんにお渡しいたしました。お礼を言うのをこのような形になったことをお詫びいたします。これをお読みになられたら恐縮ですが、メールをくださいませんでしょうか。

さてクリスマス。となれば早いもので間もなくダカールもスタートのカウントダウン!!みんな「バルセロナに行きます!!」って何人の人に聞いたことでしょう。昔はパリのスタートに、日本人の姿なんてまばらだったのに・・・まあそれは良いとして、レンタカーを借りてグラナダやアルヘシラスまで同行される方はどうぞ気をつけて、って良いだろうなあアンダルシアの風・・・地中海を見下ろすオリーブ畑の中の小径、なんかスペインが流行り??グラナダのプロローグは、まるで芦別のラリークロス会場をもっと大きくしたような感じで・・・・はあー。アルヘシラスの町は、結構ヨーロッパの涯って感じで・・・・・・・・・・・・ワインにパエリア、フラメンコ、そんなものをもびくともせずにキッパリと走ってきてください皆さん!!応援していますよ!!

きょうの一枚 MERRY CHRISTMAS
メリークリスマス!!こちらのHPでは連日のようにクリスマスイルミネーションを紹介!さらに今日から3日間驚きのクリスマスプレゼント!!SSERの「やる気」を感じるでしょ。ところでこのクリスマス!誰が思いついたのかは知りませんが、イベントとして素晴らしいものです。人類においてこれに勝る企画はないでしょうね


2004/12/22 (水曜日) 

100萬倍・・・のコーナーの充実ぶりはいかがですか?ラリー経験者でオフィシャルスタッフの数名に書いてもらっています。ちょっと古い?感じも否めませんが・・・・まあ精一杯と言うことでお許しください。巷ではムースだナントカボール?だって盛り上がってるってのにね・・・だいたいデイバックなんて背負って走ってる?なんてここで書いてしまったのでは、実も蓋もないのでした。これに書いてるのはあくまでもひとつの参考意見!身近に相談相手のない初出場者向けのもの!と思ってくださいね。

中には、「下手なラリーの解説書よりも充実してる!」なんて意見もありますがね。でもまあ良く出来ているのではないかと思います。このあとも充実していくことでしょう。

きょうの一枚
モンゴルの草原にかかる虹。大草原で夕立に会うと決まってこんな虹がかかります。二重の虹、なんか良いことの予兆のように感じつつ、ラリーに参加している喜びを感じます。ジャケットはビショビショだけどね。


2004/12/21 (火曜日) 

日本のエネルギー問題をテーマにルーティングしたTDN2004から半年あまり、長崎の平和公園から、なぜだか雲仙普賢岳と諫早湾の汐止め堤防を眺め、旅は始まった。普賢岳から連想するのは、その巨大な地球のエネルギーもさることながら新型転換炉「ふげん」と高速増殖炉「もんじゅ」でしょう。普賢菩薩は慈悲、文殊菩薩は智慧を象徴し、釈迦如来の両脇にいる菩薩です。このふたつの名を施設に冠することによって、なにか特別な思いが込められているように感じるのは、僕だけではないと思います。

さて昨日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で放射性物質を実際に使うウラン試験が始まりました。地球温暖化問題と核の問題、いずれも難しい問題です。京都議定書に定められた排出量削減を目指すと、原子力発電への依存は高くなります。逆にここ数年の排出量の急増の背景には、度重なる原子炉の操業停止があるといわれています。

日本は非核三原則を堅守していますが、世界のほかの国、たとえばイランなどに言わせれば「なんで日本だけ特別扱い?!」と言われるくらい極めて大量のプルトニウムを有しています。昨晩のニュース番組では、その経済性と安全性についてたくさんの意見が交わされていました。

国民一人当たり600万円を越える借金のあるこの国、どうしますか。原油輸入高は年間5兆円弱、国債発行残高538兆円!GDPを上回る!!まあぼくたちも同じか!?(年収より借金が多い)まあそれはさておき、原油輸入高の100年分以上の借金!まあこうして考えるのも変ですが、エネルギー問題は、まあ待ったなしというところです。

きょうの一枚
こちらもフランスはル・マンの民家のイルミネーション!


2004/12/20 (月曜日) 

2004年もあとわずかだと教えてくれるのは、クリスマスの鈴の音。イルミネーション。映画ポーラーエクスプレスでは、大人になっても「信じる」という純粋な心を・・・と本当に大人のための童話を子供をだしに描いていたような気がします。この時期に日本国内を旅して、ハッと気がつくのは「なんとクリスマスのイルミネーションの増えたことか・・・・・」でしょうか。それは、初めて12月のヨーロッパを旅した時のように感じます。そう言えば12月のパリ、あの熱かったパリダカの日々を忘れることは出来ません。TSOやアフリカツール(古い!)へ出かけて最終の手続きをしたり、買出しをしたり、時にはスポンサーのステッカーを切ったり貼ったりと・・・・そしてサポートカミオンのチームと交渉契約して、サポートの荷物を預けに行きます。

でサポート!といえば愛知のイワサキモータースが、BEIJING-ULANBAATAR 2005のサポートシステムを発表しました。近いうちに「100萬倍・・・・」に掲載しますので、ぜひご活用ください。概略はというと、2つのサポートコースがあって、テント張りとルートマップ以外はすべてお任せくださいな・・・・というフルサポートと、もうひとつはセミサポートの模様。もちろん詳細は直接お問い合わせください。 kunio1971@m2.dion.ne.jp

やっと寒く冬らしくなりそうな気配です。年末に向けて、お気をつけくださいませ。

きょうの一枚
ル・マンというかテロッシェのクリスマスイルミネーション!!チームスガワラのガレージの近く。もうすぐパリダカ


2004/12/17 (金曜日) 

名古屋からボンバルディアのリアジェットで帰ってきました。これが今ビジネスジェットとして注目の・・・・・「買いますかね?」と空港で偶然会った知り合いのトヨタのディーラーの役員さんに言うと「・・・・・・」「30億くらいでしょう」「・・・・・・・」「出張が便利になりますよ」「・・・・・・・」僕は頭がおかしいと思われたかもしれない。夢は大きいに越したことはないのですが・・・リアのエンジンの推進力は、ちょっといい感じ。まるでフェラーリに乗ったような感覚、革張りのシートもなかなかです。ぐんぐん加速しながら短い滑走距離で飛び上がります。これからは、こうした小型ジェットの時代が来ますね。

話は変わります。ラリーのケイタリングサービスのお話です。

「やっぱ朝飯は、お茶漬けですか?」

参加者説明会の質問

「うっ」

僕は心臓を抑えて発作のふりをしてその場を逃げ切る某国のような荒業も考えたのですが、そこはキッパリ!

「そんなことはありません。」

と、でも僕的には朝の永谷園のレトルトのお茶漬け、嫌いじゃなかったのに・・・ということから「ようし、今度のケイタリングは気合入れたる」ということになって先のガストンライエ・クラシックのとっておきのケイタリングチームを起用することに決定。100人にも300人分くらいの食事を用意するあの大胆さに、一度の夕食にコロッケとハンバーグと、焼肉しかもハーブ漬けの豚肉とチキン!!食べきれない!!というかカロリーオーバーな、あのケイタリングチーム・・・・・BEIJING-ULANBAATAR、ワインと洗練されたディナー!!どうですか?って、みんなあんまり期待しないような気もするのですが・・・・・現在TBIも、BTOUも、プレエントリー続々到着中!2005年は、やりますヨン!

きょうの一枚
「ジンストのオボー」ゴビの町ジンストの西にラリーがビバークした場所がある。そこは360度、さえぎるものがないただただフラットな大平原。SSERは、試走隊がそこを通るたび、小石を積んで目印を残した。以来10年。いつ通っても変わらずにそれがある。


2004/12/16 (木曜日) 

いま新幹線で名古屋に向かっています。新幹線に乗るのは、ずいぶんと久しぶりで、かものはし頭の700型?です。すばらしい速度ですべるように走ります。開業当時の速度や振動に比べれば驚くばかりです。

新幹線は、こうしてすばらしい速度を手に入れましたが、自動車はどうでしょう?新幹線開業時・・・もちろん子供のころですが、東京から御殿場まで東名高速をドライブしました。もちろん運転したのは今の僕の年よりも若い父、時速100キロ到達の瞬間は車内は「おおおお」と感動に包まれたものでした。しかしその頼りない車の直進安定性やらなにやらは、まあ今考えれば時代相応のものだったのでしょう。やはり時代は移動する時間を短縮することが必然とされたわけです。

それからおおよそ半世紀、航空機も、新幹線も驚くべき速度を手に入れてきました。それによる恩恵も、相当なものです。しかし自動車だってそうです。僕のクルマもひとたびM社製直6エンジンを、ムリッと踏み込めば異次元の加速と異次元の速度域、でもって・・・・でも悲しいことに高速道最高速は100キロのまんま・・・ありゃありゃ・・・ああ、あの40数年前と同じなのでありました。速度の出し過ぎには気をつけましょう。

きょうの一枚
あれあれコーションマークでストップ?しかもナビゲーション周りがぐんにゃり・・・でもこの先の道も魅力的です。


2004/12/15 (水曜日) 

ミツビシはWRCへの本格復帰と2005年のダカールに5連覇の偉業達成にむけて、いわゆる社運を賭けて取り組んでいます。「ラリーから撤退するときは、会社も終わりのときだ。」と言ったか言わないかは知りませんが、強い意志が、とても頼もしいものです。今全盛を謳歌する自動車産業と、その恩恵に厚く浴するわれわれは、今の自動車の進歩こそは、モータースポーツで磨かれ成長した部分が相当に大きかったと、そう思います。ですからモータースポーツに対して、少しは敬意と尊敬の念を持って接してもいいのではないかと思います。一般的な評価は、あまり芳しくはないようですが。

ダカールのお話、昨年KTMで悲願の優勝を遂げたホアン・ロマ(って書くとホアン・ミロを思い出しますね・・・・関係ない?)もミツビシのワークス入り!どうもチームは、スペインの石油元売「レプソル」がスポンサーになったこともあるんでしょう・・・でペテランセル、増岡、BMWで昨年総合4位!これは大活躍だった元スキー滑降のワールドチャンピオンだったリュック・アルファン、にロマ、そしてかつてはBMWのワークスで2輪で走ってて、昨年はミツビシ入りして総合5位の女性アンドレア・メイヤーと5台体制。豪華というか、なんか2輪出身者が多くなってきたね、という感じです。若いロマの活躍に期待したいものですが、なんと言ってもつらい日々の三菱自動車に明るさと自信を取り戻してもらいたいものです。

2005年のダカールは1月1日バルセロナをスタート、総走行距離8956km SS5431km、1月16日にダカールにゴールする。

きょうの一枚
ラリーはいくつもの名もない峠を越えていきます。峠にかかる虹。


2004/12/14 (火曜日) 

只今東京にて、打ち合わせ中です。かなり高いビルの35階にいて澄み切った夕景が夜景に変わっていくのを見て、思わず砂漠のそれを思い出しました。美しいオレンジから濃紺までの、グラデーションが一転、見下ろす大都会の光の海に居ながら、強い寂寥感を覚えさせます。

寂しさに 宿をたちいで ながむれば いずくも同じ 秋の夕暮れ

でありました。しかし寂寥感はちょっと違っていて、なんか宇宙の中にいる地球のそれ、を感じたものです。広大無辺な荒野に地球が、たった一個だけの家のようにポツネンとあるようで・・・・・少し怖いくらいです。

明日は日本レーシングで参加者説明会です。ぜひお運びください・・・・少人数ですがわいわいがやがやと過ごしましょう。エコ・チャレンジのお話とか、ねっ。

きょうの一枚
フィニッシュを告げるフラッグ、ゴールのためのコントロールゾーンの始まりを意味する黄色いフラッグです。


2004/12/13 (月曜日) 

本当に心配なここのところの気候・・・・ちゃんと紅葉が出来てなくて山々が汚い感じさえしますが、皆様のところはいかがでしょう?
さて、今週は出張WEEK、東京と名古屋ではBEIJING-ULANBAATARの説明会もします。よろしくお願いします。ここのところ改造に関しての問い合わせが多くなってきていますが、原則としてTDNやTBIと同じなのですが、なにか特別のようにお感じになる必要はないと思います。確かに規則書にはFIA-FIMの規定が下敷きにありますが、まず安全に300kmの走行が可能なこと、ナビゲーション機器周りが安全でしっかりしていること・・なのです。プロダクショションクラスは、いつものTBIやTDN仕様、スーパープロダクションは改造の範囲をさらに広げたもので、でも特殊なものではなくて・・・・どちらかに強くこだわるよりも自分になんとなくフィットするグループを選べば良いだけのことなのです。

映画を見ました「ポーラー・エクスプレス」お勧めです。クリスマスまでに観ることを強く勧めます、というかクリスマスを過ぎては上映してないでしょうけど。「BEIJING-ULANBAATARはまさにこれだ!」なんて勝手に考えている自分がとてもおかしいけど、参加者像をたとえるなら、あの子供たちだし(失礼)オフィシャルをたとえるならあの車掌のありかただし・・・・いつまでも夢を見ている・・・というのが子供・・・・なのではなく、彼らは大人になった今でも、想像力に溢れていていつも無邪気で、しかも常に信じている・・ということ。僕のようです???

土曜の夜は浦和レッズのTV応援で!!痛い五十肩を振り上げて!いや別にJリーグファンじゃないんですが、FUSOのロゴを背中に走り回る彼らというか三菱自動車に勝利の美酒を・・・・と心から願ったんですが、むなしくNISSANに、いやマリノスに負けてしまいました、という構図が・・・ちょっといやかも。で日曜はというと新撰組の最終回くらいは観ようと、これまた「・・・・・・こう終わったか」でも総集編は観ることに決定。でこんな話ばかりついでに書くと、その後には、上映中から気になっていた「戦場のピアニスト」ロマンポランスキー作品・・・子供の頃から幾度も見続けた暗いヨーロッパ戦線とホロコースト、なんとも複雑な週末を、かように優雅に?過ごしていたわけですが、いずれも「終わり方」が難しいというのがこの週末の結論です。

Believes. Trust
今週のテーマです。

きょうの一枚
ラリーレイドモンゴルのビバーク、美しく短い夜が訪れます。


2004/12/10 (金曜日) 

なんだか週末は天気が下り坂なのが定番なのか・・・・100萬倍にデジカメのことが書かれていましたね。そこで僕も「よしデジカメを買い換えるぞ!」とおもいたったとです。ここは(九州弁)ばってんなんがよかよね?ということになって検討中!使用目的は、国内外出張および試走!!環境絶悪。でも変なへヴィデューティモデルはいかん、大体ソフィスティケイトされとらん。ということでKさんの買った「Panasonic LUMIX DMC-FX7」実勢価格5万2800円!フンフン、ライカレンズというのを強調しとるところがあざといですな、えっパナソニックってみんなライカレンズなん?とか何とか言いながら、よし僕もこれにしよお!と思ったかとおもうと、やっぱデジタル一眼よね、D70にしようと思ったり、さて本番のとき僕はなにを持っているでしょうね。
外野から一言「電池や電源のことも考えとかんといかんよ!」だって。

エコ・チャレンジが発表されましたね。これはいったい・・・?

その趣旨を説明しましょう。
競技というものは、オリンピックなどを見ていても分かりますが「より早く!」というふうに時間を目標にしたものが分かりやすいわけですが、「より高く!」とか「より長く」「より遠くへ」または芸術性を評点で競う「より美しく」などとさまざまです。モータースポーツでも、すべて時間というパラダイムだけで勝負を決めているのか?というと答えは否。トライアル競技があります。これは時間の制約も近年出来てはきましたが、あくまでも技術を競い合う、まあアーティスティックで美しい競技です。
時間を競い合ったり難しいセクションをクリーンしていくために、ライディングのスキルと同時に、マシンに求められる技術開発が進められてきたのがモータースポーツです。モータースポーツは、本当にクルマの技術発展とともにあったといえます。こうして自動車が私たちの生活に切っては切り離せないものになっているということを、好き嫌いはともかくもですが、モータースポーツに少なからず敬意と感謝をもって接しても、本当におかしくないと思うのですが・・・・・話がそれかけました。

エコ・チャレンジとは、そうした時間を競うということとは別に、燃料消費量を競うというものです。したがって全行程をどれだけの燃料で走破したかということが競われるのですが、単にそれだけに絞り込んでしまうと、モーターサイクルカテゴリーが断然有利になってしまいますので、駆動軸に応じた基準値を設けて、その消費量を(ここはある意味残念なところなのですが)時間に換算して順位をつけようというものです。ひょっとしたらラリーの総合順位と比較できるような基準値をと考えてもいます。単にコンディションのいいサーキットをわずかばかりの燃料で走行して、その燃費を競っていた時代から、本当に困難な道を越えて自分とマシンに極限の忍耐を与えて、走り抜く!というものかもしれません。

またこのカテゴリーでは、参加する車両はたとえば4輪でもノーマルのままでOKです。ロールバーも求めていません。ただし乗車定員は最大3名、ヘルメットだけは義務付ける予定です。シートベルトも3点式でOK!つまり今普段の足に使っている自動車で良いわけです。

このクラスは、ラリー競技部門とは違う保護を受けます。従ってラリー競技には自信のない方が、こちらに挑戦という事も考えられますし、従来サポートカー部門が存在していなかったこのラリーに、サポートカーとしてこの部門に登録すれば、コース上で選手のサポートをしたり部品を運んだりすることが出来ます。これは困難も伴いますが・・・いずれにしてもチャレンジングですね。さまざまなチャレンジングのスタイルがあるBEIJING-ULANBAATARに、どうぞご期待ください。

競技方法などは、現在資料請求を受け付けています。すでにラリーの資料請求された方には発送いたしました。ちょっとラリーは・・・でも行ってみたい!という方にはこちらもお勧めしてみてください。

 

きょうの一枚
CPフラッグです。海外で主催するラリーはFIAのスタンダードを踏襲。かつて4回大会まではFIA-FIMの公認大会として開催されていましたので・・・・
黄色いフラッグはコントロールゾーンの始まりを示します。そして同じデザインの赤のフラッグが、そのCPのポイントをしめします。このフラッグは「その先にある赤い同じデザインのフラッグのところで、オフィシャルスタッフが、通過確認のスタンプを押しますから止まってくださいね」という意味なんです。


2004/12/09 (木曜日) 

風邪を引きました。風邪なんか引かないんですが、これがひどくてせきのたびに横隔膜辺りが痛くて「もうたまらん!」のですが日々の忙しさたるや・・・・たまりません。でも明日は、久万町で「江戸時代に建てられた造り酒屋の酒蔵が解体されるので欲しいものがあったら、あげるからおいで!!」というのでのこのこと出かけることにします。なにか古民家再生中でとか、興味のある方はE-mailをくださいな。なんかね、すごい大きい木のお風呂もあるらしいんです。これは母屋がすでに壊されていて・・・・これはもらってきて来年のTBI 2DAYSって、「おまえ、そりゃあ12月じゃないか!」とひとりぼけ突っ込みで、やっぱり忙しさで頭おかしいすよ。100萬倍のコーナーも順調に生育中!!皆さんのお便り、経験者未経験者問わず!お待ちいたしております。
いよいよエコ・チャレンジ発表します。

きょうの一枚
おお、ウラルだかドニエプルだかのサイドカー!!来年は絶対買って帰ってやる・・・・10万円くらいだっちゅうじゃん。ウランバートル市内で・・・・道理でモンゴル人に町並博のサイドカーが人気ないの!と思った。


2004/12/08 (水曜日) 

怒涛の「100萬倍!」良くやっていますSSERさん!
朝TVを見ていたら、日本人の学力が低下・・・言いたい放題言っていました。確かに北京では「中高生は夜10時まで授業をしている!」「うそー、それって塾でしょ」「いいえ、学校です」まあ日本語の理解がどこまでだったかは知りませんが、そういえばこの世代には、詰め込めば詰め込むほど入ったものでした。「ゆとり教育」小学生がゆとりある・・・・・と聞いたときには、なにかおかしいと思いました。本来ゆとりというのは最初からあるのではなくて、経験を重ねたり努力を重ねた結果として、上級者のゆとり。老後のゆとり。という風に使うものだと思っていました。「読解力云々・・・」この「ゆとり」という言葉の奥にあるものを読解せずに使う文部科学省にこそ・・・・いや言いますまい。その直後ニュースコメンテイターが、ジェンキンスさんは、日本国籍の「シュウトク」ができるでしょうか?といっていました。シュウトクとは、習得・修得・拾得くらいしか意味がないので習って国籍が取れるわけではないし、落ちているものを拾って手に入れるものではないのですよ。間違っているときがついたものがその場で言い直さなければ、日本中に放送しているのですから、日本語をおかしくしているのがマスコミだ!といわれてもおかしくないですよね。

で、ラリー(なんのこっちゃ)でも、「ゆとり」これが大切です。だからラリーの行程を短くするとか簡単にするとかでは「ゆとり教育的」になってしまいます。ゆとりを得るためには技術やノウハウをシュウトク(ここではこう使います)する必要があります。朝からこんなこと考えながら出社するのって・・・・・・。

きょうの一枚
バリース・・・と呼ぶデューンのなかの道しるべ。出典は定かではないのですが、人の名前のようです。サハラのテネレ砂漠に、一定の間隔でくいを立てていった人だそうです・・・・違ってるかも。


2004/12/06 (月曜日) 

金曜日に書いたお話の続き?地球温暖化のあらゆる影響は、日曜日の異常気象!となって日本全国に猛威をふるいました。なんと東京では25度の真夏日!北海道や日本海沿いでは大雪!やっぱまず京都議定書は、アメリカも中国も批准せんといかんです。仮にこの議定書が守られてその努力が続いても、2150年には平均気温が5度程度上がって安定する程度であります。まあ平均気温の5度というのはとんでもなくて、日本は完全な熱帯!!まあ今でもそうですが・・・北極海からは氷が消えて、地表の面積は激減!!おそらく耕作面積も半分以下になるのでしょうか?そもそも今の地上の生物が存在できるのでしょうか?ヨーロッパの人と国々は、早くからそう考えて対応してきました。ドイツは削減目標を自ら−21%と掲げ、すでに18.9%削減を達成!イギリスは同じく−12.5%を掲げ14.9%削減達成!いずれも京都メカニズム(金曜日のOV参照)を使わずに・・・・なのであるからすごい。アメリカは世界の総排出量25%を誇り!?基準年対比で18%増!!の首位固め!中国は世界2位の15%の排出量でもって1990年基準年の39%増という過激さ!でも途上国特別措置で、削減約束はしないで良いらしい?????まあ世界4位の排出量の日本も−7%を掲げながらも、堂々の12%増!という、まあ約束すれど実行せず、という最も悪いパターンかも・・・です。最後にイギリスでは2050年までに60%削減という目標を掲げています。その理由は「先進国の責任」だそうです。経済発展に重きを置く国・・・環境問題に重きを置く国・・・・・・選択肢はさまざまです。で、未来は突然にやってくるのではなく、現在の毎日の積み重ねの結果として未来はあるのです。

きょうの一枚
砂丘を走るガストンとロワゾー!!「BEIJING-ULANBAATAR」を100万倍楽しむ方法!にロワゾーさんが登場!!楽しんで走る・・・究極のラリーの楽しみ方です。ところで荷物もほとんど持って走っていません。ロワゾーさんのウエアはひとつ前のBMWラリースーツ、着こなしていて使いこなしきっていました。


2004/12/03 (金曜日) 

季節外れの台風がやってきています。地球温暖化の影響は、こうして足音を立ててやって来ているという事実に目を覆うべきではありません。仮にこの台風が、そうした温暖化に起因するものでないにせよ、長い将来にわたって持続可能な社会の実現を考え行動していかなければならないでしょう。

京都議定書もいよいよ発効します。しかし、地球温暖化を止めるためには温暖化効果ガスの排出量を現在の50%以下にしなければならないといわれています。1997年12月京都会議、日本は1990年の排出量から6%削減するということで合意。しかし2002年の排出量は1990年の7.6%増になってしまっています。議定書は55ヶ国の批准によって発効することになっていて、55ヶ国目のロシアが批准を決めたことによって、法的拘束力も有するようになったのだが、世界の総排出量の約50%を持つアメリカと中国は、離脱したままなのです。問題や議論は相当あると思います。中国も企業活動の中に一定の植林を法律で義務付けていたりします。非難を浴びつつも火力発電を水力などへのエネルギー転換に取り組んでいます。

京都メカニズム、というのも議定書にあって森林の整備による吸収量による相殺部分とか、海外で共同しての排出抑制の取り組みなどです。じつは日本の6%の削減目標のうち−5.5%はこうした京都メカニズムに頼っているという現実なのですが。

いずれにしても僕は、バイクに乗る機会を増やす口実、いや理由(同じか)にしよう!と思います。寒くてちょっと頬が痛いのですが、冷たい空気は酸素の密度も濃くて、実に気持ちがいい。再び地上に低酸素時代がやってきたら、酸素効率の悪い僕たちは、どうすればいいのだろう。

きょうの一枚
「四国が、満ちてくる」僕の好きな竹の子林道。柔らかく、クッション性があってグリップが良くて・・・・木漏れ日は柔らかで・・・・はー(ため息)


2004/12/02 (木曜日) 

フランスから便りが届きました。病床のガストンの代理でお嬢さんのナタリーさんからです。胸を詰まらせながら読みました。「連絡が遅くなったこと、ごめんなさい。ハードな状態が続いていて退院が出来ません。(中略)父は、2つのイベント(ガストンライエミーティングとクラシック)が無事に開催されたか、とても心配していました。どうか参加された皆さんによろしく伝えてください。」と・・・・・みんなの寄せ書きのあるパネルがもうすぐ届くよ!がんばれと伝えて欲しい!!と返信しました。「来週の土曜日に退院するから、遅れるけど必ず行くから・・・」という11月3日の便りを最後に連絡がなく、パリに行った菅原さんも実は面会できずにいたのでした・・・・・。
本当に祈るような気持ちとはこのことです。こうして書いていても涙が出てきそうになります。心があわ立ちます。北京で会おうと約束をしていますから、必ずそれを果たすものと思っています。だいいちこの前の北京出張は、一緒に出かけるはずだったんです。GRM参加の皆さんにはもう少し詳報をお届けする予定でおります。しばらくお待ちください。

さて、それはともかく。昨日のミーティングで「BEIJING-ULANBAATARを100倍楽しむ方法」というコーナーを立ち上げようということになりました。さてさてどうなりますか。内容というのは、かなり柔らかい様です。初めての海外、初めてのラリーにどう対応するか?!などと言うことがテーマのようです。コンセプトは「高感度ビギナー」です。皆さんのアドバイスもお寄せください。

今日は12月2日。なんとなく師走の雰囲気が薄いような気もしますが、さっき話した北海道のH編集長によると「札幌は圧雪路!」だそうで・・・温暖化の冬も寒いことには寒いんですねこれが。

きょうの一枚
フフホトの街の中を走るカワイイやつ!最新モデルもあって、それはなんかこうプジョー顔をしているのですが、やっぱりこのシンプルなやつが良いですねえ。運転席周りもパチリ


2004/12/01 (水曜日) 

いたずら書きのように、なんかの裏にボールペンで書いたBEIJING-ULANBAATARのかなりヘタッピィなルート図がUP!されているので、どこにあるか探してみて見て下さい。さらにPHOTO付きでルートインフォメーションも同時掲載!!そのうちルート図は、もう少し楽しいものに書き換えます。

で、そのルート図を描くときに思ったんですが・・・恐竜を書こうと思って描いていると、って小さくだけど・・・・どうしても鳥の絵になってしまうんです。「ありゃりゃ、これじゃあ鳥じゃんか・・・」とひとりつぶやいて、やっぱり鳥類は恐竜が進化したんだなあ・・なんて感心していました。どうして近年になるまで誰も気が付かなかったのでしょうか?いっぽうゴジラはハリウットで、なんかエライ人気であの「ウォーク・オブ・フェイム」いわゆる殿堂入り!になったんで、歩道の手型や足型になるんですよね。ゴジラは、ビキニ環礁かなんかの水爆実験で、イグアナみたいのが突然変異してあんなになるんでしたっけ・・・・で28作目「ゴジラ ファイナル ウォーズ」を最後に、いわゆる終了してしまうそうです。実はこのゴジラと僕は同い年です。生誕50年でシリーズが終わるんだそうです。終わるといえば「ドラえもん」これの声優陣もほぼ総入れ替わり・・・・・なんか、いいことでもありつつも暮れ行く師走の空にも似てわびしさと言うか寂寥感の漂うこととなりました。

変わって2005年!!新しい年です。SSERの記念すべき年は末尾が5年!!SSER 2DAYSのスタートは1985年。RRMのスタートは1995年!BTOU(巷ではこう呼ばれています、ビートゥユー!ペキン・ウランバートル)スタートは2005年!ちなみに僕は1955年生まれ!!そういや1965年は山に登り始めたし、1975年はトライアルをはじめた。アメリカンフットボールを始めたのもこの年だった。こうして5年という年は、実に人生に大きくかかわる年だったのです。サラリーマン辞めたのも1985年だし・・・・で、昨日は日中友好協会に入会しました。政治的には「冷え切った日中関係・・・」とかまびすしいですが、こんなときこそ民間レベルの交流を促進すべきでありますな・・・なんて立派な発言。

 

きょうの一枚
今日も、北京の一枚。この日は抜けるような青空でアポイントはお昼からだったので、オリンピックの主会場の建設現場を見に行きました。市内なんですが、その広大な敷地には驚きです。何も建っていないので「こんなので大丈夫ですか?」と聞くと「最後は人海戦術で、あっという間に出来ますよ」だって。写真は、その近くで。