「モンゴル、試走直前。子曰君子求諸己小人求諸人」
美しい季節、新緑は日に日に濃さを増し畑では麦秋の黄金色が広がる。
SSERの隣の畑もたくさんの野菜が育っている。その伸び具合を見るのも楽しい。昨日は福山で麻生さんが野菜を植えているところを眺めた。子供たちが来て手伝っているのが可愛らしいのだが、おじさんはビールを飲みながらだ。
ところで、事務所の葡萄も大きくなってきた。大きさがまちまちだった3本の木だったがいつの間にかどれも変わらぬ大きさになった。葡萄の葉は可愛い、小さくてもちゃんと葡萄の葉だ。でも考えてみたら植物の葉は、どれもそうかもしれない。
さて、こんな季節になるとモンゴルの試走だ。強い砂嵐の季節だが、それと闘うのも楽しい。留守をするので厚主クンと強風で壊れていたぶどう棚を直した。厚主クンは断熱工事の続きをしなきゃ!と材料を買いに行った。断熱は14面ある天井の10面までは終わった。あと4面をしてから出掛けられると残されたスタッフは助かるだろう。
ところでボクにはどうしても、疑問がある。 なぜ東電の賠償を、ほかの電力会社も協力しなければならないのだろうか?これだけはどう考えても納得がいかない。四国電力などが自発的にするのではステークホルダーは納得しないだろうし、政府が指示するのもおかしい感じがする。
どこかの金融機関が破綻したとき、ほかの金融機関は支援したことは無いと思う。ということは電力会社はみんな同じ根っこで繋がっていたということで、きちんとした株式会社ではなかったのだろうか?
「会社はだれのものか?」なんて本がむかし流行った気がするが、いったい東電はだれのものなのだろう?東電の株主や貸し付けた金融機関にも責任があるという論調はそのとおりだと思う。利益を求めたものは損失にも責任を持つべきだと思う。
子曰 君子求諸己 小人求諸人
子日わく、君子は諸(これ)を己(おのれ)に求む。小人(しょうじん)は諸を人に求む。
意味は言わない。ただ小人とは徳のない愚かな人の意味
小人閑居して不善を成す。
とかね。
会長と社長は役員報酬を半分にするそうだが、半分でも3600万円!らしい。というネタの出もともハッキリしないので、「らしい」を付けたがこれも風評被害?であることを祈リたい気分だ。
さてモンゴル。 日本とアメリカが共同で核廃棄場を作るらしい。それはあまりにも小人の考えではあるまいかと思う。自分で始末の出来ない危険なゴミを、何の責任もない国に金で頬を叩くようにするのだろうか?か?
それは恐ろしい禍根を未来に残すと思う。 「原発はトイレの無いマンションだ。」 という意味が、改めて解る。
美しくかけがえの無い地球、モンゴルはその最先端だとボクは思っている。経済的に貧しいからと言って、それが貧しいことにはならない。貧しいのは日本人の心になったのか?
きょうの一枚
この国のどこに核廃棄施設を作るのでしょう。そうしてどのようにしてここまでそれを運んでくるのでしょう。いつから日本人は・・・
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