さすがに10月ともなると、さわやかなお天気が続いています。が、ファラオラリーは熱かったようです。パリダカの前哨戦の座をUAEに奪われた感があって、まだ9月末というのに低緯度の砂漠地帯の闘いを余儀なくされたファラオ!主催するイクスはずいぶん心配したのではと想像が出来ます。北緯25から30度が主戦場ですから、まあ北回帰線上での戦い・・・なわけで、太陽はこの時期には赤道上にあり、正午の太陽はほぼ天頂にあって、強烈な熱射が壮大なミラージュをつくり、神殿やピラミッドが蜃気楼に浮かび、古代の歴史と本物のサハラ砂漠を感じさせたことと想像できます。いやいや、さぞや暑かった事でしょう。
TDNの優勝で自信を深めた?岩崎君が見事な走りで上位進出。HPNの田中さんもマシントラブルを抱えて・・・・と聞きましたが見事完走。トラブルといえばスガワラテルヒト!サイキ組!!ターボトラブルでリタイアのようです。まあ金属疲労というか疲労試験のような結果を良しとして、ついにパリダカカミオンドライバーデビュー!!カウントダウンです。日本人では父親についで2人目?あっ、むかしACPの久保田さんもカミオン出場を果たしてはいました。親子で走るのは、どんな感じなのでしょうか?注目するのはオランダのダフトラックチーム。デルーイ親子の戦いは、むかしからのファンとしては、心を揺さぶられています。これはどうも一般的過ぎずに、マニアックネタ扱いを受け続けているので、機会があればじっくりとお聞かせしたいと思います。
問題は昨今のラリーのスピード化でしょう。一般にカミオンとは荷物が積めることからサポートカーとしての性格で見て捉えられてしまいます。サポートというのは完全な参加形態で「競技をしながらサポートする」というのも実はサポートなのであります。チームで参加するときなどには、こういった話し込みをしっかりしていかなければ、やっぱ混乱をきたして、せっかくな壮大なラリー参加も、残念な思い出になりかねませんね。なんでもそうですが、ひとつの競技者を多くで支えていく。支え方にもいろいろあると思うのですが・・・そしてその結果を分かち合いたいと・・・言うことです。個人の結果もある程度のものからは公のものになるということでしょうか。この夏はアテネからはじまってイチローの記録まで、スポーツの存在の意義みたいなものまで十分に感じる事が出来ました。
松山は明日から地方祭が始まります。これから週ごとに県下では秋祭り、台風被害の多かった県下の人々も、無事に秋祭りが迎えられますように・・・いよいよ週末は我々も20年目の秋祭りですって・・・・
現地へのアクセス復旧の御案内
台風21号の影響で通行止め区間のあった高速道「松山道」は全線復旧しました。また久万高原町に向かう国道33号線は一部片側交互通行になっていますが、大会前日くらいには復旧の見込みです。現在のところ久万高原町には、どのルートからでもスムースにアクセスする事が出来ます。
久万高原町の御案内
コンビニ:国道33号線から「ふるさと村」方面の曲がり角にヤマザキのほか、国道33号線松山方面にもサークルKが出来ました。ホームセンター:コーナンがオープンしました。場所は国道33号沿い松山よりです。ふるさと村から10分でアクセスできます。
うどん:もう20年通ってる名物のうどん屋「こころ」国道33号を高知方面に走ったところにあります。行列の出来る店です。ゴマ味のだしで食べる釜揚げがおすすめ!
温泉:久万高原町内には、古岩屋荘に温泉があり、近くにも嵯峨山温泉あり。ふるさと村を出て左へ約8分くらい。
きょうの一枚
ゴビを行くZ-1カミオン(カミオンバレイ)の勇姿。ラリーレイドモンゴルではオフィシャルチームごとにアルファベットの頭文字でグループ化され、最後の文字“Z
”が「これ以上後ろは存在しません」という意味でつけられています。 |