待ちに待った西安行きのボクタチのマシンがもうすぐ到着の予定ですって。なんとかカルネ取得は間に合いそう。となれば、ツアラテックに何かとオーダーだぃ!!で、勢い余ってサポートカーと連絡を取るための無線を取り付けようということになったのでした。
でもあのヘルメットから伸びるコードはイヤ!で、ハシリのブルートゥースのユニットを着けると言い出したからたまりません、「まだこの秋!発売予定なので・・・」「かまわんよ」「まだ実証テスト中で・・・」「ボクがやってあげる」てな具合でまあ何でも新しいもの好き!なボクなののですが、調べてくと無線機も防水機能の高いバイク用なども出てるじゃないですか!「イツノマニ・・・」歩くモノマガジンと讃えられていた?時代も長かったボクとしては、なにかとブツヨクな今日この頃。周辺は警戒モードに入っています。
実は悩みの種はタイヤなのでございます
きょうの一枚・・・北海道より
「北海道4デイズ」の試走が大詰めを迎えていて、いろいろとレポートしたいことがあるにも関わらず、なかなかキーボードに向かう時間をとれないでいました。
今回は中頓別町をはじめ道北に広くルートをとっていますが、そのスケールの大きさ、距離感のズレに当初戸惑いました。あまりにも広いのです。日本ではメートル法が採られていますが、ここでは約1.6倍の"マイル"のほうがしっくりとくるんじゃないかと思いました。実際、十勝あたりを計測していると気がつくのですが、農地の区画は、一辺が1マイルとなっているところが多い。もちろんそれは開拓時代の度量換算の仕業なわけですが…。きっと参加者は、この北の島の大陸的な表情を毎日楽しむことができるだろうと思います。
試走中、毎日、たくさんの野生動物に出会います。エゾユキウサギ、エゾライチョウ、エゾシカ、キタキツネ。夕方にはたくさんのエゾシカが林道に出てきますし、夜になるとフクロウが横切ってぼくたちを驚かせます。特にラリーの先頭グループを走るライダーは、こんなにいるのか、と野生動物の多さに驚くでしょう。
北海道を基点、終点とする初めてのMCラリーは、通過地、開催地となる自治体、そして地元MCクラブの協力を得ての開催となります。過去の例がないこともあり、準備に手探りの部分が多かったというのが正直なところですが、みなさんの強いバックアップで、ルート設定も終わりを迎えます。
あとは、青空がみなさんを迎えてくれるように祈るばかりです。
芦別をスタートすると間もなく、残雪が美しい十勝連峰が眼前に広がります。
春木久史 |