「黄砂、ヒドイ・・・」
どーですか皆さんのクルマ?黄砂にまみれてラリー帰りみたくなっていませんか??昨年の夏から冬にかけてモンゴル南部のゴビ砂漠では雨が少なくて乾燥が進んだため、特に今年は黄砂が多いのだそうであります。でもあの地域は古くから乾燥が進んでいるから砂漠になったのでありますから、そのことが特に黄砂を増やしたとは思えません。だいたいあのエリアは黄土高原の黄色いパウダー状の砂と違って、どちらかというと暗灰色だったり白っぽかったりなので、どうも降り積もる黄色い砂とは違うようにぼくには思えて仕方がありません。
ぼくはどちらかというとTVに紹介される映像にあるように砂丘から舞い上がるとは思っていません。むしろ黄土高原の土のパウダーのほうがきめ細かく、風に舞い上がりやすいと思います。もちろん本格的な調査が行われているでしょうからボクの意見なんて・・・なのですが、こうした現象も結局は、人為的な要素は少なくないと思うのは現代人の常識です。はるか平安時代から春の季語?いや初夏の、だったかな?春霞。
いずれにしても地球環境の悪化はもう歯止めが聞かない状態になっています。食糧事情も最近は書くのを止めましたが、危機的な状況です。バイオ燃料を作るために穀類が投機目的に、本来人間が食うための食糧を自動車の燃料にするというのも何か本末転倒な感じで・・・まあ結局アメリカが生んだ巨大な金融システムが世界中に、訳の分からない問題を撒き散らしているように思えます。おまけに自国の生んだサブプライムローンの損失をなんで世界中に撒き散らしていて弁償しようという気にならないのか?システム異常を感じます。みんなアメリカを告訴すればいいのに。
最近東京でタクシーの運転手と口論になりましたが、金融などから自由な新しい21世紀型の資本主義でもなく社会主義でもないイデオロギーを発見しなければ、人類は救われないなあ!!と感じるのであります。タクシー運転手はかなり右よりな理論武装をしていて、つかみ合う寸前で目的地に着いたのではありましたが。
ところでシー・シェパードが相変わらずにやっています。で、それはそれで問題ではありますが、なんと日本の調査捕鯨船には小銃で武装した海上保安官が乗っている!というのを聞いて愕然としました。それはもう調査捕鯨船などではありません。これらの報道は、違う角度からも検証が必要で、日本も何か誤ったメッセージを世界に向けて発信しているように思えてなりません。
調査捕鯨が年間1000頭の鯨を殺すというのはどうかと思います?麻酔銃で眠らせてGPSなんて着けられませんかねえ。さらに調査捕鯨の肉は商業利用されているのですから、どこがどんなビジネスをしているのかは不可解ですね。ボクは鯨肉は好きです。でも南氷洋にまで行って採ってこなくても良いのではないかと思います。
もうひとつ・・・今日は長いなあ・・・海上自衛隊がホーチミン港で接触事故??海上自衛隊の艦船は国会審議を経ずに海外に行って良いんだ??幹部候補生の訓練・・・どーして海外?まあ、今後は海外派兵もOK!ということでしょうが、外国からはどう見えるのだろうか?言っていることとやっていることが違うのではないだろうか???
こうしたことはともかくも環境問題は、さまざまに姿勢を改めなければならないことを示唆しています。中国に対する食の安全に対する日本人的な感情と良く似たものを、他国から日本も受けているのではあるまいかという事実を真剣に・・・まあ特に食糧の国内自給率を上げることですね。
きょうの一枚 北海道4デイズ2007年より。伸びやかに広がる空間、なかなか行く機会のなかった北海道も、TDN以降というもの常連のように出かけることに。 |