Organisation Voice 2003/03

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2003/03/26 (水曜日) 

春休みですねえ。そしてスーパーNをさかいにすっかり暖かくなりました。スーパーNの会場で行われた、お餅つきが大好評で、またとてもおいしく頂きました。また次のイベントでもお餅つきをしましょうね。そのスーパーNですが、池田秀仁が総合優勝、見事な復活のVを遂げました。ターマックを挟んだ比較的長い2本のSSが、全体を引き締めました。またSS-4は、悲喜こもごもでしたが、2ステのスタート時刻に押され、やむなくキャンセルさせていただきました。全体のルートに関する感想は「この狭いエリアの中で旨く構成されているのに驚いた。」というご意見が多く、「そうでしょ!」って気分なんです。その狭いエリアとは好対照なのが、TDNです。コース制作の旅もあとわずか。素晴らしい日本の風景の中を駆け抜けましょう。


2003/03/17 (火曜日) 

先週は本業?に死にそうなほど忙殺されていて、たった一回のVOICEもかけませんでした。ごめんなさい。でも、この土日は雨の中を元気良くツールドニッポンのルート制作に出かけてきました。いまは中盤の四国ステージです。モンゴルからやってきてるバイラー、ムッホ、ナランの3人を連れての珍道中!高知の海岸で、サーファーを見たバイラーは、思わず裸になって海へドボン!まったく変な人たちです。「ラリーレイドモンゴル時代の試走が懐かしい!」といいながら、中村でキャンプ!!しました。それにしてもこの一ヶ月の週末はというと雨です。驚くことに、南四国は水田に水が張られて、田植え寸前。思わず「今って梅雨?」走っていても微妙な季節感のずれを感じずにはいられません。でも考えてみたらこのあたりって二期作なんです。まもなく田植え、初夏には稲刈り、これからはさらに亜熱帯化が進みそうな高知県でした。

いよいよ今週末は、スーパーNです。2年ぶりの開催です。以前もどちらかというと参加数の少ないこの大会ですが、今回は「さらに少ない」というのは先日このコラムに書きました。こうした最近の参加者数の減少に関して、我々の努力不足ではないか、変化へのアジャストが不十分ではないのかと、日々に悩んでおります。 そういえば1980年ころは隆盛を極めた4輪の国内ラリーも参加者の減少に歯止めが利かなくなった時期がありました。それとは状況が違うのですが、これからどのように考えていくのが良いのか、真剣に受け止めております。とはいえ、さまざまなものの形態は、時代とともに移ろい、物事の始まりは終焉へ向かうのみなのか、などとも思っています。こうしてライフサイクルは正しくS字曲線を描くのであります。

ところで、この 2日間四国を走って気が付いたことがあります。まず、自転車のツーリストが圧倒的に増えたこと。道の駅で一人で休んでいる若者は、ツーリングマップル片手に、それはかつて見かけたバイクのツーリングライダーの姿。もう少し雨の中を走っていくと林道から下ってくるフル装備のマウンテンバイクライダーの一団。どのバイクも一流のコンポーネンツが組まれたマシン。でもタイヤはセミスリック。女の子の姿もちらほら、雨の中たくさんの荷物を振り分けて、疲労困憊の様子、それを男の子たちがケアしてたりするんです。それはかつて見たオフロードライダーの姿。そして2日間まったく見かけなかったのは、バイクのツアラーの姿。バイクライダー達が洗練されすぎたのでしょうか?でも考えてみればかなり昔も同様の自転車ブームはあったなあ。そしてもうひとつは、お遍路さん。老いも若きも、雨の中を無心に「何かを求めて」歩いている。これほどたくさんのお遍路さんを見かけることは無かった。長引く不況で、日本人の何かが、変わってきているのかなあ。と思うことしきりです。でもブルーアイランドの時代を思い出して四国の山河の豊かさを再確認してきました。

きょうの一枚
冬の日本海で工作船から落ちた北朝鮮の工作員のようなバイラー


2003/03/11 (火曜日) 

春が遅いのでは?
花粉は順調に春の訪れを告げているのですが、林道の中にはまだ雪が残り、まだ新芽も出ていませんね。フキノトウだって、ほとんど見かけません。でTDNのルート制作とスーパーNの制作とをクロスしてやっていますが、最近良く見かけるのが、ハンター達、僕たちの目の前で発砲するは、ちっちゃなイノシシ一頭追っかけて、大の大人が10人も20人もが、夢中になってて、危ない危ない。一般の林道で猟銃構えているなんて、とんでもないことです。掴まえて説教しておきました。へへっ。

いよいよ次はスーパーNです、エントリーはとても少なくて、「どうしよう?」なんて一時は思ったんですが、「やりますよ!がんがんに。」昨日は新しいルートをつくりに1日お出かけをしましたが、なかなか苦戦中です。


2003/03/10 (月曜日) 

三寒四温が続いていますが、つまり春です。世界情勢は緊迫していますが、まあ、いずれにしても50億年後には、地球は巨大化した太陽に飲み込まれて燃え尽きてしまうんですから、「遅かれ早かれと言うところですかねえ。」なんて言ってたら「物差しが違うんじゃあないか!」と言われてしまいました。で、地球が無くなる50億年後ってこのまま人類が生き残っていたとしたら、5000万世紀!になる。1世紀に1円ずつ貯金したら5000万円になる!なんてくだらないこと言ったら叱られてしまいました。つまりですな、諸行無常なわけです。どんなにコーポレイトガバナンスだとかキャッシュフローがどうしたとか、エクセレントカンパニーだとか公的資金がどうした、と言っても、デフレだすべくっただといっても、小泉がどうしただといっても、上海へ行こう行こう!といっても、TOYOTAが空前の経常利益を出しても、50億年後には地球ごとなくなってしまうんであります。ああ、なんと宇宙の摂理とはいえ、「なくなってしまうのか」なんであります。ところで今、21世紀。文明が仮に紀元前4000年ほど在ったとして、せいぜい60世紀分、あと49999940世紀も在るんですねえ、地球消滅まで。ちなみに、僕の席の隣のT君に「人類は何世紀までその歴史が在ると思うか?」って聞くと「うーーん、30世紀くらいまでですかねえ。」だって。恐竜は、生まれて絶滅するまで 2億 5千万年も繁栄したんですよ。人類が今おそらく500万年くらい?だから恐竜に比べても、なんていうか、短い種の命のような、なんて考えてる今日この頃でした。でも今年も春がやってきましたね。

きょうの一枚
SSERから割と近くにある、懐かしい町並です。どこでしょうか。TDNで通るかもしれませんね。


2003/03/06 (水曜日) 

泥湯その2
HPに「一週一湯」(ムムッ、どこかで聞いたことのあるタイトルのパクリ?だ。)のコーナーを立ち上げて、バイク(オートバイ)やバイク(自転車)でめぐる温泉紀行を書け!という人がいる。最初は「1日1湯」なんて無茶なことを言ってた。実は僕は、言うほど温泉が好きじゃなかった。というより絶望していた。温泉ブームと林立する大型温泉と、循環型の温泉と、昨今の秘湯ブームに・・・・・。

あれだけ九州を走っても、昔は走ってる時間の合計よりも、温泉に浸かってる時間のほうが長いんじゃあないか!と言われんほどだったのにな。で、その休火山状態だった僕を目覚めさせたのが、日曜日に入った、別府の泥湯!なんである。ということで別ページにある、誰もアドレスを知らない?ひみつのHP「BIKE!BIKE!BIKE!]には、温泉めぐりのコーナーなんてできるかもよ。

きょうの一枚

ちなみに、昨日の今日の一枚は、阿蘇の南側にある地獄温泉!なのです。今日の一枚は、TDN秘湯巡りチームは、要注意!

2003/03/04 (火曜日) 

TDN九州ステージのコース試走は完了。奄美から九州で3日間。300kmのダートを走ります。これは素晴らしい!やっと半分終わったので、ご褒美!!別府で究極の泥湯に浸かってきました。これが実に「極楽極楽!」しかも混浴!この泥湯は鉱泥で、世界でもいくつもない中でもっとも良質のものだそうで、ホントに素晴らしかった。ホントです。混浴も良かったなあ。で、もうひとつ良かったのは、佐賀関港のクロメうどん!港の食堂なんてバカにしてはいけません!「ファミレスで飯を食うくらいなら、空腹のままのほうがいい!」なんていってた僕は、港の食堂に脱帽。 TDNでは残念なことにこの港は通らないんですねえ。こうして、着々と春の足音とともに、シーズンが近づいてきています。