「天気悪いし、寒いし」
なんか毎日雨降って寒くて・・・もうずっとこんな天気!!が続いているような気がします。デモ数日の前のOV見ると「快晴の道後平野!!」とか言って、あまりにも気持ちの良い毎日が続いていることが分かります。
このことから推測すると、やはり景気の悪い時は、いつまでもこんな状況が続くのではないかという気になります。環境問題も同じかもです。日本は縮小している!と西安-パリから帰国後書いたら、いまや各マスコミもこぞって書きまた言い始めました。するともうこのまま、世界のなかで日本は立場を逸していくような気がしてなりません。でもまあこの際だからこの急速にやって来た貧困?を利用しない手はないでしょう。たとえば国連の拠出金も、身の丈ほどに。もちODAも下げるのじゃなくていっそ頂く側に!!先進8カ国首脳会議とかも、「すいません、それ以下ですから」と辞退して、その間に国力をつけるのであります。
とにかくみんな「安いか?高いか?」の議論ばかりになった日本国民。あっいや、そんな事も無いかもと思うくらい銀座に乱立する高級ブランド群・・・まあこれは外資系に働く一部のセレブリティ御用達とならば頷けなくもありません。で、やはり高いか安いかではなくて、上質か否かとか、真の豊かさとか、そういったものに大きく価値観をくゆらすべきだと思うのであります。
ちょうどパリダカに通い始めた頃、10回大会でしたからまさに20年前、フランスは不景気にあえいでいました。でも、いくつかの外から見ても良く分かる政策によって、時間をかけて、またEUの動きも含めて基本がしっかりしているからでしょうか、いまでは大きく見事に復活しています。「ようこそ日本」なんて観光キャンペーンなんてやらなくったって、フランスは世界最大の観光立国だと思うし、行けば納得な上質な文化や歴史や、一方では先進的なアートや食で魅力タップリなのであります。
いままさに今日の天気のような日本ですが、20年のビジョンを持って、どんな国にするか?アジアはどうするか?世界はどうあるべきか?環境はこう在るべき!!と胸を張って語りその実現に向けて進めば、必ずや再び日の昇ることもあるでしょう。
暖房をつけないボクの部屋の中では、吐く息も白いのですが、マングローブは相変わらずスクスクと生育中なのです。昨日環境フォーラムの打ち合わせで学生に「マングローブ」の話をしたら、「温暖化が止まって、マングローブが育たなくなったらどうするのか?」と聞かれました。「オー答えは簡単その時は、白樺でも育てよう」と。温暖化大歓迎だよ!と言って顰蹙を買われたような気もしますが・・・やがて、雨も上がり気温も上がり温かな浅春の陽が、温もりを与えてくれることでしょう。
きょうの一枚 このカットではどのくらい大きくなったのかは不明ですが、茎の白い部分から下はこの冬に延びた部分、もちろん幹ものびてます。カフェにはビオトープを作ってマングローブを群生させる。海老も養殖する・・・のであります。まだ言ってる。 |