朝から久万高原へ打ち合わせに行ってきました。もち秋の気配は濃厚。黄金色に色づいた稲の穂が波打っていました。さて、ガストン・ライエ・ミーティングには、早々にたくさんのお申し込みありがとうございます。ボクも飾りっぱなしの80にチョコって乗ってみようか、と引っ張り出してみました。
でボクも「HP2を買う!なんて言っているけど・・・」と自問自答の日々。というのも股関節が悪くて、背の高いバイクにまたがるのがとても大変!ばかりか正座も胡坐も出来ない。トイレも大変でラリーの試走や本番でトイレをどうしたか?というお話はまたの機会に譲って・・・・この秋はリハビリに専念しなきゃ!!と思うことシキリ!です。とりあえず3年来の五十肩は概ね快方に。
ところでロマンチックなかに座の仙波君のコラム「お疲れさまです・・・」でもHP2のことが触れられていましたね。BMWの刺客だとか構造改革だとか・・・って言っていて面白いのですが、どうもあのメーカーは、「無くなりかけると見せかけておいて、創造的な新しい世界を提案」しては、離れかけたオールドファンにも「ごめんごめん、これだったよね。君のことを忘れていたわけではないのだよ。おまたせ」みたいな手法が常套のなでございますな。ナニ!今の日本の政治手法に似ている?似ているかもです。
それほどに新しい世界に切り替えていくことは難しい、ということかもしれません。実に大衆は保守的で変化を望みつつ、その実変化を避ける、という傾向にあるのですね。
「えっフラットツイン止めるの?!BMWって!そんなあ!!」
って話しはそう遠い昔のことのようには思えません。そのニュースが世界を駆け巡った直後は、世界中がフラットツインを買うわ!生産中止反対!をメディアもこぞって大キャンペーン!!をするわ、で大騒ぎでした。で少ししてから80GSベーシックなどポン!と出しては、離れかけた僕たちをまあなだめるわけです。
直近では「BMW最後!のストレートシックス!」「えっBMWって直6やめるのか!買わなきゃなあ!」と無理して買えば、何のことはない「ニュー5シリーズ、伝説の直6搭載!」「・・・オーマイガッ!また、やられた」で閉店セールと開店セールを繰り返す、あの商店街の老舗みたいで、えっ最近のSSERもそんな感じ?いや、天下のBMWと同じ戦略だなんて・・・お褒めのオコトバ?これからは、襟を正します。
で、仙波君!HP2ってそんな風なバイクなんだから、刺客とか構造改革というより、少数のクラスターをも塗りつぶして、「もう現行のBMWを買うことは無いだろーな」とか「テレレバーはいらない」なんていってるヘビーで口うるさくて、結構オピニオンリーダーだったりブログだHP(ここはホームページの意味だ)に言いたい放題の彼ら(ボクら)ユーザーに向けられた、チュパチャプスみたいなモノなのなのですよ。おお!それこそがまさに構造改革で、仙波君は正鵠を射ている!のではありますまいか!つまりこれは「KTM950って、いいかも」なんて思い始めたBMWユーザーに向けられた刺客!かもです。でも、スクリーン+ビッグタンク+究極のコンフォート性能(グリップヒーターとかですな)+キャリングケースなど、1200GSの持つ究極のツアラーとしての基本性能が、さらに良く見えてきたりするのも事実ですなあ。「あなたは、どういうスタイルなのか!」を突きつけてきているわけです。
さあ、迷いなさい子羊たち・・・・・ボクは決めていますからね。
きょうの一枚
構造改革中!のSSER、21年目の秋は果たして・・・のチャンプ池田。ルートはあのSSです。SSER 2DAYS
CLASSICSはエントリー受付中。詳しくはコチラ
http://www2.sser.org/2005_sser2days/ |