「めずらしく、クルマのハナシでも。」
そういや、9月にはエコカー減税はじめとする補助金がとりあえず終わるのでありまするな。いま走ってるエコカーの多くは、減税補助金の追い風で、前倒しで購入したもの?なのかしら。
それなら次は、消費税上げるとかっていうことにして、駆け込み需要で」一気に景気回復!!次はまた違うこと考えて・・・でもまあ政治が持たないか?
とまあ、とりあえず良ければそれでいいのか?が本日のマイテーマ。
「とりあえず良ければ良い」こんな考え、日本人はもっていなかったと思う。これは言い換えれば、ちょっと違うけど「自分さえ良ければ良い」に似てる。まわりも良くて自分も良い「つまりウインウインですね。」なんていってた人は、もう居ない。
もっといえば「これからは、企業の社会責任を」とか「メセナなど文化貢献活動を」なんて人も、天然記念物になった。
あれ、クルマの話を書くんじゃなかったのかしら・・・
最近、日産のセレナがしばらく事務所にあったので、ちょいと乗ってみることに。これはAPIOの尾上さんも自身のブログに「会社のワンボックスに乗って驚いた」と書いてある(OEMでスズキにも同じ車があるのだ)御殿場まで走っていってみたりした。もう快適で、車内では「いやあ、日本のクルマってすごい」とか「もうこんなのが良いね。」となった。燃費もすこぶる宜しい。空間も広々。しかも良く走る。ふとSAの駐車場を眺めると、日本のクルマは1BOXor2BOXがほとんどになった。
日本人の素晴らしい選択意識が、こうしたクルマの横溢を招いた。ほんとうにこれで良いのか?とボクは問わない。いややっぱり問いたい。
ところで、最近コンパクトのクロスってクルマが次々リリースされる。正確にはクロスオーバーSUVというカテゴリーで、ビックリ安いのだ。日産のジューク・・170万くらい。バイクと比べてみたらどーお?VWもクロスポロ、MINIもカントリーマン、どれも魅力的だけど、セレナだ。何の話かというと、とても良いのだけど。満たされない。何で満たして欲しいのか?
それは逆説的にはなるけど「自分さえ良ければ良い」という部分が欠落してしまってる。とりあえず「今が良ければ」という好景気時代の価値観が、ほんの少しでもクルマに残ってて欲しい。そんで少し回生ブレーキつけたくらいで環境コンシャスを謳うような、そんな気分が欲しい。
BMW135・・とかってアイコンを目にしてビックリ。1クラスに3.5L?かと思えば。3L+ツインターボ=over300ps・・・・まだこんなことしてるイカレタクルマメーカーがあって、ちょっと試乗したいなあ、なんて思うボクがいて・・・減税とか補助金とか、ついでにいえばスクラップインセンティヴとか、全く無縁の古い人間の典型なのでした。
きょうの一枚
こんな気分・・・「キズだらけの人生」
古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。どこに新しいものがございましょう。生れた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。
おおっ、あの時代もいまも何も変わってはいないということでしょうか。
(おまけ)
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