Organisation Voice 2012/09

 

 

2012/09/21 (金曜日)

「SSER3DAYS CLASSIC」

SSER3DAYS CLASSIC・・・無事に終了いたしました。2年続きの台風の雨に翻弄されはしましたが、熱い闘いでした。いやクールな戦いだったという人もいそうです。モチベーションとの戦いと見えます。

リザルトから見れば、特にここのところ敵なしの森田昌和選手の圧倒的な存在は、余人の及ぶところではなくなり始めていました。なにかこう、神がかりな領域というのでしょうか。雨に降りこめられた白銀荘では、そんな森田さんの走りについて何かと議論が展開されていて、聞き飽きませんでした。一つ言えることは本人はそんなふうには思っていないところ、ここが森田さんの森田さんたるゆえん。「ぼくよりも○○のほうが速いのに・・・」勝って驕らないのがすごいとかという問題ではなくて、その圧倒的な速さについて自分ではあまり認識していないところにこの男のすごみがあるとでもいいましょうか。。。とにかく人品ともに優れたチャンピオンです。

さてこのSSERは28年目の開催となり。振り返れば様々な経験に彩られているのが分かります。多くの仲間やオフィシャルスタッフ、遠くからも手伝いに駆けつけてくれるかけがえのない友人ら。

長く一つのことを続けるというのは大変なことだと、異口同音に語られます。しかし、果たしてそうなんだろうか?と常に思います。もちろん経済原則のみが継続の原動力と考えれば「赤字なら続かない」のは自明の理ではありますが、人の一生を思えば、なにも経済原則ばかりでは動いてはいないということです。

最近とあることから「利益」とはなにか?つまり「営利」とはどういう概念かと考えるようになりました。まったくそんなこと考えない!と言うと「うそつき」呼ばわりされます。「企業や組織はひたすら営利を追求するものなのでしょうか?」確かにそういう向きが少なくないのは承知しています。しかしひたすらに営利のみを求めた活動は続かなくなって久しいということに気が付かなければなりません。「安定」ということも、実は不安定であるからこそ見えてくる概念です。足りないものはやがてあまり始めるように、余っているものは必ず足りなくなります。足るを知れば人生は豊かです。

小さなイベントからはじまったSSERですが、教えられることばかりでいまだ発展途上であるなあと思うばかりです。

2012/09/07 (金曜日)

「さあ28年目のSSER…雨は降らない。。」

さて、残暑もひと段落な久万高原はすっかり秋の気配。というのも大会会場は標高1000mを越えているし、今回は長いリエゾンは四国カルストを駆け巡る。そうSSER3DAYSが間もなくです。過去最長160km×3ステージ。

なんかとことん走ろう!な気分です。
そして夜は漆黒の「新月」星明りしかありません。
大きな天の川が大川峰の頂上で楽しめるでしょう。

特に新設の17kmのSSが加わったり、大川峰を超える長大な?リエゾンはなかなかのもの。長いリエゾン、長いのや複雑に組み合わされたSS。。。地元の同意書の束は「ううっ、、」なボリウム。静かなサイレンサーをお願いしている意味は分かっていただけるはず。

「???」な音のマシンは競技中でも検査をして、直ちに走行を停止していただきますよ。

そして新しくなったコースマークはこれまでのモノより少し小ぶりですが、一般道などではほかの標識と明確に識別するために、どこにもないデザインにしました。間違えないでくださいね。

さあ28年目。

よくもまあ、続いているものなのですが、それでもまだ進化させようという自分に「・・・・・」雨が降らないようにお願いしてきます。

2012/09/03 (月曜日)

「タクラマカンの車両搬入だよ。」

季節は巡り、やりたいことややらなきゃいけないことは、まったなし。

そろそろ秋のタクラマカン大横断の旅の出発準備も、デスクを温める暇もなく始まります。あっ、その前にSSER3DAYSもあるし、九州4デイズもあります。。。ボクは最近自分でも、自分のスケジュールを「すごいかも」と。

でも問題は脳の劣化。というのも「それって、いつだっけ?」ということが増えました。いままでっていうと、スケジュールはすべて頭の中にあって、もっというと電話番号もほとんど記憶していたのですがここのところ「えっと、うちの会社の電話番号って何番だっけ?」は普通。住所はかなり怪しいし、郵便番号は全くわかりません。こんなことで良いのでしょうか?

でもまだまだやりたいことがあります。

今回はモンゴルの写真展と映像展をやるのだと張り切っています。APIOの報告会までにはラリーの報告書を作りたいし、写真集や来年の計画もまとめたい。それ以外に始めようとしているビッグイベント?もうすぐ。そうそうタクラマカンは帰ったら「シルクロードの映像と写真展」をやりたいと思っています。

年を取るにつれて加速度的にやりたいことと、やりたいことへの着手数が増えてきました。これは良い傾向なのでしょうか、それともなにかの前兆なのでしょうか。

ということでタクラマカンの車両搬入、、、簡単にそうは言いますがそれとて大仕事。スペアパーツやスペアタイヤ。工具や脱出道具、なんだかんだ。いつもボクはどこかへ行く準備をしているような感じがします。

今日は、とあるイベントのコンセプトを考えていました。再来年のビッグイベントの理念とか運営概念とかは先週のこと起草したのですが、今日は来年の9月にあるやつ。そのコンセプトは、なんとおこがましい「極限の宇宙」これが何のことか?はまたそのうちお知らせする日が来るかもしれません。来ないかもしれませんが。