台風は関東に被害を与えながら北上!先の地震といい今回の台風!皆様には被害はありませんでしたでしょうか?お見舞い申し上げます。東京都の地震情報に関しての問題が指摘されていました。災害時には特に正確な情報をいち早く系統的に収拾し、必要な箇所に伝える、ということが最優先です。先に立ち上げたPDRというNPOもまさにそうした思いからスタートしています。実に正鵠を射ていると言う思いがします。
またわたしどもの主催するBTOUも、過去の経験に立ち、さまざまな取り組みを「出来る限り」行っていきます。通常の社会生活も、また危険を伴うと思われがちな海外ラリーも、きちんと自分でリスクマネジメントしておくことが必要です。笑い話ですが、ボクがヘリの中で離陸後は通路に置かれるタラップをさして「墜落した時に、そのタラップが危ないから固定して」と大笑いをされました。「落ちたらそれどころじゃない!」「・・・・・」ボクは真剣に怒りました。「それでも助かろうとする気持ちが無ければだめだ」と思うのです。飛行機に乗ると必ず枕と毛布をもらいます。非常時は枕の上からベルトをかけて、「衝撃回避姿勢は頚椎損傷の原因、航空機の緊急着陸で逃げ遅れる原因は首とおなかの損傷で動けなくなることだ。脱出には毛布が必要だ」なんてマジに思ってるんだから、みんな訝しがるよね。でもそれもささやかな自己流だけどリスクマネジメント。
話は変わりますが、非常に大好きだった杉浦日向子さんが亡くなられた。ボクよりも若い!とは存じ上げなかったが・・・彼女を通して日本の文化や江戸の情緒ひいては日本の美意識をいつも感じていました。彼女こそはポスト白洲正子さんだなあと感じていましたのに。ご冥福をお祈りします。
さて、元気にBTOUの実質的なオペレーションです。スペースシャトルも打ち上げ成功!困難を乗り越えて行く姿は人間の逞しさ美しさを見せてくれます。「挑む姿は美しい」かつてのパリダカのスポンサーでパリダカのもっとも困難な時代を支えた(もっとみんな感謝すべきなのですが)パイオニアの当時のラリー支援のためのキャッチフレーズ!です。まさにパイオニアという先駆者に敬意を表しつつ皆さんに「挑む姿は、常に、美しい」常にを追加しました。
きょうの一枚
草原の道。豊かなモンゴルの空間と遊牧民たちの生活をつなぐ道。物心ついた頃からコンクリートやアスファルトに固められた道しか知らない我々には、これを「遅れてる」と見てた20世紀。今はモンゴルの高度な自然のリサイクル性に未来を感じます。って分かりにくいか? |