Organisation Voice 2000/04

 

No.0099 2000/04/24(月曜日)

 

つづくと書いたからには昨日の続きを書かなければならないんであるが、そこに頓着しないところが男らしい、と思っていて(そんなコトないです。)もうすぐTBIカウントダウン、コマ地図ももうすぐ印刷上がるしオフィシャルウエアも久しぶりにパリッとした奴が出来上がってきてるし、コーステープも山のように届いて、クイとカケヤをもって、もう何人かのスタッフは山へ入ってますね。しかし、四国とてダートの減り方はスゴイ!ですよ。あの美しく素晴らしい林道も、無くなってしまった。という喪失感にいつもいつもさいなまれています。生態系にとってはどうなんだろうか?なんて昔々、議論された事なんかいまは誰も言いませんものね。でモンゴルへ行くといつも思います。舗装路しか走れないクルマの為に道を作り舗装しますね。...つまりこれは環境を決定的に破壊したうえにしか成り立たない図式であり道具なんです、快適だけどね。で、僕たちの道具は、その道が無くなってから走れます、多少とも轍がつくことはつきます。これで叱られることもあるんですが...。でも決定的にダメージを与えるって程ではありません。4×4が土手の斜面に轍をつけた。そりゃあダメなコトです。でも...(それ以上はご賢察下さい。)モンゴルには舗装路って1000kmもありません、でも四国だけでも舗装路は何十万キロなんだって、信じられる。(違ってたらゴメン)まぁ、そんなことをささやかな言い訳にしてる昨今です。つづきはまたです。

No.0098 2000/04/21(金曜日)

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BIG TANK-MAG 4月号見ました? 相変わらずマツモトミチハルが熱いですね。会ってハナシをするとそうでもないのに、文章にするとハゲシイです。そんな役が僕のコメントのほうが辛辣だと言うではありませんか。そんなコトはナイです。僕の場合、ちょっとカッコ良く言わせて貰うならば批判の対象は自ら、なのです。それはちょっと気負い過ぎじゃないの!?と言われても、そうは思わないんです。あゝあの時あんな風にすれば良かったなぁ、いやこんな風にしとけば、もっとみんな楽しかっただろうに、自分もあんな風に言わなくても良かったのに...ばかりです。エンデューロやラリーレイドの未来?というような事を語ってるのではなくて、同好の志が集っていつまでも楽しくやりたい、というダケのおハナシ。で我々オフロードライダーやもちろん4×4ドライバーたちは、絶対に批判的な環境保護論者よりもっともっと、自然を愛してるし、もっと環境保護論者なんです。って声を大にして言いたいです。さまざまなスポーツにはさまざまなフィールドが必要です。それは豊かな人生、張りのある生活を送るための趣味の世界の「場」だからです。僕たちが夢中になったのがテニスやサッカーや野球やゴルフや水泳や...(あ〜いっぱいある)だったら良かったのに。フィールドは誰かが設置してくれてて、クラブハウスやシャワーやサウナなんかもあって、で、良き社会人の様に見えて...で僕たちもそういったスポーツをするにはするのです。が、山へも行くのです。イベントへも出たいですし、無ければ開催したいのです。しかもノミの心臓でね。「ご迷惑をお掛けします」を1回の大会に山のように言って、するんですよ。道路は社会生活の為にあるものである、そうで。僕たちの楽しみは社会生活ではないんだろうか? つづく

きょうの4枚

久しぶりの大量放出です。「ブルーアイランドの楽しみいろいろ」をテーマに選んでみました。(1)夕闇み迫るSSを楽しんでるのは#3 新潟の星野さん、女性です。いやぁTBIです。(2)と思いきやSSの中でワラビ採りに夢中のオジさん?は誰でしょう。(3)で談合中のオフィシャルスタッフ、「エスクードで走れるの?林道」とかなんとか言ってるんでしょうか。(4)そして、こんな風景が1日中続くのです。

No.0097 2000/04/19(水曜日)

さて皆様、ながらくお待たせしました。やっとこさのことで東京出張のスケジュールの調整がつき週末から翌週にかけて(いささか変な日程ですが、今回は思いきって...)出掛けます。なぜに、これ程忙しいか、(昨年だと月のうち半分くらい東京に居たのに)というと、まぁ仕事です、細かな。でもちょっと面白い仕事が山のようにあって、感謝はしているのですがスケジュールが2日と空かないんです。でも今度はいろんな人に会ってやろうと週末も押しての出張予定。どうか、捕まえてやろうという方はsupport@sser.orgまでメールを下さいね!

きょうの1枚

いよいよスタート、12th TBI。考えてみると12年、干支もひとまわり。時だけは滔々と流れて行きます。そこでスタートの1カット。あなたも四国の旅人になる?もうなった?これからも時は流れる、ですよ。

No.0096 2000/04/16(日曜日)

きのうはとっても暗いおハナシをしてしまってごめんなサイ!そこできょうはとっても明るいお話しにしようとおもってます。さて明るい話、明るい話し…..。

これがナカナカ思いつかない。どうしよう。んでは、ライトチューニングのハナシなんかどう?ちょっと違う?明るい話、明るい話し…..。僕ってネクラなのかしら….。

きょうの1枚

昨年のTBIの表彰式、やっぱ明るいといえば女の子。昔はTBIを女性が完走するのがムツカシかったんだけど、いまじゃごらんの通り。ラリーは明るい!!今年のTBIももうすぐ……。

No.0095 2000/04/15(土曜日)

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僕は旧友をまたひとり失った。はじめて2人でパリ・ダカールに行った時のワンショット。RRM '95にもやって来て手伝ってくれた。FIAの公認を取るのも頑張って手伝ってくれた男だ。高校の頃の2級下の男で、優秀なラリー・ナビゲーターとして過去には全日本戦で何度かの優勝も経験していてRACも走っていた。

彼が数年前に作ったShop(といってもアパレルね)の内外装のデザインやロゴとか全部、僕が担当した。ちょっと毒のある部分もあったけど愛せる男だった。95年モンゴルへ経つ2〜3日前、耳の下のリンパ腺がはれてて異物感があると僕に訴えるので「行くのをヤメロ!」といったけど、彼はやってきた。あれから5年、若き友人であり後輩であり、またどこかモータースポーツにかける情熱は先輩のような男を失った。つらい。

きょうの1枚

Photo:87年、彼とTSOに行ってサビーネの駐車場にクルマを停めてやったんだっけ。はじめてのパリ・ダカール、2人はハシャギまわった。「山田さん、ラリーがスタートするまで身の上話はやめとこうね!」「どうして」「だってラリー走りはじめて話が尽きないほうが楽しいやん」と2人で世間話をしながら当時22日間のラリーを闘った。合掌

No.0094 2000/04/13(木曜日)

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きょうの1枚からはじまるきょうのO.V

僕は実は有名なビバンダムコレクターである。(BSさんごめんなさい。)

で思いあまって、事務所の僕の部屋の前に小っちゃなビバンダム売場を作った。レアで売りたくないヤツが売れる。でも買ってるのは社員と出入りの取引先、あ〜あ、今も売れてる。僕の机の下に置いてるダンボールの中もアサられている。もう売らない!!と思ってるきょうこの頃です。街にBIB CAFEを作ろうかなぁ?と思ってるんですけど流行らないかなぁ? テレンス・コンラン卿もロンドンにBIB RESTAURANTを持っています。

ちょっとヘンなお話からスタートしてしまいましたが、最古のキャラクターともいわれるビバンダム君、このように長く愛されるのにはナニが必要なのか、教えてくれてるような気がしますね。

2000/04/12(水曜日)

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困ったことに今年の帝人のあの山が毎日のように姿が変わる。毎日大量の土砂が運び込まれたかと思うと大量に搬出されるんである。そのうえ1日だけしか許可が出なかったので27日の夜!どんな山になってるか?で照明ガンガンたいてコースを作る。とってもシビアでしょ。オフィシャルのみなさん助けると思って27日の夜からはいって...お願い。というような訳で雪の多かった今年の準備期間も終って、ついでに桜の時期も終って「ながめせしまに」だけど...。いよいよTBIがやってきました。あゝ、めくるめく官能?の日々、美しい四国の山河に抱かれその奥深く旅をするんだ。どう、いいでしょ。

きょうの1枚

これは先のSUPER-Nの輸入エンデューロマシンの試乗会のワンショット。どうモンゴルみたいでしょ。僕達の秘密のピストを初公開、でも途中で折り返すルート設定だったのでスタート地点でオフィシャルがコントロール、スタートは2〜5台いっしょにするんで初めて乗ったマシンでいきなり大バトル大会をする人達もケッコー居て、インポーターの皆さんはハラハラドキドキでした。

2000/04/11(火曜日)

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BMW BIKESの最新刊を読んでると、やっぱBMWのモーターサイクル部門の最高主脳もモーターサイクルの将来に胸を痛めているようである。というのもハヤブサから派生した一連のMade in Japanの狂気じみた最高速競技である、という。ホントにそうなのだろうか? モーターサイクルやモータースポーツの先進地ヨーロッパにおいてだって、決してそれらの地位が高い!という訳でもない。GROUP-N(ガストン・ライエ・クラシック)にやって来てたガストンは、「フランスでは、こういった競技をする許可を取るのがむづかしい」という。「えっ」シャンゼリゼをカミオンまで走らせたり、ベルサイユ宮殿前を全てラリーカーで埋めつくす国が!?である、そのうえ社会問題は環境問題と肩を並べてグッスリとのしかかっている。それが前述の最高速規制や最高出力規制だが、ホント300km/hを299km/hに下げたところでナンにも変わらないよ!と僕もそう思う、このままモーターサイクルがいままで以上に社会悪だったり環境破壊者だったりと僕は思われたくないんである。650GS-DAKAR買うの?みんな!!

きょうの1枚

SUPER-Nのパルクフェルメ。今回も国産2st勢が上位独占!でもトップコンデンダー達は、次期戦闘機導入に、とっても悩んでるの。試乗の真剣さったらね、モリタさん!!

2000/04/08 (土曜日)

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春もたけなわというところです。きょう?SUPER-NのRESULTSがUPします。総合3位の田島さんからお便りが届きました。田島さんはSS-3のMX場コースをトップバッターでスタートして...でも計測器具が動かなくて...。オフィシャルスタッフは脂汗。「どうしよう!」「このSSをキャンセルするか?」などの議論百出。で、「もう1回走ってもらったらどうだ?」…コースを覚えてるからタイムは上がる。いや腕があがってるからタイムは下がる…などなど、で思い切って走ってもらうことにしました。1回目のタイムを実は上回ることができなかったようです。でも田島さんの明るさとトップグループのみなさん(しかその回りには居なかった)が、とっても愉快な人達ばかりで、チョッと助かってます。で田島さん「あんなミスがあったからってこのシステムをヤメないでちょうだい。とってもいい計測システムだと思ってます。」と、心優しい人です。

きょうの1枚

これ、今年のSUPER-Nの会場風景、まるでヨーロッパ?でしょ。スゴイ輸入エンデューロマシンがタクサン。でもみんな山へ試乗に行ってしまって山の上は混みあってて、会場周辺はガラ〜ンってコトもシバシバでした。

2000/04/07(金曜日)

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そう、私が(黒川です)スーパーNの後片付けをすませて、白銀荘の皆さんにお礼のございさつに伺った時のコトです。女の子達と小雪(ご存知の通りSSERのマスコット犬、アラスカマラミュート)を連れて行ったの。「まぁ〜この娘がいちばん美人ねっ!」って言われたの、そうこのコとは小雪のコト。それで親方に「どう思う?プンプン」って聞くと「あってるじゃない!」だって.....。「だって小雪は、まぁ言うならばミスインターナショナルのお母さんとミスターインターナショナル(そんなんナイモン)の間の子供だから犬のなかで言えばまぁソートーなもんでしょ!」「ウ〜ン納得!!」という訳で無事にスーパーNは終了、無事故、負傷者ゼロ、それがイチバンね。もう次の準備がはじまっちゃいましたよぉ!!

きょうの1枚

こだわりの山桜です。どう! カメラマンは横山ユーコさん。赤いVITZはクロカワさんの、白いジムニーはミヨシさんの、です。

P.S ところで、あっという間にアクセス40,000人。記念の賞品を!!という準備をする間もなく...のオハナシでした。50,000アクセス目は期待しててねぇ。

2000/04/05(水曜日)

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事務所の駐車場の山桜が咲きはじめました。山桜は独特の風情があり、ソメイヨシノが花をさきにつけるのに対して山桜は葉と花が同じタイミングで、この時の葉の色が赤く、花の色は白くで全体的にはいい感じの色調になるわけです。また樹形が美しいのも特徴のひとつです。敷島の大和心をひととわば朝日に匂う山桜花。だっけ、誰の歌だったけ、軍人だったんですけど、まぁそのように山桜は日本男児に愛されたんですね。とりわけ遠くの山の中にポツンと1本、しかし太くてひときわ花をつけた山桜には、ただならぬ魅力を感じます。「あんな風でいたいな!」と。四国路の春の山々を駆け巡るツールドブルーアイランド...もうすぐです。対岸の藤の花が美しく、標高のあるところでは山桜も見られます。このように?ブルーアイランドの楽しみは深いんですけどねえ。

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そのブルーアイランドのルートブックを書き書きしているのは佐伯さん!! 今年は雪が多くて、ホント大変でしたッす。と話しています。この右手の外のほうに例の山桜があるんですけど写ってないかなぁ。ここSSERの事務所です。

2000/04/04(火曜日)

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SUPER-Nは参加されたみなさん、オフィシャルのみなさん、大変お疲れ様でした。天候にも恵まれ、びっくりするほどの輸入エンデューロマシンにもたっぷり試乗できてバッチシでしたね。僕はGASGASの250と200しか乗れなかったですけど......。tmのインポーターの上坂さんは僕の80GSに乗って「ウ〜ン」と唸ってらっしゃいましたね。ところで今回、まぁ昔からよくある話ですが、ルート上での渋滞、SS-3での特にグループNクラスの方のスタートの待ち時間(この2つは関連しているのですが...)本当に申し訳ありません。ルート設定と天候(前日までの)とのバランスは非常に難しいものです。参加台数を見て思い切ったルート設定をした部分もあり、運に左右された方も出てきてしまったのは事実です。またSS-3をトップでスタートした高知の田島さんには計測機器のトラブルであの大変なSS-3を2回、しかも続けざまに走って頂いた....。本当にありがとうございました。結果、吉だったのか凶だったのかは、誰も知る由もありませんが、本当にありがとうございました。新しいシステムも若干の問題もありはしますが概ね好結果というところでしょうか。でも「面白かった!」という声もとても多く、ヨカッタヨカッタと思う月曜日です。何より無事故がいいですね。またみなさんのたくさんの笑顔に会えるようにわたしたちも努力致しますのでよろしくね。