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		 =GKというデザイン会社= 
		昨日10日に、六本木の国立新美術館で新「VMAX」の記者発表があり、ボクもお呼ばれ頂きました。 
		VMAXと言えば、初代モデルは1985年にデビューし(国産仕様は90年~99年まで発売)、以来ライバルとなる車両が登場しないまま、20数年間独特なジャンルで不動の地位を築いているマシン。ニューモデルは構想から10数年の時を経て去年の6月、日本デビューよりも先に空母ミッドウエイの甲板上で発表されました。インパクトあるよね! 
		バイク業界のみならず、各業界が注目している様で、記者発表会場には人がいっぱい! 途中で聞いた数は「今の所230名くらい」と言っていたのですが、最終的には300人位は来ていたんじゃないかな? 
		デザインはモチロン、GKデザイン。YAMAHAは、社内でデザイン室を抱えず、第一号バイクの“YA-1”以来ずーっと、外部であるこの“GK”にデザインを託しているんですよね。“GK”デザインは、ヤマハバイクのデザインだけじゃない。電車のデザインだったり、旬な所で言えば、東京オリンピック招致のロゴ。他にもJRAやシーブリーズ、キッコーマンなど、身近なモノも手掛けているのです。 
		記者発表の後、初代VMAXのデザインを手掛け、新VMAXのデザインも手掛けた、GKダイナミックスの一条厚常務にお話を伺う事が出来ました。 
		一条さんが登壇中のこの写真。 
		  
		左のこのデザイン画は、NEW VMAXのエンジンイメージのデザイン画だそうです。ん~、確かに迫力のあるデザイン画は、実際のエンジンにも反映されている…。でもこんなアート的な画が、ハイパフォーマンスなエンジンになっていくなんて、いったいどういう手順なんだろう。。。。 
		NEW VMAXのデザイン画は、1952年の設立以来、膨大な数のデザイン画を描いたそうです。そのデザイン画は、部屋の中に納まらない数になってしまったとか。一条さん曰く「パワー・アート=VMAX」なのだそうです! 深いな。そんな一条さんも、VMAXを3台も乗り継いでいるそうです。(ノーマルなのか聞くの忘れた!) 
		印象に残っている言葉。『完成された初代モデルを、一度全て破壊する。初代のDNAを引き継いでいながら、同じコンセプトで、全く違うデザインを作り上げていくコトはとても大変だが、とても魅力的でやりがいのある事』。10年の期間を経ている事を考えたら、ビジネスとしてはまったく採算の合わない事になってしまうプロジェクト。 
		「今度は皆さんがVMAXを育てていく番です!」と、動く美術品を作り上げた笑顔は、とっても素晴らしかったです。 
		初代VMAXで、フラット林道を走った事があります。VMAXのポジションは、ダートでもとっても乗りやすく、トルクフルなエンジンは、ダートででも気持ちよく食いついてくるし、テールスライドも楽しんだ経験が有ります。(ただしボクのテクでは、石が浮いている固めの下り坂、特に急なカーブでは、オーバーランの連続でコントロールが大変デシタ...。土の道は超・楽しいヨ!) 
		発表会では試乗できなかったので、今度は走ってみたいですね。 
		車両本体価格は、2,310,000円。国内での年間販売計画は、800台だそうです。 
		スパ太郎のバイクブログ『Riding High ~♪』に、一条さんや“GK”が手掛けた	VMAXのクレイモデルの写真をUPしました。良かったら見てネ! 
		【http://ridinghigh.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-34e1.html】 
		■ご参考 
		GKデザイン 【http://www.gk-design.co.jp/】 
		YAMAHA VMAX スペシャルサイト 【http://www.yamaha-motor.jp/mc/vmax/】 
		   
		   
		バイクのブログ『Riding High ~♪』  【http://ridinghigh.cocolog-nifty.com/blog/】 
		近藤スパ太郎のオフィシャルブログ“スパブログ”  【http://spataro.cocolog-nifty.com/blog/】 
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