= 今年はチベットへ!? =
皆さん、こんにちは! 3ヶ月ぶりの登場。しかもタイトルがリニューアルされた様で・・・ 今年も宜しくお願い致します。
この3ヶ月の間に色々と有りました…。そうですね、是非皆さんにお見知り置き頂きたい事が・・・。
バイクのブログ“近藤スパ太郎の『Riding High~♪』” 【http://ridinghigh.cocolog-nifty.com/blog/ 】を立ち上げました。 まだプレオープン状態ですが良かったら観てくださいネ! 「新・東京砂漠」では『Riding High ~♪』ともクロスメディアで展開出来たら、更に良いなぁ~と思っています。ハイ!
さて、年末に開催された“SSERプレゼンテーション”には参加出来なかったボクですが、年明けにSSERのホームページを観てビックリ!!『Raid trek Qomolangma』。えっ!チベットを走るの???今年はチベット亡命政府成立50周年なのに!?中華人民共和国成立60周年なのに!?でもオレにとっては、願っても無いチャンスじゃん!!
ボクは2000年にチベットの地に降り立ちました。飛行機のタラップを降りて、空の青さに超・感激!!青と言うより紺碧色。雲は白く眩しく、空ってこんなに青いんだ・・・。そして、空気の薄さから呼吸が苦い・・・。ぅっ、しゃべり過ぎた・・・。
こんなチベットの地をバイクで走り、ラサ~チョモランマBCまでの往復行程を楽しく過ごす予定だったのですが、残念ながら途中で高山病によるドクターストップ。ボクは世界最高峰8848mの“チョモランマ”を見る事が出来ず、BCまで行ったメンバーからは「チョモランマは凄かったヨ…」「神々しかった…」との声に、いつかはリベンジしたい…と強く思っているのです。
『Raid trek Qomolangma』の発表スケジュールを観て更にビックリ。スゴイ!チョモランマも、K2(8611m 世界第2位高峰)も拝めるコースじゃん!!しかもチョモランマもK2が見えやすい時期は年に2回。ゴールデンウィーク時期と10月上旬が最高!と言われているのです。正しく『Raid trek Qomolangma』のスケジュールは、最高の時期。
早速、『Raid trek Qomolangma』の資料請求をしてしまいました。。。
ボクは自らのチベット走行経験から『Raid trek Qomolangma』の行程を、“肯定的”にも、“否定的”にも見る事が出来ます。
肯定的に一言:おおぉ! スゴイ! チベットを満喫できるスケジュール。行きてぇ~~~!!
否定的に一言:正直、かなりハードだねコリャ。あの4000m級の高地で、このスケジュールをこなせるかなぁ~。
マシンは大丈夫なんだよね。問題は人間の方。
ボクがチベットを走った企画は、一般の参加者がツーリングツアーとして企画を組めるかの実験ツアーでした。Hondaの朝霞研究所(HGA)のメンバー他、高高度地で各企業のの製品テストも行われました。マシンはSL230(4台)と、発売前のFTR230(2台)を使用。路面状況からFTR230ではツライ箇所も多々有りましたが、キャブセッティングはノーマルでOK!標高4200mの定日で、メインジェットを2ランク下げたモノに交換。
メインジェット作業は、日頃からマシンいじりには長けている、HGAメンバーが3名で6台のマシンを交換したのですが、高高度での作業は想像以上にとても大変で、HGAメンバーでさえも2~3時間はかかっていました。。。
頭痛に襲われ、体力も思考能力も低下しますからね。ハッキリ言うと、この実験ツアーは、高度順化に掛ける日数がかなり足りなかった様で失敗例でした。(一般参加者によるツーリングツアーは企画中止に・・・)
30人近いメンバー全員が、チベットの玄関口であるラサ(標高3650m)に着いた夜から、軽い頭痛を体感。夜は眠れず、香辛料の強い現地の食事も日本人には合わず、更に体力を消耗し、体調も悪化!
翌日にはボクを含む2名がラサで激しい頭痛、嘔吐、下痢を併発。病院に行く事に・・・。結局この2名は、移動した高度3900mのシガツェでドクターストップ。高度の低いラサに送り返されました・・・。(っても、ラサは3650mだけどね。)
でもこの2名は、ラサで数日間(4~5日間)おとなしく過ごしているうちに高度順化され、すっかり元気に!!チョモランマBCから帰ってきたメンバー全員は、ゲッソリし、顔は土色で血の気が無く、まるで別人の様・・・。
「チョモランマどうでした?」という問いにも「凄かったよ!」「最高だった!」という答えは、まるで蚊が鳴いている声。
数日前まで、瀕死状態のボク等2人を見て「なんでそんなに元気なの?」と、全員が驚いた様子。「ソレはカラダが高度順化されたからですよ!」
翌日、タルチョのたなびく標高4700mのカムパ峠へ、チベット語で“高原の牧場Sにあるトルコ石の湖”と言う意味の“ヤムドク湖”と神秘的な山々を見にプチツーリング。高度順化されたボク等は楽チンでしたが、無理にBCまで行ったメンバーは、更に高山病が悪化し、大変でした。。。
このチベット体験の話は、講演が出来ちゃう話しのタネが沢山ある程なので、続きはまた今度。
でもね、かなり否定的なコトばかり書いてしまいましたが、僻地ツーリングを得意とする“道祖神”も、過去にチベットツーリングは行っているし(かなり大変だった様ですが・・・)、欧米人なんかは、自転車を持ち込んでチベットを走っている人達も、大勢いるからね!自転車だと、心拍数が上がるワケだから、バイクよりも数段もハードなハズです。
様はね、チベットをいかに楽しむかは、いかにして高度順化させるか・・・なんだよね。こんなボクだって高度順化された後は、チベットの食事も、朝からの辛~い四川料理も、何でも美味しく頂く事が出来、チベットを満喫していました。
来週2月14日(バレンタインデーの夜ですが)、東京・恵比寿で、SSER主催の「菅原さんの20回連続完走をお祝いするミーティング&TBI/Rally Mongolia/レイドトレックチョモランマ続報ミーティング」がある様です。
SSERがどんな高度順化方法を考えているのか、お聞きしに行きたいなぁ~と思っています。
世界最高峰のチョモランマは、絶対にこの目で見たいし、K2も見たいしね。とにかく、チベットは最高に素晴らしい場所です。
した・ってか、こんなコトしてたから、高山病が悪化したのかも知れませんが・・・。『Raid trek Qomolangma』では、このラ地がゴールとなる訳です。。。
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