以前も何度か紹介した、クラッシックカーラリーの「ラ・フェスタ・ミッレミリア」。
TV朝日にて、今度の土曜日の深夜に番組放送されます。と言っても、ボクの所に入ってきている情報では、関東ローカルの放送みたいですが・・・。
関東以外の地域にお住まいの方は、自分の地域でも放送されるコトを祈るしかなさそうですが・・・。
走っている人達だけではなく、沿道の人達もみんな応援して楽しんでいるのが、とてもいい雰囲気です。茂木サーキットでは、地元保育園の子供達がピットエリアにやってきて、みんなで"お絵かき"をしているのが、今年はとても印象的でした!今回の番組にボクは絡んでいませんが、ボクも放送を楽しみにしています!!
【番組放送日】
テレビ朝日 11月19日(土)26時10分〜(1時間番組ですヨ!)
【主催者のホームページ】(http://www.lafestamm.com/2005/)
ピットまで入ってきちゃうってのが、地元の保育園児ならではですよね。好きな車を聞いてみると、「シルバーの車!」が圧倒的でした!でも、クレヨンのシルバーはとっても大事らしく、色のある車をみんな書いていました!
■「タイで発見!? スパ太郎の
実録・盗難バイク奪還劇!!」
(7ヶ月に渡る バイク奪還までのドキュメンタリ)
=前回までのあらすじ=
2ヶ月の間に、3台ものバイクが盗まれた。7ヶ月後に、ボクのバイクが"タイ"北部の街で売られていう情報が入り、タイへ乗こんだが、時既に遅し・・・。ボクのバイクを買ったという、デンマーク人のピーターがを捜すコトになった。そしてついに、ピーターとボクのBAJAが、目の前に現れた!!
果たしてバイクは取り戻せるのだろうか・・・。
第33話『番組スタッフと決別・・・!?』の巻き
ピーターがボクのBAJAに乗って戻ってきた!
ボクのバイクが、日本から遠く離れたこのタイに本当にあった!
一時はバイク屋から売られてしまい、もうダメかと思ったが、ボクの努力が実ったのか、それとも神様が導いて下さったのか、「パイ」というタイ北部の小さな田舎町で、愛車と再会するコトが出来たのだ!!
ここまでは、自分でもホント、信じられない展開だった。
だが、ここから先どうしたらいいんだ!?ピーターはバイクを返してくれるのだろうか・・・?
ピーターは突然の出来事にまだ混乱しているようで、まだ少し興奮している。さっきまでは、7人の仲間と一緒だったが、今はタイ人の彼女と2人だ。
ピーターはデンマーク人。英語がとても堪能ってワケでもなさそうだ。バイク屋のトムさんが、英語とタイ語を使って、丁寧にピーターと彼女に説明をしだした。ピーターは時々大声を発して興奮状態になるが、彼女がそれを止めにはいる。彼女の言うコトに従うってのは、国籍は関係がなさそうだ。
トムさんの説得と説明により、店から持ってきたもう一台のBAJAと交換する・・・というコトで話が纏まったようだ。
ピーターはまだ混乱しているのか、パイ警察署の壁に寄りかかって、道端にへばり込んでしまった。
ピックアップから降ろした、店から持ってきたBAJAにはボクのパーツが多数付いている。この場で、それらを全て外してボクのBAJAに付け替えて、本来の姿に戻すことになった。トムさんと店のスタッフが手早く作業する。横でボクが、1つ1つのパーツをチェックしな
がら「コレとコレがボクの物」と指示をする。
実は、バンコクに住んでいる日本人のコーディネーターも、バイク好きだったようで、作業を手伝ってくれた。
これでようやくBAJAがボクの所へ戻って来たのだ。長い道のりだった・・・。
でもこれからどうしたら良いのだ!?
チェンマイから日本へ送る手配をした方がいいのか?それともバンコクまで持って行って送る手配をした方がいいのか?
タイでの通関手続きはスムーズに行くのだろうか・・・?
日本であらかじめ下調べはしてきているか、不安要素がまだまだあって、未解決のままだ。
ディレクターに相談する。すると、
『いや、僕達は"バイク奪還の様子"を無事撮影できたし、もうバンコクに戻るよ。君、
どうする!?』と、逆にボクに聞いてきたのだ!!
「へっ!?」ボクは、ディレクターの言ってる意味がわからなかった。
つまり、バイクを取り戻す瞬間は無事撮影出来たので、番組的にはもう「OK!」なのだそうだ。つまり、ボク回りでの撮影は終了。むしろ番組としては、押収された書類に書いてある、バンコクの輸入元や、犯罪組織ルートを追いたいらしい・・・。それにもともと、全員で今日中にバンコクへ戻る予定だったので、バンコクのホテルはもう手配済み。飛行機やホテルのキャンセルも、今からの変更は難しいと言う。
そして、バイクはボク、個人の所有物だから番組では関知しない。本隊と行動してもいいし、別れて行動してもいいと言うのだ。
確かにバイクはボク個人の所有物だけど、そんな話は聞いてないヨ!少なくても、バイクを日本へ送る手配完了までは、一緒に行動しなの!?おまけに、たった今バイクを取り戻したばかりじゃないか!まだパーツを組み替えている途中だし、協力してくれているトムさんにだって、「じゃ、後はヨロシク!!」って、帰れるハズが無いでしょ!!
まったく、番組として来ているってのに!!!
隠しカメラだけでなく、今までも何度もこのディレクターには「えっ!?」と思う発言や行動があったが、またもや不可解な発言のディレクターに、呆れてしまった。
トムさんとも相談すると、
『ダイジョウブ、心配ない。でもアナタ今日、チェンマ泊まる!』と言う。ナニがダイジョウブなのか・・・?
ボクが取るべき行動、今後の予定が見えずに困惑している所へ、追い討ちをかけるようにディレクターが、『もし一緒にバンコクへ戻るんなら、今すぐロケバスに乗って!』と言うのだ!
ロケバスは、ボクの荷物を道端に降ろして去って行った・・・。
別れ際に『日本人向けの引越し業者に当たってみるといいよ!』とコーディネーターが心配して教えてくれた。
パーツの組み換えには、まだまだ時間がかかりそうだ!
さあ、これから先、どうすりゃいいんだ!?
=つづく=
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