=トライアルごっこ と、アクセルターン=
先日、毎年恒例の「トライアルごっこ」が、山梨県の道志の森キャンプ場で有りました。 道志の森キャンプ場はね、昔はトライアルの全日本も行われていたそうで、今でも関東近辺では、トライアルの練習場所としても知られています。
“ごっこ”とは言えど、トライアル。普段は「おっと!」と足を着いてリカバリーをするものの、ウッカリ足を着いてしまえば減点に。いつもとは間逆の事をやるワケで、コレがまた難しいからオモシロイ。でも時速は10キロ。
時速10キロなのに、アクセル&ブレーキワーク、ライン取り、体重移動に抜重&加重、目線などなど全てがゴマカシが効かないのです。毎年1回の事ながら、とっても楽しいし、勉強になるんですよね。(普段からもトライアルをやってれば、きっともっと上手くなってるよ、オレ!)
使用マシンは、コンペモデルから市販のトレールモデルまで、各セクションに予め置いてあるのです。今回注目度が高かったマシンがコレ。
スコルパの“TRide-250F” 見た目はEDマシンなのに、トライアルタイヤ。2006年型のWR250Rと同じエンジン(セル付)を採用してるそうな。メチャクチャ軽くて乗りやすい。ここのセクションではトライアルって感じじゃなく、エンデューロ乗りを楽しんでいる人も多かったですね。ボクも崖を横切ったり、飛び跳ねたりして遊んじゃいました!
でも基本は、時速10キロくらいだから、こんな風に転んでもヘッチャラ。
この方はバイク誌でも活躍しているカメラマンの方。でも、どうすりゃあ、こんな転び方するのヨ!?? もうちょっとで出口だったのに、残念!
そしてコッチの女性は…、ありゃりゃりゃ! どうしたらフロントがそっちへ行ってしまうの!?
こんな風に転ぶ方が、よっぽど難しいと思うけどなぁ。この方は普段モトグッチに乗っている方。すっかりオフロードに目覚めてしまった様で、シメシメ。
トライアルごっこなら、本格的なマシンじゃ無くったって出来ちゃいますからね。GSチャレンジでもやったスキルチャレンジだって、1200のGSでも出来るいわばトライアルだしね。やっぱ、普段からトライアルごっこを沢山やって、腕を磨くか!
今回のチームリーダーの方は、トライアル経験者の青池武さんというクルマのジャーナリストの方で、走り方を沢山教えて下さいました。
「ボク達の時代は、トライアルマシンを作りながら乗ってたからねぇ~」と、どこかで聞いたセリフ。そう、菅原義正さんも同じコトを言ってたなぁ~と思ったら、昔一緒に走ってたそうです...。
「スパちゃんはアクセルターンは出来るの?」と青池さんから聞かれ、「いや~、ソレが出来ないんですよ~。ってか、やったコト無いんです!」と答えるボク。
「簡単だから教えてあげるよ!」 「ホントですか!?」
そう、この前“トライアンフ・ボンネビルT-100”で林道入ってった時に行き止まりで、どんなに苦労したか…。アクセルターンが出来たらなぁ~とつくづく感じていたのです。
使用マシンは、平らなセクションに置いてあったセロー。
★誰でも簡単、アクセルターン 1. ブレーキを踏みながら、マシンを左に思いっきり倒す 2. 左足は少し前、つま先は外向きに踏ん張る 3. ハンドルを左に切り込んで、クラッチを一気につなぐ
※左足を中心に円を書くイメージ
「えっ!? たったそれだけですか?」 「そうだよ!」
一度お手本を見て、試してみると、ビックリするほど簡単!!!
「なんでこんな簡単なコト、今まで出来なかったんだ????」と、かなり後悔。
オフロード雑誌じゃ、もっと大げさに書いてあったりすからさ、超高度なテクニックかと思いきや、そんなコトないんですね!(笑) SSERのメルマガ読んでる方には、アクセルターン出来る方も多いでしょうが、「実は出来ないんだよ…」というアナタ。ビックリする程簡単でしたよ! 一度試してみては?
「青池さん、右回りはどうやるんですか?」 「あのね、今まで全く出来なかった人が、調子に乗らないの!」 「ハイ~!」
いや~、でも嬉しいなぁ~♪
洞爺湖サミットが終わると、北海道はいよいよ「A-TEC CROSS COUNTRY RALLY HOKKAIDO 4DAYS 2008」ですね! 良いなぁ~。北海道!
☆ビジネス情報誌「BIZ STYLE」 “近藤スパ太郎のオレはロハスじゃない?”連載中!
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