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                                    テレビ埼玉の『いただき満腹食堂』の取材で、ステーキの肉のカット方法に特許を取得した[駄敏丁カット]という肉を食べた!オージービーフと云えば、硬くて美味しくない肉・・・と勝手に思っていたが、[駄敏丁カット]のマジックなのか、とても柔らかくとっても美味しい!! 
  
                                    
                                    比べる対象物が無くて、写真の撮り方に失敗したが、ナントこれ、"1000gオーバー"のステーキなのだ!!迫力のステーキだが、この美味さならイケル、イケル。 
                                    
                                    200gで\10935-という超贅沢な特選サーロインステーキも頂いたが、こちらは山形牛のお肉で、シモフリが・・・!!トロケルような食感。ん~、コレも美味い!んなもん、番組の取材じゃなきゃ、食べられんヨ! 
                                    
                                    でも個人的には、グラスステーキの方が野性的な香りがして、肉を食べてる・・・って感じがして好きかな? 
                                    
                                    (写真上) 
                                    ボクが食べたのは1010gで\4250-のグラスステーキ定食。オーストラリアの大自然の中で太陽をいっぱい浴びて育ったお肉はとっても美味。 
                                     
                                    (写真下) 
                                    コレは前沢牛と同じ場所で育っているのに、道路1本隔ててしまうと前沢ブランドが付けられないのだそうだ。だからコレでも値段が安いんだって。つったって、200gで\10935-だヨ!!! 
                                    
                                    あなたはどちらがお好み!? 
                                    東京の下町にお越しの際は、立ち寄ってみては・・・? 
                                    レストラン カタヤマ: (http://dabintyo.com/) 
                                     
                                    
                                    ■「タイで発見!? スパ太郎の 実録・盗難バイク奪還劇!!」 
                                    (7ヶ月に渡る バイク奪還までのドキュメンタリ) 
                                    
                                    
                                    =前回までのあらすじ= 
                                    2ヶ月の間に、都内で合計3台ものバイクが盗まれ、5ヵ月ちょっとして盗まれたバイクがタイ北部のチェンマイのバイク屋で発見された。バイク屋に乗り込むと、ほんの1週間前にBAJAが売れてしまった...というのだ!! 
                                    買ったデンマーク人のピーターに会えたと思いきやピーター違い。イギリス人のピーターだったのだ・・・!!! 
                                     
                                    
                                    第26話『マリファナだらけじゃん!!』の巻き 
                                    
                                    『"ピーター"って名前はクリスチャンネームだから、そこらじゅうに沢山いるよ!』と、ようやく会えたイギリス人ピーターに言われた。ボクが会いたいのはデンマーク人のピーター。でもデンマーク人のピーターも沢山いるのか・・・・。 
                                    
                                    このピーターはボクの知人のKiyoさんと同じく、トレッキングツアーを主催しているらしい。でもそれは数年前の話で今はあまりやってないとか。店にあるオフロードバイクは売りに出している。でもどれも古いバイク、MTXやXT。赤タンクのXLRでなかなか売れないと言う。日本の新車がすぐに入ってくるという事情からすれば、80年代後半や90年代のバイクは『パイ』の田舎でもあまり人気が無いのだ。 
                                    
                                    ピーター違いにガッカリしつつも、希望がまったく絶たれたワケでも無い。 
                                    
                                    そう、スタンドで出会った人の『夜に店の前に止まっているのを見た!』って情報だ。本人も『何度も見てるから間違い無い!』って言い切っているのだ!!でもその店は夜にならないとOPENしないらしい。もしかしたら、同じ色の同じ年式のBAJAかも知れないが、捜しているピーターである気がしてならない。ピーターがまだこのパイの街にいるコトを願うばかり。 
                                    
                                    夜になるのを待ちきれず、発見されたらしき店に行く。 
                                    その店は繁華街から離れた静かな場所にあった。斜め前には誰もいないレストランが2件。周囲には1泊\300-クラスの格安のゲストハウスがチラホラ。車1台が走れる程の細い道には歩行者も車もいなくなんて寂しい場所だ!「ココかな?」って店は、まだ閉まっていて、ナニ屋すらかもわからない。 
                                    
                                    それでも夜まで待ちきれず、車に乗って、狭い道は歩いて、パイの小さな街でオレンジ/シルバーのBAJAを探し続けた。 
                                    
                                    すっかり暗くなってもう一度、店に行ってみる。 
                                    「スゴイですね!」 
                                    『大丈夫なの?この通り!』 
                                    昼間の景色とは一変し、夜の街に変わっている。それもヤバイ空気のする通りだ。マリファナの煙が漂っているのだ。にぎやかな場所から、1本裏手側になるだけなのにこの変わり様。昼間は健全風に見えた誰もいなかったレストランには、横になってマリファナを吸い、目がイってしまった人達でゴロゴロ。 
                                    
                                    「パイってこんな街なの???」 
                                    
                                    マリファナはタイでもモチロン違法。この光景にはボク達に同行しているバンコクの警察幹部の人が顔をしかめていた。 
                                    『もし捕まえるだったら、みんな終身刑や死刑デスヨ』。そう、タイでは日本より重い罰が待っているのだ。 
                                    
                                    もし泊まった部屋からマリファナやドラッグが発見され、そのブツが前に泊まった人が置いてあったブツだとしても、いい訳無用でしょっ引かれるのだそうだ。いくらホントに知らなかったとしても、そのような宿泊施設に泊まる方が悪いのだそうだ。それだけタイではキビシイ取締りをしているのだ。 
                                    『コンドさん、安いトコ泊まるトキ、気をつけないとダメネ! 
                                    捕まったらワタシでも助けられないネ!』 
                                    「安宿コワイね〜!」 
                                    
                                    店にはまだBAJAが来ていないようで、このレストランから監視を続けることになった。 
                                    
                                    横のテーブルのヨーロッパ系のマリファナ兄さんが『頼めばマリファナもあるよ!』と警察官とも知らずに教えてくれた。 
                                    『ワタシ、オドロイタよ。でも今はマリファナ捜査じゃない。帰ったら、本部にホウコクするデスヨ!』と、スタッフのカメラを借りて隠し撮りをしていた。。。 
                                    
                                    マリファナの独特な香りの煙に包まれながら、ココナッツジュースを飲む。いくら待ってBAJAもピーターもあらわれない。10時も過ぎたので店に行くことになった。 
                                    
                                    真っ暗な店内に、ブラックライトが不気味に光っている。スケスケの黒いレースの服を着た、とってもキレイで、とっても妖艶で怪しげな女性が出てきてた。どうやらマリファナ&ドラッグを個室で楽しむ店らしい。やはり"ピーター"は、ソレ系だったのか? 
                                    
                                    『WANTED PETER 
                                    !!』のビラを見せると、ボクらの顔をマジマジと見ながらビラを持って奥へ引っ込んでいった。 
                                    
                                    数分してデカイ白人の男が出てきた。真っ暗な店内なのにスティービー・ワンダーのようなサングラスをかけ、全身裸でシルバーをジャラジャラ付け、筋肉隆々のムネ、ウデ、背中に刺青が入っている。そんな一見ヤバそうなヤツが『WANTED 
                                    PETER !!』ビラを持って出てきた。 
                                    
                                    少々ビビリながらも一通り説明し、ピーターのパスポートのコピーを見せた。ヤツは大きく何度も頷いた後『確かにピーターはウチの客だ。しばらくココには来てない。帰れ!』と店から出されそうになるが、ボクが反論する。 
                                    「いや、昨日の夜店の前にバイクを置いてあるってウグ※○Ψ△ζΧφ※!」 
                                    番組スタッフに口を押さえられた。 
                                    
                                    ヤバイから帰ろうと言うのだ。 
                                    「そうはいきませんよ!ピーターはウチの客だ!って言ってるじゃないですか!!」 
                                    『ヤバイよ!』 
                                    警官達を見ても、頷いている。 
                                    
                                    一旦ロケバスに戻り今後の会議。 
                                    「今夜はこのままあの店を張り込む!」というボクの意見と、『チェンマイに戻りましょう!』というスタッフの意見。 
                                    そう、当初のスケジュールでは、明日の昼の飛行機でバンコクへ戻るのだ! 
                                    
                                    おまけにヤツが言う"しばらく来ていない!"って言ってるってコトを主張するのだ!!冗談じゃナイぞ!! 
                                    あんなヤツの言うコトを間に受けるなんて! 
                                    
                                    『でもバイクがパイにある確証なんか何も無いじゃないですか!』 
                                    くっそ!! 「オレには胸騒ぎがするんだ!!」 
                                    「オレのBAJAが近くにいるよ!って呼んでるんだ!」そう思っても、証拠が無いだけに反論も出来ないボクだった・・・。 
                                    
                                    でも、間違いないんだ。 
                                    パイの街を離れちゃもう会えないんだ!! 
                                    
                                    チェンマイへ帰るロケバスの中で悪路で揺られていた。 
                                    でもこの翌日、奇跡が起こるのだ!! 
                                    
                                    =つづく= 
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