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                                    先週の女性バイカー・マチルダ宛てのメッセージメール、ありがとうございました!多治見に近い人から、そうでない人までメールいただきました。本人に転送しときましたヨ!「???」と思う人は、SSERホームページのバックナンバーをご覧下さいナ!まだまだマチルダ宛てのメールお待ちしています。 
                                    さて、話していいものかどうか・・・。 
                                    最近、気が重いコトがあるのです。。。 
                                    先の「全国交通安全運動中」に、違反をしていないのに「車線変更違反」で捕まりました。その場所は少し前に都内でも1位2位(今は3位4位くらいかな?)を争う交通事故NO.1の交差点のアンダーパス。少し前に、違反してないのに捕まった・・・。という友達がいて「そんなワケないでしょ!」と言った数日後だったのでビックリ・・・。 
                                    まっ、ボクもそんな時期にまぎらわしく走っていたのがイケなかったと、反省はしていますが、事実と違うモノはチガウ!! 
                                    そのコトを担当の(?)白バイ隊員に説明していると、上司らしき隊員がやってきて『いいんだよ!さっさとキップ切りゃ!!』と怒鳴っていました! 
                                    『我々は4人で見ているんだからアナタも素直に認めなさい!』とボクにも説教。「あんたは他の人のキップ切ってたんだから見てないでしょ!」と反論。 
                                    結局担当の隊員も引くに引けず、「違反した!」「してない!」の低次元な言いあいに。モチロン、事実とは違うし、認めるワケにもいかず、裁判するとかなんとか・・・。めんどくさそうな感じです。 
                                    ボクは仕事柄、白バイ隊員の知り合いも多いんですが、みんな良い人達ばかり。白バイ隊員のプライベートバイクが、窃盗団に盗まれた人がいるくらいですから・・・。この【スパ太郎のあぁ♪東京砂漠】も読んでる人もいるくらいですから・・・。 
                                    裁判ってどんな感じなのかな〜??? 
                                    おまわりさん、ちゃんと取り締まってヨ!! (写真) 
                                    環七と甲州街道交差点のアンダーパスの車線変更違反を取り締まる警視庁第3交通機動隊員。アンダーパスの車線変更違反はこんな風に取り締まっていますヨ! 
                                    あっ!この方達は、今回の記事の登場人物とは違いますよ! 
                                    質問したら、とっても親切に交通ルールを教えてくれました! 
                                    おまわりさんは、こうでなくっちゃネ!  
                                    ■「タイで発見!? スパ太郎の 
                                    実録・盗難バイク奪還劇!!」 
                                    (7ヶ月に渡る バイク奪還までのドキュメンタリ) 
                                    =前回までのあらすじ= 
                                    2ヶ月の間に、都内で合計3台ものバイクが盗まれ、5ヵ月ちょっとして盗まれたバイクがタイ北部のチェンマイのバイク屋で発見された。バイク屋に乗り込むと、ほんの1週間前にBAJAが売れてしまった!! 
                                    買ったデンマーク人のピーターを捜し、右往左往。捜索最終日の朝、ピーターから電話がかかってきて、急遽ピーターのいる「パイ」の街に向かうことになった・・・。果たしてピーターには会えるのか!?  
                                    第30話『ピーターが現れた!?』の巻き 
                                    車を飛ばして来たせいか、パイの街には少し早く着いたので、昼食をとる事にした。スタッフと打ち合わせをしたかったが、テーブルが空いていなかったので、別々になる。ボクはトムさんと、トムさんの店のスタッフと一緒だ。店のスタッフは日本語も英語も話せないらしく、トムさんと話す以外は口を開かない。 
                                    タイの人は、平均的に一回の食事量が少ない。その量はボクには、いや、日本人にはその量では物足りない感じ。タイ焼きそばに、ラーメン。タイ人の2人分の量をたいらげた。 
                                    食事が終わってティータイムの時、番組スタッフと最終打ち合わせ。 
                                    ピーターは本当に現れるのだろうか? ピーターはどんな人なんだろう? 危なくないのか? 
                                    本当にバイクを返してくれるのだろうか・・・? 
                                    そう思うのはスタッフも一緒だった。ディレクターは、『何があるかわからないから、2台の隠しカメラで撮影をする』と言う。「隠しカメラはやめて、堂々とカメラ出して行きましょうヨ!」とボクが言った。「トムさんだって協力してくれているワケだし、ピーターだってライダーですよ!事情を話せば、理解してくれますよ!」『お前は被害者なんだから演出に口を出すな! 
                                    バイクを取り戻すコトだけ考えりゃいいんだよ!』と、デイレクターが怒鳴る。 
                                    少々でしゃばりすぎたか・・・。でも隠しカメラっていうのが、こんなに協力してくれているトムさんを騙している気がして、どうもボクには引っかかっていた。そして取り戻せても、戻せなくても、チェンマイでの撮影は今日で最後。今日の夜の便でバンコクへ戻るスケジュールは決定という。 
                                    心配するボクをトムさんが 
                                    『ワタシに任せる。ダイジョウブ。』と勇気つけてくれる。このメンバーの中で唯一ピーターを知っているのは、トムさんと、トムさんの店のスタッフだけなのだ。 
                                    ピーターが会う場所として指定してきた"パイ"の警察署へ早めに移動し隠しカメラの撮 
                                    影位置を決める。1台は遠くに停めたロケバスの中。望遠レンズを使い撮影する。ロケバスには同行の警察官も待機。万一の際にボク達の会話を無線で聞いている。 
                                    もう1台はディレクターのカバンの中。トムさんのピックアップの周りに、トムさん、店のスタッフ、ディレクター、通訳、ボクの5人が待機する。 
                                    本当にピーターは現れるのか!? あと10分・・・。あと5分・・・。あと3分・・・。 
                                    タイに住んでるデンマーク人だし、時間にルーズかも知れない。あと1分・・・。 
                                    その時だ!! 
                                    待ち合わせ時間ちょうどに、250ccの単気筒エンジンのバイクの音が聞こえてきた。 
                                    「ん???」 
                                    1台じゃない。4台が現れた。DRに2人。CRMには1人。黒く塗られたXRには2人。タイカブに2人の合計7人。ボクのBAJAは無い。 
                                    7人のうち2人はタイ人女性で、あとの5人は背の高い男性欧米人だ!! 
                                    タンクトップにロン毛で、ウデや肩に刺青をしていて、いかにも東南アジアに長期滞在している感じの、ヤバそうな感じの5人だ!!バイクから降りると、5人全員が興奮した様子で、大声を出しながらこっちにやってくる。 
                                    「ヤバイ!」そう感じた瞬間、ロケバスの方へ目をやるが、スモークウインドーのシルバーのバスは、遠くにいる。こっちの様子には気がついているのだろうか? 
                                    こっちにやってくるが、全員、トムさんへ向かっている。 
                                    この中にピーターがいるのか??? 
                                    いた!パスポートのコピーで見たヤツだ!! 
                                    写真とはちょっと違うが、怒鳴りながらボクの目の前を通り過ぎて行った。 
                                    ピーターがいるのに、ボクのBAJAが無いじゃないか! 返す気はないのか!? 
                                    5人全員が大声で何か怒鳴りながら、トムさんへ攻め寄っていく。 
                                    緊張した空気が張り詰めた!! 
                                    「ヤバイです! ヤバイ! マズイです! マジヤバイです!」 
                                    ボクの胸に仕込んである隠しマイクに語りかけるように、7人に気づかれないようにロケ 
                                    バスの警官へメッセージを送った!! =つづく=  |