今週末の10日(日)って、神戸でBTOUの車検でしょ?
実はボク、一足先に神戸に行ってきましたヨ! っても、番組の取材ですけどネ!
70年代、80年代にカワサキのKRで国内外で活躍された"清原明彦"さんの店が神戸にあるんです。番組としては、GPZ900ニンジャや、KR250の話を伺ったんですが、じつは清原さん、Z1やZII、マッハシリーズなんかも開発に携わっていたんだそうですヨ。いやいや清原さん、生まれも地元の神戸らしく、当時の市販車開発秘話やレース秘話なども、関西ノリの楽しい感じで沢山聞くコトが出来ました!!
トイレには、
「バイクは、先を読み、危険を回避する能力を高めるスポーツです。バイクは、感性を研き、予知能力を高めるスポーツです。」なんて書いてあって、『完走率が高い今回は、参加された方のバイクを運転する能力が高い方から...』って、TDNの時に菅原義正さんが言っていた能力とは、この能力だったのか...と今更ながら気づきました!
店はBTOUの車検会場からも近いので、是非、立ち寄ってみては・・・?きっと元気で楽しい清原さんが出迎えてくれるハズです。
清原明彦さんの店
プロショップkiyo
http://www.proshop-kiyo.com/
写真コメント(上) 裏から出してもらった、レーサーKR250に跨らせて貰った時には、もう感激でした!だってコレ、83年のKRで、98年のオランダアッセンで、センチニアルGPで清原さんが優勝した時の車両なんですよ!!
(8月から放送されるCSのMONDO21をお楽しみに!!)
写真コメント(下) おおっ! 珍しい"酒"発見!!
こりゃもったいなくって飲めませんよね! 眺めるだけでも感無量でした・・・!
■「タイで発見!? スパ太郎の 実録・盗難バイク奪還劇!!」
(7ヶ月に渡る バイク奪還までのドキュメンタリ)
=前回までのあらすじ=
2ヶ月の間に合計3台バイクが盗まれ、捜索活動を開始してから5ヵ月ちょっと。。。盗まれた1台がタイ北部のチェンマイという街のバイク屋に並んでいる・・・という情報が入った。タイへ自力で取り戻す決意をしたのだが、早くしないと売れちゃうヨ!!
第18話 『準備した持ち物』の巻き
成田空港には、番組制作会社のバンに乗り込んで向かう。
『スパさん、ずいぶんとスゴイ荷物ですね』
それもそのハズ。
東南アジアの闇組織にたけたディレクターを中心に、新しい番組クルーが編成され、たび重なる「バイク奪還計画会議」が行われたのだが、イマイチバイクのコトはみなドシロウトなのだ。写真を見てもロードバイクと、オフロードバイクの違いすらわからないし、渡したバイク雑誌などを見て、勉強する気も無いみたいだ。『バイク捜すのはスパ太郎な訳でしょ!?
我々は番組として、その決定的瞬間の映像を撮るのが目的だし、そのサポートをするだけだから...』的な感覚が強いのだ。今まで5ヶ月間も、埼玉北部に何度も足を運んで、ここまで一緒に漕ぎつけたスタッフとは、思い入れが違うようなのだ。
それはそれで構わない。ボクのバイクなんだし、だからバイクを取り戻すのに必要なありとあらゆるものは、全て自分で用意する。その持ち物リストは次のような物になった。
まずは、バイクとボクが映っているボクの所有物である証拠の写真。前後左右、斜めなどから撮影したバイクの写真。バイクの特徴がわかる写真だ。そして、盗難届け証明書や保険証券、軽自動車届出済み証のたぐい。それに、決定的な証拠となりうる、バイクのマスターキー。コレらは発見されたバイクは1台だが、万一の可能性と僅かな希望も含めて、盗まれた3台分のモノを用意した。
それから、押収したバイクに乗る可能性もあるので、ヘルメットとグローブ。押収したバイクがまた盗まれないように、チェーンロックとワイヤーロック(タイ国内でも盗難バイクの被害が増大している為)。押収した場合、日本行きのコンテナにはバラして積み込む可能性もあるので、簡単な工具(TDNなどで持っていくようなモノ)と、タイダウン、ロープ、タイラップなど。
そして日本国内の取材で、キケンな場所では常に身に着けていた"護身用のヌンチャク"は、重いしかさ張るので、タイヤレバー2本を丈夫な皮ひもで繋いで携帯するコトにした。
プラスこの時期、12月のチェンマイは寒いという情報から、フリースや防寒具も準備。そんな訳でボクのBAGはパンパンで重いのが、複数にもなってしまった。。。。。
空港で同行のカメラマンも合流して、ディレクターと3人で、いざタイへ飛行機は飛んだ!!高鳴る気持ち。バイクは取り戻せるのか・・・。
でもその日の宿泊は、バンコク。
その日のうちにだってチェンマイには行けるのに、チェンマイには翌日入る予定らしい。なんてのんびりなんだ...。ホテルで現地スタッフ数名と合流して、簡単な顔合わせ。
スタッフ達は夜のバンコクへ繰り出してしまったが、ボクはとてもじゃないがそんな気分にはなれず、近くのコンビニでゴハンを買い込んで、ホテルの部屋で一人ゴハン。持ってきたバイクの写真や資料を見返しながら、取り戻せることを祈るばかりだった。
さあ、いよいよ明日、チェンマイ入りだ!!
ホントに、自分のバイクが、タイにあるのか・・・・。
ホントに、日本で盗まれたバイクが、タイに来ているのか・・・・。
全ては明日になればわかる。
「どうぞ、ボクのバイクが売れてません様に・・・!」
=つづく=
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